ある星で。
「はぁあああああああ!」
一夏は頭部、右肘、背中にプラズマソウルを宿したベムラーに向かい雄叫びを上げながらブレードを振りかざしていた。ベムラーは光弾を一夏に向け放つが一夏はブレードで光弾を斬る。
「ナイスだ一夏!ホークアイ・・・・・・・・・ショット!」
ガルムのホークアイショットがベムラーの右肘のプラズマソウルを打ち砕く。
〈ガッツガンナーガルム。プラズマソウルゲットー。一夏のサポートがあるとその腕は一層輝きを増す。〉
一夏はベムラーの頭部に向かい跳び、頭部のプラズマソウルを斬る。
〈お~とっ!ラッシュハンター四人目のメンバー一夏がプラズマソウルをゲット!〉
「バレルさん!」
「任せろ!」
バレルはベムラーの背中に付くとシザーブレードを振り下ろす。プラズマソウルが全て獲られベムラーは倒れる。
〈バルタンバトラーバレルの一撃によりプラズマソウルは全てゲット!すごい!すごいぞラッシュハンターズ!〉
ハンターステーションに戻るとマグナが出迎える。
「お疲れさん。一夏、また腕を上げたんじゃないのか?」
「まだまだですよ。もっと頑張らないと。」
「それ以上強くなったら俺らの立場がねぇよ。」
「大丈夫ですよ。それに俺一人でプラズマ怪獣を倒せるなんて思ってませんから。」
そんな話をしながら彼等は移動する。
「一夏君は強くなってくねぇ。僕もチブローダーもあのくらい強くしたいよ。」
「無茶言うな。第一あの動きは無理だろ。」
チブル星人ですらうらやむほどの一夏の強さはハンターステーションのハンターたちに知れ渡り、今では一夏を知らぬ者はいない程である。
「てか一夏。お前まだ髪を切らないんだな。」
「ん?ええ・・・・・元の星に帰れるワームホールが出現するまで髪は切らないつもりです。」
「ふ~ん。まぁ一夏がいなくなったらみんな寂しくなるだろうな。」
「そうですかね?」
「そうだ。だよな、おっさん。」
「ん?まぁ・・・・・ヒヨッコの世話役がいなくなると俺が疲れる。」
「おい!そらねぇだろ!」
賑やかに話が進む。そんな時二人のハンターが一夏に声をかける。
「一夏、ステージ十分前だがいけるか?」
「おっ!もうそんな時間か。すいません皆さん。」
「わーってるよ。いってこい一夏。」
「ライブ、楽しみにしてるぜ。」
「久々だな。」
一夏はお辞儀をしてステージの方に向かう。
「準備はいいか?」
「はじまっぞ。」
「ああ!」
一夏達はステージに出る。
〈さぁ!今日はウルトラフロンティアのライブ!マズ歌うのは~・・・・・・・Rush!ウルトラフロンティアだ~~~~~~!〉
アナウンスの声に観客が反応する。
その演奏をダダチームも、ノダチザムシャー率いるムシャチームもフッグチームも見ていた。
♪~
「ウルトラフロンティア!!(Rush Hunthing・・・)」
♪~
「新たなる 決意が今 切り開く軌跡 (Got to fight what you want! Got to take, where so ever!)
立ち向かえ どんな敵も 銀河を越え Fight &Hunt! (Got to fight what you want! Got to take, where so ever!)
譲れない夢 たとえ違っても 揺るぎないキズナ 今ここで分かち合える 」
♪~
「ひとりひとりの 小さき光が いまひとつになって この宇宙を照らす ラッシュ!!ラッシュ!!ラッシュ!! 使命と欲望が 渦巻くこの銀河で 勝利をつかみ奪れ 」
♪~
「ラッシュ!!ラッシュ!!大怪獣ラッシュ!!ウルトラフロンティア!」
♪~(ここから先は思い付きです)
「強大な敵が 目の前に立ちはだかり(Got to fight what you want! Got to take, where so ever!)敵わなくて 心が折れそうになったとしても (Got to fight what you want! Got to take, where so ever!)一人じゃない 仲間がいるんだ 信じあえる仲間と共に立ち向かえ 」
♪~
「たとえどんなに 強くても 一人では勝てない 仲間がいるんだ ラッシュ!!ラッシュ!!ラッシュ!! 仲間の力を あわせ立ち向かえ 勝利をその手に ラッシュ!!ラッシュ!!大怪獣ラッシュ!! ウルトラフロンティア!!」
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♪~~~~~~~~~~
「最初は誰も 強くは無かった 自分の弱さを憎む 大事なものに気付かずに戦ってきた
でも今なら分かる 大切なもの 」
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「ひとりひとりの 小さき光が いまひとつになって この宇宙を照らす ラッシュ!!ラッシュ!!ラッシュ!!恐れる事はない 仲間と共に立ち向かってゆけ ラッシュ!!ラッシュ!!ラッシュ!!使命と欲望が うずまくこの銀河で 勝利を掴み取れ ラッシュ!! ラッシュ!! 大怪獣ラッシュ!!ウルトラフロンティア!!」
♪~~~~~
演奏が終わると観客からの歓声が湧いた。
一夏がハンターになってから九年の月日が流れた。最初はラッシュハンターズに基礎から鍛えられ、徐々に強くなっていっていた。だが一夏は他のハンターの戦い方を見るなりそのハンターに修行をつけてもらった。気付けば本人はハンターの中で七星剣使いと渡り合うことが可能なほどにまで成長した。
何より驚くべき事は一夏がISも無しに空をも飛べるようになり、挙句の果てにはバレルのような陰分身、ガルムのような分身戦闘、マグナのようなバーサクまでも身に付けた。
一夏元の星に帰れる日を夢見て今も髪を伸ばしている。ちなみに何故一夏が歌っているかというと一夏が地球人だからという理由であった。だが一夏は歌詞事態を指摘し、今では銀盤化もしてしまっているほどである。
「ふふふ、彼も成長しましたね。ですが・・・・」
ジェントは投影ディスプレイを見る。するとそこには波長を観測する計器の数字が表示されていた。
「次が彼の最後のハンティングになるでしょう。悲しいですね。」
ジェントはそう言うと一夏達を見ながら酒を口に運ぶ。