蓮ノ空×イナズマイレブン 〜英雄たちのヴィクトリーロード〜 作:松兄
【ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで!】とのコラボ回です。
【輝こう】の時系列としては、世界大会のスペイン戦が終わった直後。イギリス戦よりも前辺りの時系列になります。
作品を貸してくださった"ルビィちゃんキャンディー"さんにはお礼を申し上げます。
また、先方さんと協議の末書きましたが、描写に不満を感じる方がいたら申し訳ありません。(ルビィちゃんキャンディーさんほど描写上手くない自覚はあります)
では、始まります!
コラボ回(4)1:出会いと交流(GK編)
ここは、とある世界。高海千歌や高坂穂乃果、矢澤にこや松浦果南たち、女子高校サッカー日本代表……【サニデイジャパン】の世界。
今彼女たちは、FFI世界大会本戦、スペイン戦を終え、日本街の宿舎に戻ってきていた。
千歌「世界の壁はやっぱり高いなぁ……」
穂乃果「うん。でも倒しがいかあるよね……そっちのほうが。痛た……」
にこ「それには同感だけど、あんたそのケガ大丈夫なの?」
穂乃果「う〜ん、次の試合は欠場かな……」
選手たちがそんな会話をしているのを、監督である高海美奈は見つめていた。
美奈(ん〜……穂乃果ちゃんに無理はさせられないけど、なにか選手たちに刺激が欲しいわね……)
すると、
郵便「郵便です。サニデイジャパンの監督様宛てにお手紙です」
美奈「私に? ありがとうございます」
郵便「それでは!」
去っていく配達員。選手が集まる。
千歌「お母さ……監督、誰から?」
美奈「えっと……」
美奈監督はメッセージを読む。
美奈「……!! ふふ……みんな、今日の夜6時、グラウンドに集合よ。ジャージで大丈夫だから」
穂乃果「練習ですか?」
美奈「違うわ。でも、確実にみんなのプラスになるはずよ」
サニデイジャパン『?』
そして、夜6時。日本街のグラウンド……
穂乃果「監督、全員集まりました!」
美奈「そろそろね……」
すると、手に持っていた配達されたはがきが突然輝き出し、
ことり「わっ、なに!?」
聖良「!!」
ルビィ「一体……!」
理亞「何が!」
そして、彼女たちはこの世界から姿を消した。
※ここからは【輝こう】と【蓮ノ空】が混ざるため、【輝こう】の選手には名前の後ろに(輝こう)を付けさせていただきます。
〜 蓮ノ空の世界 〜
瑞河との戦いを終えた俺たち蓮ノ空は、親父と監督の発案で異世界からとある日本代表チームをこの世界に招いており、待っているところだった。
天馬「そろそろだね……」
クロニクルルーム内に、突然激しい光が。光が晴れると……
海未(輝こう)「ここは………」
月(輝こう)「どこ……?」
希(輝こう)「みんな、大丈夫?」
サニデイジャパンのメンバーが、みんなの無事を確かめる。
美奈(輝こう)「あなたがあの手紙の差出人かしら?」
サニデイジャパン『!!』
目の前には、大人の男性。そしてその後ろには合計13人の男女。
天馬「はい。高海美奈監督。俺がこの学校、蓮ノ空学院サッカー部監督、松風天馬です。俺たちの世界にようこそいらっしゃいました」
これが、サニデイジャパンと蓮ノ空の出会いだった。
善子(輝こう)「で? 私たちを連れてきて何したいの?」
果南(輝こう)「元の世界に帰りたければ試合しろーとか?」
警戒するサニデイジャパンの皆さん。無理もない。
天馬「はは。違う違うww」
千歌(輝こう)「?」
天馬は笑って答える。
天馬「この部屋見て、何か気づかない?」
その言葉に改めてサニデイジャパンのメンバーが部屋を見る。
パーティー風の部屋の内装。
そして軽いバトルに使えそうなスペース。
そして映像を映すプロジェクターとスクリーン。
そしてテーブルに並べられた料理とドリンク。
千歌(輝こう)「パーティー……?」
梢「ここから先は私が説明します」
ここで、恐らく先輩であろう女の子が話を引き継ぐ。
梢「皆さんに来て頂いたのは、私たちがインターハイのこれからの試合を戦っていくうえで、皆さんのプレーなどを学ばせてもらいたかったからです。なぜ皆さんなのかと言うと、龍也さんや竜太さんたちから皆さんの話を聞いたからです。聖良さんとルビィさんは前にとある事でお二人の名前を知ってらっしゃるんじゃないですか?」
聖良(輝こう)「……?」
ルビィ(輝こう)「知ってるけど……」
すると、2人はメンバーの中にとある2人見つける。
ルビィ(輝こう)「ああ! 晴也くんとさやかちゃん!」
聖良(輝こう)「お二人のチームだったんですか!?」
晴也&さやか「「ご無沙汰しております!!」」
曜(輝こう)「え、知り合い?」
曜さんが戸惑いの声。
ルビィ(輝こう)「あ〜、ビックリした。みんな、敵じゃないよ。間違いなく」
聖良(輝こう)「以前他の作者さんに呼ばれた時にお会いしたんです。私たちにとってもためになる話を聞けると思います」
梨子(輝こう)「へ〜……じゃあ大丈夫なのかな」
二人の言葉に一応警戒を解く皆さん。
天馬「取り敢えず立ち話もなんですから、食事しながらお互いのプレーや他の人にもできそうというか、生かせそうな特技みたいな事を話し合いましょう」
そして蓮ノ空のメンバーはテーブルの方に移動してグラスに飲み物を注ぐ。
【サニデイジャパン】のメンバーにも何の飲み物が良いかを聞いて注ぐ。
天馬「それじゃあ美奈監督、乾杯をお願いします」
美奈(輝こう)「私……? じゃあ、乾杯!」
蓮ノ空「乾杯!」
サニデイジャパン『か、乾杯』
こうして始まった両世界のサッカー談議。
まずはキーパー組からだ。
梢「では、まずは私から話させてもらいます。私は乙宗梢。蓮ノ空の3年生です。必殺技は[絶・ゴッドハンド]、[極・ダイヤモンドハンド]、[超・ダイヤモンドパンチ]、アンキロサウルスの"ソウル"に、[ムゲン・ザ・ハンド]を練習中で、パワーや瞬発力を活かしたのキーパーです」
輝こうの皆さんの反応。特に[ゴッドハンドV]を扱う穂乃果さんが反応する。
穂乃果(輝こう)「へえ……[ゴッドハンド]覚えてるんだ」
梢「はい。因みに私の[ゴッドハンド]は青色です」
穂乃果(輝こう)「え?」
梢の言葉に穂乃果が一瞬思考が止まる。
穂乃果(輝こう)「え、青色? 黄色じゃなくて?」
晴也「同じ[ゴッドハンド]でも、根底にあるのが根性だと黄色、努力だと青色になるらしいですよ」
穂乃果(輝こう)「そうなんだ……というか、ソウルって何?」
ソウルという聞き慣れない単語に首を傾げるサニデイジャパンの皆さん。
晴也「ソウルっていうのは、この星に生きる人間にしか扱えない上に一部の人間にしか宿ってない"ケモノ"の力です」
梨子(輝こう)「ケモノ……?」
梢「まあ、見てもらったほうが早いかもしれません。え〜と、ルビィさん、そちらのスペースでノーマルシュートを私に放ってもらえますか?」
ルビィ(輝こう)「ルビィが?」
そしてスペースに移動しルビィは梢にシュートを放つ。
ルビィ(輝こう)「いくよ!!」ドガァッ!!
ルビィのノーマルシュート。梢に迫る。
梢「はぁああっ!!」シュウオオオンッ!!
すると、梢先輩から青白い光があふれ出し、恐竜。アンキロサウルスに姿を変える。アンキロサウルスは尻尾のハンマーの様な部分を振り上げると、体を回転してシュートに叩きつける。
シュート呆気なくはじき返された。
―――ところで、元の梢先輩に戻る。
サニデイジャパン『ポカーン………』
ビックリしてる皆さん。
にこ(輝こう)「な、何よあれ!」
ことり(輝こう)「恐竜になった!」
梢「コレがソウルです。発動してる時は基礎的な能力が大幅にパワーアップしますし、ソウルの技、《ソウルストライク》も威力は通常の必殺技を凌ぎます」
果南(輝こう)「通常の必殺技……ね。というか、絶とか極って何?」
晴也「技の進化段階ですね。改、真、爆ときて、超・絶・極のどれかに進化します」
ことり(輝こう)「真の上にまだ二段階も進化が残されてるってこと!?」
果南(輝こう)「ふむ………」
考え込む果南。――すると、
穂乃果(輝こう)「じゃあ次は私ね。私は高坂穂乃果! 音ノ木坂サッカー部2年でキャプテン。今はサニデイジャパンのメンバーだよ!覚えている技は[真・ゴッドハンドV]、[愛は太陽]、[ブレイブショット]、[ゴッドハンドW・改]、[ゴッドハンドX]だよ! あとは"闇の力"と言われる特殊能力持ちかな」
サニデイジャパンの穂乃果さんは梢先輩と同じで[ゴッドハンド]系の技を多く覚えている。
――だが、
綴理「やみのちから……?」
太陽という言葉がよく似合う穂乃果さんに似合わない"闇"というワード。危険な匂いがする。
穂乃果(輝こう)「闇の力っていうのはね、発動すると強大な力を得られる代わりに、身体への負担が凄まじい上に人格も凶暴化する諸刃の剣。そして、コントロールできるタイプと、できないタイプが存在する。ちなみに私はできるよ」
コントロールできるならまだいい。だが、そんな危ない力をコントロールできなかったら一歩間違えば最悪の事態になる。
穂乃果(輝こう)「だから発動はよく考えてるね。あとはそうだな……、穂乃果の[ゴッドハンドX]の初発動は、さっきやってたスペイン戦でクラリアの[ダイヤモンドレイ]を止めるとき。[愛は太陽]と[ゴッドハンドW]を掛け合わせて発動したんだよね」
瑠璃乃「なるほど………でも、2つの技を掛け合わせるって、腕に相当負担がかかりそう」
穂乃果(輝こう)「お、良いところに気づいたね。そこが難点なんだよね……さっきの試合もそれで無茶してこんなケガしちゃったし」
晴也「それでそんなギプスしてるんですね」
次は――、
綴理「じゃあ次は一応ボクだね。ボクは夕霧綴理。普段はボランチなんだけど、こずに何かあったらキーパーで出るよ。必殺技は[ネラッズーロキャッチ]。ボクがキーパーやってると、めぐやさや、すずがブロックになぜか入ってくれるんだ」
さやか「綴理先輩の負担を軽減したいという欲求に何故か駆られるんですよね」
英玲奈(輝こう)「なんだそれ……」
綴理「ほぼ100%の確率でシュートブロックが入った状態でキャッチできるよ〜」
果南(輝こう)「キーパーにとってはかなりうれしい能力だね……じゃあ、次は私だね。私は松浦果南。浦の星女学院のゴールキーパーだよ。梢ちゃんと大まかには同じパワーキーパーだね、今のところは。必殺技は[トライデント]、[海皇の三叉撃]、[海龍の逆鱗槍]だよ!」
晴也「へぇ、そっちじゃあ祖母ちゃんゴールキーパーなのか……やべっ!」
果南の話に、晴也が口を滑らせた。
果南(輝こう)「ん? 祖母ちゃん……?」
晴也「な、なんでもないです……」
しかし、今の発言に不思議に思うサニデイジャパンの方々。こちらのメンバーが説明してくれる。
吟子「実はですね、こちらの世界にも皆さんは存在するんですよ。ポジションの違いとか細かな差はありますけど」
あんじゅ(輝こう)「そうなの?」
丈二「ああ。と言っても……」
来夏「現役で活躍してたのは、もう50年くらい前ですけど。こちらの皆さんはもう60歳超えてますね」
千歌(輝こう)「60っ!?」
こちらの世界では自分たちはもう年老いているということにショックを受ける皆さん。
ルビィ(輝こう)「ルビィたち、おばあちゃんだね……」
梢「ええ。皆さんにも孫がいますね」
サニデイジャパン『孫っ!?』
梨子(輝こう)「! もしかして果南さんがお祖母ちゃんって……」
晴也「はい……。松浦果南は、俺の父方の祖母です」
サニデイジャパン『ええっ!?』
これに驚愕する皆さん。無理もない。
ダイヤ(輝こう)「果南さん結婚したんですか!?」
曜(輝こう)「相手はどんな人!!」
晴也「ルビィさんと聖良さんに聞いてください!!」
そしてしばらくの間、落ち着くのを待つ羽目になった。
― コラボ回(4)2:につづく ―
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