全て放り投げてアークス辞めたい主人公の話
主人公=アッシュ

独自設定とアンチ・ヘイト。

おそらく短編で続きはたぶん気まぐれ。
唐突に終わる。

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アークスを辞めたい主人公の話

もうウンザリだった。

クソみたいな仲間と、クソみたいな敵。

クソみたいな作戦。

 

どうしてこうなった?

俺がこの世に転生してアークスになったからか?

俺が悪いのか?俺が主人公になったからか?

 

 

いや、悪いのはダークファルス達だ。

悪いのはあんな仲間でもない適当な野郎どもだ。

 

悪いのは...‎

「...パ...。」

 

そうか、俺は寝ていたんだな。

重い瞼を開いて見て‎みると、

 

「センパイ。」

 

「.....いお?」

 

寝ぼけた声で目を覚ますとイオが膝枕をしていた。...俺はアークスシップの個人ルームに居た。

俺は確か....イオと共に新しい惑星の調査に出た筈だ。だが途中で.....何があったんだったか?

 

「ずいぶんと魘されていたぞ、センパイ。....大丈夫か?」

 

イオは俺の癒しだ。...嫌なこと全部忘れられる。

同じ同年代(精神はおじいさん)なのに落ち着いててしっかりしてて...可愛くて......俺のそばに居てくれて....

 

そんなイオが俺に膝枕をしてくれている。

あぁ、最高だ。クサイことを言うが天使だ...。

 

「あぁ.....悪い夢だ。それも、今もずっと続いているこの悪夢だ。」

 

そう言うとイオは泣きそうな目で俺を見る。

 

「...センパイ。またアイツらか...?」

 

「悪い。イオ、そんな泣かせるつもりは無かったんだ。ただアイツらにウンザリしてて...」

 

...イオは優しい。こんな俺に膝枕までして見守ってくれる。

 

暫く沈黙が続いた後、イオが決心した顔で俺に言った。

 

 

「なぁセンパイ。もう、辞めないか?ココを。」

 

「アークスを...か...」

 

「センパイが辛い顔をするのをただ見る事しか出来ないのはもういやなんだ。」

 

泣きそうな目で俺を見つめて頭を撫でてくれようとするイオ。

....そうだ。...思い出した。

 

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唐突にキャンプシップに現れるダーカー。

棒立ちで動かない奴ら。

 

「何でキャンプシップ内にダーカーが入ってくんだよ!?可笑しいだろ!...クソっ!アフィン!イオ!マトイ!殲滅するぞ!」

 

俺は叫びダーカーを倒す。キャンプシップ内は狭いから殲滅はすぐ終わると思っていた。

 

「....あ、相棒!可笑しい!コイツら増えてるぞ!」

 

「はぁ!?何だそれ!?んなもん(原作の表現とかにもないのに)聞いた事ないぞ!?どうなってんだココは!?クソっ!退避だ退避!あのワープ陣取ってるダーカー倒してアークスシップに戻るぞ!」

 

「解った相棒!」

 

「まっ、待ってくれセンパイ....ッ!?」

 

アフィンとイオは俺に何とか着いてきてくれたが...途中でイオがダーカーに捕まって....

 

「イオを離せっ!!」

 

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「!.......イオ!身体は?大丈夫なのか!?あの時...」

 

ハッとした俺は直ぐにイオに確認する。あの時直ぐに引き剥がしてダーカーを倒した。

それでその後ワープでアークスシップに戻った。

 

「大丈夫...トリメイトで回復してメディカルチェックも一応受けたよ...異常なしだって。俺の事なんて気にしなくても良いのに。センパイが大事だし。」

 

あぁ...なんて天使なのだろうか。こんな可愛い女の子が居るだろうか。

それなのにあのマトイときたら.....

 

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「あ、あぁ。どうしよう......?」

 

動けやァァァァァァァァァァア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!

アフィンだって動いてんだぞこのダラァアア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!!!

 

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「あぁ.....胃が....」

 

「センパイ....やっぱり辞めよう?身体もいつも疲れてるし、メディカルチェックをさせても皆センパイなら大丈夫だろうで聞く耳持たないし、あのクズ達はオペレーターの仕事もしないし挙句の果てには休みが無いだろ?......あぁ思い出すだけでも私のセンパイにこんな事するココのオペレーターに1発矢を当てたい....そもそもセンパイを都合いいコマにしか思ってないだろあのオペレーターあと.........ブツブツブツ」

 

イオも限界なのだろう。俺の為に色々とアークスシップで手を回してくれているが誰も聞く耳持たないのだ。先輩思いの良い子だ....だが、俺の為にそこまで怒らなくても良いのにな....

イオはだんだん話している内にアークスシップのオペレーターにキレ散らかしてきた。目の瞳のハイライトさんは居なくなり....って不味い不味い!

 

「落ち着いてくれイオ。もうココには慣れた。」

 

「そういう事じゃないだろ?センパイ。もう....センパイを攻撃するかも知れない事が起きたら嫌だ......スゥゥゥ.....ハァ...よし、センパイ。やろう、アレを。」

 

「アレか....そうだな。もう嫌だしずっとここに居ても今回みたいな変な厄介事に巻き込まれかねない。それにこんなシップよりイオが大切だ。....もちろんアフィンもだけどもさ...」

 

「締まらないなぁセンパイ......ありがと。」

 

「ん。」

 

もう俺は原作を放棄する気でいる。

最近現れた変なブラックホールなんて知らん。

あのオペレーターやバカップルも知らん。

スッカスカな情勢内も知らん。

記憶なしトラップ馬鹿女も知らん。

ジャックオーもどきも知らん。

 

ここから逃げてやる。

 

「退職届、書くか。」

「...?退職届って、なんだセンパイ。」

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数日後、アッシュが退職届をオペレーターのシエルの顔面に叩きつけキャンプシップに乗って何処かへ失踪。アフィンもユクリータを連れシエルやカスラ、シャオなどの役に立たない奴らをぶん殴って退職の報告とかも何もせずに逃亡、以降行方不明。イオはいつの間にか行方不明。

 

んで、アークスシップはとんでもない大混乱が起きていたそうな。

 

知らんけど。

 

 

そして、ここは今まで居た惑星よりも遠い惑星。

 

名前は知らない。けど空気も水も食料も有る。

ここでのんびりスローライフを送っている。

 

「....よし、今日はこれぐらいで良いかな。魚もだいぶ集まったし。」

 

水場で魚を手づかみ集めしていた俺は集めた魚を持って家に行く。

最近補強をしたが元は木の家。何が来てもいいように防衛装置を付けたりしては居るがまだまだ弱い。

 

木の塀で囲った家の中に入り、何時もの言葉を言う。

 

「ただいま~。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おかえり、センパイ。」

 

微笑んで俺を見つめて答えるイオ。

それを見て俺は。

 

(天使だ...)

 

と思うのであった。


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