昨日は、16話を重複させてしまい、申し訳ございませんでした。重複した16話に関しましては、確認して削除させていただきました。
それと、ハーメルンがサイバー攻撃を受けたことで21時から投稿予定だったこの話がこの時間になるまで投稿出来なくなってしまいました。(それでも遅刻していたのですが・・・)
なので、謝らさせていただきます。16日夕方に投稿すると言いながら、遅れてしまい誠に申し訳ございませんでした。それと、今回前回以上に話が長いです。
今回は、ショウブの帰郷とアイリスのフルボッコ回と変則的なジム戦となっています。
アイリスのファンの方やフルボッコが苦手な人は今すぐブラウザバックを推奨致します。
それでは17話、スタートです!
前回、チャオブーの元トレーナーとの邂逅とバトルを経てチャオブーがエンブオーに進化し、サトシとショウブが恋仲となった。
そんな彼らは、あの後もセッカシティに向けて旅をし、その道中にサトシのバチュルやラングレーのバニリッチが進化したりとあったが、到着した。セッカジムに挑んだ。そこで、サトシのワルビルがワルビアルにズルッグがズルズキンに、ショウブのメラルバがウルガモスに、ラングレーのコマタナがキリキザンにギアルがギギアルに進化したのだった。
そして、残すはソウリュウシティのソウリュウジムのみとなった。
そんなサトシたちは現在、あの出来事があった町からソウリュウシティ付近の竜の里に約1ヶ月ほどかけて来ていた。
サトシ「ここが竜の里・・・」
ショウブ「そうですよ!私の自慢の故郷です!」
ラングレー「久しぶりに来たわね・・・」
ショウブ「来たことあるんですか?」
ラングレー「ええ。ついでに言うとカキツバタにやられたのもここよ。」
サトシ「えっ?大丈夫か?」
ラングレー「平気よ。苦い思いをしたからって仲間の出身地は恨めないわ。」
サトシ「そっか。」
そう話しつつ里に向かっていくところを遠くから見聞きした1人の少女が慌てたように里に向かっていった。
サトシ「ここが竜の里かぁ・・・自然がいっぱいでいい場所だなぁ・・・」
ラングレー「・・・でもなんか空気悪くない?前来た時は自然だけじゃなくて人もポケモンも穏やかな場所だったのに・・・」
ショウブ「・・・たしかに、おかしいね。普段はこんな空気じゃないんだけど・・・」
サトシたちは空気の悪さに居心地悪く感じていると、一人の里人がやって来てこういった
里人A「ショウブお前!ポケモン虐待に手を出したんだってな!オババ様からポケモンを貰って次期ジムリーダー候補になっておきながらどういうつもりだ!」
ショウブ「えっ!?私、そんなことしてないよ!」
サトシ「待ってください!ショウブはそんなことしてませんよ!?」
里人B「肩にピカチュウを乗せて帽子を被り青い服を着た男・・・お前、さてはポケモンを無理やり使って人に攻撃して金を巻き上げているトレーナーだな!観念して縄につけ!」
サトシ「なっ!?誤解です!俺もショウブもそんなことしてません!」
里人C「そこの嬢ちゃん!アンタ、ソイツらから離れた方がいい!なにせそいつらはとんでもない悪党だからな!」
ラングレー「何言ってんのよ!あの二人はそんなことしてないし、だいたいその情報どこから出てきたのよ!」
里人D「そりゃあ証人がいるからよ!ねぇアイリス!」
ショウブ「えっ!?」
サトシ「アイリスだって!?」
そう驚いている3人の前に、以前エモンガを使いショウブに攻撃を仕掛けたアイリスがやってきた。
アイリス「そうよ!ショウブはポケモン虐待に手を出したし、そこの男なんてフタチマルでこのアタシに攻撃をしてきたのよ!」
ショウブ「違うよ!私たちはポケモンを捨ててなんていないし、アイリスの方こそエモンガで私のことを攻撃したじゃない!」
ジヘッド『そうだそうだ!あの後ショウブが堕ちたアンタを見て心を痛めたのも知らない癖になんて言い草だ!』
サトシ「そうだ!俺たちはそんなポケモンを捨てるなんて大それたことしてないし、ましてや自衛手段以外でポケモンに人間を攻撃させてません!」
オノンド(色)『全くだ!マジでふざけんなよお前!!』
里人D「アイリス、この人たちはそう言ってるけど?」
アイリス「デタラメよ!ジヘッドも仲間が捨てられたところを見ているって言ってるし、オノンドだって無理やり人間を攻撃させられたって言ってるわ!」
里人C「やっぱり嘘じゃないか!」
里人A「アイリスはドラゴンポケモンの言葉がわかるから間違いねぇな!」
里人B「ショウブ!見損なったぞ!ジヘッドはオババ様のところに返せよ!」
サトシ「くっ・・・!俺たちは本当にそんなことやってない!」
ショウブ「なんで、なんでなの・・・!」
ラングレー「マズイわよ!どうすんのサトシ!?ショウブ!?」
フタチマル『ッチィ!どうやらサトシとアイリス以外にオノンドやジヘッドの言葉はわからないところを突いてくるとはな・・・!』
ウォーグル『なんつー汚ぇ女だ!』
シュバルゴ『ああ、本当に反吐が出る・・・!』
里人A「言い訳ならジュンサーさんにでも聞いて貰え!おい!こいつらをひっ捕らえ「おっと、そいつァちょいと早計じゃないかねぃ?」なっ!?お前は!」
ショウブ「カキツバタ!」
ラングレー「あんたあの時の!」
カキツバタ「おっ、ショウブ。久しぶりだな。で、みんな。悪ぃけど。その話、オイラともう少しで来る爺様に預けてくんねぇか?」
アイリス「ちょっ!?そんな事しなくてもいいから早く警察に引き渡しなさいよ!」
カキツバタ「おいおい、そんな焦んなくてもいいだろ?第一、本当に被害者なら人の見極めが得意な爺様が来るのは喜ぶべきなんじゃないのかねぇ。」
アイリス「っ・・・!」
カキツバタはあっという間に場の空気を掻っ攫った。アイリスは反発するも、カキツバタの正論によって黙らされた。そうしているうちにシャガがやってきた。
ショウブ「あの、シャガさん。何故ここに?」
シャガ「うむ。丁度オババ様に用事があってな。それで来たのだが・・・」
ショウブ「そうなんですか。」
ショウブとのやりとりからシャガは今まで会った里の人よりかは友好的で話が通じると判断したサトシとラングレーは自己紹介をした。
サトシ「はじめまして、俺はカントー地方、マサラタウンのサトシと言います。こっちは相棒のピカチュウと俺の自慢のポケモンたちです。」
ラングレー「はじめまして。私はラングレーっていいます。ドラゴンバスターを目指しています。」
シャガ「これはご丁寧に。私はシャガ。この先のソウリュウシティでジムリーダーとその町の学園の学園長をしている。」
カキツバタ「で、どうすんだい?爺様。」
シャガ「ふむ・・・」
シャガはサトシ、ショウブ、ラングレー、ポケモンたちの順に見ていった。
サトシはいい目をしておりポケモンたちを信頼している。ショウブも旅に出る前と比べてもとてもよい表情をしており、自信に溢れている。ラングレーについても同様で、ポケモンたちもそれぞれのトレーナーを慕って里の人々から自分のトレーナーを守るように立ち塞がっている。とても彼らが悪事を働くような人物には見えなかった。しかし・・・
アイリス「シャガさん!コイツらは犯罪者よ!わざわざ挨拶する義理はないわ!」
サトシ「だから俺たちはポケモンを捨てても居なければ人に正当防衛やプラズマ団などの悪人を現行犯で捕える以上の攻撃はしていません!」
ショウブ「そうです!それに、アイリスの方こそエモンガを使って私に攻撃をしてきたんです!」
アイリス「デタラメよ!いいから早くこいつらを警察に突き出してよ!」
アイリスは何か他に後ろめたいことがあるのか、早くサトシたちを警察署に連行しろと騒ぎ立てる。
そんなアイリスの癇癪を止めたのはシャガだった。
シャガ「待ちなさいアイリス。」
アイリス「シャガさん!?」
シャガ「ショウブに、確かサトシくんだったかな?君たちは本当に悪事をしていないと?」
サトシ「はい!」
ショウブ「もちろんです!」
シャガ「ならそれを私とのバトルで証明しなさい。」
「えっ?」
アイリス「なんでよシャガさん!」
シャガ「彼らが言っていることが真実なら、自ずとバトルで証明することが出来るはずだからだ。受けるかね、ショウブにサトシくん。」
サトシ「・・・分かりました!俺は受けて立ちます!」
ショウブ「!・・・私もそのバトルに受けて立ちます!」
シャガ「よろしい。ではバトルフィールドに移動しよう。バトルはジム戦扱いとして、勝ったらジムバッジを渡そう。」
そして、バトルフィールドに移っていった。
シャガ「カキツバタよ。」
カキツバタ「なんだい爺様。」
シャガ「アイリスに勘づかれぬようオババ様をバトルフィールドに連れてきてくれ。」
カキツバタ「了解しましたよっと。」
シャガはカキツバタにこっそり頼み事をし、カキツバタは気怠げに竜の里の長のもとに行った。
そして、バトルフィールドに到着した。そしてバトルを見ようと、大勢の人間やポケモンがやってきた。すると、フタチマルがなにかに気づいたようだ。
フタチマル『ん?ありゃ・・・』
ピカチュウ『どうしたの?フタチマル。』
フタチマル『いや、あそこのサザンドラを連れた男女が気になってだな・・・』
ウォーグル『サザンドラだって?』
フタチマルが見ている方を見ると、20代中頃の男女と彼らのポケモンであり番と思しきサザンドラがいた。
オノンド(色)『アイツら、なんであんな所にいるんだ?』
フタチマル『さぁな。だが、無関係って訳じゃないだろうな。』
シャガ「ルールはサトシくんが2対2でショウブが1体1だ。それで構わんな?」
「はい!」
シャガ「では、サトシくんから行くとするか。」
サトシ「はい!」
シャガ「では、バトルに出すポケモンを決めたまえ。」
そして、サトシがポケモンたちと話し合った結果、バトルに出るのは・・・
サトシ「きまりました!オノンドとフタチマルです!」
ラングレー「その2匹か・・・確かに強いけど、2体とも進化前よ?大丈夫かしら・・・」
ショウブ「サトシさんなら大丈夫だよ、ラングレー。」
アイリス「まさかこんなことになるなんて・・・」
アイリスは外面は心配そうにしたが、シャガが負けるとは1ミリも思っていないため、内心傲慢にもふんぞり返っていた。
シャガ「では、敢えて聞こうと思うが、なぜその2体にしたのかね?」
サトシ「こいつらが特に出たいという意思を尊重したからです!」
フタチマル「タチャ!」
オノンド(色)「オノ!」
シャガ「なるほど、君はポケモンの意思を尊重したのか。なら、いけクリムガン!」
クリムガン(シャ)「ガァァァ!」
サトシ「フタチマル、君に決めた!」
フタチマル「タッチャ!」
シャガ「遠慮はしない!クリムガン!ドラゴンクロー!」
クリムガン(シャ)「ガァァァン!」
サトシ「フタチマル!シェルブレード!」
フタチマル「タッチャ!!」
クリムガンのドラゴンクローに対してフタチマルのシェルブレードは本人たちの力量によってシェルブレードがクリムガンを吹っ飛ばす結果となった。
クリムガン(シャ)「ガァァァ!?」
シャガ「クリムガン、体勢を立て直せ!」
クリムガン(シャ)「ガァン!」
ショウブ「すごい・・・!」
サトシ「フタチマル!隙を与えるな!アクアジェット!」
フタチマル「タッチャァ!」
シャガ「クリムガン!受け止めろ!」
クリムガン(シャ)「クリッガァ!」
フタチマル「タチ!?」
サトシ「なに・・・!?」
シャガ「クリムガン!リベンジだ!」
クリムガン(シャ)「ガァァァン!!」
フタチマル「タチャアァァァ!?」
サトシ「フタチマル!大丈夫か!?」
フタチマル『ああ!俺に勝つための指示をくれ!』
サトシ「もちろんだフタチマル!」
フタチマル「(そうだ、こんな所で終わってたまるか!俺たちの栄光は、勝利は!誰にも譲ってなるものか!!)タッチャアァァァ!!」
シャガ「何ッ!?」
クリムガン(シャ)「ガン!?」
サトシ「フタチマル・・・!」
ラングレー「ここで進化か・・・!」
ショウブ「サトシさんのフタチマル・・・とうとう進化するんですね!」
フタチマル・・・否、ダイケンキは角が荒波の如く曲がり、頭の巻貝は黒く染まり、アシガタナさえも荒波のように黒くうねっていた。白い髭は一般的な個体よりも大きく、体毛も少し黒みがかった紺色のような感じだ。
ダイケンキ「グオオォォォ!!」
シャガ「これが、ダイケンキだと・・・!?」
サトシ「ダイケンキ!れんぞくぎりだ!」
ダイケンキ「グルダァイ!!」
シャガ「クリムガン!ドラゴンクロー!」
クリムガン(シャ)「ガァァァン!!」
そして、れんぞくぎりと思しき技とドラゴンクローが激突した結果・・・
ダイケンキ「グオオォォォ!!」
クリムガン(シャ)「ガァァァ!?」
シャガ「クリムガン!」
クリムガン(シャ)「ガア・・・」
シャガが声をかけるも、クリムガンは戦闘不能となっていた。
サトシ「やったな!ダイケンキ!」
ダイケンキ『ああ。』
オノンド(色)『良かったじゃねえかダイケンキ。』
ダイケンキ『ありがとうな。』
シャガ「お疲れ様だ、クリムガン。」
クリムガン「ガン・・・」
シャガ「気にするな。帰ったらまた精進するぞ。」
クリムガン「ガン!」
そして、お互いにモンスターボールに戻した。
シャガ「やるな、サトシくん。」
サトシ「ありがとうございます!」
シャガ「では、次のバトルと行こうか!行け!オノノクス!」
サトシ「はい!オノンド、君に決めた!」
オノンド(色)「オノォ!!」
そして、再びバトルが始まった。
最初はシャガのペースでバトルの展開が進み、あわや戦闘不能になるかもしれないところまで追い込まれるも、オノンドが根性を見せて耐え、そしてそれにより青い牙に白銀の体を持ったオノノクス進化した。そしてそこから互角の戦いを見せ、最後にサトシのオノノクスのげきりんで決着が着いたのだった。
その後、ショウブもジヘッドがサザンドラに進化して、シャガとサザンドラに対して逆転勝利を掴んだのだった。
ショウブ「やった・・・やったよサザンドラ・・・!」
サザンドラ「サザ・・・!」
サトシ「やったなショウブ!」
ショウブ「はい!」
ラングレー「やったじゃないサトシ!ショウブ!」
サトシは思わずショウブを抱き締め、ショウブも満更でもないようだ。
周りはすっかりサトシとショウブを称えていたが、一人、納得いかない人物がいた。
アイリス「なによ!みんな騙されないで!コイツらは犯罪者なのよ!?」
シャガ「そのことだが、実際にバトルしてみてショウブたちは犯罪を犯していないとわかった。」
オババ様「うむ。まったくシャガ殿の言う通りじゃ。」
ショウブ「おっオババ様!?」
アイリス「何故ここに!?」
ショウブ「いつの間に・・・!」
カキツバタ「オイラが爺様にいわれて連れてきたんだよぃ。」
アイリス(マズイわ!まさかオババ様まで出てくるなんて・・・!)
やはり、アイリスはなにか黒いことを隠していたようだ。
オババ様「先ほどのバトル見させてもらった。ショウブに、サトシ君だったかな?見事な闘いじゃった。」
「ありがとうございます!」
アイリス「オババ様!コイツらは犯罪者で・・・」
オババ様「アイリスよ、シャガ殿も言っていたが、ショウブたちはそんな子ではないよ。」
アイリス「何を根拠に・・・」
オババ様「アイリス、ならオノノクスが使っていたげきりんや、サザンドラが使っていたりゅうせいぐんを制御するのには何が必要だと思う?」
アイリス「えっと、それは・・・」
キリキザン『知らぬのか。』
ツンベアー『それでドラゴンマスターになるなど、夢のまた夢だな。』
ラングレーのポケモンたちは呆れ果てた。
そしてオババ様は仕方ない、と言わんばかりに溜め息を吐きショウブに問うた。
オババ様「ならばショウブ、お主は分かるな?」
ショウブ「はい。どちらも、固く結ばれた絆が必要になってきます。」
アイリス「なっ・・・!?」
カキツバタ「そういうことだぜぃアイリス。アイツらのポケモンはその技を完璧に制御して扱えた。つまりは、こんなの犯罪者のポケモンではできない芸当ってことだ。」
アイリス「そんな馬鹿な!?」
サトシ「確かにどっちも時間がかかったが、3ヶ月かけてじっくり確実にマスターしたぜ。」
里人D「そんな!では何故アイリスはあんな嘘を?」
アイリス「・・・」
オババ様「キバゴ、出てきなさい。」
そう言うと、アイリスのキバゴが出てきた。体はボロボロで目に生気はなかった。
その様子を見ると、ショウブたちやオババ様、シャガ、カキツバタに至るまでが眉間に皺を寄せた。
オババ様「キバゴ、お主が今に至るまでアイリスが何をやってきたか、話してくれるな?」
キバゴ「キバ・・・」
キバゴが話した内容に、オババ様やポケモンの話す言葉がわかるサトシはもちろんのこと、オババ様の翻訳によって聞かされた者たち全てが怒りの感情に包まれた。
最初こそ順調だったものの、キバゴが特訓したいと訴え出ると全てが狂い出した。アイリスはマトモに取り合わず、自分の意思を無視することが増えてきた。 そしてそんな中ラングレーやショウブに出会い、負けたことに癇癪を起こし相手をエモンガで攻撃することが増えてきた。そしてとうとう、あるトレーナーたちとのバトルで病気にかかっていたエモンガに気付かず敗北させて、その上でエモンガを捨てたのだった。
そして、その果てに竜の里に戻ってきた・・・というのがことの顛末だった。
里人C「本当に彼らの言う通りだったのか・・・」
里人A「俺たちに嘘をついていたのか、アイリス!」
ショウブ「アイリス、なんでそんなことを・・・!」
アイリスは隠していたことを相棒にバラされて遂に逆ギレした。
アイリス「うるっさいわね!そんなことをしなくても、私は強くなれるのよ!それに、捨てたのもどうせドラゴンタイプじゃないし、エモンガが病気にかかったからよ!私は悪くないわ!」
サトシ「ポケモンの体調管理はトレーナーの務めだ。なのに責任を負うどころかドラゴンタイプじゃないからってエモンガが病気にかかったから捨てるのはトレーナーとして許されないんだぞ!!」
オババ様「アイリス!ドラゴンタイプであろうとなかろうと、ポケモンの命に変わりはないであろう!」
ショウブ「ゲットした以上責任は負うべきでしょ!?アイリス!」
アイリス「うるさい!うるさい!うるさーい!そもそも持たせるなら最初から強いドラゴンポケモンにしてくれれば良かったのよ!それならエモンガだって捕まえる必要もなかったし、キバゴをここまで痛め付ける必要もなかったのに何でよりにもよって弱いキバゴだったのよ!私は悪くないのにあんまりじゃないの!」
あまりの逆ギレに里の人々はドン引きしていた。
シャガ「それは初心者には生まれたばかりのキバゴが適役だったのだ。他の新人トレーナーと同じように経験を積ませる為にもな。」
オババ様「逆にトレーナーのレベルが低いお前にレベルの高いドラゴンポケモンを持たせたら振り回されるのは見えている!新人同然のお前にレベルの高いポケモンを持たせられる訳なかろうが!」
アイリス「そんな事ありません!私はいずれソウリュウジムのジムリーダーを継ぎ、未来のドラゴンマスターとなる女よ!強いドラゴンポケモンこそ私に相応しいのよ!」
オババ様「馬鹿者が!お前はまだ新人の領域から出てすらいないではないか!剰えポケモンを捨てるなどトレーナーとして失格じゃ!」
シャガ「全くもってその通りだとも。アイリス、お前を修業の旅に出させたのは世間の厳しさを知ってほしかったからだ。本当なら私の学園で学ばせたかったが出来なかったゆえにお前を旅に出させ誤った考えを改善させ、ゆくゆくは立派なソウリュウジムジムリーダーとなれる様にな。」
オババ様「お前のドラゴンポケモンと話せるという能力は素晴らしいが、その能力を持つゆえに天狗になるのは頂けん。人の上に立つ者が相手の言葉に耳を傾けず、自分の意見ばかり押し付け見下すなどあってはならん!」
アイリス「私は間違っていないわ!この世の全てのドラゴンタイプは私のものよ!私はそれに見合う力がある!それを叶えられるだけの能力がある!いずれソウリュウジムのジムリーダーとなり、ドラゴンマスターになる私の方がそこの田舎の新人トレーナーやショウブなんかより優れているのよ!」
ラングレー「うわ〜・・・人間あそこまでになったら終わりね・・・」
カキツバタ「全くだ・・・」
里人A「先程のバトルをみてまだ彼らを見下すとは・・・」
里人B「これではどちらが正しいかは一目瞭然だな。」
里人C「他者を見下すジムリーダーなどあってはならんからな。」
里人D「ごめんなさいショウブ。私たち、アイリスの口車に乗せられちゃって・・・」
ショウブ「いいよ、過ぎたことだしね。」
シャガ「アイリス、本当に残念だがお前は次期ソウリュウジムジムリーダー候補から外れてもらう。」
アイリス「なっなぜです!?」
シャガ「当たり前だろう!他者を見下し、ポケモンを平然と捨てるような輩にポケモンジムは任せれん!」
オババ様「アイリス!お主は今後一切里の外に出てはならん!シャガ殿とじっくり話して処罰を決める故、それまで軟禁させてもらう!」
アイリス「そんな!ショウブ、助けて!」
ショウブ「アイリス・・・アナタに、もう、怒りさえ、悲しみさえ湧かないわ・・・あなたなんて、どうでもいいの・・・」
アイリス「!?」
オババ様「身から出た錆、じゃな・・・お前たち、アイリスを連れていけ!」
アイリス「いや、離しなさいよ!ショウブ!あんたたち!一生!一生恨んでやるんだからァァァ!!」
怨嗟の声を出しながらアイリスは里人たちによって連れていかれたのだった。
里長「・・・すまんな。お主らを犯罪者と触れ回って濡れ衣を着せ里の人々に刷り込んだこと、里の者に代わってお詫びしよう。本当に申し訳なかった。」
「いえ、大丈夫です。」
オババ様がサトシとショウブに謝って、この事態に収拾が着いたのだった。
その時だった。
「ショウブ!」
ダイケンキ『あれはあの時の!?』
ショウブ「お父さん!お母さん!」
サトシ「お父さんとお母さんだって!?」
ショウブ「はい!」
ショウブ父「よかった・・・本当に・・・!」
ショウブ母「立派になったわね・・・!」
ショウブ「お父さん、お母さん・・・」
そして、サトシはショウブの彼氏ということで、ラングレーはショウブの友達ということでショウブの家にお邪魔することになった。
彼らの旅は、まだまだつづく・・・
如何でしたでしょうか?
次回はショウブの家にお邪魔した時の詳細な話の予定となっています。
それでは、また次回18話でお会いしましょう。
追記:次の投稿は19日水曜日となります。それと、少し理屈として足りず通らない部分があったので、加筆いたしました。