蓮ノ空×イナズマイレブン 〜英雄たちのヴィクトリーロード〜   作:松兄

106 / 247
コラボ回(2)5:強襲!『soldier strike』

 梢先輩が(オト)海未の[菊一文字]をガッチリとキャッチ好機(チャンス)

 

梢「来たわ。マイボール!!」

 

矢島『おっと、攻守交代! 蓮ノ空カウンターチャンス!!』

 

梢「そこね。超反撃!!」

 

 梢先輩のスローイングから、ボールは晴也()に。

 

晴也「ナイスセーブです梢先輩!!」

 

梢「行きなさい晴也くん!」

 

 晴也がボールをトラップ。ドリブルで攻め上がる。

 

綴理「ナイスこず! はる! いくよ!」

 

 俺はドリブルで上がりながら、ラブライブジャパンの前線のプレスを相手する。

 

(オト)千歌「くっ、止める!」

 

(オト)梨子「千歌ちゃん、連携していくわよ!」

 

 

MATCH UP!!!

晴也 vs (オト)千歌&(オト)梨子

 

 

 2人でダブルプレスを掛けてくる(オト)千歌と(オト)梨子。

 

晴也(ざっと見た感じ、(オト)千歌さんは【自分・自由型】、(オト)梨子さんは【世界・不自由型】って感じか……なら……千歌さんが奪いに来て、梨子さんは空いたスペースカバーって感じか)

 

 晴也の予測通り突っ込んでくる(オト)千歌さん。(オト)梨子さんはパスコースをケア。

 

 ――で、あれば

 

晴也(千歌さんを抜いてしまえば突破は容易!)

 

晴也「[スプリントワープ・GX]!!」ビュンッ! ビュンッ! ビュンッ!

 

(オト)千歌「!?」

 

(オト)梨子「くっ!」

 

 晴也()は必殺技でディフェンスを躱して攻め込む。

 ドリブルで上がりながら、ラブライブジャパンのディフェンスを相手する。

 

(オト)海未(晴也くんと言いましたね。チャンスがあれば味方へパスが出せる位置に常に陣取りながら、目の前のディフェンダーが嫌がるコースへ走る………)

 

 走る俺に対して、(オト)聖良が止めに入る。

 

 

 

 

MATCH UP!!!

晴也 vs (オト)聖良

 

 

 

(オト)聖良「止める!」

 

晴也(聖良さんは間違いなく【世界型】。けど、自由か不自由で言ったらたぶん与えられた役割をこなす事が得意な不自由型だな。そして主人公感で言えば、チームを支えることに徹するタイプ……なら、ここは味方が戻る時間稼ぎに徹するか? なら、ここは一気に抜く!)

 

晴也「甘ぇ!」トッ!

 

 スピードに乗って俺は左に軽いステップ。

 

(オト)聖良「っ!!」

 

 (オト)聖良も付いてくる。オレのステップ方向に(オト)聖良も足に体重を乗っける。

 

晴也(軽いステップで釣って、逆への加速でぶっ壊す!!)ギュンッ!!

 

 (オト)聖良はあっさりと抜かれてしまった。

 

(オト)聖良「!?」

 

(オト)聖良(この人、そんな近接戦(インファイト)もできるんですか!?)

 

 そのままドリブルで上がる晴也。そこへ、

 

花帆「晴也くん!」

 

花帆先輩が俺を呼ぶ。

 

(オト)千歌「行かせない!!」

 

 急いで(オト)千歌が追いかけてくる。スライディングタックルだ。

 

晴也((オト)千歌さんは自分型とは言ったけど、主人公感で言えば仲間と勝ちたいタイプ。要するに仲間と一丸となって勝利する中でも自分をアピールしたい感じか。こういう相手は読みやすい)

 

晴也「花帆先輩!」トッ!

 

花帆「オッケ、リターン!!」トッ!

 

(オト)千歌「あっ!!」

 

 まるで後ろにも目が付いているように、(オト)千歌のスライディングタックルを躱す晴也。

 

(オト)海未(重心の逆をつくステップ。そのタイミングで日野下さんと間髪入れずワンツー、一瞬の無駄もない完璧な崩し。分かりますけど、できます? 今の。いや、――)

 

 (オト)海未は蓮ノ空の動きの秘密を必死に考える。

 

(オト)海未(このままゴール前だとマークがきついですから多分、人の少ない方へ……!)

 

 晴也はディフェンスを振り切ってそのまま直進する。

 

海未(そのまま直進……ディフェンスの中に突っ込むんですか? なんで……理解(わか)りませんね。どんなイメージで動いてるんでしょう……?)

 

 (オト)海未は走りながら奪える隙を探し続け観察する。――すると、

 

晴也「……………」バッ! バッ!

 

 俺の頭の動きが気になった。

 

(オト)海未(!? あの人、あの目の使い方……。ボールを見てない。―――いや、正確には全体を見るように首を振って、ボールじゃなくて視界情報を……!! そういう事ですか!!)

 

 (オト)海未はここで蓮ノ空の動きの良さのからくりに気が付いたようだ。

 

(オト)海未(でも、分かったからと言ってそう簡単に真似できるものじゃない。そんなの、世界で戦う一流のプロ選手がやるような技術のハズ!)

 

 

 そして、晴也はペナルティエリアの中に侵入する。

 

晴也(花丸さんはこっちの世界はGKなんだよな……この(オト)花丸さんはDF……でも、今までの傾向からすると恐らく論理的に考える世界型。そして自由に考えてプレーするのが得意な自由型か?……で、あれば)

 

(オト)花丸「行かせないズラ!![もちもち黄……」

 

 (オト)花丸は必殺技を発動。餅がボールに向かってくる。

 

晴也「………………」バッ!

 

花丸「ずらっ!?」

 

晴也(ワンプレーを躱してしまえば次の立て直しを考えるのに数秒のラグができる)

 

 晴也はサイドステップで餅を躱す。そしてそのままシュート体勢に。

 

 晴也がシュート体勢に入ると水の竜巻が晴也の周りを包み竜巻に乗って上昇………するタイミングでボールを足で擦って回転をかける。

 すると、回転が竜巻を余すことなく巻き取り、水エネルギーを100%凝縮する。

 そして晴也は跳躍し、オーバーヘッドキックを叩き込んだ。

 

 

晴也「[ネオ・激流ストーム・G4]!!」ドゴォオォオオォオオォオオオンッ!!!

 

 晴也のシュートが、凄まじい勢いでラブライブジャパンゴールに迫る。

 

(オト)曜「正面! 止める!」

 

 (オト)曜はオーラを練り上げ、水の女性型魔人を発動。片手をボールに突き出す。

 

(オト)曜「[マジン・ザ・ウェイブ]!!」ドゴォオォオォオオオンッ!!

 

 途轍もない力と力のぶつかり合い。しかし、(オト)曜はかなり厳しそうだ。

 

(オト)曜「ぐぅうううぎぎぎぎぎ!!」

 

 歯を食いしばりながら必死にこらえる(オト)曜。だが、

 

(オト)曜「だ、ダメだ……うわあっ!!」

 

バシュゥウゥウウウンッ!!

 

 シュートは、轟音と共にゴールネットに突き刺さった。

 

 

GOOOAL!!!

蓮ノ空 2 ー 1 ラブライブジャパン

 

 

 

矢島『決まったぁああっ!! 蓮ノ空逆転!!』

 

晴也「よっしゃぁあああっ!!」グッ!!

 

さやか「ナイスシュート晴也くん!」

 

慈「よしっ!」

 

 

 ―――一方、

 

(オト)海未「……………絵里、真姫」

 

(オト)絵里&(オト)真姫「「?」」

 

(オト)海未「チャンスがあったら、3人でアレを試しますよ」

 

(オト)絵里&(オト)真姫「「!!」」

 

(オト)絵里「わかったわ」

 

(オト)真姫「……………」

 

 

 そして、ラブライブジャパンのキックから試合再開。

 

 

矢島『ラブライブジャパンボールから試合再開です!』

 

ピィイイイイーーーッ!!!

RESTART!!!

 

 

 キックと同時にボールを(オト)千歌に戻すラブライブジャパン。そこに瑠璃乃先輩がハイプレスをかける。

 

 

 

MATCH UP!!

瑠璃乃 vs (オト)千歌

 

 

 

瑠璃乃「取るっ!」

 

(オト)千歌「抜くっ!!」

 

(オト)千歌は勝負を選択。周囲に優しい風をまとい、回転突破(ルーレット)で躱した。

 

(オト)千歌「[そよ風ステップ]! (オト)真姫ちゃん!」

 

(オト)千歌から(オト)真姫にパスが繋がる。

 

(オト)真姫「ダイヤ!」

 

(オト)真姫からダイヤへのパス。パスを受け取った(オト)ダイヤ。

 

慈「アタシが行く! さやかちゃん中のケアお願い!」

 

さやか「分かりました!!」

 

 守備体勢を整える蓮ノ空。FW陣も戻ってきている。

 

(オト)ダイヤ「決めます!」

 

 (オト)ダイヤはシュート体勢に。ボールを蹴り上げて指笛を吹くと、どこからともなく飛んできた4匹のペンギンがボールに突き刺さる。

 

慈「! シュート!?」

 

(オト)ダイヤ「決めます![オーバーヘッドペンギン]!!」ドガァアァアアッ!!

 

 迫る(オト)ダイヤの[オーバーヘッドペンギン]。梢先輩が迎え撃つ。

 

梢「止める![極・ダイヤモンドハンド]!!」ガチィイィイイィイイイッ!!

 

 [ダイヤモンドハンド]と[オーバーヘッドペンギン]の激突。梢先輩は耐えるが、今度は段々と引き摺られていく。

 

梢「ぐっ、うらぁああぁああっ!」バチン!

 

 梢先輩は止めていた腕をフルスイング。ボールを弾いてカットした。

 

(オト)ダイヤ「くっ!!」

 

綴理「こぼれ球(セカンド)!!」

 

 ボールの落ちた先は…………

 

(オト)海未「……………」トンッ!

 

 (オト)海未の元に落ちてきた。

 

(オト)海未(時間的にも、前半ラストプレー!)

 

(オト)海未「絵里! 真姫!」

 

(オト)絵里&(オト)真姫「「!!」」ダッ!!

 

 

 

 ボールを持った(オト)海未がシュート体勢に入る。

 

(オト)海未「はぁぁっ!」

 

 (オト)海未がボールに闇の力を込める

 

海未「うらぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 そして上にボールを打ち上げて空中のボールを蹴りの乱打乱打乱打でエネルギーを溜める。

 

海未「………ぜい!!」

 

 一回転して蹴った後地面すれすれに叩きつける。そして海未、真姫、絵里は3人でシュート体勢に。

 

 その力を絵里は左足に、真姫は右足に海未は落下の勢いを利用して右足で踵落とし。

 

 

(オト)海未&(オト)絵里&(オト)真姫「「「[soldier strike]!!!」」」ドゴォオォオオォオオォオオオンッ!!!

 

 

 闇の力と渦巻く暴風を纏ったシュートが襲いかかる。梢先輩はキャッチの体勢に入る。

 

梢「今度も止める![極・ダイヤモンドハンド]!!」ガチィイィイイィイイィイイィイイイイッ

 

 

梢「ぐぅうううぁあぁあああああっ!!!!」

 

 凄まじい勢いのシュートに対して粘る梢先輩。

 だがあのシュート、闇のオーラと暴風が邪魔をしてボールに触れることがそもそも難しい性質を持つようだ。

 

梢「止め………るっ!」ガシッ!

 

 梢先輩の手が、ボールに触れた。

 

(オト)絵里「なんで触れられるのよ………」

 

(オト)真姫「でも…………」

 

(オト)海未「乙宗梢、誇りなさい。あなたは強いキーパーです。私が認めます……でも今は散りなさい」

 

 

 

梢「グッ、きゃぁあぁぁあああっ!?!?」

 

バシュゥウゥウウウンッ!!

 

 シュートは、ゴールに突き刺さった。

 

 

 

GOOOAL!!!!

蓮ノ空 2 ー 2 ラブライブジャパン

 

矢島『ゴォオォオオオオルッ!! ラブライブジャパンの[soldier strike]が突き刺さったぁ!! 同点!』

 

 

 ここで―――、

 

ピッ、ピィイイイイーーーッ!!

 

矢島『ここで前半終了のホイッスル! 蓮ノ空対ラブライブジャパンの試合は、同点折り返しだあっ!!』

 

(オト)花丸「同点ズラか………」

 

(オト)梨子「部活サッカーなのに強すぎない? 私たち一応世界一の日本代表なのよ………?」

 

 

(オト)海未「…………………」

 

 (オト)海未は、梢を見ていた。

 

(オト)穂乃果「海未ちゃん? どうかした?」

 

(オト)海未「いえ、あの乙宗梢と言う人、恐らくまだ技を隠していますね」

 

 

ラブライブジャパン『!?』

 

(オト)海未「この世界はどれだけ私を楽しませてくれるんですか………」

 

 そう言った海未の口角は不敵に笑っていた。

 

 

 

― 前半終了 ―

 

蓮ノ空 2 ー 2 ラブライブジャパン

 

― つづく ―




(オト)ダイヤの[オーバーヘッドペンギン]は、アドバンチュール再戦前の時点で二つの世界の方で描写がありませんが、描写が無いけど習得はしてたと言う事で、作者のオト姫さんから提案いただきました。

感想・評価宜しくお願いします!!

ぶっちゃけ本編とNEXT DREAM編どちらの方が面白い?

  • 本編
  • NEXT DREAM
  • コラボ回(キャプテン翼サンシャイン)
  • コラボ回(二つの世界のサッカー)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。