さて、頑張って書いていきましょうか♪ではどうぞなのです♪
あれから10日間が過ぎた…。あの風呂場事件のあと、俺は気がつくとベットの上に寝ていた。そのあと皆から“昨日はごめんなさい”と謝られた。俺は別に気にしていなかったので大丈夫と言ったらそのあとは凄く優しくされていた。あと、朱乃さんが昔俺が家族を助けた事を覚えていたらしく、物凄く感謝されたと同時にスキンシップがさらに激しくなった…。そして…あの日を合わせて10日間修業を頑張ってグレモリー眷属は予想以上に強くなってしまった…。あはは~なんか予想以上すぎてちょっと怖い…。どれぐらい強くなったというと…まずリアスさんと朱乃さんは魔力の威力と質を変えることができるようになった。リアスさんは本来の“滅びの魔力”がいままでただ射つだけだったが、質を変える事により滅びの魔力を鞭や弓などにして近距離から遠距離までの広範囲を攻撃したり盾に変えて自分を守ったりと、戦闘が幅広くなった。朱乃さんは自分の父親の“雷光のバラキエル”さんの雷光と、母親の“退魔師・姫島朱璃”さんの退魔の力を合わせて、対悪魔・対魔物用の切り札とも言える位の協力な力を手に入れました。
次に小猫ちゃんは美鈴さんに教えてもらった太極拳にさらに仙術と妖術を合わせた独自の拳法をあみだした。
木場は妖夢のお陰でスピードと技の切れが格段に上がり、俺が木場の神器「魔剣造成(ソードバース)」に不死殺しの魔剣と龍殺しの魔剣を作らせた。速さは音速に近いぐらいまで上がってしまった…。
アーシアはある程度の頭とか心臓を刺されたり射たれたりなどの以外の致命傷ならすぐに回復できるようになり、回復を飛ばせるようにもなった。
最後にイッセーは、幽香さんのお陰で、スピード・防御・パワーともに修業開始前より上がり、避けるだけならグレモリー眷属で一番上手くなった。速さはまぁまぁで10日前の木場の動きがわかる程度…。パワーは一様上がったが元々なかったためそこまで変わらない…、でも、俺の相棒のルーツの助けを借りて、神器「赤龍帝の籠手」の倍加が修業開始前は精々10回いくかどうかだったが、25回まで倍加を耐えれるようになった。あと3日くらいあったら30回までは倍加できるようになれたと思う…。
これを見る限り…強化しすぎたかな?まぁ…いいか♪
そして、俺たちは今ライザーとのレーティングゲーム開始前の準備及びリラックスをしている…。
「いいみんな。今日はレーティングゲームの日よ!今日の深夜12時にレーティングゲームが始まるわ…。つばさやつばさの仲間達にここまで鍛えてもらったんだから絶対に負けたらだめだからね?だから、皆で一人もリタイアせずにこの戦い絶対に勝ちましょう!」
『はい!!部長!』
そのあとは各自で自分なりのリラックスをしていた。小猫ちゃんはお菓子を食べていて、木場は剣を壁に掛けて腕を組んで立って壁にもたれて目をつむっている。リアスさんと朱乃さんはいつも通りお茶を飲みながら優雅にしている。イッセーとアーシアはどこかそわそわとしていて、落ち着かない様子だ…。俺?俺は~別にこういうのは慣れているから別にいつも通りだよ?
「イッセーにアーシア?あなた達はそわそわしすぎよ?少し落ち着きなさい…。」
「あうぅ~。すみません部長さん」
「すみません部長!ただ始めてなもんで緊張してしまって…。」
「はぁ…。まぁしかたがないわね。あなたはつい最近まで一般人だったのだからね。にしても、つばさはえらく落ち着いているわね?あなたは緊張してないの?」
「俺は別に…。それに、10歳のころからこの仕事をやっていましたからね~、よく戦争地帯や争い事に巻き込まれすぎて…もう慣れてしまいましたよ…。慣れって怖いもんですね…。」
「そう…。ごめんなさいね変なことを聴いて…。」
「にゃははは、大丈夫ですよ~。気にしないでくださいな。俺は姉さんや兄さん達がいたから心が壊れる事もありませんでしたし、つねにこの相棒のルーツもいましたしね~」
『あら?嬉しい事を言ってくれるじゃない』
「えへへ。それに…リアスさん達と会えて凄く良かったと思っていますしね。だから…絶対にこの戦い、勝ちましょう?みなさんと一緒に…ね?」
「そうね…。ありがとう。あなたの言う通り勝ちましょうね!」
「はい!リアスさん!」
俺は絶対に勝ってやる!この戦い…悪魔の事情なんて知ったことか!俺はリアスさんをあんな男に渡すなんて嫌だからね…。
『ルーツと相棒のつばさ…、今回は俺の相棒が世話になった…。礼を言う…。ありがとう。』
すると、突然イッセーの神器の中にいる“赤龍帝”ドライグがルーツにお礼をいってきた。確かにルーツも俺も手伝ったけど…、まさかあの二天龍のドライグがお礼をするなんて…ビックリですね。
『ふふふ…。あなたがお礼をするなんて、どういう風の吹き回しかしら?別に気にしなくていいわよ。私もこの子と一緒に戦うなら強くなってたほうがいいと思ってあなたの相棒の手伝いをしただけよ…?それに、あなたは二天龍の片割れなんだからもっとしゃきっとしてなさい?それがあなた達二天龍なのだからね…』
『ルーツさん…ありがとうごさいます!』
『ふふ、気にしないでいいわよ』
おぉ!あの赤龍帝ドライグがルーツをさん付けにして、さらに敬語になった!!やっぱりルーツすげーー!
『うふふ、褒めてもなにもでないわよ?つばさ』
わかってるよ~、ルーツ
俺はそんなやり取りをルーツとしていると、部室に魔方陣が現れてそこからグレイフィアさんが現れた。
「リアスさまとグレモリー眷属とつばささま…。開始十分前です。ここの魔方陣から戦闘フィールドへ転送されます。場所は異空間に作られた戦闘用の世界ですので、どんなに派手にやってくれても構いません。存分に力を発揮してください。皆様の準備はよろしいでしょうか。」
「えぇ…私達は準備はできてるわ!いつでも行けるわよ!つばさあなたはどうかしら?」
「俺もいつでも行けますよ~」
「そうですか。わかりました。」
すると、イッセーが突然前にでてリアスさんに質問をした。
「あのすみません部長。もう一人の『僧侶』がいないんですがどうするんですか?」
すると、グレモリー眷属(アーシアを覗く)が少し暗い顔になった。なんだか訳ありみたいですね…。
「残念だけど、もう一人の『僧侶』は参加できないわ。いずれ、そのことについても話すときがくるでしょうね。」
イッセーは何故かを聞きたそうにしていたが、俺が首を横に振ってイッセーはそれ以上聞くのをやめた。
「今回の『レーティングゲーム』は両家の皆さまも他の場所から中継でフィールドでの戦闘をご覧になります。我が主魔王ルシファーさまも今回の一戦を拝見されておられますのでそれをお忘れなきように。特につばさ様は…。」
「はーい、わかっていますよ~」
あはは~…ですよね~、やっぱりサーゼクスさんも見てるよね~当たり前か…。
すると、リアスさんは少し驚いたがすぐに真剣な顔になった。
「お兄さまが?……そう、お兄さまも直接見られるのね…」
あ~あ…やっぱり少し緊張してますね。まぁ…魔王でもあり兄でもある人が見ているんですから緊張もしてしまいますよね…。
すると、イッセーが驚いた顔になっていた。
「部長、いま魔王さまのことをお兄さまって…… え?俺の聞き間違いですよね?」
イッセーは歯切りが悪そうに質問した。すると、木場がイッセーの隣にきて口を開いた。
「聞き間違いじゃないよ?イッセーくん。部長のお兄さまは正真正銘魔王さまだよ。」
「え…えええええええええええええええ!?」
木場が真実を答えると物凄くイッセーは驚いた声をだした。
「うるさいですよ…イッセー…そんなことでいちいち驚かないでください…」
「いや…そんなことって…」
すると、グレイフィアさんが一歩前に出た。
「そろそろお時間です。皆さま、魔方陣のほうへ。なお、一度あちらへ移動しますと終了まで魔方陣での転移は不可能となります。」
お?もうすぐ始まりますかぁ~!
「さぁ!行くわよみんな!絶対あのライザーを倒しましょう!!」
『はい!部長!!』
「(ふふふ、ライザー!君をどうやって殺ろうかね……?)」
俺がそんなことを考えながらグレイフィアさんの横を通ると、グレイフィアさんが耳元に顔を近づけてきた。ち…近いよ~…
「つばささま?私とサーゼクスさまの妹を頼みます…。」ボソ
グレイフィアさんは俺だけに聞こえるように耳元で囁いた。
はは…グレイフィアさん…。あなたもやっぱり心配なんですね…
「大丈夫ですよ。心配しないでください。俺が…あのライザーをぶっ飛ばしてあげますから…」
俺がそう言ったとたん、グレイフィアさんは少し目を見開いて驚いたあと、すぐに笑顔になった。
「ふふふ…、お願いいたします…つばささま」
「はい、任せてください!」
俺はそう言って、魔方陣に乗り魔方陣が光だした…。
さぁライザー…!君を絶対にぶっ飛ばしてあげるからね?
こうして俺たちはレーティングゲームのステージに行くのだった…。
どうでしたか~♪次回からやっと焼き鳥とその眷属と戦います♪
てか、グレモリー眷属は改造しすぎましたね…!ライザーがカワイソウダナー(棒)
さて…また次回をお楽しみに~♪