ハイスクールD×D~最強男の娘の転生物語~   作:三元新

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16話 グレモリー眷属VSシトリー眷属 決着!!

今、私達が見ているモニターの中でグレモリー眷属とシトリー眷属の壮絶な戦いが行われています。とくに、匙&ソーナさんの『兵士』VSイッセー&小猫ちゃんのバトルはスゴく興奮しました。

 匙とイッセーは殴り蹴る等といった正に男同士の熱い思いの肉弾戦をしていました。二人の戦いはとてもあつく普段クールなレイジ兄さまや皐月姉さま、他の人達も興奮ぎみで観戦するぐらい熱狂していました。途中二人して何か変な事を言ってたみたいですが、突然皐月姉さまに耳をふさがれてしまったのでハッキリとは聞こえませんでした。ただ、匙が血涙を出しそうなぐらい悔しそうな顔をして涙をながしていたので、何か匙が悔しくなるような言い合いをイッセーとしていたのでしょうね。

 そして、現在更にヒートアップした二人のバトルは終焉に入っていました。

 

「……決まりだな」

 

 ふとアザゼルがそうこぼしました。そう、いま匙が崩れ落ちたのです。

 負ければ失う物があるのは当然であり、なにかを授かることは間違っていると思います。それは勝者のためにあるのだから。

 ですが、この一戦。敗者も授かる物があります。

 観客席を見ればそれがよくわかります。禁手に至ったイッセーに何度も何度も挑みかかった匙。自分の意地、夢、すべてを込めて拳を振るう姿はきっと、この会場に来た者たちに届いたでしょう。それほど匙の決意とその強い思いの力は大きかったのです。なんせ、あれほど地獄の特訓を受けたイッセーでさえ、怯んでたぐらいですもん。

 だからきっと、ソーナさんたちも得るものがあると思います。

 今回だけは、勝者と敗者。両方にいいことがあってもいいと私は思います。

 

そして、匙が消えるまでイッセーは一切顔を逸らすことなく見続けていました。光が消えた後、近くの店に避難していた小猫ちゃんも姿を現しました。イッセーはマスクを収納し、小猫ちゃんと言葉を交わし、そして、小猫ちゃんはイッセーの手を握り、二人は広場に向かって歩き出したのでした。

 

 

パチパチパチ!

 

すると、突然レイジ兄さまは手を叩きました。レイジ兄さまの方を見ると満足そうに、にこやかな顔をしていました。皐月姉さまも同じくとてもにこやかにしていました。

 

「ソーナ…、お前の妹は実にいい眷属をもったな。俺と皐月…、久しぶりに心踊ったよ。こんなにも熱く大きな思いを見たのに、俺は感動した…。本当に頑張ったな」

 

レイジ兄さまはセラフォルーさんにそう言いました。

 

「うん…!」

 

セラフォルーさんは色んな嬉しい思いがきたようで、少し嬉し泣きをしていました。

 

「彼には表彰か何かをあげないといけないね。サーゼクス」

 

皐月姉さまがそう言うとサーゼクスさんは頷きました。

 

「そうだね…、匙くんには表彰を渡すとしようか」

 

「そう言えば、あのラインは何だろうな」

 

サーゼクスさんが言ったあと、突然レイジ兄さまが疑問をぶつけてきました。そう、今イッセーの右腕にはラインがいまだに付いたままなのです。それの事を言ったのでしょう

 

「さぁな、オーラを吸いとっている訳では無さそうだが何かあるのかは間違いない…。でも、その何かがわからん」

 

アザゼル先生はそう言った。まぁ…、確かにオーラは吸いとっていないでしょうが、おそらくあの赤い色は―――――

 

「ツバキ、お前は何かわかるか?」

 

私が考え事をしていると、レイジ兄さまが聞いてきました。

 

「わかりません。ですが、これはだけは言えます。おそらくあのラインでイッセーが倒れるでしょう。もしかしたらそれがソーナさんの本当の目的なのかもしれません。まぁ…、ただの予想と勘ですので何とも言えませんけどね」

 

私がそう言うと、『なるほどな』と言って少し考え事をしていました。

 

「お前の勘は100%の確率で当たるからなぁ~。今まで外れた事なんて無かったし…。やはりあのラインが気になるか…。ま、取り合えず見ていればわかるか」

 

そう言ったレイジ兄さまはまた真剣に試合を見ていました。

 

 私が中央広場のモニターを見ると、集結しだす残りの両メンバーがいました。

 

中盤も終わり、終盤へゲームは一気に進みました。

 

 

 

そして、少し時間が流れ中央広場に集結した両メンバーがにらみ合いになっているところです。

 

私はモニターを見て、気がつきました。イッセーが明らかにしんどそうにしていて、顔も青く異常がみられていました。

 

私は不思議に思い、一つの結論に至りました。私はすぐさまイッセーの腕についているラインの伸びる方向を目で追うと、『僧侶(ビショップ)』の花戒桃(ハナカイモモ)さんの右手に握られている『血液パック』にたどり着いた。

 

私は血液パックを見て、思いました。

 

――あぁ…、イッセーの負けですね。

 

隣の皐月姉さまとレイジ兄さまを見ると、皐月姉さまは頭を抱え、レイジ兄さまは呆れた顔をしていました。 おそらく二人ともラインの矛先に気がついたのでしょう。

 

そう…匙は元から、イッセーの失血による強制転移を狙っていたのです。そして、私が見た赤いもの…それがイッセーの血液だったということです。つまり、カウンターどうこうの問題ではなかったということです。

これは一本取られましたね……イッセー。

 

 すると、イッセーの不調に気づいたアーシアが回復のオーラを受けていたイッセーでしたが、その場に片膝をついてしまいました。さすがに限界が近いのでしょう。いくら回復力が魔改造気味になったとはいえ、さすがに流れた血までは戻りません。それも、顔を真っ青にしてまともに立つのも限界なぐらいなら、そうとう血を抜かれていると思っていいでしょうね。

 

 これは、私も賛辞を送りましょうか。匙とソーナさんに。それとも…、ソーナさんと匙には何か私かうちの部隊で使っている物でもあげましょうか?

 

 まぁ、それは後でいいでしょう。今は戦いに集中です。

 

 ソーナさんとリアスさんの話を聞いていると、突然イッセーのオーラが高まるのが目に見えた。

 

………いったい何をしたのでしょうか?

 

『広がれ、俺の夢の世界ッ!』

 

すると、突然高らかに叫ぶイッセー。もしかして……、また洋服崩壊(ドレスブレイク)みたいな変態技を編み出したんじゃぁ…!

 

 私は少し気になったので、さとりさんの能力『心を読む程度の能力』を使った。

 

「高まれ、俺の欲望!!煩悩解放!!あなたの声を聞かせてちょうだいなッ!」

 

直後、イッセーの声に答えるようにリアスさんの心の声が聞こえてきた。

 

………………え?

 

『イッセー、だいじょうぶかしら……?あまり変なことをすると、体に障っちゃう……』

 

幼いリアスさんの声が聞こえた。これって、まさか……。

 

私が混乱していると、イッセーが今の声をリアスさんに問う。

 

「部長、いま俺を心配してくれましたね?変なことばかりしていると、体に障ると……」

 

「イッセー!ど、ど、どうしてそれを……!?」

 

カミングアウトに驚きを隠せないリアスさん。物凄く動揺が丸分かりです。

 

「(次は、会長だな!)」

 

次にイッセーの視せんが、ソーナさんの胸に移動する。

 

「あなたは今、何を考えている?」

 

『もしかして、心の声を開発したのかしら☆ソーナ、困っちゃう☆』

 

セラフォルーさんと同じ口調で語るソーナさん。姉妹は似るっていう…のかな?

 

「ソーナ会長、いま俺の新必殺技が心の声を聞けるものだと思いましたね?」

 

その問いにソーナさんは狼狽した。

 

「(くふふふ!やっぱりこの技を編み出したのは正解だぜ!!)」

 

…………もしかして、もしかしなくても―――イッセーは心を見る能力と同じ能力を!!?

 

イッセーはふらつきながらも、堂々としたポーズで新技を叫んだ

 

「相手の胸の内を読み取る『乳語翻訳(パイリンガル)』!!

 女性限定で相手が何をするのかを読み取る事が出来る!!……ハァハァ。

 質問すれば相手のおっぱいは嘘、偽りなく応えてくれる!!……ハァハァ。

 相手の心が解る、最強の技なんです!!……ゼェ ゼェ」

 

私は静かに涙を流した。あまりにも欲望に忠実でこれ程までに熱い思いでこのような能力を開発したイッセーに思わず嘆息してしまう。

 イッセーェ……私の感動を返してくださいよぉ~………

特に小猫ちゃんは、イッセーと匙の勝負に感動していたのに一気にガクンッと降下した顔をしていました。

 

「………先輩、最低です」

 

「ぐはぁ!?」

 

小猫ちゃんの鋭い毒舌にイッセーは倒れた。

 

「うん…、うちの長男を見ているみたいだ……」

 

「そうですね……」

 

皐月姉さまとレイジ兄さまは呆れてなにも言えない様な表情をしながら嘆息していた。

 

「―――やはり……、映姫様にお灸をそえてもらいましょうか………」

 

 私はそう思い呟きながら、試合のいく末を見守るのでした。 隣で皐月姉さまが苦笑い気味に此方を見ていたなんてそんなの知りません。

 

「血が足りねぇ……。会長のおっぱいさん、今の作戦はどういう感じか教えておくれ!」

 

少し苦しそうな声が聞こえてきたのでイッセーを見ると、視界がぼやけてきている様で目を擦っていました。おそらくイッセーも限界に近いのでしょう。 それもそうですよね…。血を半分も取られて寧ろまだ動けるのに私は素直に凄いと思っていますもん。

 

『この特殊な結界は、「僧侶」の二人が作ってくれた囮なの☆精神だけ結界に置いて、姿は立体映像なのよん☆精神だけこちらに来ていれば、体の気配を消せるし、結界内にオーラがあるように見せることも可能だもん☆本当の私は屋上でーす☆結界内の私を狙うように攻撃させて、少しでも疲弊させるのが作戦だったりするのよ☆』

 

……なるほど、ソーナさんはリアスさんたちの体力を削ろうって作戦でしたのね……でも、イッセーの新技のせいで筒抜けだけども。

 

「皆、会長のあの結界は……囮だ。結界の中に…………」

 

イッセーは、ソーナさんの胸?の内が語ってたことをリアスさんたちに最後の力を振り絞って話し伝えた。その直後、イッセーがタイルの床に仰向けで倒れた。

 

「イッセーさん!」

 

駆けつけようとしていたアーシアの前に副会長で女王の椿姫さんが立ちふさがる。

 

アーシアはその場で祈りを上げるように手を組んだ。直後、周囲に広がりだすオーラ。流石アーシアです♪私の言った通り力を最小限に尚且つ強力に調節していますね。 教えたかいがありました。

 

「それを待っていました!」

 

すると、さっきまで血液パックを片手に持っていた『僧侶』の花戒桃さんが、その淡いオーラの中に入った。直後、ソーナさんを投影していた結界が消え去る。

 

このパターンは……、ヤバイです!!

 

『僧侶』の花戒桃さんが両手を広げて叫んだ。

 

「反転(リバース)!」

 

淡い緑色のオーラが、赤い危険な色のオーラへと変質した。

そして―――

 

「――あっ」

 

アーシアが光に包まれていく。

 

やっぱり…、嫌な予感が的中しましたね……。

 

「回復の反転はダメージ。アルジェントさんの回復力は絶大。……それを反転すれば攻撃は絶大よ!」

 

そう…、花戒桃さんの神器は『反転(リバース)』という能力があります。これは、属性や攻撃をその名の通り反転するものです。今回アーシアの力は回復、それの反転は攻撃…。つまり、アーシアの回復力は私の強化もありかなりのものとなっていました。そんな回復力を反転させれば………勿論効果は抜群ですね。

 

本当にごめんなさい…アーシア。貴女の敗因は私にもありますよ…。うぅ…、やはり悲しいです。

 

「大丈夫ですよ。アーシアもツバキには感謝しきれないと言ってましたし、ツバキに教えてもらえることになった日にはとても喜んでいたんですよ?だから、そんなに落ち込まないでください。そもそも、さすがにあの神器はアーシアとはとても相性が悪いのでしかたがないですよ」

 

私が落ち込んでいると、アリア姉さまが励ましてきました。そんなに顔に出ていたのでしょうか…。でも、とても嬉しいです。

 

「ありがとうございます。アリア姉さま。元気がでましたわ」

 

「そうですか。それなら良かったです♪」

 

そう言ったアリア姉さまはまたモニターの方をみました。

 

 何故、私がアリアさんを姉さまと読んでいるのかと申しますと、レイジ兄さまとアリア姉さまは結婚しました。のでアリア姉さまは結城家の家族となりました。それで、アリア姉さまと読んでいるのですよ。

 

『ソーナ・シトリーさまの「僧侶」二名、リタイア』

 

『リアス・グレモリーさまの「僧侶」、「兵士」共に一名、リタイア』

 

すると、放送が流れる。いつの間にか、ソーナさんの所の眷属も誰かにやられていたみたいです。

 

現在の戦況は、ソーナさん側はソーナさんと椿姫さんの二名。対してリアスさん側は、リアスさん、朱乃さん、小猫ちゃん、木場くんの四名。

 

朱乃さんが椿姫さんの方へと歩き出した。すると、体中に閃光と雷をほとばしり始めた。

 

あ、父親の『雷光』バラキエルの力だ。

 

「消しますわ!!」

 

朱乃さんの雷光は、一本の鋭状のモノと化して椿姫さんに迫った。

 

しかし、椿姫さんは雷光を間一髪で避ける。

 

「僕もいるよっ!!」

 

神速で詰め寄る木場くん。その時、椿姫さんが懐から小瓶を取り出した。あれは、『フェニックスの涙』!!

 

椿姫さんはそれを宙に投げ、長刀で破壊する。

 

「反転(リバース)!!」

 

花戒さんの神器で、フェニックスの涙が赤く変質した。だけど、木場くんは咄嗟に作り替えた水の聖魔剣で、変質したフェニックスの涙を吸収した。

 

 フェニックスの涙は、他のものと混ざるとその効果を失います。木場くんはそれを利用したみたいですね。

 

バヂヂヂヂヂ!!

 

スパークノイズと共に、先ほどの雷光が椿姫さんに飛雷する。

 

「追憶の鏡(ミラー・アリス)!!」

 

大鏡を出現させ、雷光を映え返しにしようとした時――。

 

「そうはさせない!!」

 

木場くんが雷光の前に立ち、片方の聖魔剣を雷光に向けた。

 

聖魔剣に吸収される雷光。すると、雷光を帯びた聖魔剣ができそれを『追憶の鏡(ミラー・アリス)』に向けて振った。

 

直後、大きな音を立てて割れた『追憶の鏡(ミラー・アリス)』。欠片となり、木場くんを襲う。でも、ダメージは思っていたより軽く、平然と立っていた。

 

一方、椿姫さんは腹部に手を当てて膝をついていた。

 

「あなたの神器『追憶の鏡(ミラー・アリス)』は、一度割れると二撃目を受け付けない。僕はそこを利用させてもらいました。以前、妖夢さんが使っていた“灯籠流し”で!」

 

雷光を吸収した聖魔剣は、儚い音と共に砕け散った。耐久度が低かったのでしょう。

 

それにしても灯籠流しか……それは、幻想郷で行われる弾幕勝負。その弾幕を刀の刀身を使い、弾幕を刀で反らしつつ隙をみて相手に弾幕を流すように跳ね返すカウンター技。妖夢さんが接近するときに使う得意技の一つでしたね。まさか、見て覚えたのですか?

 あの技は簡単そうに見えて、かなり高度な技なのに…、まさか覚えるなんて……。 スゴい…、スゴいです!! 

 

灯籠流しはいっけん簡単そうに見えますが、そうではありません。なんせ、弾幕というか相手の攻撃を見切らないと行けませんし、そくざに何処に行くか、次はどこから来てどの様に返すのか…。それを瞬時に把握し考えなければなりません。もし、技の途中で少しでも止まったり考え事をしたりすればそくざに弾幕の雨あられ。それが殺し合いならそく死亡ですよ。 更に、その攻撃を見切る眼とそれを避ける反射神経。さらに、耐えるための耐久力と集中力。それに多くの体力も必要となります。

 まぁ…、剣士の人達は己の剣や技を高めるために修行をするので、必然的に体力は上がっていきますからそこは問題ないんですけどね…。

 

それでも、見て覚えるなんてスゴいですよ。さすが、あの沖田さんの弟子ですね♪

 

私は興奮を押さえてもう一度モニターに視線をうつしました。

 

「僕の役目はここまでです。朱乃さん」

 

木場くんは椿姫さんから離れる。直後――。

 

ドオォォォォォンッッ!!

 

雷鳴と共に雷光が椿姫さんを直撃し、椿姫さんは光をまとって消えた。

 

『ソーナ・シトリーさまの「女王」一名、リタイア』

 

そしてその頃、別のモニターでは屋上で戦っていた『王』二人の決着もつきそうでした。

 

暫く、リアスさんVSソーナさんの戦いが起きていました。リアスさんの魔力の力の方がやはり上らしく、ソーナさんの水を操る技がことごとく消滅されられていました。ソーナさんが何かをリアスさんに言うと、ソーナさんは最後とばかりにありったけの魔力を溜めました。リアスさんもソーナさんの言葉を聞いたのかソーナさんと同時に魔力を溜めました。

 そして、二人の魔力が溜まったのか暫く見つめあい沈黙が訪れました。

 

「リアス!覚悟!!」

 

「それは、こっちのセリフよ!ソーナ!!」

 

『はぁぁぁあああああ!!!』

 

ズドォォオオオオオオォン!!!

 

ソーナさんの水の魔力とリアスさんの消滅の魔力がぶつかり合い凄まじい爆発音と共に画面は煙で見えませんでした。

 

 暫くして、モニターの煙も晴れました。そしてそこに立っていたのは―――

 

「……わたしの完敗ですね」

 

『ソーナ・シトリー様の投了(リザイン)を確認しました。このゲームはリアス・グレモリー様の勝利です』

 

モニターでは、ソーナさんが女の子座りで座っていて、リアスさんが立っていました。結果はソーナさんの投了(リザイン)により、リアスさんの勝利となったのでした。


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