ロリコンを拗らせた結果、幼女の妹が出来た件~底辺ITエンジニア、ロリコンを拗らせ無事終了~   作:ロリコン戦士

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3話 ファンクション

今日も今日とて在宅ワーク中。

夕方の定例会議が終わり、今日の仕事もひと段落と言った時間だ。

最近はこれと言ったトラブルもなく、いたって平和で助かる。

日報をチャットに書いたら、今日のところは仕事を終えていいだろう。

 

「おつかれさまでした……っと。ふー、お仕事終了!」

 

ひとりごちながら、この後何するか考える。

ゴミもたまってきたし、明日は金曜。

一般ごみの日だな。

じゃあ今日はゴミが出る面倒な料理とかやってみるか~。

でもスーパーまで行くの面倒だな……。

とかぼんやり考えていると、ふとキミちゃんのことが気になった。

 

「そういえば……今日は何してるんだろう?学校楽しかったかな?」

 

そう考えた時、俺は閃いた!

 

(そうだ!たまには一緒に料理を作ってみるのもいいかもしれないな!)

 

そう思った俺は早速行動に移すことにしたのだった。

まずは材料を買いに行くために、近所のスーパーに向かうことにする。

その道中でキミちゃんから電話がかかってきた。どうやら俺に用があるらしい。

 

「もしもしお兄ちゃん?今大丈夫?」と聞いてくるので、大丈夫だと答えると話を続けた。

 

どうやら、お母さんが急に体調を崩してしまったらしく、今日は来られないらしい。

それを俺に知らせようとしてくれたようだ。

 

(まったく……キミちゃんってば本当にいい子だな)

 

そう思いながらも俺は心配になったのでこう答えた。

 

「わかった!何かと入用だろうし、俺もそっちに行くよ」

「ほんと!?ありがとうお兄ちゃん!」

 

電話を切った後、俺はちょっと考える。

 

(キミちゃんのお母さんは立ち上がるのも億劫な状態だろうし、どうせなら料理を持っていってあげようかな)

 

男の一人暮らしだが、俺は食べるのが好きなので、暇なときはよく料理をする。

下手の横好きだが、ないよりマシだろう。

そうと決まれば、急いで買い物を済ませてアパートに戻ったのだった。

 

部屋に入るなり早速料理に取り掛かることにした。

 

(緩めのおかゆと、カレイの煮つけでも作るかな)

 

まずは米を研いで早炊き設定で炊飯器にセットする。その間に、野菜と、煮つけ用のカレイの下処理を進める。

ニンジンやダイコンなど、野菜がゆの食材は一通り揃えてあるため問題ないだろう。

次に鍋を取り出し水を入れて沸かす準備をする。

そして切った野菜を投入!ぐつぐつゆでて、塩と鳥出汁で薄めの味付けし、最後にぬめりをわずかに除いた炊き立てのご飯を入れてひと煮立ちさせれば完成だ!簡単だけど美味しいぞ~。

 

同時進行で、ぶつ切りにした状態のカレイを、根しょうがと和風出汁と、醤油・みりんを合わせたタレで煮込んでいたので、こちらも完成!おかゆとカレイの煮つけの鍋を大きいキャンプ用の保温バッグにしまい、スポーツドリンクが入ったビニール袋も携帯してから、キミちゃんの家に向かう。

なんだかフードデリバリーの気分だ。

 

キミちゃんの家に着くと、インターホンを鳴らす前に扉が開いた。どうやらお母さんが出迎えてくれたようだ。

 

「あら?もしかして……潤君?……」とお母さんに聞かれる。

「はい、潤です。キミちゃんから連絡をもらって来ました」

 

そう答えると、お母さんはホッとした表情を見せ

「ありがとうね……本当に助かるわ……」と言って微笑んだ。

 

俺は早速おかゆの入った鍋とカレイの煮つけが入った保温バッグを渡すことにした。

するとお母さんは驚いた様子で言った。

 

「これ……全部あなたが作ったの……?」

「はい!俺料理するの好きでして!」

 

それを聞いたお母さんは感心した様子で

「そう……すごいわね!ありがとう」と言った。

 

俺は照れながら頭を掻いた。

「多めに作ったので、キミちゃんと一緒にどうぞ!では失礼します!」

 

そう言って帰ろうとする俺に、お母さんは呼び止めた。

「待って!せっかくだから上がっていかない?」と聞かれたので俺はこう答えた。

「いえ、お体に触りますし、今日は帰ります」

 

するとお母さんは少し残念そうな顔をして言った。

「そう……じゃあまたね?本当にありがとう……」

 

微笑えみながらそう告げるお母さんの後ろのほうで、ドタバタ音が聞こえる。

ちょっとすると、キミちゃんがやって来た。

お風呂上りなのか、首にハンドタオルを掛けており、よく見ると髪がまだ濡れている。

 

「お兄ちゃん!来てくれたんだね!」と嬉しそうに言いながら、飛びついてくるキミちゃんを抱きとめる。

「おっとっと……危ないよキミちゃん」

 

そう言いながら俺は、首に巻かれたタオルを手に取り、キミちゃんの髪の毛を拭いてあげる。するとキミちゃんは気持ちよさそうに目を細めて

「もう、はずかしいよ~」と言いつつ、どこか嬉しそうだ。

 

「よし!これでオッケーかな?」と聞くとキミちゃんは笑顔で言った。

「うん!ありがとうお兄ちゃん!」

 

この時内心

(薄手のシャツ一枚で飛びつかれると、色々と目のやり場にこまるな~……)

とか考えていたのは秘密だ。

 

そんなやり取りをしている俺たちを見てお母さんは微笑んでいた。そして俺に言うのだった。

 

「潤君……本当にありがとうね」

 

俺は改めてお礼を言われ少し照れてしまったが、素直に感謝の気持ちを受け取ることにした。

 

「いえ!こちらこそ、キミちゃんにはいつも癒しをいただいてますので!」

 

「わたしもお兄ちゃんといるといつも楽しいよ~!この間もね、ハンバーグ一緒に作ったんだ!それでねそれでね!……」

 

キミちゃんは嬉しそうにはしゃいで楽しかったことをお母さんに話し始める。

それを優しく見守るお母さんを見て、俺は改めてキミちゃんが幸せそうでよかったと思ったのだった。

 

「……キミちゃんも優しいお兄ちゃんと仲良くなれてよかったわね……潤君、これからも仲良くしてあげてね……」

 

「もちろんです!じゃあお母さん!明日鍋回収しますんで、また来ますね!お大事にしてください!」

 

それを聞いたキミちゃんのお母さんはクスリと笑っていた。

 

良いことをしたので、足取りは軽い。

しかし、帰り道でふと思い返す。

 

(キミちゃんのお母さん、俺のことよく知っているような素振りじゃなかったか……?)

(キミちゃんと仲良くなって以降の知り合いだと思っていたけど……)

(気のせいか……?でもどこかで会ったこともあるような……)

(そもそも何歳なんだ?)

(……いや、そんなことより、俺の買い物を忘れているじゃないか……。)

(そうだ、どうせだし、今日は奮発して少し高い肉でも買っていくか!)

 

ふとした疑問は一瞬で霧散すると、頭はもう牛肉のことでいっぱいだった。

 

「よーし、奮発してすき焼き用の肉を買うぞー!」

 

俺は意気揚々とスーパーに向かっていった。

 




このくそ暑い時期に食べるすき焼きが好きです。(激ウマギャグ)
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