蓮ノ空×イナズマイレブン 〜英雄たちのヴィクトリーロード〜   作:松兄

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第89話:別世界……?

 みんなでお昼ご飯を食べたあとの2時間の休憩。

 俺はみんなにイタリア戦やそれまでで学んだ『主人公感』、『自分型エゴ』、『世界型エゴ』、そしてそれぞれの『自由型』、『不自由型』などの要素を話していた。

 みんなは目を丸くしながら話しを聞いており、時折される質問に返しながら話を続けていく。

 

 ―――そして話が終わると、

 

花帆「すごいね晴也くんって………」

 

瑠璃乃「なるほどね~……相手の思考パターンをトレースするやり方に近いのかな」

 

晴也「そうですね。それに近いと思います。それをプレイ中の相手の挙動やプレーの傾向から読み解いて方程式に当てはめる感じですね」

 

丈二「なるほど………頭使うなコレは………」

 

 丈二先輩は困った顔をしながら頭を掻く。

 

小鈴「でも、コレを極めれば全国でも通用する選手になれそうです!」

 

吟子「いや、日本どころか世界でも通用すると思うよ?」

 

来夏「サッカーIQが高くないときつそうだな………」

 

 たしかにな。けど、洞察力である程度のフォローはできるはず。その点小鈴は優等生だと思う。

 

晴也「と、まあこんな感じですね。何か他に質問ありますかね?」

 

 俺が聞くと、先輩たちや他のみんなも質問は無さそうだった。

 

晴也「じゃあ良いですかね?そろそろ時間ですし蓮ノ山登山口行きましょう」

 

姫芽「うへ〜………」

 

梢「行きましょうか……」

 

慈「よし、行くか〜!」

 

さやか「はい」

 

綴理「お〜」

 

花帆「先輩たちやさやかちゃんホントに体力オバケだよね……」

 

 花帆先輩がそんな事をぼやく中、登山口に向かった俺達。登山口には天馬監督が待っており、みんなが来ると説明を始める。

 

天馬「じゃあ、前と同じでこのまま道なりに走って行くこと。でも今回は途中に青い目印が巻いてある岩があるからそこで折り返して戻ってきてね。コースアウトしないようにロープ張ってあるけど気をつけて。では、始め!」

 

ピッ!

 

 天馬さんが笛を吹くと同時に走る俺達。最初の2分くらいは団子状態で密集していたが、徐々に離されていくもの、引き離すものでグループができた。

 

― 先頭グループ ―

 

晴也「ハッ、ハッ…」

 

さやか「晴也くん早いですねやっぱり」

 

晴也「さやか先輩こそ!」

 

梢「やっぱりみんなまだみたいね」

 

慈「めぐちゃんたちは世界と戦ったんだから、むしろ一番にゴールしなかったら罰ゲームありそうだし……」

 

綴理「うん」

 

 

 

― 中盤グループ ―

 

瑠璃乃「早いな……みんな」

 

丈二「ハァ、ハァ……」

 

来夏「キッツい!」

 

 苦しそうなみんな。

 

吟子「姫芽、大丈夫?」

 

姫芽「うん。休憩で体力戻ってきたから〜」

 

 

― 下位グループ ―

 

兵太「頑張れ!」

 

花帆「う、うん!」

 

小鈴「ちぇ、ちぇすとぉおおぉおお〜〜っ!!」

 

 コチラも3人仲良く走っていた。

 

 

 しばらく経ったあと先頭は、

 

晴也「あ、アレか?」

 

梢「あれね」

 

さやか「じゃあ折り返しですね」

 

 そして岩にタッチして来た道を戻る俺達。戻ってすぐに中位グループとすれ違った。

 

瑠璃乃「あっ、みんな!」

 

晴也「あと100メートルくらいで目印あるからがんばれ!」

 

姫芽「あ、あとそのくらいなんですね!」

 

吟子「がんばろう!」

 

 そして、すれ違い走っていった。

 

 そのまままたすぐに今度は下位グループ。あれ? なんかそこまで差が開いてないな。みんな体力が付いてるんだな。

 

 そこからみんなの成長を感じた俺達。下位グループにあとどのくらいで目印かを教えて下山する。

 

 ――そして、

 

晴也「終わったぁあ〜〜〜………」

 

さやか「疲れましたね」

 

綴理「ハァ……」

 

天馬「お疲れ様。アイシングして休みな? 今日はもう終わりね」

 

 俺達が冷却スプレーやシートを使って疲れた筋肉をほぐして休んでいると、みんなが戻ってきた。

 

吟子「お、終わった……」ハァ、ハァ…

 

姫芽 パタリ……

 

 倒れる姫芽。

 

小鈴「ひ、姫芽ちゃん!!」

 

花帆「つ、疲れたね……」

 

瑠璃乃「ルリたち頑張ったよね……」(死んだ目)

 

 皆が苦しそうに倒れ込む中、

 

天馬「皆お疲れ様。じゃあ、さっきのサーキットで外周になった3人は休んで体力がある程度戻ったら走ってきて。他は今日は終わりで良いよ」

 

瑠璃乃「や、やっぁあ〜……嬉しいなぁ………」

 

吟子「くっ……」

 

花帆「でも、休憩していいならなんとか……」

 

兵太「ああ。すぐは死んじまうからな……」

 

 そして、アイシングしながら休憩して今日は帰る俺達。花帆先輩たちは、その後で外周を終えてから寮に戻った。

 

 

 ―――その夜。蓮ノ空サッカー部監督室。

 

天馬「みんなだいぶ能力も上がった。どこかに試せる相手が居るといいけど………」

 

 すると、

 

アルノ博士「天馬くん」

 

天馬「アルノ博士!?」

 

 突然の訪問に驚く天馬。

 

アルノ博士「失礼。天馬くんが練習試合の相手を探したいと前に言っていたからの〜。昔の(よしみ)じゃしわしの方でも探してたら……丁度向こうもいい相手を探している者がいたんじゃよ。どうかの? 別の世界の日本代表なんじゃが」

 

天馬「別の世界の日本代表? 別の時代の日本代表じゃなくて?」

 

アルノ博士「うむ。別の世界じゃ。監督を呼んである。会ってみるか?」

 

天馬「お願いします!」

 

アルノ博士「分かった。入ってくれ」

 

 そして扉を開けて入ってくるのは30代に届くか届かないかくらいの男性。

 

?「始めまして。私の名は桜木結城――」

 

結城「―――別の世界の日本代表、《ラブライブジャパン》の監督をしています」

 

 

― つづく ―




というわけで、『オト姫』さんの書く、《二つの世界のサッカー》とのコラボが決まりました!

向こうのみんなの活躍を見て予習しておくとより楽しめるかも?時系列は向こうの代表が『アドバンチュール』というチームに1度負けて特訓中、の時系列との戦いとします。

〈二つの世界のサッカー〉:リンク
https://syosetu.org/novel/301473/

感想・評価宜しくお願いします!

ぶっちゃけ本編とNEXT DREAM編どちらの方が面白い?

  • 本編
  • NEXT DREAM
  • コラボ回(キャプテン翼サンシャイン)
  • コラボ回(二つの世界のサッカー)
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