前書きが何にも思いつかないことを白状するので初投稿です
本作の展開のために原神の進みをセーブしている作者でございます
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風魔龍を撃退し、騎士団に迎え入れられ、蛍は放棄された四風守護の神殿の1つである西風の鷹の神殿に赴き、アンバーと共に攻略していた。蛍は聖司が言っていた通り、彼女と2人きりになった頃合いである今、聖司の事情について話を聞こうと尋ねた。
そのことに驚きはしたものの、次にアンバーは“隠す気あるのかなあの人……”と呟いたあと、蛍の疑問に答えていく。聖司の身の上や彼の所持しているアイテムによる変身時の姿、そして今モンドに蔓延っている相手について、彼女の知る情報を教えた。
「つまり、アイツは目覚めてから今まで、そのメギドとかいう新種の魔物を相手に戦っていて、そのメギドを倒す手段があの姿だってことか?」
「そう。それに今メギドを倒すことが出来るのは、彼だけ。だから事情を知っている私たちはサポートに回ってるの」
「他にも知っている人がいるんだ」
「うん。同じ騎士団の首席錬金術師のアルベドに、冒険者のベネット、それからモンドで酒造業を営んでるアカツキワイナリーのオーナーのディルックさん。あとは火花騎士のクレーもいるんだけど、彼女はちょっと事情があって動けなくて」
「いっぱい知らない名前が出てきたぞ……でも、それだけ知ってる人が居るなら、なんで正体を隠すんだ?」
「その辺りはちょっとモンドの事情もあって言いづらいんだけど、簡単に言っちゃうと、このことがファデュイに知られたら面倒だからって理由かな」
「ファデュイ?」
「それならオイラ聞いたことあるぞ! でもなんでそこでファデュイが出てくるんだ?」
「彼らは半年前からモンドに駐留していて、政治的な干渉をしているの。つまり、彼の正体がバレたらファデュイは必ず彼を引き渡すように要求してくる。穏便に済めばいいけど、直接的なことをしてくるだろうから」
「あー、確かにあんまり良い話は聞かないしな」
「だから2人ともお願い! セイジについては事情を知っている人以外には内緒にしてほしいの! この通り!」
「わかった、秘密にしておく」
「おう! オイラこう見えて口は固いから安心してくれ!」
「パイモン、美味しい物に釣られて喋らないでね」
「蛍はオイラのことを何だと思ってるんだ!? 流石にしないぞ!」
「あははは、とにかく秘密にしてね」
そのような会話を終えて、彼女たちは神殿の最奥にある石を破壊して神殿を脱出し、そこで蛍とパイモンはアンバーと別れ、他の神殿に向かい攻略していった。
彼女と騎士団のメンバーの手により、モンドの空は青を取り戻した。しかし未だに脅威は蠢いており、平和な風はふいてこないらしい。
602:元小説家
流石に生半可な相手とは思っていなかったですけど、捜してもそれらしき者ばかりに見えるのは堪えますね。
603:名無しの転生者
姿変えるメギドが出てきたんやったけ?
604:名無しの転生者
姿変えられるのはメンドイ
605:名無しの転生者
疑心暗鬼になってんねぇ
606:名無しの転生者
無理ないやろこれ。というかボスとメギドが一緒におるのに、城内にもう1体メギドおるんやろ? キツいって
607:名無しの転生者
要人にでもばけられでもしたら中枢がオワオワリやしな
608:名無しの転生者
やっぱ化けられるってのは中々面倒やな。強い弱いとかじゃなくて、くそ面倒い
609:名無しの転生者
同一人物が2人も居たらバレるから基本化けた先の奴は隔離されてるかコロコロされてるかのどっちか
610:名無しの転生者
大体は後者やろなぁ、生かしとく理由無いし
611:名無しの転生者
まぁ普通はそうなるやろなぁ
612:名無しの転生者
でもファデュイに化けてたんやろ最初。ファデュイ側と共謀してる可能性も無くはないかもしれん
613:名無しの転生者
そうなると目的はモンドの支配か?
614:名無しの転生者
まぁモンドを手中に収めたいってのは一致しとるしな
615:名無しの転生者
でもこれいずれにせよファデュイとメギド、もといアビス教団は敵対するやろ? 協力してもそこまで旨味無いんとちゃう?
616:名無しの転生者
それはそう。とはいえ共通の敵に対して協力するってのはよくあることよ
617:名無しの転生者
互いの利害が共通してたら、目先の障害を排除するために共闘するのはよくあるのよ
618:名無しの転生者
拙者、敵同士の関係性の2人が別の相手勢力に立ち向かうために一時的に共闘する関係好き好き侍。でも今回は琴線に触れなかったので仇で返す候
619:名無しの転生者
>>618
好き好き侍もこれには不評だったらしい
620:名無しの転生者
でも展開的には好きなのよね。ワイは陣営関係なく好き
621:名無しの転生者
うっわめんどくせぇって思うけど、それはそれとしてシチュ的には好き
622:名無しの転生者
とはいえ今イッチからしたら周り全てが敵に見えかねんのはキツいやろ
623:名無しの転生者
誰に化けとるのか分からんやろしな。キツイことこの上ないわ
624:名無しの転生者
今ん所、ベネットが本物と確定したから多少マシなんやろうけど、味方が偽物かもしれんと疑わないかんのは精神的に辛いぞ
625:名無しの転生者
道行く人が実は全部メギドでした、とか地獄やん
626:名無しの転生者
普通ならアタマおかしなるでこんなん
627:名無しの転生者
まぁ今んとこ1体しかおらんから全部そうとは限らんし
628:名無しの転生者
人間が変装しとるんちゃうんか?
629:名無しの転生者
>>628
レス見とらんのか?
630:名無しの転生者
>>628
お前が何も見てないのが分かった
631:名無しの転生者
>>628
イッチのレス見ろ
632:名無しの転生者
>>628
目の前で姿を変えた言うとるやろおまえ
633:名無しの転生者
>>628
目の前で着替えたりしとったらシュールやろそんなん
634:名無しの転生者
というか着替えとかじゃなくて姿そのものが変わった言うとったやろ。この時点で人間業では無い
635:名無しの転生者
まぁファンタジー世界やし、メギド以外が姿を変えるなんて出来そうと思ってしまうのはしゃーないんやけどな?
636:名無しの転生者
だからといって限界あるわ
637:名無しの転生者
流石に体格とかを数秒で変えるのは無理あるって
638:名無しの転生者
ファンタジーなんやけど、その手の使い手は基本バケモノやし
639:名無しの転生者
じゃあボスはバケモノだった……?
640:名無しの転生者
>>639
それは例外も例外やろ
641:名無しの転生者
>>639
というかジョジョの世界は大体例外が多すぎる
642:名無しの転生者
>>639
例外が多いマジキチ世界の住人はNG
643:名無しの転生者
裏切り多くてやめたくなりますよー
644:名無しの転生者
>>643
ボスおって草
645:名無しの転生者
>>643
まさかのボスに転生しとる奴おって草
646:名無しの転生者
結果が見えとる世界に転生しててカワイソ
647:名無しの転生者
流石に抵抗したで? どうにかして運命から逃れようとしたけど、ボスの人格がエグいぐらい強くて危うく消えかけたわ
648:名無しの転生者
>>647
お前ドッピオの方に転生したんかい!
649:名無しの転生者
>>647
ドッピオに転生はしんどい
650:名無しの転生者
まさかの副人格に転生してた
651:名無しの転生者
綱渡りの立場すぎる
652:元小説家
あっ、空が晴れました。これは、やってくれたんですかね?
653:名無しの転生者
おー空が晴れた
654:名無しの転生者
ほたちんがやってくれたみたいやな
655:名無しの転生者
せやで
656:名無しの転生者
蛍たそがやってくれたんや、感謝しとき
657:名無しの転生者
まぁチュートリアルだから主人公が参加するのは当然ってことなわけで
658:名無しの転生者
ゲームメタ的に言うたらそうなんやけどな
659:名無しの転生者
青空は取り戻したけど、まだ脅威が去った訳では無いしな
660:名無しの転生者
風魔龍とメギド2体、内1体は姿を変えられるメギド。ハードモードすぎひん?
661:名無しの転生者
イッチが目覚めてからモンドがハードモード過ぎる
662:名無しの転生者
この調子やとモンドどころか他の国もハードモードになってそう
663:名無しの転生者
流石にイッチの周りだけやろ……そうよな?
664:名無しの転生者
>>663
それはそれで某死神なんよ
665:名無しの転生者
>>663
探偵のことを死神言うな
666:元小説家
俺、疫病神なんでしょうか……
667:名無しの転生者
ちゃうちゃうちゃう、流石にイッチのせいちゃう
668:名無しの転生者
あーあ、イッチ泣かしてもーた
669:名無しの転生者
ちょっとだんしぃ、イッチ君が泣いちゃったじゃない!
670:名無しの転生者
泣いてはないけど落ち込んでるから反省してもろて
671:名無しの転生者
メンタル強いのか弱いのか分からんなここのイッチ
672:名無しの転生者
流石に疫病神呼ばわりされたら誰でも傷付く定期
673:名無しの転生者
ほら、こういう時こそ話題変えて! たとえばあのメギドの行き先とか
674:名無しの転生者
せやな。でもメギドの行き先言われてもな
675:名無しの転生者
わからんなぁ。民間人に変装したんやろ? 原神のモブはモブって感じの顔やし、見分けつかんやろ
676:名無しの転生者
まぁゲーム上の都合でそうなってるとはいえ、モブの顔なんて正味そこまで違いがある訳ちゃうし
677:名無しの転生者
運営がモブモブしてるのを脱却するために眼鏡つけられたモブもおるしな
678:名無しの転生者
でも結局モブに変わりないんよな
679:名無しの転生者
じゃあモブ以外で変身しそうな奴を思い浮かべたらエエ、誰が思いつく?
680:名無しの転生者
ネームドに化けるって、中々キツくない? よく見てる奴からしたら何か違うってのは分かるやろし
681:名無しの転生者
流石にそこまでリスクの高いことするかね? メギドに敵わんとはいえ、一応は神の目持ちやぞ。
682:名無しの転生者
一筋縄ではいかんのはそうやろな。ネームドやとかなり抵抗されるやろうし、そうまでする旨味があんまりないやろ
683:名無しの転生者
まぁでも、狙いやすそうなネームドを襲撃して倒して、その姿に変えるってのは、なきしにもあらずやな
684:名無しの転生者
可能性は低いから片隅に留めておく程度でええやろ、これは
685:名無しの転生者
じゃあ他になんかあるかって言えば、言うてたように要人とかにバケられたらしんどいわな
686:名無しの転生者
要人か。モンドの要人って誰がおったっけ?
687:名無しの転生者
まぁジン団長は当然として、あとは……神?
688:名無しの転生者
正直モンドって貴族制社会を脱却して、上の人間って呼べる奴がそんなに居る印象が少ないんよな
689:名無しの転生者
ワイも。でもジン団長に化けるなんて至難の業やろ?
690:名無しの転生者
そこなんよな。ローレンスも結局没落してて、明確に上流階級の人間とはカウントしにくいし
691:名無しの転生者
他にだれかおったっけ?
692:名無しの転生者
他は冒険者協会とか、教会とかか? そこら辺を重点的に探る方がええかもしれんで
693:元小説家
成程。じゃあまずは、顔見知りとかが多い冒険者協会に行って確認してきます。そのあと教会に向かって、確認に行ってきますね。
694:名無しの転生者
お、本調子に戻ったな
695:名無しの転生者
まぁでもイッチ、無理はするなよ?
696:名無しの転生者
無理したら元も子も無いからな、気ぃつけてな
697:名無しの転生者
あっ、おい待てぃ。水浸しのまま行くんか?
698:名無しの転生者
そういや今水浸しなんやったなイッチ
699:名無しの転生者
びちゃびちゃのまま動いてたら風邪ひくで
700:名無しの転生者
というか周りが何事って思うやろ、はよさっさと乾かしてから行ってこい
701:元小説家
あ、それもそうですね。一旦乾かしてから行動……いや一旦このまま協会本部に行って、そこで乾かしながら話を聞いたあと教会に向かいます。
702:名無しの転生者
忙しいな
703:名無しの転生者
モンドの危機やし、忙しくなるのは普通や
704:名無しの転生者
その方向性で行くんやな。まぁそっちの方が多少は時短にもなるか
705:名無しの転生者
そういやイッチ、協会本部と騎士団の関わりがあったんやな。話し合いの場を設けてるとかなんとか言っとったよな
706:名無しの転生者
せやったわ。最初の頃やったし、ほぼほぼ忘れかけとった
707:名無しの転生者
メギドとの戦闘とかで大体そっちに注目するしな
708:名無しの転生者
まぁ気を付けて行ってこい。メギドが化けてる人間もおるやろうし、細心の注意を払っとけ
709:元小説家
はい、行ってきます。というわけで暫く離れますね。
710:名無しの転生者
いってらー
711:名無しの転生者
いってらっしゃーい
712:名無しの転生者
無事に帰ってこいよー
713:名無しの転生者
報告待っとるからなー
714:名無しの転生者
次スレは忘れんなよー
モンド城の空が晴れ渡る前、人々が事態の収束を望んでいた頃。北風の狼の神殿から人目を避けて脱したディルックは、経営店であるエンジェルズシェアに赴こうとしてモンド城に向かおうとしていた。
その道中のこと、目の前から誰かが走って接近してきていたためディルックは確認すると、目の前からやって来たのはベネットであった。この事態に外に出ていることに疑問を持ったと同時に、彼はディルックと会話できる距離まで近付く。
慌てた様子で駆け寄ってきたベネットに、ディルックは問いただした。
「ベネット、何かあったのか?」
「ハァっ、ハァっ。き、緊急事態、ケホっ。め、メギドが、城に」
「なに!?」
ディルックはその言葉を聞き、咄嗟に周りを確認して誰も居ないことを察してからベネットに再度質問をする。
「ベネット、本当なんだな?」
「ケホっ……おう。セイジが遭遇して、そのことを教えてくれたんだ。ご丁寧に、俺とセイジしか知らないことを質問して確認するぐらいに」
「その言い方、姿を変えるメギドが城内に居るんだな? だとしたら非常に不味いな」
「今、セイジがメギドの捜索と城内の見回りをしてる。早く合流して、対策をたてないと」
「あぁ、なら急ごう。僕はエンジェルズシェアで待っておく、君は先にセイジを捜して酒場に行くように伝えてくれ」
「分かった。ディルックさんも気を付けてくれ」
「君もな」
聖司の言伝を届けたベネットは、また急いでモンド城へと戻っていき、その後ろ姿を見届けたディルックは、以前アルベドと話していたことを思い出した。
モンド城で急速に広まった噂、その噂を流布した人物が居るかもしれないとされる予想。その時はまだ意識の片隅に留めておいた程度のものだったが、今になって確信に入ったのだ。間違いなく、今までの事態に噂を広まらせた存在が確実に居ることに。
「……急ぐとするか。このままでは、手遅れになってしまう」
そう呟いて、ディルックは僅かな希望に縋りながらモンド城へと帰還していくのであった。
【後書きキャラ紹介】
『神官 聖司(オリ主)』
・モンドが内側から危機に瀕している現状を歯がゆく思っている人。あそこで捕まえてられれば、このような事態にはならなかったかもしれない。
『蛍(原作主人公)』
・アンバーからオリ主に関することを危機、納得した。
『パイモン』
・アンバーからオリ主の事情を聞く。うっかり喋らないようにと、原作主人公から念を押された。
『アンバー』
・本当に隠す気あるのか? とオリ主を思う。とはいえ使わざるを得なかった状況であったので、多少は仕方ないと納得している。
『ベネット』
・危機の伝達役として登場。めっちゃ走り回った。
『ディルック』
・城内に姿を変えるメギドが侵入していることを知り、オリ主を集めて相談しようと考えている。