ロリコンを拗らせた結果、幼女の妹が出来た件~底辺ITエンジニア、ロリコンを拗らせ無事終了~   作:ロリコン戦士

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2話 イニシャライズ

ハンバーグの日から数週間が経ち、いよいよプールの日がやってきた。

……アパートで待ち合わせをしていた俺はひとりごちる。

 

「……そろそろ来る頃かな?」

 

思いのほか楽しみにしている自分に苦笑しつつ、思ったことを口にだしていると、インターホンが鳴った。

どうやら来たみたいだな。

「おまたせお兄ちゃん!」と元気に言いながら、はしゃいでいる。

いつもながらとても可愛い。

 

「お兄ちゃん!みてみて~」

 

と言いながらおもむろにスカートをまくり上げるキミちゃん。

 

「ちょっ!?何やってるの!?」

 

慌てて目を逸らす俺だったが、キミちゃんは気にせず話を続けた。

 

「えへへ~可愛いでしょ?お兄ちゃんに見せたくて買っちゃったんだ~」

 

(……!?どういうことだ!?)

戸惑っている俺にきみちゃんが答える。

 

「今日プールで泳ぐための水着だよ!カワイイやつをママと買ってきたんだ~、どう?どう?似合うかなぁ?」

 

そう言われて改めてキミちゃんの方を見ると確かに似合っていた。白を基調とした水玉のワンピースのようで、先ほどパンツだと思ったのは、水着の下の部分だったようだ。

 

(……なんだぁ水着かぁ……!びっくりした……)

 

俺は急いで取り繕いながら

 

「……うん、とてもよく似合ってるよ」

 

と素直に褒めると、キミちゃんは嬉しそうに飛び跳ねた。

 

「ほらほら!上の方もみて!」

 

そう言って今度は上着をめくり上げるキミちゃん。胸の方は、フリルのついた可愛らしいデザインになっていた。

 

(うおっ!?これはヤバイな……何がヤバイんだ……?)

 

思わず見惚れてしまいそうになる俺だったが、すぐに我に返って視線を逸らす。しかしそんな俺の反応を見てキミちゃんは不満そうな顔をするのだった。

 

「むぅ~なんで見てくれないの?」

 

そんなキミちゃんの問いに対して俺はこう答えた。

 

「いやだって……さすがに直視するのは恥ずかしいし……」

 

するとキミちゃんは少し考えた後こう言った。

 

「なんで~?あとで泳ぐときいっぱい見るじゃん!」

 

「いやそういう問題じゃなくて……きみちゃんはもう4年生なんだから、もっと落ち着きをだな……」

 

俺が呆れているとキミちゃんは言った。

 

「だってぇ……せっかくママが選んでくれた水着だし、お兄ちゃんに見せたかったんだもん……」

 

そんなしょんぼりした様子をみて罪悪感を感じた俺は仕方なく折れることにした。

 

「いや、十分見たよ。とってもかわいかったよ。」

 

するとキミちゃんは嬉しそうに飛び跳ねるのだった。

こうして俺たちはプールへと向かったのである。

 

プールに到着した俺たちはあたりを見渡すと、あまりの人の多さにびっくりした。

 

(しまった……混んでるな)

 

そうなのだ、世間は夏休みということもありかなり混雑していたのだ。

どうしようか迷っていると、キミちゃんが声をかけてきた。

 

「お兄ちゃん!早く行こうよ!」

 

待ちきれないといった様子のキミちゃんだったが、俺は少し不安になっていた。

 

(こんなに人が多い中で迷子になったりしないだろうか?)

 

そんなことを考えているうちに、キミちゃんはどんどん先に進んでいってしまったので慌てて追いかけることにしたのだった。

 

受付を済ませ、建物の中に入る。

 

しばらく歩いているとようやく更衣室が見えてきた。

男女で更衣室は分かれているため、キミちゃんとは離れ離れだ。

 

「お兄ちゃん!またあとでね~」

 

そう言いながら手を振るキミちゃんを見送った後、俺も着替えることにしたが……案の定混んでいたためなかなか列が進まないでいた。

 

(早くしないとキミちゃんを待たせてしまうな……)

 

そう思いつつもなかなか進まない列に嫌気がさしてくる。

やっとの思いで自分の番になり、急いで着替えを済ませて外に出るとキミちゃんの姿が見えない。

 

(案の定はぐれてしまった……!どこにいるか探さないと!)

 

そう思い、辺りを見渡すとすぐに見つかった。

しかしそれと同時に驚きの光景を目にすることになる。

 

「ねぇ君ひとり?可愛いね!俺と一緒に遊ぼうよ!」

 

なんとキミちゃんがナンパされているではないか!

 

(嘘だろ!小学生相手にナンパなんて!!)

 

そう思い慌てて止めに入ろうとするが、その前にキミちゃんが口を開いた。

 

「いえ、私はお兄ちゃんと来てるので……」

 

「いいじゃんか別に減るもんじゃないしさぁ~」

 

(まずいな……助けないと!!)

 

そう思い、今度こそ駆け寄ろうとしたが、その前にキミちゃんが口を開いた。

 

「あのぉ~私まだ4年生なので、あなたとは遊べないんですよぉ~だからごめんなさいっ」

 

(おぉ!すごいぞキミちゃん!!よく言った!!!)

俺は心の中で拍手を送った。しかしナンパ男は引かない。

 

「えぇ~いいじゃんかよぉ~」

 

(しつこいなコイツ!!)

 

今度こそ駆け寄りロリコンナンパ師に声をかける。

 

「すみません!妹とはぐれちゃって!!声かけていただいてありがとうございます!!」

 

「!?……お、おう……次ははぐれないように面倒見とけよな……」

 

(コイツ……!なにをシレっと!)

 

内心怒りがこみ上げるが、グッとこらえてナンパ師が立ち去るのを見送り、キミちゃんに慌てて声をかけた。

 

「キミちゃん!大丈夫だったかい!?」

するとキミちゃんは満面の笑みで答えた。

 

「うん!お兄ちゃんが来てくれたから平気だよ!」

 

その笑顔を見て俺は心の底から安心したのであった。その後、俺たちは再び手を繋ぎながら歩き始めた。

 

(それにしてもさっきのナンパ野郎は許せんな……次見かけたら警備員に引き渡してやる!)

そんなことを考えていると、不意に声をかけられた。

振り向くとそこには見知らぬ女性が立っていた。年齢は20代後半といったところだろうか?ロングヘアを後ろでまとめた髪型の、顔立ちはかなり整っている美人さんだった。

 

「こんにちは、私はこのプールの監視員をしている者です」

 

突然の出来事に驚きながらも俺は答えた。

 

「えっと……何か用でしょうか?」

 

すると女性は微笑みながら言った。

「いえ、先ほどもめてるようでしたので、声をかけさせていただきました。それ以外は特に用事はありませんよ?ただお二人がとても仲良さそうだったので声をかけただけです」

 

(なんだそういうことか)

 

納得しているとさらに続けてこう言った。

「ところでお二人は兄妹ですか?」と聞かれたので俺は少し考える。

 

(いえ、兄妹じゃなくて近所の……いやいや、素直に答えたら事案にならないか……!?)

 

そう考えた俺は咄嗟に嘘をついた。

「いえ、歳の離れた従姉妹です」と。

 

すると女性は納得したようでそれ以上は聞いてこなかった。そして最後に一言だけ残して去っていったのだ。

「それでは良い一日をお過ごしください」と言って……。

 

(ふぅ……なんとか誤魔化せたみたいだな)

 

そんなことを考えているうちにキミちゃんが話しかけてきた。

 

「……お兄ちゃんと私は従妹じゃないよ?恋人だよ?」

 

それを聞いた俺は思わず吹き出してしまった。

 

「おいおい!いきなり何を言い出すんだいキミちゃん!?」

 

慌てる俺を見てキミちゃんは笑っていた。

 

「えへへ~冗談だよ~」

 

そんなやり取りをしながら、俺たちはプールを満喫するのであった。

 

その後はウォータースライダーや流れるプールなど色々な場所に行ったのだが、中でも一番楽しかったのはやはりウォータースライダーだろう。

特に出口のところの勢いが凄かった!

キミちゃんを喜ばせるために来たはずが、思わず童心にかえってしまった。

また機会があれば行きたいものだな、と思いながら帰路につく俺たちであった。

 

そしてキミちゃんの家にそろそろ着く辺りで、キミちゃんからこんなことを言われたのだ。

 

「お兄ちゃん……今日はありがとうね!」

 

「いや、俺も時間を忘れて楽しんじゃったよ。童心に帰るっていうのかな。とにかく新鮮な感じだった。また、機会があれば、キミちゃんと一緒に来たいとおもったよ。」

 

「えへへ~私もとっても楽しかった!また行きたいなぁ」

 

「その時はぜひエスコートさせていただきたく、お嬢様」

 

「え~キミはお嬢様じゃないよ~。もう、そうやってすぐからかうんだから~」

 

キミちゃんは楽しそうに言う。

しかし、言いたいことはそれだけじゃないようで

 

「でもね?今日プールに連れて行ってくれたことだけじゃなくて、さっき怖いおにいさんに絡まれた時に助けてくれたでしょ?あの時のお兄ちゃんかっこよかったよ!」

 

「あはは、ありがとね。でももうちょっと早く合流できてれば、あんなことにはならなかったんだし、俺は謝らないといけないんだ。ごめんね?キミちゃんを不安にさせてしまって」

 

「ううん!そんなことないよ!お兄ちゃんはちゃんと助けてくれたもん!だから、ありがとうね!お兄ちゃん!」

 

そう言ってキミちゃんは俺に駆け寄ってから体当たりするような形でハグしてくる。

頭をなでるか逡巡するものの、服の上から伝わる感触で、俺の思考はフリーズしてしまった。

 

「……」

 

「お兄ちゃん?」

 

「あっいや……何でもないよ。どういたしまして、キミちゃん……」

 

(落ち着け俺……相手は小学生だ。興奮してはダメなんだ!!)

 

落ち着きを取り戻した俺は、キミちゃんを玄関先まで送ると、いつものように別れを告げる。

 

「またね、キミちゃん」

 

「またね!お兄ちゃん!」

 

元気なキミちゃんを見て、俺は改めてこの子を守ってあげなければと心に誓うのであった。




どうでもいいですが、この小説は内なるオッサンのロリコン欲を発散するための小説です。
キミちゃんはそこまでおっちょこちょいじゃないので、水着の代わりに下着を忘れたりしません(重要)
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