アニポケ外典 ベストウィッシュ編   作:スルメ文庫

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どうも、一日ぶりのスルメ文庫です。
怪我の療養中はやることがないので、たぶんその間は高頻度の投稿になると思われます。

それでは本編28話後編、スタートです。


28話 後編

 前回、ダークトリニティたちの急襲をうけたショウブたちはシャガと遅れて来たカキツバタが足止めとなってそれぞれ目的の場所へと向かっていった。

 一方その頃、プラズマ団所属の謎の科学者アクロマは、ポケモンを暴走させる光線を放つ砲台の前でサンヨウジムジムリーダーのポッドとコーンを相手取っていた。

 

アクロマ「ジバコイル、10まんボルト。ギギギアル、チャージビーム。」

ジバコイル「ジジババババ!!」

ギギギアル「ギギギギギギ!!」

バオップ「オププ!?」

ヒヤップ「ヤププ!?」

ポッド「バオップ戻れ!・・・すまねぇ、バオップ。」

コーン「戻ってください!・・・すみませんヒヤップ。」

 

 しかし、アクロマの強さに2人とも敗北してしまうのだった・・・

 

アクロマ「フフフ・・・ハハハハハハ!!」

ポッド「っ何をするつもりだ!?」

アクロマ「いや、存外苦戦したと思いましてね。どうやらこの世界も捨てたものではないみたいですね!」

ポッド「は・・・?」

コーン「何を言って・・・?」

アクロマ「いえ、私としたことがお喋りが過ぎましたね。それでは・・・」

「なっ!?」

 

 勝利したアクロマは砲台に乗ったかと思えば砲台が浮き始めたのだ。流石のポッドとコーンもビックリしているようだ。しかしすぐに立ち直った。

 

ポッド「お、おい!マズイぞ、このままじゃアイツが暴れ放題だ!」

コーン「ええ・・・早く報告して皆さんと合流しましょう!」

 

 そして、ライブキャスターを繋げたコーンはシッポウジムジムリーダーのアロエへと連絡を入れるのだった。

 

 一方その頃、シューティーとラングレーはというとアデクとデント、そしてNの所へ辿り着いていた。

 

ヤナップ「ヤプ・・・」

デント「ヤナップ!」

N「終わりだ。」

デント「くっ・・・!(マズイ・・・シューティーくんたちが来るまで持ちこたえられれば良かったんだが・・・)」

アデク「・・・!」

シューティー「アデクさん!デントさん!」

アデク「シューティーよ!それにラングレー嬢も!」

デント「シューティー!ラングレー!よかった!無事だったんだね!」

ラングレー「な、何とか間に合いました!」

N「・・・」

 

 増援が来たにも関わらず、Nの表情は全く変わらなかった。

 

シューティー「悪いけど、僕とのバトルも付き合ってもらうよ。」

N「・・・アーケオス、やれ。」

アーケオス(N)「アーケ・・・」

ラングレー「なっ何してんのよ・・・!?」

シューティー「ッ!ブルンゲル、頼むよ!」

ブルンゲル「ブルン!」

 

 アーケオスは何処か元気が無さそうだった。その原因は特訓のさせすぎで見られる疲労であった。間違いなく、以前見かけたNならこのようなことはしなかったであろう。恐らくNを洗脳したであろうゲーチスの所業にラングレーは怒りを顕にし、シューティーは内心怒り心頭になる。しかし、シューティーは心の中に押しとどめた。怒りに身を任せれば判断が鈍るからだ。

 

シューティー「(あのゲーチスとかいう男はここまでやるのか!?)ブルンゲル!連続でみずのはどう!」

N「アーケオス、アクロバット。」

ブルンゲル「ゲ〜ルルルルル!!」

アーケオス(N)「アーケ!?」

N「突っ込め!」

アーケオス「ア、アーケ・・・!」

シューティー「ブルンゲル、こんなバトル終わらせよう!なみのり!」

ブルンゲル「ブゥルゥゥゥンッ!!」

アーケオス「アー、ケ・・・」

N「・・・いけ」

ゾロアーク「クァ・・・!」

 

 Nは労いの言葉もかけずに無言で戻し、ゾロアークを繰り出した。ゾロアークは毛並みがボサボサになっていた。

 

シューティー「ブルンゲルよくやった、戻ってくれ。」

ブルンゲル「ブルン。」

 

 一方シューティーはブルンゲルに労いの言葉をかけた。

 

シューティー「いくぞ!ローブシン!」

ローブシン「ローブ!」

N「・・・ナイトバースト。」

シューティー「ローブシン!ストーンエッジで切り裂け!」

ゾロアーク「クァァ・・・!!」

ローブシン「ローブ!!」

シューティー「ローブシン!マッハパンチ!」

N「つじぎり。」

ローブシン「ロォォブ!!」

ゾロアーク「ク、クァァァ!!」

 

 ローブシンのマッハパンチでゾロアークは倒れた。Nはゾロアークに見向きもせず、最後のモンスターボールを取り出した。その様子を見て、シューティーは遂にキレた。

 

シューティー「ゾロアークは貴方の相棒だった筈だ!なのに何故見向きもしないんだ!!」

N「・・・ゼクロム、いけ!」

ゼクロム「バリグオオ!!」

シューティー「ジャローダ!このバトルを終わらせよう!」

ジャローダ(シュ)「ジャアロ!!」

 

 一方その一部始終を見ていたラングレーも流石に違和感を覚えた。

 

ラングレー「・・・一体、何なのよ。前はプラズマ団の王であることを抜きにすれば、如何にもポケモンの事をよく考えて愛しているいいトレーナーだったのに・・・洗脳だけでこうなるの・・・?」

アデク「よっぽど洗脳の効果が高かったのだろうな・・・儂の時も回復処置の手際はかなり良かった。バトルがあんなに杜撰なのにだ。」

デント「そうですね・・・あと、気付いたのですが、彼の体に打撲痕が残っていました。あくまで推測ですが、洗脳の過程で暴力を振るわれて、それで洗脳の影響を受けやすくなってしまったのかもしれませんね・・・」

ラングレー「・・・何にせよ、Nがやったことは操られていたからじゃ済まされないわ。」

アデク「うむ、それはそうじゃな。罪に目を向けて償い、真っ当なトレーナーになって欲しいものじゃ。」

 

 ラングレーたちがそう予想している一方、シューティーとジャローダはゼクロムに苦戦していた。今のNの指示が乱雑でゼクロムが消耗しているのが救いか。

 

N「ゼクロム!りゅうのいぶき!」

ゼクロム「バリィ!!」

シューティー「ジャローダ!かわしてドラゴンテール!」

ジャローダ(シュ)「ジャァァロ!!」

シューティー「くっ!(今ひとつ決定打がない!どうすれば・・・!)」

ジャローダ(シュ)「ジャロ・・・!(くっ!俺の力不足で、皆が居なくなる・・・そんな結果、認めるかぁぁぁ!!)ジャアァァァロ!!」

シューティー「(あれはげきりん!?何にせよ、チャンスだ!)やれっ!ジャローダぁぁぁ!!」

ジャローダ(シュ)「ジャアアアァァァ!!」

ゼクロム「バリィィィ!?」

N「ぜ、ゼクロムが・・・」

 

 Nはまさかゼクロムが負けるなどとは思っていなかったようで、その場でへたりこんだ。

 

シューティー「Nさん、これで終わりです。」

 

 そういうとシューティーはNの手首を縛り、アデクに引き渡した。そして、少し遅れたがジャローダを労うべく、振り向いたその瞬間・・・

 

ジャローダ(シュ)「ジャアロォォォ!!」

シューティー「!?」

デント「シューティー!!」

 

 目がいっそう赤くなったジャローダがシューティーにつるのむちで攻撃を仕掛けてきた。デントが呼びかけるも反応が遅れたシューティーに避ける手段は無い。ラングレーが慌ててスワンナに迎撃を指示しようとするも間に合いそうになかった。万事休すか!?

 

 その時だった。

 

???「アギルダー!まもる!」

アギルダー「ギル!!」

 

 キィン!と音がすると、アギルダーがシューティーをまもるの障壁で守っていた。

 

シューティー「このアギルダーは・・・」

???「エンブオー!かえんほうしゃ!」

エンブオー「ブゥゥゥオォォォ!!」

ジャローダ(シュ)「ジャロォォ!?」

 

 そのエンブオーの一撃でシューティーのジャローダは倒れた。

 

シューティー「ごめん、ジャローダ。ゆっくり休んでくれ。ベルもすまなかった。」

ベル「もー!ヒヤッとしたよ~!気をつけてよ!」

シューティー「ああ。でも、どこからあの光線が「ここですよ」!?」

 

 5人が驚く先には先程飛び去ったアクロマの姿があった。一難去ってまた一難。シューティーたちの運命は!?

 つづく・・・




如何でしたでしょうか?
因みに執筆中の裏側なのですがサンヨウジムリーダーたちのヤナップ、ヒヤップ、バオップについて進化させるか悩みましたが、アニメでデントたちのヤナップたちが進化していないことを汲んで本作でも進化はさせませんでした。
あと豆知識ですが、初登場の第五世代からジャローダは教え技でげきりんを覚えます。
それでは、また次回29話にてお会いしましょう。
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