1年間殆どガンプラ触ってなかった男のGBN   作:slow quick slow

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今回もグダグダです。

知識薄いんでもしかしたらなんか違うかもしれません。如何せんアニメを見たのがかなり前で(リアタイ)……リライズはまともに見れてないんで…





1話

 

大型モールの入口に3人はいた。3人とも着こなした服装で、その中でも少女……女性の方は気品のある気配がある。

 

 

「おっせぇなぁ…」

 

「とは言うが5分前だけどな」

 

「早めに行くかとはなんねぇのかねぇアイツ。いっつもギリギリか丁度に来るんだよな……まぁ遅れないんだけど」

 

「ハジメ君はかなりこう…キッチリだからいいと思うよ?僕はね」

 

「なんか他の男のこと言われると嫉妬するわ」

 

「そう?…でもそう思ってくれてるなら嬉しいな。ふふっ」

 

「なーんか…ズルいよな…」

 

「人前でいちゃつきやがってさ…まぁ作れない奴がほざいても意味無いんだよねこれ」

 

アキト、コウダイ、ユウの3人はハジメが来るまで雑談をしていた。ユウは男装の時と違いお嬢様だが、コウダイと話していると凄くイチャイチャしている。コウダイもコウダイだが。そんな横でハジメを待つアキトは、内心血涙を流しながらも2人に呆れていた。

 

「みんな早いねぇ…そんな早くなくて良いんだけど。むしろこっちが困るというか…」

 

「おぅ、なら早く来いや。惚気カップルの隣はキツイんだわ」

 

「言うわ。否定はしないけどよ。よっ」

 

「御機嫌よ……あ、おはようの方がいいよね?おはよう、ハジメ君」

 

「えー…………失礼しますがどなたですか?」

 

「ユウだよユウ」

 

「へ……?マツモトさん?」

 

「今はミドリカワなんだわハジメ…」

 

「み、ミドリカワさん……????」

 

衝撃的事実に出くわしたハジメはアイディアロールを失敗したらしい。

 

「ここら辺で大きい家があるだろ?」

 

「あぁ………あ?あぁ(理解)」

 

「そ、そういうこと」

 

「ごめんなさい、今まで隠していて…」

 

「え、あいや別に大丈夫…です。家柄的に事情があったんでしょうし…」

 

「なんでよそよそしいんだ?………あげる気は無いぞ」

 

「おぅ……いやまぁ仕方ないか…?コイツ、女子とか初めて会った人とは距離が遠くなるんだよ。人見知りってやつ」

 

そうこの男、かなりの人見知りである。どれくらいかというと、結構勇気出さないと店員に話しかけれない、買う物に周りを気にする、声が小さくなる等、陰キャよりの反応をするのだ。当然だが友達はこの3人だけである。クラスメイトとは終ぞ馴染めなかった。

 

「そ、そうなのか…」

 

「………俺、結構悪いこと言ってたし…なんか怒られるかな」

 

「怒らないよ!?」

 

「悪い自覚はあるんだな……まぁ身内ノリは結構ズバッとなるよな」

 

「ネガティブになんな、いつも通りで良いんだよ。ユウもそっちの方が楽だ」

 

「そう…?なら良いんだけどさ……親御さんになんか言われないかな…」

 

「なんで俺らの時は初対面で話せたんだコイツ……」

 

「ガンプラ関連になると途端とフットワークが軽くなるんだよ」

 

「なるほど……?」

 

「難儀な体質だね……」

コウダイとユウも初めて見るハジメにかなり愕然としていた。

 

「取り敢えず行こうぜ…」

 

ここに居ても何も始まんねぇだろとアキトはモールに入って行く。

 

「そうだね」

 

「ベースでも大丈夫か…?」

 

「久しぶりだな………大丈夫かな…」

 

「あぁーめんどくせぇ、行くぞ!」

 

アキトはガシッとハジメの襟を掴むと強引にベースに向かう。

 

「わ、わかった!わかったから周りから変な目で見られるからやめろぉ!」

 

「最初からそうしやがれ…」

 

「なんだろう、別ベクトルで僕達とそう変わらないような…」

 

「BLか?俺はわからんぞ」

 

「そういう訳じゃないけど、お似合いだと思うな」

 

「ふーん」

 

「大丈夫だって、僕は君とずっと居れたら良いなって思ってるから」

 

「あのなぁ……まぁ…ありがとうな」

 

「うん、ふふ」

 

 

 

『ユウ先輩に彼氏が…!?』

 

『乙女の顔をしていらっしゃるユウ様…美しいですぅ…』バタリ

 

『うぇ!?た、倒れたらダメだよ!?』

 

 

『あ、アイツに彼女……?』

 

『しかもミドリカワさん……だと!』

 

『ミドリカワ家のご令嬢で女子高校に限らず地域のマドンナ的存在と……く!悔しいぃ!』

 

 

 

「はぁ……あほらし…ほら、俺らのことなんて誰も見てないだろ?」

 

「そう…だな……ごめん、いっつも迷惑掛ける…」

 

「はぁ…もう慣れたよ。大学が合格すりゃ、大学でも助けてやるよ」

 

「あざます…」

 

 

 

『あそこの男子達……ソソラレルワネ』

 

『分かるわー』

 

 

 

「すまん…やっぱ急ぐわ…」

 

「お、おぅ…」

 

 

驚愕や憧憬、憎しみや嫉妬、あとなんかイケナイ人達も居るが、とにかく着かなければどうにもならない。アキトとハジメは横並びに足を早め目的地に向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

今では全国各地に展開されたガンダムベース。それなりにガンプラは減っており、休日は朝から大人気なようだ。

 

「……やっぱすげーや」

 

「お前…この1年で悪化したな?」

 

「そうかも…」

 

受験生時のハジメは学校が終わっては真っ直ぐ帰って宿題に復習、その後にゲームという生活だった。つまり、まともに人と関わらない生活を送っていたのだ。元から付き合いは皆無なので、話す相手もいなかったのが彼の実状なのだが。アキトとは、話せばガンプラ欲が抑えられないと思って話さなかった。

 

「しゃーない。とりまダイバーギア買うぞ。カウンターの店員さんに言えば出してくれるから」

 

「はい……」

 

 

 

 

ハジメはよそよそしい歩き方でカウンターに向かう。

 

「いらっしゃいま………どうかなさいました?」

 

男性の店員がハジメを見るなり心配した対応に入る。

 

「あのー…ダイバーギアってあります?」

 

「ダイバーギアですね。見る限りではGBNは初めてですか?」

 

「あ、はい…」

 

「そうですか。どうします?そのまま説明することもできますが…」

 

「あ、いえ…友達が教えてくれるので…すいません」

 

「いえいえ、なら安心ですね。そうですね…私の方から一言アドバイスがあります」

 

「はい…?」

 

「ヴァルガというミッションにはくれぐれもご注意下さい」

 

「はぁ…分かりました」

 

 

 

ダイバーギアを買ってそそくさと戻ってくるハジメ。

 

「戻ってきたか、お前の分まで空けといたぞ」

 

アキトはGBN機器の部屋を親指で指す。

 

「色々ごめんな…自分でもこんな引っ込むとは思わなかったんだわ…」

 

「良いってことよ。何年の付き合いだ?めんどくせぇ以外は別になんも思ってねぇよ」

 

「思ってるじゃんか…」

 

「嫌いじゃないから良いだろ?」

 

「まぁ……そうだけどさ」

 

「入ったらキャラメイクがあるから好きなようにすりゃ良いさ。そのままでも別に大丈夫だからな。じゃ、先行っとくわ」

 

アキトはダイバーギアを筐体に付け、ヘッドギアを被ると操縦桿を握りGBNにダイブする。

 

「……そうだな……そのままにしとくか。早くやりたいし」

 

ハジメも同じようにGBNを始める。普段感じられない感覚が体を通る。

 

 

 

 


 

 

 

 

目を開ける。そこにはさっき居たベースでは無い、近未来的な空間だった。

 

「ここが……GBN……ガンダムバトル・ネクサスオンライン…すげぇ……!」

 

今までに見たことの無い景色を見たハジメは、興奮からか調子が出てきたようだ。

 

「で……どうすればいいんだ?メニューとか開け………すっごいコレ…マジでゲームの中に入ったみたいだわ」

 

目を輝かせながらメニューを見ていると数人のダイバーがハジメに声を掛ける。

 

「やぁ兄ちゃん、GBN初めてかい?」

 

「え……は、はぁ…そう…ですけど」

 

いかにもイカついた姿のダイバーにハジメは萎縮してしまう。

 

「そんなに怖がんなくてもよぉ、良いんだぜ?GBNは皆優しいんだからよぉ」

 

「俺らが手取り足取り教えてやるからさ?」

 

「い、いや……友人が教えてくれるので…」

 

「今なら良い稼ぎ場所知ってるぜ?ほらほら」

 

「ちょ、ちょっと……!?」

 

「ここを押してくれたら直ぐに済むからさぁ」

 

板挟みにされて逃げ場が無くなるだけではなく、外見の威圧感も出ている為、声も震えるくらいにビビっている。当たり前である。言葉ではどうにか言えるが強引に連れて行かれる。

 

「ハードコア・ヴァルガ……ヴァルガって店員さんが気を付けるようにって言ってたヤツじゃん……!ハードコアって…初心者に向けるようなものじゃないですよ…!」

 

「そんなに難しくないからさぁ?」

 

「早く押そうね?」

 

「優しいオレたちが優しく手ほどきしてやってるんだからよ」

 

「さ、詐欺……」

 

「早くしろってってんだろ」

 

「ヒュ……はい……」

 

圧に負けたハジメはヴァルガミッションに出撃する選択をしてしまった。

 

「じゃあ待ってるぜ?ガハハ!!」

 

「手取り足取り指導してやっからよォフヒヒヒ!」

 

「厳しくなぁ?グヒヒヒ!」

 

 

 

 

 

 

「GBNって……恐いなぁ……」

 

ハジメは完全に意気消沈しながらも、指定の場所へ向かう。急がなければ、怒鳴られるかもというのは思い込みだ。しかしそうなれば今度こそGBNトラウマになると考え、行かない訳にはいかないとなった。肩を落としながらも早歩きでマップを見ながらハンガーに向かう。

 

 

 

 

 

 

「ハジメのやつ…遅い…明らかに遅い。今のアイツがキャラメイクに時間なんてに掛る筈がねぇ……ちっ初心者狩りか…クソ野郎共」

 

「おいおい、ただでさえ弱気なんだからマズイんじゃねえの?」

 

「初回だからランダムリスポーンだったっけ…」

 

「そろそろ運営もそこら辺を修正してくれ…初心者の心をへし折る気か」

 

「初心者狩りってことはヴァルガか?」

 

「あそこ苦手なんだよな…今はそんなこと言ってる場合じゃねぇし、ちと俺だけで行ってくら……結局ユウは本垢で来てるし」

 

「やっぱりサブはいけないかなって……フォースを組むことになったら結局初心者狩りと同じになってしまうからね…」

 

「そうだよなぁ……確かに当たったら俺も嫌だわ」

 

「取り敢えず2人で楽しんでなよ。多分かなり掛かるから」

 

そう言い、アキトはヴァルガに向かう。2人を連れていかないのは、2人がそれなりに有名になってるからというのもあるが、ヴァルガに行くとなると軽微な損害は許容しないといけなくなる。元々4人で慣らしのレイドボスをやる予定だった為、アキトは1人で行った方が損害が少ないと判断した。

 

「いや俺達も行くぞ」

 

「いやお前らが来たら群がるから。やめてくれ」

 

「そ、そこまで?」

 

「GBNでもそこそこ認知されてんだろーが」

 

「アキトは……あぁランキングは非公開にしてたっけ…」

 

「あぁ、それにそんなランキングに力は入れてなかったな。やるならアイツが来てから……おい、付いてくんな」

 

「どうせなら荒そう。その方が楽しいよ?」

 

このお嬢様、やる気である。ニコニコとしているがかなりご立腹のようだ。

 

「てか、ハジメのやつがガンプラバトルで遅れなんてとるか?」

 

「取らない。そう言えたらいいが」

 

「はいはい、行こう」

 

「……わーったよ。ったく…急ぐぞ」

 

諦めたアキト。そのまま3人で世紀末ミッションに向かうのだった。

 

 

 

 






できればで良いんですが有識ニキネキの皆さんがこういうのありますよー等あれば教えてくれればありがたいなと……こういうのってガイドライン引っかからなかったような…いや活動報告にした方が安心かな?ということで一応作りましたので、興味があれば……お願いします。


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