長女転生〜ルーデウスみたいに本気出す!   作:モモンガ様を見守り隊

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無職転生、最近またアニメが進んで、それを見て衝動的に描きたくなった作者です。
ハッピーエンドにしたい!
したい!(願望)


目覚め

 

ここは…どこだ?

真っ暗で何も見えない…

 

一旦、落ち着いて状況を整理してみよう…こういう時ほど冷静に行動しなくてはならないはずだ。

 

俺はさっきまで確か…そうだ!

俺はたしか、4年ほど勤めていた超がつくほどブラックな会社に昨夜からヤケ酒と称して飲み続けて、泥酔したまま、勢いで辞表を出してあの小汚い入り口から出ようとしていたはず…

 

 

うんうん、特に記憶に問題は無さそうだな…いや、覚えてないだけで何十日とか数年単位で忘れてる可能性もあるか…俺が認知症とかでないことを祈ろう…

 

で、次に気にすべきなのは、なんで周りが暗いのか、そして身体の自由がきかないということだ。

 

 

…ヤバくないか?

詰んだ?詰んだよね?

 

…身体も動かん、状況が把握しきれていない、かなり不味いぞ…

 

それに声が上手く出せない。

とりあえず、出るまで叫んでみるか?

アーー!!イーー!!ウーー!!

 

…全く声が出ません。

ちょっとちょっと…そりゃねぇですよ…

 

マジでどうしよう…

とりあえずお腹は減ってないし、感覚は…ぼんやりとだが、感じられる。

 

そうして、少しずつではあるが現状の把握につとめているとおぼろげながら明かりのようなものが現れたことに気が付いた。

 

うん?

光が…早く、光を見たい!

 

手を足を身体を全身を使って光に向かう。もう少し、もう少しでッ!

 

暗闇の先に出ると、明るい世界が広がっていた。そして俺を囲むように人集りができて口々に何かを喋っていた。

 

『……した!…ござ…ます!奥様!』

 

『おめでとうございます!お母さま!』

 

『おめでとうございます。ゼニスさん!』

 

『よくやった!ゼニス!』

 

…誰だ?それに何を言って…

 

 

『お母さま!女の子ですよ!』と俺を見ながらどこか見覚えのあるような顔をした金髪の男の子がそう声をかけてくる。

 

…なんか馬鹿にされているような気がする。言葉が分からないはずなのに何故かイラッとした。

 

「あう!ぅぅあ!」

…は?声が上手く出せないだと?

何故かは分からないが口が上手く回らない。舌が動かないのだ。

 

『うわぁぁ!喋りましたよ!お母さま!』と俺の反応がいちいち嬉しいようで、子供特有の高い声で何かを喋っている。

 

こんなガキにおもちゃのように扱われるなんて…悔しい。というかこいつらデカくないか?

 

いや、落ち着いて状況を整理しよう。

暗がりから光に向かって進んでいったら、身体が縮んで聞いたこともない言葉で喋ってる輩に囲まれている。俺の住む世界がコ〇ン世界ではないとするなら可能性はひとつしかない。

 

 

…え?もしかして俺、転生した?

 

 

 

 

 

 

ここでの生活も2年が過ぎ、ようやくここの言葉を理解できるようになった。あと、この世界が『無職転生』だと言うこともわかった。

 

サラッと言ったが、転生先の特定が出来たのは本当に偶然、『無職転生』を少しばかり見ていたからだ。偶然とはいえアニメ世界に転生できたのはちょっぴり嬉しかったりする。

 

そして俺は、今作の主人公ルーデウス―の妹のレイラ・グレイラットだ。

 

うん、だれだよ?

原作に居たっけ?

いなかったよね?

どゆこと?

…まぁ、いいか!

せっかくこの世界に生まれ落ちた訳だし、楽しまなくっちゃあ勿体ない!

 

…そうだろ?

 

 

◆◇◆◇◆◇

 

「にいに!魔法、おしえて!」

 

そう恥ずかしくなるような子供の言葉遣いでルーデウスにしがみつくのは誰か、そう俺だ。

 

精神年齢20歳を超えている大の大人の俺が何故、幼女のロールプレイなんかをしているのか…それは単純明快、家族を悲しませたくないからだ。初めてできた娘が男だったとか精神崩壊モンだろうし、ルーデウスからしても、自分と同じ立場の転生者といえど、性別も違っていて更にたちが悪いため、気持ち悪がられてしまうかもしれないからな!

 

決して幼女プレイをしているとロキシーに甘えやすいからとかじゃないぞ!

 

ゲヘヘへ…

 

「おー!いいぞ!兄ちゃんがたくさん教えてあげるぞ〜」と言って、部屋から魔法の本を持ってきてくれた。

 

「じゃあ今日はこれをやってみようか!」と『ウォーターボール』のページを見せてきた。

 

「うん!『なんじのもとめるところに大いなるみずのかごあらん、せ…せい?』」

 

…ヤッバ、読めん…

こんなところで勉強してこなかったツケが回ってくるとは!

 

「『清涼』だよ。」

 

さっすがー!お兄ちゃん大好き!

 

コホン、それはそうと…確か、原作だとどれだけ魔力を込めるかによってスピード、威力、精密性が変わるんだったよな?

「『清涼なるみずのせせらぎのながれを今ここに、ウォーターボール』! 」

 

詠唱を終えると、手のひらから水の塊が発射された。

 

うぉ、結構持ってかれたような…

自分の中に渦巻いていた何かが急激に減って、倦怠感が身体を包み込んでいくのを感じた。

 

「い、今のは…」

ルーデウスはなんか驚いてるし…

 

そんなルーデウスの視線の先を見ようと頭をそちらに向ける。

 

視線の先には、抉れた庭と1人、2人、3人…と増殖していく顔面蒼白なロキシーがいた。

 

…や、やばい、コレはちょっとまず、、い…

そう思うと同時に、目の前がブラックアウトした。

ifルートを作ろうと思ってるのですが…優先的に作って欲しいやつありますか?

  • エリスルート(誘拐事件の辺りから)
  • ロキシールート(卒業試験から)
  • 老デウスルート(長くなる気がする…)
  • シルフィルート(一緒に転移するやつ)
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