アニポケ外典 ベストウィッシュ編   作:スルメ文庫

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どうもスルメ文庫です。
今回はカブルモとカブルモの元トレーナーととある人物たちの意外な繋がりが発覚する回となります。
あと、今回話題の中だけとはいえオリジナルキャラクターが登場しますのでご注意を。

それでは、スタートです!

※7/10の誤字報告ですが、タマゴから孵ったツタージャはショウブのポケモンです。誤字ではありませんのでご了承くださいませ。


14話

 前回、Nとバトルして勝利したサトシ。その後、国際警察のハンサムも来てNの説得を試みるも途中で謎の三人組によってNが連れていかれ説得は半ば失敗に終わった。

 それから、ライモンジムにてサトシたち3人はジムリーダーのカミツレに勝利し、そしてそこでシューティーたちと別れた。

 

 

 そして次のジムがあるホドモエシティの道中、ラングレーがアイアントとコアルヒーをゲットしたのだった。そして半月かけてようやくホドモエシティに到着したサトシたちは、この町に来る前に寄った町でアララギ博士の研究に協力することになっている。

 

ラングレー「いや〜、ここまで来るのも色々大変だったわねぇ・・・」

ショウブ「そうだよねぇ・・・特に5番道路とか砂埃だらけで目印になるものもあんまりなくて、その上道路も整備されてなかったから迷いやすくて大変だったよ・・・」

ラングレー「にしてもショウブ、あんた迷い過ぎよ。何度私とサトシがGPS辿ることになったか・・・」

ショウブ「うっ、ごめんなさい・・・」

サトシ「まあまあ、その辺にしておけよラングレー。ショウブも悪気はないんだからさ。」

 

 そうサトシはラングレーを落ち着かせようとするが、ラングレーはサトシに矛先を変えた。

 

ラングレー「サトシもよ!ポケモンのことになると周りのことが見えなくなるんだから・・・」

サトシ「ぐっ・・・ご、ごめん・・・」

ラングレー「まったく・・・それじゃあポケモンセンターに向かうわよ。博士たちも待たせてるだろうしね。」

 

 そしてラングレーの鶴の一声で即刻ポケモンセンターに行くことにした。

 

 

 そして到着し、シューティーたちと合流した時だった。

 

サトシ「アララギ博士、お待たせしました。シューティー、ベル。ライモンシティぶりだな。」

「アララギ博士、お待たせしました。」

アララギ博士「いえ、私たちもちょうど来たところよ。」

シューティー「ああ。久しぶりだな。」

ベル「サトシくん!チョボマキも進化したがってたから助かったよ!それに、アララギ博士に再交換の話を一緒にお願いしてくれてありがとう!」

サトシ「俺は大したことはしてないよ。ただ、ベルはチョボマキと別れたくなかったし、俺もカブルモとは別れたくなかったからさ。そのために一緒にアララギ博士に頭を下げただけだぜ。」

 

 そしてカブルモとチョボマキの交換進化が行われようとした、そのときだった・・・

 

「・・・あれ?すみません。そのカブルモちょっと見ていいですか?」

アララギ博士「?貴方は誰かしら?」

タロ「あっ、すみません自己紹介もなしに・・・私はタロっていいます。ブルーベリー学園の1年生です。それで、そのカブルモなんですが3年前に亡くなった私のお兄ちゃんが最後にゲットしたカブルモに似てるんです。」

「!?」

アララギ博士「・・・サトシくん。たしか貴方のカブルモって・・・」

サトシ「・・・カブルモ、タロさんのこと知ってるか?」

カブルモ『・・・ええ。自分の元マスターの妹さんッス。』

サトシ「!!」

 

 サトシは一瞬だけだが、どこか悔しそうな凄まじい修羅のような形相をした。が、直ぐに表情を戻した。

 一方、ピカチュウはカブルモのケアに移った。

 

ピカチュウ『・・・大丈夫?カブルモ。』

カブルモ『・・・はいッス。』

サトシ「・・・タロさん。カブルモは肯定しました。」

タロ「そう、ですか・・・すいません、空気悪くしちゃって。」

アララギ博士「事情が事情だもの、仕方ないわ。・・・亡くなったお兄さんのご冥福をお祈りします。」

タロ「いえ・・・ありがとうございます。」

 

 空気が文字通りお通夜状態になった。そこに、とある人物が現れた。

 

「おーいタロ、そろそろ学園に戻る手筈だぞ!」

タロ「ぱ、パパ!?」

アララギ博士「ヤーコンさん!?」

ヤーコン「おおっ、アララギの嬢ちゃんじゃねえか。にしてもどうしたってんだ?この空、気・・・!?」

カブルモ「・・・」

ヤーコン「おまえさん、レンのカブルモか・・・!?」

 

カブルモは浅く頷いた。

 

ヤーコン「そうか・・・そうか・・・!」

 

 ヤーコンと呼ばれた人物はカブルモがレンという人物の元ポケモンだと知るとどこか感極まったような表情をした。

 

アララギ博士「あの、ヤーコンさん・・・」

ヤーコン「・・・ここじゃなんだ。アララギの嬢ちゃん、そっちの坊主どもとお嬢さんたちもつれて俺ん家に来てくれ。」

 

そう言うと、ヤーコンはタロを引っ張って家に行ってしまったので、サトシたちはアララギ博士の先導のもとヤーコンの家にむかったのだった。

 

 

ヤーコン「悪ぃなアララギの嬢ちゃんに坊主どもとお嬢ちゃんたち。まぁ知っているとはおもうが、俺はこの街のジムリーダーをしているヤーコンってもんだ。」

 

 そしてヤーコンを皮切りに、アララギ博士から自己紹介が進み、最後にサトシが自己紹介をした。

 

サトシ「俺はカントー地方、マサラタウンのサトシです。相棒はピカチュウで、今のカブルモのトレーナーです。」

ヤーコン「おう。・・・ありがとなサトシ。カブルモのこと拾ってくれてよ。これで肩の荷が1つ下りた。カブルモのヤツ、なんか迷惑かけてねぇか?あいつのポケモンの時だった時は、冷静すぎて扱いに困ってたらしいからよ。」

サトシ「いえ!むしろ、ジム戦でも活躍してくれますし、アーティさんのハハコモリ相手に勝ってくれましたし!」

ヤーコン「そいつァ良かった!にしてもアーティの奴のハハコモリを下すたァ随分強くなったじゃねえか!なァカブルモ!」

カブルモ『別に・・・』

ヤーコン「ったく、相変わらず愛想のねぇヤツだ。」

 

 そう言いつつカブルモと触れ合っている間、タロはカブルモの元トレーナーの写真を持ってきた。

 

ラングレー「へぇ〜・・・結構真面目そうな人だったんですね。」

タロ「そうだったんですよ。その上で途方もなく堅物だったから色恋の話も聞かなくて・・・お母さんも心配していたんです。それに自他ともに厳しい人で・・・でも、私たち家族やポケモンには優しい人でした。」

シューティー「そうだったんですか・・・」

タロ「はい!お兄ちゃんはイッシュ地方ではがねタイプのジムリーダーになることを目標としていたんです。お兄ちゃんの相棒は、モグリューの頃から育て上げたドリュウズでエースはドドゲザンっていうコマタナの最終進化系でした。」

 

 タロは過去を懐かしみ、思い出にふけっていた。

 

 ヤーコン、タロ親子と一緒にカブルモやカブルモの元トレーナー、レンの話をした。すると唐突に、ジュンサーさんがやってきた。

 

ジュンサー「ヤーコンさん!大変です!」

ヤーコン「ん?どうしたってんだ?」

ジュンサー「プラズマ団が町で暴れ回っています!暴れているポケモンが強すぎて私たちじゃ相手になりません!」

ヤーコン「なに!?・・・すまんな、急用が出来た。行ってくる。」

 

 そしてヤーコンは出ていってしまった。心配したサトシたちは話し合った結果、

ヤーコンが向かったホドモエデパートに行くと・・・

 

 

ヤーコン「ドリュウズ大丈夫か!?」

ドリュウズ「ドリュウ・・・!」

ヤーコン「チッ!」

ナットレイ「ナーット!」

サトシ「ヤーコンさん!」

 

ドリュウズは大ダメージを受けており、ナットレイが暴れていた。

 

ヤーコン「すまねぇな、サトシ。坊主、嬢ちゃんたち」

サトシ「いえ、あのポケモンは?」

ヤーコン「あのプラズマ団のポケモンらしいな。」

したっぱ「やっちまえナットレイ!」

ナットレイ「ナァァァット!」

 

 ナットレイの声はどこか悲痛だった。

 

ショウブ「酷い・・・!」

カブルモ「ルモー!!」

サトシ「カブルモ!?」

ナットレイ「ナット!」

カブルモ「ルモッ・・・!?」

 

 カブルモはナットレイにシザークロスで攻撃するも、パワーウィップで軽くあしらわれてしまった。

 

サトシ「カブルモ、大丈夫か!?」

カブルモ「ルモ・・・!!」

 

 サトシが声をかけると、大ダメージとまではいかずとも、そこそこのダメージを負ったカブルモが返事をした。他のポケモンたちを投入するも、次々と倒されていく。

 

ベル「・・・!アララギ博士、ここでも交換って出来ますか!?」

アララギ博士「・・・!ええ、出来るわよ。」

ベル「サトシくん!カブルモとチョボマキを交換して、進化させよう!」

サトシ「ダメだ!今は交換に時間を割く余裕は・・・」

タロ「行って!ドリュウズ!」

ドリュウズ(タ)「ドリュ!」

タロ「私が時間を稼ぎます!サトシさんとベルちゃんは早くカブルモとチョボマキを交換進化させてください!」

サトシ「っ!頼みます!いくぞ、カブルモ!」

カブルモ「ルモ・・・」

 

 タロは時間稼ぎを買って出た。

 そして、アララギ博士が用意した交換マシーンにてカブルモとチョボマキを交換するサトシとベル。

 

アララギ博士「準備が出来たわ!」

サトシ「はい!いいな、カブルモ!」

カブルモ『ああ!いつでもやってくれ!』

ベル「チョボマキ!おねがい!」

チョボマキ「チョボ!チョボチョボ!」

 

 交換すると、2つのボールの中から光を放った。そして直ぐに交換しなおしてナットレイが暴れている広場にむかった。

 一方その頃、タロのドリュウズは倒されていたのだった。

 

タロ「・・・っ!戻ってドリュウズ!」

ショウブ「あと残ってるのはサトシさんのピカチュウとフタチマルとオノンドにシューティーのジャノビーとランプラーに私のジヘッドだけ・・・」

シューティー「くっ!早く戻ってきてくれ、サトシ!ベル!」

サトシ「シュバルゴ!君に決めた!」

シュバルゴ「シュバッ!」

ベル「おねがい!アギルダー!」

アギルダー「ギル!」

ナットレイ「ナァァァァァァット!」

ベル「アギルダー!間に割り込んで守る!」

アギルダー「ギル!」

ナットレイ「ナット!?」

 

 ナットレイはシュバルゴに向けてメタルクローを放つもアギルダーの守るによって阻止された。その間にシュバルゴは彗星の如く移動し、間合いを詰めた!

 

サトシ「シュバルゴ!アイアンヘッド!」

シュバルゴ「シュッバァッ!!」

 

 シュバルゴのアイアンヘッドでナットレイは倒された。ナットレイは倒れる間際、穏やかな顔をしていた。

 

したっぱ「おいナットレイ!・・・ヒッ!?」

ヤーコン「お前ら、このポケモン泥棒を連れていきな!」

ジュンサー「はい!」

 

 プラズマ団のしたっぱは逮捕され、無事に事件は終わったのだった。そしてブルーベリー学園に戻るタロを見届けたサトシたちはポケモンセンターに戻る前にヤーコンにこう宣言された。

 

ヤーコン「明日、ジム戦を受けてやる。ベストパートナーと共に来な!」

「!はい!」

 

 人間によって傷ついたシュバルゴは、同じ人間であるサトシに傷を癒され、進化を遂げることが出来た。次はいよいよ、ホドモエジムのジム戦だ!

 サトシたちの旅は、まだまだつづく・・・




いかがでしたでしょうか?
次回はホドモエジムでのジム戦となります。
が・・・ここでお知らせしたいと思います。まず、今夜から明日にかけて本作品の大幅アップデートを敢行します。具体的に言えば、今回のような改行による空白の追加や閲覧して文字の使い方などが間違ってないかなどを徹底チェックするつもりです。
それと並行して、最近手をつけられていなかった設定の大更新とサトシやショウブなどのポケモンたちの設定集を新たに作る所存です。
その事態にあたるため、明日につきましては本編の更新はありませんが何卒ご理解の程よろしくお願いします。

追記:空欄や文字の校閲が14時18分現在終わりました。
今から設定の大更新に着手致します。

追記の追記:20時に設定集の更新が終わりました。
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