さーはりきっていくぞーおー(棒)
俺は今、空を飛びながら地球連邦軍として、絶賛パトロール中なのだ。
えっ?見つからないのかって?大丈夫だよ♪そこに関しては、【無意識を操る程度の能力】ととある古龍種一匹の姿を消す能力で、例えどんな事が起きようと気配も消せるこの能力を使っていれば、大丈夫なのです!!ドヤッ!!
はー…。今日も今日で平和ですね~、この昼間は…。
夜になると物騒なのになんで昼間は平和なのでしょう?本当に平和だけど…暇ですね~。何か事件が起こってくれれば………っていけないいけない!!こんな考えをすると直ぐ現在になってしまうから考えを無くさないと…
『つばさ!近くにある神社に複数の力を持った男性と、二人の女性の気配が感じるわ!その女性の片方に堕天使の力が半分感じるわ!!
多分、その堕天使の力をもった人を殺すために襲おうとしているのでしょう…急いで助けに行くわよ!!』
はい…フラグ回収できました~! は~…思うんじゃなかったですね………でも、そんな事言ってる場合じゃもちろん無いよね。
さてと、急いで行きますか!早く空を飛ぶにはやはり…この人ですね!
コピー能力発動!!
『コピー能力…射命丸。』
俺の背中からカラスの翼が出てきた…よし、成功だ!
やっと、コピーした者の体や能力の一部分だけ自分に付属出来るようになったぜ♪今まででコピー能力を使うとそのコピーした者の姿も形も力も全てコピーしちゃうから、能力や力が大きいほど俺の身体にかなりの負担が付いて直ぐつかれてたが、これで力の節約とコピー能力の節約も両方解決出来たぜ!!
「さてと…早速行きましょうか…スピードはマッハ10だーーーーー!!」
ドゥッ!!
そして俺は衝撃波を一瞬出して、急いでその神社までいった…
―つばさside out―
―朱璃side―
私はあの人と出来た娘の朱乃とあの人の帰りを待ってると、刀や杖を持った僧服を着た人達が突然きて家を壊し回っていた…
くッ!あの人との娘を殺すつもりね絶対させるもんですか!!
「さぁ…朱璃、その子を渡して貰おうか。あの忌々しき邪悪な黒き天使の子なのだから。」
「この子は渡しません!!この子は大切な私の娘です!そして、あの人の大切で大事な娘!絶対に!絶対に渡しません!!」
「……やはり、貴様も黒き天使に心を穢されてしまったようだな。致し方あるまい…。死ね!」
1人の術者が刀を抜き放ち、切りかかってきた…。
「嫌ー!!母さまぁぁぁぁぁっ!」
あぁっ…ごめんなさい朱乃。貴方。私は先に逝きます…。朱乃?あの方を恨んじゃダメよ?貴方を大切にしている人だから…
そして、刀が目の前まで来たかと思ったら…。
「せいやぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!」
ドゴンッ!!
「ごばぁぁっ!!」
ズドーーーンッ!!
……えっ?
私はいきなりの事に固まった。
突然目の前に1人の子供が現れて刀を持った術者を蹴飛ばしたからだ。そして、その子供の背中からは黒い翼が生えていた。
あの子から生えてる黒い翼はなんだろう?堕天使…?でも、あの方の様な光の力が感じないわ………本当になんだろう? まさか……烏天狗?
でも妖気は感じない……じゃぁ、あの子は一体何者?
「きっさまぁぁッ!!一体何者だ!?それに黒い翼?まさか貴様もあの穢れた黒き天使だなぁぁぁぁぁあ!!殺す…殺してくれる!!殺れ、お前達!!」
「「「「「「「はっ!!」」」」」」」
ジャキン!!
ダメよ!!危ない!いくら何者か分からなくても、あの人数の大人の術者を相手に子供には、出来ないわ…!
「あなた、早く逃げなさい!?危ないわよ!!」
私は精一杯叫んだ…。すると子どもは私の方に顔を向けたあと、不敵に笑っていた。
「大丈夫ですよ…。それに、この程度の相手、いくらこようと無駄ですよ…。」
そう言いその子供は術者の中に突っ込み、一瞬にして数十人いたはずの術者を全て飛ばした
「くッ!!なんだなんなんだッ!!貴様はぁぁぁ!!くそぅ!!なら、この刀の錆にしてくれる!!!」
1人の術者が取り出した刀は、妖刀だった…。しかも怪しく赤く光る妖刀…まさか、あれは…!!
「ふ~ん…成る程…。それ…妖刀・紅桜ですね?」
「ほう…知っていたのか。いかにもこれは妖刀・紅桜、私の愛刀だ!!これで数々の人外を屠ってきた…!!貴様もその1人の刀の錆にしてくれるわぁぁぁぁぁぁっ!!」
そう…その名は妖刀・紅桜。姫島家にあるとは、聞いてましたがまさか、彼が持っていたなんて…
だめ!!あの妖刀は危険過ぎる急いであの子を助けないと!!
「成る程…。でもね………確かに妖刀・紅桜は無類の力を持っています…。でも、あなたはただ振っているだけ……その妖刀・紅桜を扱いきれていませんよ?本当の妖刀使いの力を……見せてあげますよ!!!」
「こい…村正!!」
えッ村正ですって!?そんな…!!あの妖刀は500年前には折れて無くなったと聞いているのに…。それを何故…?
「な…に、妖刀・村正だとッ!?――バ、バカなッ!?その妖刀は500年前に折れて無くなったと聞いているんだぞ…!!そんな…ありえるわけがない!!」
「ふ~。そんな事言われましてもね…。そもそもこの妖刀は、折れていませんよ。徳川家の徳川家康が封印してほしいと結城家の歴代三代目当主に頼んだ物だったんでね…。そのあと、俺達結城家の三代目と家康様が混乱を防ぐためにありとあらゆる策を練り広めた歴史ですから…。
てか、そもそもそう簡単に折れるわけないじゃないですか。そもそもこの子は生きてますし、伊達に日本五大妖刀と呼ばれるうちの一本じゃありませんよ」
「なんだと?貴様のその言い方じゃ、まるで結城家の身内見たいなものだか?」
「ふぅ……。ここまで言って分からないのですか…。仕方ないですね…
名乗って上げますよ…。」
「俺の名は、結城翼(ツバサ)!!地球連邦軍・特殊部隊特別調査班総隊長。結城つばさだぁぁッ!!」
「な……ッ!!」
えっ?え……ッ!!そんなッ!!あの子が地球連邦軍の最強部隊…特殊部隊特別調査班の総隊長だなんて…!!
それで、この強さにも納得が行ったわ…
「くそ…くそぉ!!くそがぁぁーーー!!」
術者が紅桜を大きく振りかぶり子供に突撃していった
「ふん、その程度……恐れるに足らずです!!」
子供も村正を居合いの構えで手をそえ、一瞬でその刀を抜き放った…。
パキャァァンッ!!
「ぐッ……ごはぁッ!?…………」
ドサッ…
最後の術者も妖刀・紅桜を砕かれ地面に膝をつき倒れた…。
すごい…。あの一瞬で術者ごと妖刀・紅桜も砕くなんて……!
「ふぅ~終わった終わった…。」
その子供は疲れきったそしてやりきった顔でそんな事を呟いていた…
「朱乃ッ!!朱璃ッ!!無事かッ!!急いでくれアザゼル!!」
「バラキエル!少し落ち着け――ッ!?術者が全員殺られているぞッ!」
「なにッ!?……本当だ。一体誰が…?」
あの人とアザゼル様がきてくれた…。良かったあの人も無事でしたのね…。すると、驚いて固まっていた朱乃があの人の所に走っていった…。
「父様ぁぁ~!!」
「朱乃ぉぉぉッ!!無事だったか!!」
「はい!!あの娘が助けてくださいました」
「あの娘?」
と…あの人は私達を助けてくれたあの娘に視線を向けると、あの娘も築いたのかこちらを見た。
「きみが…?この子を助けてくれたのか?」
「はい!偶々通りかかったので助けました!駄目でしたか…?」
「いや…むしろありがとう!この子と妻を助けてくれて…本当にありがとう!!」
「俺からもお礼を言わせてもらう…こいつの親子を守ってくれてありがとうな!!」
「エヘヘ///気にしないでください。堕天使の総督さん…?」
「うん?…知っているのか?」
「はい…何とかく気配とアザゼルと言う名で分かりました!ま~…ほぼ勘ですがね~…。」
「そうか…なら、あっちの部屋で詳しく話そうか…。バラキエルッ!朱璃さんと朱乃ちゃんを介護したらお前も此方にこいよ!」
「わかった…。アザゼル」
そういって、夫は返事をした。そして、私の所に朱乃を連れてきた。
「朱璃…大丈夫か?すまない俺が遅かったばっかりに…ッ!!」
「いいえ…あなた…。私達は怪我もしてないしあの娘がきたおかげで無事だったわ。だから、気にしないで…?アザゼル様の所に行ってあげて?いいでしょ?朱乃ちゃんもいいよね?」
「はい!!お母様…!朱乃も怪我もしてないし、少し怖かったけど、あの娘のおかげで怖くなくなりました。だから、お父様もあのおじさんの所に行ってあげてください!私達はそれまでおとなしくしてますから!」
「わかった…。じゃぁ、朱璃…朱乃…またあとでな…?」
「「はいっ。」」
こうして夫もアザゼル様の所に行ったのだった…。
―朱璃side out―
―つばさside―
今俺は、二人の親子をたすけたあと、堕天使総督?とその助けた子の父親と二対一の状態で質問を受けていた…。
「それじゃぁ聞こうか…。で、お前は何者だ?それにその刀は妖刀か?そらもかなりの…。」
「はい…。この刀は妖刀。妖刀・村正です。」
「そして、俺の名は…地球連邦軍・特殊部隊特別調査班総隊長、結城翼です…。」
「なにッ!?村正だとッ!!それに結城つばさってお前……結城光輝(コウキ)の弟かッ!!」
あやや…兄さんを知っているのか…。
「はい…。結城光輝は俺の兄ですけど、兄さんの事を知っているのですか?」
「あぁ…、知ってるもなにも俺の数少ない悪友で飲み会仲間だ。それにそこにいるお前が助けた母子の父親のバラキエルもその一人だぜ?」
「えぇ…。あの人は凄く面白い人だからね、飲み会のときは、常に呼んでもらいお世話になってるよ」
「あぁ…!俺も神器の研究でかなり助かってるからな~。本当にお世話になりっぱなしだぜ…。なんせ対価は何も要らないときたもんだ…。だからせめてもの恩返しで神器の技術提供と金を渡しているんだよ…。」
「あぁ~ッ!あの神器のデータとお金はあなたでしたか…。ありがとうございます!結構助かっているんですよ!俺の部隊の増強に…」
「おぉ!地球連邦軍の最強部隊の力になっていたのか!!それは物凄く光栄だな!そいつはあげてて本当に良かったよ」
「いえいえ…こちらこそこれからよろしくお願いします…。堕天使総督アザゼル様?」
「おいおい、よしてくれよ。お前は光輝の弟なんだそんな敬語なんて使わずに普通に呼び捨てでいいよ…。俺もつばさって呼ぶからさ…!」
「わかったよ…アザゼル。俺もそう呼ぶよ…。」
「おう!よろしくな」
「では俺もバラキエルと呼んでもらいたい…、こちらもつばさと呼ぼう。」
「うん!よろしくね。バラキエル!」
そのあとは、他愛のない話をしたあと姫島家を後にしようと本殿の玄関前まできてたすると…皆が見送りに来てくれた…。
「先ほどは、助けていただきありがとうございます…。なんとお礼をもうしたらいいか…。」
「いいですよ、お礼なんて…。俺は偶々通ってきて、人として当たり前のことをしただけですからね。」
「ですが…!」
「いいんですって…。そんなにお礼がしたいなら~…そうですね…、バラキエルさんと仲良く末永く幸せでいてください。せっかく助けたのに家族がバラバラになるのは嫌ですからね。だから、それが俺に対してのお礼ですよ」
「そうですか…。なら、また来てくれますか?その時に私達家族総出で出迎えてもらいます。」
「あのね…。助けてくれてありがとう!それと、もう一回来てくれますか?私ももっといっぱい話をしたいから‥・お願いね?」
「私からもお願いします。朱乃の為にまた来てください…。いつでもおまちしてますから…。」
「そん時は、俺もいるぜ!」
「うん…。分かりました。これでも忙しいのでまた来るのはいつになるかわかりませんが、それでも必ず来ます。その時にいっぱい話をしましょう。では…これにて…!」
俺はカラスの翼を展開し、マッハ10で家まで飛びだった…。
衝撃波は封風結界で出ていませんよ?
―つばさside out―
―朱乃side―
あっ…行っちゃった…せめてもう少し話でもしたかったな~…。
「朱乃ちゃんどうしたの?」
「お母様…。いえ、もう少しお話をしたかったな~って思いまして…。」
「そうね…。でも、きっとまた会えるわ…。きっと必ずね?」
「はい…。そうですよね!きっとまた会えますね…」
「確かにな、彼女…いや、彼なら必ず会えるよ!次に会うまでに、朱乃は女を磨かないとな。そう思うだろう?朱璃」
「えぇ、そうですわねあなた…」
…?彼…?女の子じゃないの?
「うん…?どうした朱乃?あー…その顔、彼のこと女の子だと勘違いしてるな…まぁ~無理もないな?いいか朱乃?
あの子は見た目があんなんだが、れっきしとした男の子だぞ?朱璃は気を探ることで性別が分かるし、俺もアザゼルもあの子のお兄さんから話があったからわかったものの、もし話がなかったらきっと女の子と間違えてただろうな…。だからな?朱乃?お前があの子を好きになっても大丈夫だぞ?むしろ好きになってもいいぞ?」
そうなんだぁ!!男の子だったんだ…!見た目があんなんだから凄く女の子と思い込んでいた…。
てっきり、この胸のドキドキ感は危ないと思ってたのに…好きになっても大丈夫なんだよね?
よし…次に会うまでに女を磨こうっと!
「お父様!!お母様!!私女を磨きますわ!あの殿方にふさわしい妻に成れるように頑張ります!」
「えぇ、頑張って朱乃ちゃん!お母様も全力で手伝うわ!!」
「あぁ!頑張れ朱乃。お父様も応援するぞ!」
「はい!!お母様!お父様!姫島朱乃頑張りますわー!!」
待っててください!!つばさ様!あなたにふさわしい妻に成れるように頑張りますわ!
―朱乃side out―
―つばさside―
ブルッ!!
「ひゃうっ!……なんか悪寒が…」
『あら?…風邪?しっかり体調管理しときなさいよ?いざというときに倒れたら大変だからね』
「うん…。わかったよルーツ…。ありがとう…心配してくれて…。」
『いいわよ、あなたが私の主なんだから当然の事よ♪だから今日はここまでにして家で安静にしときなさいよ?わかった?』
「はーい♪」
うん…。最近は働き詰めだったからね~。少し疲れたのだろう…。今日はここまでにしてルーツの言うとおりおとなしく寝るとしますかね~。
―つばさside out―
いかがでしたか?今回はまたまた原作ブレイクをして姫島朱乃の母親の姫島朱璃を生かして、父親のバラキエルさんとも仲良しにしました♪
にしても…主人公の兄は何者なんでしょうね?顔が広すぎる…。
それと、こちらが主人公のヒロインです♪
ルーツ 確定
朱乃 確定
黒歌 確定
666(トライヘキサ)
オーフィス
グレートレット
ロスヴァイセ
白音
ヴァーリーTS(何となく?)
リアス・アーシア・イリナ・ゼノヴィア・ロスヴァイセはイッセーのハーレム要因です♪
はてさて、この先いったいどうなるのでしょうね?
それでは、また会いましょう…♪