長女転生〜ルーデウスみたいに本気出す! 作:モモンガ様を見守り隊
震えてるお嬢さまと一緒になって暖かくなりたい…
どうぞ!
あの後、何回か顔合わせをして、なんとなーく嫌いじゃない奴程度の認識になった。
護衛の許可までは行かずとも従者としては使ってくれている。
よし、俺の就職確定!
まぁ、お兄さまはまだ嫌われてるため、昨日相談を持ちかけられ、原作通り誘拐することにしたらしい。
まぁ、要するに俺に目の前で起こる誘拐に目をつぶってくれってことだ。
ぶっちゃけ展開を知っている俺は本物の誘拐犯だと知ってるから止めることも出来るがお嬢さまには社会の辛さを知ってもらういい機会にもなるし、お兄さまの就職に多大なる貢献をする事件を止めることはできない。
そう、俺は
まぁ、流石にこれでマジにさらわれたら困るのでこっそりついて行って隣町ぐらいで待ってるつもりだが…
〜誘拐当日〜
うん、隠す気ないだろ…いくらなんでも荒っぽすぎない?もうちょいこうさ…人目につかないとこでやろうとかないわけ?
それでも本業か?
そんな事を考えながら走り、馬車を見失わないように追いかける。
二つ隣の村に入っていったのを見て、俺は一つ前…つまり、ロアから一つ隣の村に戻った。
夜が更けるころ、荷車が村に入ってきた。
そこで俺は偶然を装って、ルーデウス達に接触した。
「…あ!お嬢さま、お兄さま!」と探してたよ風に近寄る。
「…え !レイラ!?どうしてここに?」とルーデウスが本気で驚いている。
そう、だってこの行動は俺の独断によるものだからな。
いくらなんでも、心配になってしまう。
もちろん俺が来たことによって変わる未来というのはもちろんだが、止められた誘拐を止めずにエリスやルーデウスが死ぬようなことがあれば俺は自身を憎み続けることになるだろう…
まぁ、だからといって俺に出来ることなんてたかが知れてるだろうがな…
ボロボロの二人を連れて宿に向かう。
今日ここに来ることは知っていたので、宿は取ってなかったんだよな
ルーデウスは二人分はあったが俺の分までは用意してなかったので、俺だけ自腹を切った。
部屋につき、二人はベットへダイブをかまし、寝ることにしたらしい。
…俺?俺はもちろん寝ずの番だよ。
俺がいることで何が変わるかわからんからな、最悪の事態を想定して動かなくては…
「…アンタは寝ないの?」とみんなが寝静まったころエリスが聞いてきた。
「うん?ええまぁ…」
「…なんで?」と弱々しく聞いてくる。
「だって、お嬢さまが不安で眠れなそうな顔をしてたので。」
「…そう」
「…」
「…」
「…ねぇレイラ…」
「…どうしました?」
「私と一緒に寝なさい。」
「…」
「…」
「…え?マジッすか?」という俺の問いに対してコクリと頷くエリス
「…じゃ、じゃあ…お邪魔します?」
そう言い、布団に潜り込む。
ゴメン、ルディ、お嬢さまの初体験は俺が貰った…
「ねぇ、アンタは怖くないの? 」
「うーん、正直言ってそこまでは…」
「どうしてよ…」
「うーん、そうですね、お兄さまがいるから…ですかね。」
「…そんなに凄いの?」
「ええ、私なんかよりも全然凄いですよ。…眠くなるまで話しましょうか?」
「…うん」
「お兄さまは…」
そうして二人で温まりながら話をし続け、そして緊張の糸が切れたのかエリスはすぐに寝てしまった。
次の日、ルーデウスの指示に従い、荷車に乗せてもらって何とかロアにたどり着く。
「「はぁ〜、やっと着いた!」」と二人で言い、俺はとりあえず着いたことを知らせようと振り向き、
「お嬢さま、何とか着きました…ね…」
お嬢さまは、消えていた。
「レイラ!こっち!」と一足先に気づき、ルーデウスは俺に声を掛ける。
ルーデウスの背を追いかけて裏路地にたどり着くと、火の玉が打ち上がった。
目線をルーデウスに戻すと、エリスお嬢さまを助けて下がるのが見えた。
…と同時に剣がルーデウスに向かって飛んできた。
…ッ!遠すぎる!間に合わせるには!
無詠唱で靴の裏にガッチガチに固めた岩を作り出し、その下に氷と炎を作り出す。
パウロがルーデウスにしていたみたいな高速移動をこの未熟な身体でできないことは試して知っている。
故に、俺の思いつく高エネルギーを生み出す爆発…それを足裏で起爆させる。
正直言えば怖い…下手すれば脚が吹き飛ぶかもしれない…どうせギレーヌが助けに来るだろう…そう言い訳をする自分もいる。
だが…もし来なくて、ルーデウス―兄が死んでしまったら?そう思えば、大したことなんてない…そう思い、加減なんてせずぶっぱなす。
瞬きなんてする間もなく景色が変わっていく。その間、俺は一時も見逃さないように見ることに集中する。
1コンマ…俺の横を過ぎていこうとする剣をたたき落とす。
2コンマ…そうこうしているうちに目の前に男の前にまで来ていた。迫り来る首に狙いを定め自身の剣をかざす。
3コンマ…減速を知らないスピードに少し恐怖を覚え、前に強風を生み出し、半ば無理やりスピードを止める。
目の前に迫った土の壁に上手く衝撃を吸収しつつ、着地し、2度目の爆発を起こす。
未だ前を向いたままのもう一人の男目掛けて通り掛けざまに剣を振る。
今度はしっかり地面に着地して爆発による勢いを殺す。
そしてここで、ゆっくりと、しかし綺麗な所作で剣を柄にしまいフィニッシュだ!
原作のギレーヌのように本人が気付いた時には首が落ちた。
噴水のように出続ける血を眺めても心が何一つ動かない…
いや、死んだな〜ぐらいには心は動くが、心臓がバクバクしたり、手が震えたり、過呼吸になったりもない。
…俺はこんなにも薄情な奴だったのか?
倫理的に不味いだろう…せめて怖がるか動揺ぐらいはしても良かっだろうに…
こんな
そうだ、だから…だから俺は…おかしくないんだ…
そんな自己暗示に似た何かを呟きながら縮こまる。変化する自分に怯えるように…
「…ラ?レ…ラ?レイラ!大丈夫か!?」と自分を呼ぶ声にハッとする。
「…は、はい!」
「ほんとに大丈夫か?何かあったらお兄ちゃんに言うんだぞ?」と言ってきた。
どうやら、本気で心配させてしまったようだ…そうだ、ルーデウスを…家族を守ったんだ。俺は守れたんだ。変化することに怯える必要なんてなかったのだ。
だって、そのおかげで家族を助けられたんだから!
そうだ、そんなにうじうじ物事を考えてもしょうがないじゃないか!
未だ心配そうにこちらを覗き込んでくるルーデウスにもう大丈夫だと言い、立ち上がろうとする。
すると、鋭い痛みが足から伝わってくる。
「…痛ッ!」
何事かと、痛みの原因を見ると、あら不思議…私の麗しい足が青紫色になって腫れ上がっているではありませんか!
できるだけ振動を与えないようにそっと手をかざしてヒーリングをかける。
痛みが引き何とか立てるようになった。するといつの間にかギレーヌが来ており、犯人を既に拘束していた。
「…戻るぞ」
「え、ええ…」
そう言って立ち上がろうとしたが急に目の前が歪み始めた。
…ああ、これって…久し、ぶ…りの…
後日、ベットの上で目覚めた俺はフィリップに改めて事件の真相を聞いたところやはり、執事のせいだったそうな…
うん、知ってた…だが、一応驚いたフリはしておこうかな…
「うわ〜、驚いたな〜(棒)」
「ふふ、どうやらそこまで驚いてないようだね。まぁ、予想はできていたがね。」と言って席を立つ。
「…?もう行かれるのですか?」
「ああ、僕よりも君に会いたがっていた子達が待ってるからね。あまり待たせるわけには行かないだろ?」と言って扉を開ける。
「「レイラ!」」と言ってベットに駆け込んでくる二人組
「大丈夫だったか、レイラ!?」
「平気?どこも異常ない!?」
「ええ、何とか…それよりもいつの間にか2人とも仲良くなりましたね」
「ええ、レイラの治療に使えるかもしれない文献を調べていたところ偶然、ばったりと会いまして… 」
おいおい、我が兄にエリスお嬢さま…そこまでしてくれたのか…泣いちまうぞ?
…いやでも、そこまでする必要なくない?とは二人の潤目を見てしまえば、口が裂けても言えないレイラであった…
〜♪ボッコボコにしてあげる〜♪
ハーメルンDdosして誰が得するの?
次はないです。
許しません。絶対に…
あと、管理者様お疲れ様です。(-人-)ナムナム
ifルートを作ろうと思ってるのですが…優先的に作って欲しいやつありますか?
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エリスルート(誘拐事件の辺りから)
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ロキシールート(卒業試験から)
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老デウスルート(長くなる気がする…)
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シルフィルート(一緒に転移するやつ)