蓮ノ空×イナズマイレブン 〜英雄たちのヴィクトリーロード〜   作:松兄

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 いよいよ数話に渡り、予告していた晴也のフィジカル強化が入ります。
 頭は良かったけどパワーが普通のエース級より弱かったし。


第105話:夏合宿と撮影、そして黒い影

 

 

 姉ちゃん襲来から2日後、サッカー部はは去年の夏合宿に使ったと言う梢先輩の別荘に来ていた。

 先輩の話では、去年の今頃はまだ慈先輩がイップスに陥ってて、瑠璃乃先輩がそれをなんとかしようと頑張ってたらしい……。

 

 今ではすっかり頼れるディフェンスの大黒柱の慈先輩を見てると少し涙が。

 

花帆「合宿の海に、帰ってきたー!! って、あれ? 晴也くん泣いてる?」

 

晴也「スミマセン。先輩たちから聞いた去年の話を思い出して……瑠璃乃先輩と慈先輩の件で色々あったんですもんね」

 

 

 

花帆「そっか。まぁ、色々あったからねぇ……。でも、今年もみんなで合宿に来れましたね。綴理センパイ!」

 

綴理「うん、とてもうれしい」

 

天馬「じゃあ、みんな。水着に着替えてこようか」

 

サッカー部『は〜い!』

 

 天馬監督の声で俺達は別荘の中に入り、俺たちは着替えて浜辺に出る。

 

 

 

晴也&兵太((先輩たちの水着を見れるのか……。もしかして凄い役得?))

 

丈二(女子の水着見るのはやっぱり少し緊張というか…ドキドキするな)

 

 そんなことを男子組思って待っていると、みんなが出てきた。

 

晴也「おっ、来た……な///」

 

 

 

 3・2年生の水着も素晴らしいが、1年生の3人も中々……。って、イカンイカン……。

 

さやか「あっ、晴也くん……///」

 

晴也「……?」

 

来夏「凄い逞しい身体だな……」

 

綴理「バキバキのシックスパック……」

 

梢「凄い筋肉量ね……」

 

晴也「先輩たちだって凄いじゃないですか。鍛え上げられてて」

 

 トレーニー女子って感じだ。

 

姫芽「でも凄い! 触って良い〜?」

 

小鈴「徒町も触ってみたいです!」

 

吟子「ちょっ! ふたりとも!?」

 

晴也「いいぞ?」

 

 ふたりが俺の腹筋や横腹、肩、力こぶの筋肉を触り始める。すると恐る恐る吟子も触ってくる。

 

吟子「失礼します……。硬い……///」

 

姫芽「凹凸の溝が凄い……」

 

 

 

 すると、

 

さやか「何をやってるんですか、みなさん?(^ω^╬ )ゴゴゴゴゴォ」

 

小鈴「あっ」

 

 何故かご立腹のさやか先輩。すぐさま地面に座らされ先輩に説教される1年生たち。

 

 あまり長くなる前に梢先輩が止める。

 

 

 

花帆「よおし、そうと決まったら映画ですよ映画! ひと夏の映画体験! 楽しみだなあ!」

 

さやか「……そうですね。小鈴さん、さっそく映画のイメージを聞かせていただけますか?」

 

小鈴「全力でアイディア募集中です!」

 

さやか「そこからなんですね!?」

 

 

 

 おいおい……。ある程度の打ち合わせを事前にしておけばよかったな……。

 

花帆「でもサッカー選手の映画ですよ、センパイ! 色々やりたいことありますよね!」

 

梢「サッカー選手たるもの……やっぱり、インターハイ優勝……かしらね」

 

瑠璃乃「王道ストーリーだ!」

 

丈二「でも、試合を取るにしても、それは相手がいないと無理じゃないですか?」

 

梢「そうなのよね…」

 

 

 

晴也「じゃあ、選手の練習や日常のとかを撮って、仲間との掛け合いみたいに内容にストーリー性を持たせたらどうですかね?」

 

小鈴「え、めっちゃいいですね! サッカー選手のライフスタイルや、仲間との絆に注目する映画!」

 

さやか「私たちの自信にもなりそうですかね」

 

慈「それもいいけど、やっぱりサッカー選手なら映画の中でもちゃんと練習してないとダメだからね! 主人公もだけど、出る選手ははみんな頑張ってなきゃ!」

 

吟子「映画ってことは……色んなシーンがあるんだよね」

 

姫芽「ライバルと切磋琢磨する、熱いバトルだね〜」

 

吟子「そうだね。仲間も一応レギュラーを争うライバルと言えばライバルだし。色んなシチュエーションが必要なのかなって」

 

天馬「確かに必要かもね。色んなシチュエーション」

 

吟子「これまでの練習内容とかを手直しして、また使えたら……………」

 

綴理「楽しみにしてるね」

 

 ん? 綴理先輩は何言ってるんだ?

 

 

 

晴也「なに言ってるんです? 綴理先輩も出るんですよ?」

 

綴理「ボクも?」

 

小鈴「もちろんです!」

 

綴理「ボクもやることある? なら頑張る」

 

 綴理先輩のやる気スイッチも入ったようだ。

 

さやか「インターハイ優勝を目指す、魅力的な高校サッカー選手の映画。様々な練習の日々を乗せる――」

 

瑠璃乃「ぜ、全部乗せる気!?」

 

さやか「できるかは分かりませんが、楽しそうだなと」

 

瑠璃乃「楽しそうなのは、それはそう!」

 

慈「…………ん、なんからしくなってきたじゃん? 上手くなるための練習をみんなでする。言葉にすればそれだけの話だね」

 

綴理「そう考えると、もう楽しい」

 

 マイペースですね〜。二人とも

 

 

 

梢「ふふ。さて、じゃあ進めていくわよ。小鈴さんにお願いされたので、私と監督で合宿のスケジュールをまとめてきたわ」

 

小鈴「はい、さっそくめちゃめちゃ頼っています!」

 

梢「取り敢えず練習内容を考えてきたから、ドキュメンタリーで行くなら、みんなが練習してるところを撮影して編集。最後にナレーションを入れればいいと思うわ」

 

吟子「ぎりぎりにならないに越したことはないんですけど……。あの、梢先輩、監督。最終日の天候が少し怪しくなりそうですが、そこは大丈夫そうですか?」

 

梢「ええ。少なくとも最終日の夕方、雨の降り出す前には撮影を終わらせたいところね。みんな、はりきっていきましょう」

 

天馬「今回俺はカメラマンに専念して練習指揮は梢に任せるからよろしく頼むね」

 

梢「はい!」

 

サッカー部『おーー!』

 

 

 

 さて、と……。

 

さやか「では、小鈴さん。始めましょうか!」

 

小鈴「あ、は、はい。とりあえず、皆さん徒町のために、本当にありがとうございます………!」

 

梢「大丈夫、あなたのためだけじゃないわ」

 

慈「そーそ。私たちは私たちのために映画を撮るの」

 

天馬「気にしないで。満足のいくの撮りつつ、レベルアップできるように頑張ろう」

 

瑠璃乃「今回撮影で使うカメラなんてさやかちゃんが……、ねえ?」

 

小鈴「そ、それは!?」

 

今回、さやか先輩が撮影機材を実家から持ってくると言っていたのでカメラなどはさやか先輩に任せたらしいのだが、そのカメラがプロが使うような、予想以上に本格的なカメラだった。

 

さやか「はい。つい張り切って、お母さんからちゃんとした機材を借りてきました。もともとお姉ちゃんとわたしのフィギュアや、サッカーの試合の撮影に使っていたものを。だから……楽しみにしてたんです」

 

小鈴「あ……!〜〜〜っ!」

 

小鈴「分かりました! 全力で頼ります!! 徒町が、作りたいもののために!!」

 

 

 

 そして、蓮ノ空サッカー部は天馬監督に撮影を任せながら練習開始。まずは砂浜を50メートルの範囲で25往復のランニングだ。

 

花帆「……つ、」ハァハァ

 

綴理「あ、暑い……クッ」

 

晴也(足腰にもくるな……)

 

 

 

 そして砂浜でのランニングを終えると、別荘に備え付けのプールに移動しプールをひたすらノンストップで泳ぐ。

 その距離、5キロ。先ほどのランニングで熱くなった身体には良いのかもだが、身体の内側はめちゃくちゃ暑くなっている。

 

瑠璃乃「…………」ガボッ!

 

さやか「…………」バシャバシャ

 

姫芽「………」バシャッバシャッ!

 

 

 

 そして次は別荘の室内の冷房の効いた広めの部屋に移動し筋トレ。スクワットにクランチ、プランクなどで体幹を鍛える。

 

小鈴「…………つ!」プルプル

 

吟子「つ!」ググッ!

 

梢「………」ピシィッ

 

 梢先輩はやたらと綺麗なフォームでやっていたが。

 

 

 

 最後にランニングマシンの設定をウォーキングにして歩いてクールダウン。その頃にはみんなヘトヘトだった。

 

慈「つっ!ふ〜……」スタスタ

 

兵太(キッツ………)スタスタ

 

丈二(…………)スタスタ

 

来夏(これで今日は終わりか……)スタスタ

 

 

 

 

 そして1日目の撮影が終了。さやか先輩が晩ご飯を作ってくれる……らしいのだが、

 

さやか「あ〜食材足りないですね」

 

 さやか先輩の言葉に「え?」となるみんな。しかたない。

 

晴也「俺が買ってきますよ。近所のスーパーどこにあります?」

 

 俺がそう言うと、

 

さやか「あ、私も行きますよ。欲しい食材は私がいたほうが分かりますから」

 

小鈴「徒町も行きます! お魚の目利きは任せてください!」

 

 俺達3人が名乗りを上げると、

 

梢「ありがとう3人とも。スーパーはここの敷地を出て左に真っすぐ行けばあるわ」

 

晴也「分かりました。行きましょう」

 

 

 

 そしてスーパーに向かい、小鈴の目利きで魚を買い、さやか先輩の必要な食材を買う。俺は荷物持ちだ。

 

 そして、会計を終えて別荘までの道のりを歩いていると、

 

 

不良「待ちな兄ちゃん。いい女連れてるじゃねぇか」ニヤニヤ。

 

 3人ほどの不良の集団が、俺たちの行く手を遮ってきた。

 

 

 

小鈴&さやか「「つ!」」

 

晴也(マズイな……………)

 

 

― つづく ―




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  • 出会い〜練習試合(石川光晴館)
  • スプリング杯編(全3試合)
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  • コラボ回(二つの世界のサッカー)
  • 日常回(原作ひめるり回〜proof回)
  • インターハイ編(予選〜全国大会決勝)
  • クロニクル編
  • プロ編(花帆vs瑠璃乃)
  • プロ編(慈vs小鈴)
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