ガラル地方。
バトルが盛んな地方であり、他の地方では存在しないダイマックス現象がある地方である。
私の名前はクロア。ホウエン出身のトレーナーだ。
頭に1kgの重さを乗せながら飛行機と列車を乗り継いでマグノリア博士という人物のポケモン研究所に向かっている。
向かっていたはずなんだけど。
「ここ本当にどこ?」
私は今変な森で迷子になっている。
ー同時刻 まどろみの森にてー
2人の少年少女が神秘的なポケモンに挑んでいた。
「ねえホップ!あのポケモンに全く技が効かないんだけど!」
「まるで技がすり抜けてるようだぞ!」
「ああもう!どんどん霧が濃くなってきてる!」
「ユウリ!このままじゃ技が使えないぞ!」
気づけば辺り一面が濃い霧に囲まれており、私たちは遂に意識を失った。
「お、人がいる。」
最後に聞こえたのはホップでもダンテさんでもない声だった。
やばい、どうしよ。目の前で人が倒れた。
「お〜い。君たち大丈夫か〜?」
揺さぶっても反応なし。
見た感じ如何にも駆け出しトレーナーって感じ。
恐らく彼女の手持ちっぽい青いポケモンが心配そうに見ている。
私の存在に気づいたらしいそのポケモンはまだ他にも居ると言わんばかりの目配せをして、その方向に目をやると、少し離れた場所で少年も倒れており、近くに彼の手持ちであろうポケモンが心配そうに彼を見ていた。
「とりあえず、この子達を移動させるか。出てきて!クチート!」
出したのはホウエン時代からの相棒クチート。彼女に手伝ってもらい2人を道の端っこに移動させた。
「よし。この子達の保護者を探さな…うわぁ!」
突然空から飛んできたのは黒い翼のポケモン。
明らかにこちらに敵意を向けている。
「ガアアアアアアア!」
「このままだとまずいね…クチート行くよ!」
「クチッ!」
「先手必勝!クチート!『アイアンヘッド』!」
クチートの鋼鉄の頭が大きな大顎が炸裂したかに見えた。
「嘘でしょ?聞いていない…?効果いまひとつなの?」
それもそのはず。クロアが遭遇したポケモンはアーマーガア、タイプはひこう・はがね。はがねタイプの攻撃は今ひとつである。
「今ひとつとなると見た目からしてはがねタイプ…?空を飛んでいるからひこうタイプの複合なの…?となるとクチートの攻撃は全て今ひとつ…ここは一気に押し…っ危ない!よけて!」
考え事のしすぎてアーマーガアの攻撃を掠ってしまう。
「今ひとつとなると見た目からしてはがねタイプ…?空を飛んでいるからひこうタイプの複合なの…?となるとクチートの攻撃は全て今ひとつ…ここは一気に押し…っ危ない!よけて!」
考え事のしすぎてアーマーガアの攻撃を掠ってしまう。
「クチート大丈夫!?まだいける!?」
自身の言葉に問題ないとでも言ってるかのようにクチートは頷く。
「今から作戦を言うよ!相手のタイプは恐らくひこう・はがね。私たちの攻撃は全ていまひとつ。だけどそれは相手も同じこと!力で押し切るよ!」
私たちは首にかけているお揃いのネックレスについてある宝石に触れる。
「いくよクチート!メガシンカ!」