ハイスクールD×D~最強男の娘の転生物語~   作:三元新

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8話 旧魔王派VS地球連邦軍 開戦!!

あれから俺達は魔方陣で飛んだ。レーティングゲームの会場に行くための魔方陣がある部室にきたのだ。

 

「もうすぐですね部長」

 

「えぇ、そうね。イッセー」

 

俺は部長に話しかけた。少し緊張するぜ。

 

「絶対に勝ちましょうねこの戦い。アーシアの為にも」

 

「そうですね。勝ちましょう!部長!!」

 

「ふふ、えぇ、そうねイッセー!」

 

俺達は暫く他愛のない話をして緊張を軽くしたあと、時間がきたので魔方陣にのったのだった。

 

―イッセーside out―

 

 

―光輝side―

 

「もうすぐか…」

 

俺達はいま、サーゼクスがいるVIP室にきている。のこり開始時間まで10分。やっともうすぐ奴らどもと戦える…。

 

でも…ツバキは大丈夫なのか?

 

「……心配かい?ツバキちゃんの事が」

 

すると、隣にいたサーゼクスが俺に話しかけてきた。

 

「当たり前だ。あんな欲まみれの腐った野郎の側に置いてて心配じゃない奴なんていないさ。アイツは俺達の大切な家族で弟でもあり妹だ。アイツは昔から純粋で綺麗な心を持っている優しい奴なんだ。そんなツバキをあの野郎の所に置いておくだけでもう虫酸が走る。

それに、あのタイプの奴は約束事なんてするだけして、守る意味がない。何故なら奴らにとっては約束事なんて破るのは当たり前だからな。いままでツバキを襲ってきた奴らがいい例だ。だからこそ、心配なんだよな。ツバキはツバサと違ってかなり弱くなるからな。だからこそツバサに戻るまでは俺達が守らなくちゃいけなかったんだが、それができなかった。だからこそ心配なんだよな」

 

「大丈夫だよ。あの子は心は強いからね。そう簡単にはあきらめないよ。それは君が一番わかっているんじゃないかい?」

 

サーゼクスはそう俺に言ってきた。

 

「……ふっ、そうだな。俺達が慌ててたら意味がないか。確かにツバキなら簡単にはあきらめないよな」

 

確かに、アイツならどんな状況でも諦めず僅かな光にも手を伸ばし最後まで頑張るのがアイツのいいところか。

 

「今回の事はすでにアスタロト家には許可をもらっている。最初は反対されていたが、ツバキちゃんの名前を出した瞬間、万一致で捕まえるのを賛成されたよ。理由を聞いたら『確かにディオドラはわが家の息子でもあり、天才児で次期魔王候補に上げるつもりでしたので捕まえるのは反対しました。……しかし!捕らえたのがツバキ様なら話は別です。ツバキ様は我々悪魔にとって信仰対象であり、マスコットなのです。ツバサ様の時は冥界の危機を救ってくれました。ツバキ様の時は私達の様な老人や未来ある子供たちの未来を守ってくれて、導いてくれました。だからこそツバキ様を捕らえるなんて言語両断!! この行為は我々悪魔全土に喧嘩を売ったのも同然です。どうぞ捕まえてください…………いや、寧ろ殺っちゃってください!』っていわれたね。流石ツバキちゃんだよ。愛されているね」

 

「はっはっはっ!そりゃそうだ。俺達の弟でもあり妹なんだ。愛されているのは当然だな」

 

さて、長いこと話しちまったな。そろそろか?

 

「さて、そろそろだね」

 

「そろそろだな」

 

俺は時間を見た。のこり時間は3分だ。

 

「確かにそろそろだな」

 

やっとだ…、やっと奴らをぶっ飛ばせる!

 

「うん、もうすぐくr―――」

 

ドカァァァン!!

 

突然会場が爆発した。観客達は突然の事にパニックに陥り混乱していた。すると、そこから悪魔達が大量に出てきた。

 

―――そう、旧魔王派の奴らだ。

 

「貴様ら屑に俺達は宣戦布告しに来た! 我々は『禍の団(カオス・ブリゲード)』所属、旧魔王派の兵士だ!貴様らにはまずこれを見てもらう!!」

 

そう言った悪魔は魔方陣を展開して、そこから4つの映像が映し出された。

 

そこに映っていたのは、ディオドラともう一人の男だ。

 

確かこいつは―――

 

『始めまして諸君。わたしの名前はシャルバ・ベルゼブブだ。所属は「禍の団(カオス・ブリゲード)」旧魔王派だ。さて、さっそくだが君たちにプレゼントを見せよう』

 

シャルバが突然指を鳴らすと映像が替わりそこに映っていたのは……………

 

ツバキだった

 

ツバキは目隠しをされ、口をテープで塞がれており、服は更にビリビリに破かれ 辛うじて大事な部分を隠す程度にしか残っていなかった。

 

『この子の名前は結城 ツバキ。君たちが信仰している奴だ。ある理由で誘拐させてもらったよ。今回私は実に退屈している。だからこそゲームをしよう。ルールは簡単、私を見つけ出して倒すことだ。ただし、制限時間は勿論ある。制限時間は三時間だ。三時間後にこの子は私達の物になる。なに、心配ないさ。ただこの子が壊れるまで私達が遊んであげるよ。身体の隅々まで愛でてあげるさ。美味しくね。』

 

ゲスい笑みを浮かべながら喋るシャルバ・ベルゼブブ。

 

『さぁ、ゲームを始めよう。楽しい楽しい戦いの始まりだ。いったいどれ程生き残れるのかな?楽しみにしているよ』

 

そう言ったシャルバは映像が切れて終わった。

 

「さぁ、お前ら屑共は我々に潔く殺されろ! 現魔王も堕天使総督もなぁ!! みんな皆、皆殺しだぁぁぁ!!」

 

叫びながら悪魔は笑っていた。

 

「貴様ら!ツバキ様をどうするつもりだ!!」

 

すると、俺の部隊の一人の隊員が叫んだ。

 

「それはだな、あの女は私達の玩具になるんだよ。あの女はシャルバ様いわく『ただの玩具』だそうだ。くひひひ、楽しみだな。信仰の強い女ほどよく泣くのだからなぁ。まぁ、いま俺達もがやることはただひとつ…。なんの価値もないたかが人間の為に動く貴様ら屑の新魔王派の奴らは皆殺しだがな」

 

そんな事を吠える悪魔。

 

それにしても…、ツバキが『ただの玩具』…か。

 

……………………へぇーそう。そうなんだ。そんなにお前達はそんなに死にたいようだなぁ

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!!

 

VIP室が揺れる。俺からにじみでるオーラで。

 

「サーゼクス…、ここは戦場になるからさ。できるだけ市民を避難させてくれないか?……たのむ」

 

俺はサーゼクスに言う。サーゼクスは軽く頷いた。

 

「わかった。君の言う通りにするよ。(それにしてもスゴいオーラだね。目に見えるほどの濃いオーラを出していると言うことはかなり怒っているようだ。ほかの、レイジや皐月たち三姉妹も同じ状態か…。

旧魔王派の悪魔達が可愛そうにみえるね。まさか、光輝達の逆鱗に触れるなんて。なんて哀れな奴らなんだ。)」

 

さて、さっさと終わらせるか…。

 

「ふんっ!」

 

ドゴォォォォォォォン!!!!!!

 

俺はVIP室の壁を跡形もなく粉砕した。そのおかげで旧魔王派の悪魔どもと向き合う様な位置になる。

 

「おい…、そこの屑ども。よくもまぁ~、俺達のツバキを穢そうとしてくれるな。てめぇらはそんなに死にたいのか?あぁ?」

 

俺は心底冷えるような低い声で威圧する。

 

旧魔王派の悪魔どもは怯みつつも人間を小バカにするような目で俺達を見てきた。

 

「ふん、貴様ら人間なんぞに俺達悪魔が負けるわけないだろう。たかが人間ごときが我々にさしずするなどバカなはなしだ。圧倒的に我々が勝つことは揺るぎないのにな。なんて愚かな生き物なんだ。人間というものは…」

 

呆れた様な声でいう悪魔。

 

「ふん…、勝手にいってろ。でもな?お前らはいったい誰を相手にしているのかわかってその口を開いているのか? てめぇらは俺達地球連邦軍に喧嘩を売ったんだ。そもそも俺達地球連邦軍に普通の人間なんているわけないだろ? そもそも人外を常に相手にしている俺達が普通の人間な訳がない。普通の人間ならもう遥か昔に滅んでるぞ。でもいまも此処にある。答えは簡単だ。それほど強いからだ。あと、それとだ…」

 

「俺達だけだと思っているのか?」

 

パチンッ!

 

俺は指を鳴らす。すると、巨大な魔方陣が展開してそこからゾロゾロと人影が出てくる。

 

魔方陣が消えて光が収まると、そこには地球連邦軍のマークを付けた兵士達とそれ以外の奴らがいた。

 

総員は1万5000人。地球連邦軍全部隊 大集結だ。

 

「さぁ、これでもまだその口を開けるか?」

 

「ふん、俺達は五万人だ。たかがその程度の人数で我々に楯突くなどといったバカな奴らに負けるものか」

 

「そうか…、なら貴様らを根絶やしにしてくれる!てめぇらを一人残らずぶっ潰して殺る!」

 

「そのままそっくり返すぞ人間がぁぁぁ!!」

 

「よろしい、ならば戦争だ!! 俺達に喧嘩を売ったのを後悔して滅びろくそ悪魔共がァァァァァァ!!!!!!」

 

「人間と平和ボケた腐った悪魔共を殺せぇェェェ!!」

 

『おおおおおおおおおお!!!!!!!!!』

 

リーダーらしき奴の合図で波のように押し寄せてくる旧魔王派の悪魔達。

 

俺は後ろを振り向き地球連邦軍の仲間達に聞こえるように大声で叫ぶ。

 

「全員よく聞け!! いま、戦いの火蓋は切って落とされた!!いまから始まるのはゲームじゃねぇ!戦争だ!! あのくそ悪魔共を一人残らず潰して殺るぞ!!

 全軍…出撃だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

 

さぁ!戦争をしようか!一方的な戦争をなぁ!!

 

「俺達も行くぞ!! レイジ、皐月、ナツル、優子、アイラ、アリア、黒歌、レイナーレ、カラワーナ、ミッテルト!!!!!!」

 

『おう!/えぇ!/はい!!』

 

こうして俺達も戦場へと足を運ぶのだった

 

―side out―

 

―イッセーside―

「……着いたのか?」

 

魔法陣のまばゆい輝きから視力が回復し、目を開けてみると――。

 

そこはだだっ広い場所だった。

 

……一定間隔でぶっとい柱が並んでいる。下は……石造りだ。きょろきょろ辺りを見渡すと、後方に巨大な神殿の入り口がある!!

 

「……おかしいわね」

 

部長がそう言う。

 

俺もそうだが、他のメンバーも怪訝そうにしていた。

 

運営側で何か起こったのかな?そんな風に首をかしげて思っていたら――。

 

神殿の逆方向に魔方陣が出現する!

 

ただし、魔方陣はひとつだけじゃなかった!さらにパッパッ光りだして、辺り一面、俺たちを囲むように出現していく!

 

「……アスタロトの紋様じゃない!」

 

部長が叫ぶと同時に木場が剣をかまえる。

 

朱乃さんも手に雷を走らせながら言う。

 

「……魔方陣すべて共通性はありませんわ。ただ――」

 

「全部、悪魔。しかも記憶が確かなら――」

 

部長が紅いオーラをまといながら、厳しい目線を辺りに配らせていた。

 

魔方陣から現れたのは…大勢の悪魔たち!!全員、敵意、殺意を漂わせながらのご登場だ。

 

何百人か、千人ぐらいか、とにかくとんでもない数に囲まれている!!

 

「魔法陣から察するに『禍の団(カオス・ブリゲード)』の旧魔王派に傾倒した者たちよ」

 

マジかよ!!『禍の団(カオス・ブリゲード)』ォォォォッッ!!なんで、俺たちのレーティングゲームに乱入してくるのさ!

 

「忌々しき偽りの魔王の血縁者、グレモリー。ここで散ってもらおう」

 

囲む悪魔の一人が部長に挑戦的な物言いをする!!やっぱり、旧魔王を支持する悪魔にとってみれば、現魔王とそれに関与する者たちが目障りなのだろう。

 

「キャッ!」

 

悲鳴!この声は――アーシア!!

 

アーシアの方へ振り向くと、そこにアーシアの姿はない!

 

「イッセーさん!!」

 

空から声!上を見上げると、アーシアを捕らえたディオドラの姿があった!!や、野郎ォォォォッッ!!!

 

「やあ、リアス・グレモリー。そして赤龍帝。アーシア・アルジェントはいただくよ」

 

さわやかにふざけたことを言ってくれる!!

 

「アーシアを放せ、卑怯だぞ!このクソ野郎!!つーか、そもそもどういうこった!ゲームをするんじゃないのかよ!?」

 

俺の叫びに、ディオドラは初めて醜悪な笑みを見せた。

 

「バカじゃないの?ゲームなんてしないさ。キミたちはここで彼ら――『禍(カオス・ブリゲード)の団』のエージェントたちに殺されるんだよ。いくら力のあるキミたちでもこの数の上級悪魔と中級悪魔を相手にできやしないだろう?ハハハハ、死んでくれ。速やかに散ってくれ」

 

部長が宙に浮かぶディオドラを激しくにらむ。

 

「あなた、『禍の団(カオス・ブリゲード)』と通じてたというの?最低だわ。しかもゲームまで汚すなんて万死に値する!何よりも私のかわいいアーシアを奪い去ろうとするなんて……ッ!」

 

部長のオーラがいっそう盛り上がる。キレてる!!ですよね!!俺だってぶちギレ寸前だ!!この野郎だけはッ!!

 

「彼らと行動したほうが、僕の好きなことを好きなだけできそうだと思ったものだからね。ま、最後のあがきをしていてくれ。僕はその間にアーシアと契る。意味はわかるかな?赤龍帝、僕はアーシアを自分のものにするよ。追ってきたかったら、神殿の奥まで来てごらん。素敵なものが見られるはずだよ」

 

ディオドラが嘲笑するなか、ゼノヴィアが俺に叫ぶ。

 

「イッセー、アスカロンを!!」

 

「おう!」

 

俺はすぐに籠手を出現させて、先端からアスカロンを取りだし、ゼノヴィアに手渡した。

 

「アーシアは私の友達だ!おまえの好きにはさせん!」

 

素早く宙に浮かぶディオドラに斬りかかろうとするが――。ディオドラの放つ魔力の弾がゼノヴィアの体勢を崩してしまう。剣はディオドラに届かなかったが、刃から放たれた聖なるオーラの波動が野郎に向かう。

 

……なんて思ったが、ディオドラは宙で舞うように軽く避けやがった!!

 

「あぁ…そうだ。ついでにこれも教えてあげるよ」

 

ディオドラは魔方陣を空中に展開する。俺達は警戒するが、その魔方陣から映像が流れて、そこに映っていたのはエロい格好で鎖に繋がれたツバキちゃんだった。

 

『ツバキちゃん(さん)!?』

 

なっ…!なんでツバキちゃんが!

 

「くっくっくっ。彼女…『慈愛の聖女』シスター・ツバキは僕の回りを嗅ぎ回っていた様だからね…。お仕置きをさせてもらったよ。まぁ、どうせアーシアの次に遅かれ早かれ僕の物になる予定だったんだ。それが予定よりも早くなっただけだよ。それと、今は地球連邦軍の人間とゲームをしていてね。三時間の間に僕とシャルバ・ベルゼブブを倒したらツバキちゃんを解放してあげる。まぁ、無理だろうけどね。だから、あとでアーシアと一緒に遊んであげるよ。ふふふ、楽しみだな」

 

ゲスい笑みを浮かべながら笑っているディオドラ。

 

「イッセーさん!ゼノヴィアさん!イッ――」

 

助けを請うアーシア!だが、「ブゥゥン」と空気が打ち震え、空間が歪んでいく。

 

ディオドラとアーシアの体がぶれていき、しだいに消えていった。

 

「アーシアァァァァァアアッッ!!」

 

俺は宙に消えたアーシアを叫ぶが、返事なんて返ってきやしない。

 

「イッセーくん!冷静に!いまは目の前の敵をなぎ払うのが先だよ!そのあと、アーシアさんを助けに行こう!!」

 

崩れおれる俺に木場が檄を入れてくれる。

 

くっ!俺にもっと、力があれば!!

 

「待ってください!!グレモリー眷属の皆様!!」

 

突然声が聞こえてきた。俺達は声の聞こえた方に視線をむけると、ツバキちゃんの隣に常にいた、ハイドラとドラグーンがいた。その他に、8人のフードをかぶった人達もいた。

 

「ハイドラにドラグーン。何故あなたたちがここへ?」

 

部長がきく

 

「はい。先程光輝様からの命令でグレモリー眷属に着いていけと言われまして此処にきました。」

 

へぇ、光輝さんに

 

「どうか私達も連れていってください!!リアス様!ツバキ様を助けたいのです!!」

 

ハイドラは必死そうにいう

 

「……わかったわ。ついてきて。ディオドラは人数を増やすななんていってないから大丈夫よ。」

 

「ありがとうございます!!」

 

「さぁ!ディオドラ・アスタロトを倒して、アーシアとツバキちゃんを助けに行くわよ!!みんな気合いをいれて行きなさい!!!!!!」

 

『はい!』

 

こうして俺達はディオドラ・アスタロトとの決戦を始めるのだった。

 

ディオドラ・アスタロト!!お前だけは…絶対に許さない!!!!!!

 

赤龍帝の力をその身に味会わせてやる!!!!!!




さぁ…、戦いの火蓋は切って落とされました。いったいどちらが勝つのか。乞うご期待です。

まぁ…結果は見えていますがね。

さて…ディオドラ・アスタロトはどんな運命を辿るのか…。次号!『ディオドラVS地球連邦軍 大合戦!!』です!

どうぞお楽しみにぃ~( ´∀`)/

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