蓮ノ空×イナズマイレブン 〜英雄たちのヴィクトリーロード〜   作:松兄

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コラボ回(4)4:サニデイジャパンとの交流(FW編)

 

 

 

 いよいよ交流会も大詰め。ラストはお互いのFW陣だ。先陣を切るのはサニデイジャパン、渡辺月さん。

 

 

月(輝こう)「じゃあぼくから行くね。渡辺月。曜ちゃんの従姉妹だよ。得意なプレーは留学してたイタリア仕込みのテクニックと、シュートの重さかな? ヨーロシクー!」

 

 曜さんの従姉妹だという月さん。前にこちらの曜さんから話を聞いたことがあるのでこちらにも居るんだろうな。

 

 

 

 さて、次はコチラだ。

 

丈二「桜咲丈二。蓮ノ空2年だ。持ち味はシュート力と突破力。なんか俺の足一万人に一人くらいしかいない豪脚らしい」

 

 凄まじい脚力をもつ丈二先輩。そのシュートを止めるのは並のキーパーでは困難を極める。――が、今回のお客さんに並のキーパーは居ないので当てはまらない。

 

 

 

ツバサ(輝こう)「次は私かしら。綺羅ツバサ。持ち味はゾーンに自分の意志で入ることができる天性の感覚性と集中力。ゴッドストライカーなんて言われてるわ」

 

 ゾーンに自分の意志で入れるという凄まじい力を持つツバサさん。彼女の才能もまた、数万人に1人だろう。

 

 

 次はまたコチラ。来夏先輩だ。

 

来夏「次は私かな。忍原来夏。柔軟な身体のバネを活かしてシュートに回転をかけたり、キレのあるカーブシュートを撃てるよ!」

 

 忍者の末裔の家系である来夏先輩。恐ろしく柔らかい身体から繰り出される靭やかなキックが武器だ。

 

 

 

 次の自己紹介。ペコリとお辞儀する所作に気品を感じさせる、育ちの良さを感じるあの人だ。

 

ダイヤ(輝こう)「黒澤ダイヤと申します。柔らかいボールタッチのドリブルと、コントロールを活かした炎のシュートが武器ですわね」

 

 豪炎寺さんを彷彿とさせる炎のストライカーである向こうのダイヤさん。だが、コントロールタイプのストライカーらしい。

 

 

 

理亞(輝こう)「じゃあ次は私ね。鹿角理亞。姉さまと同じ氷の必殺技を得意とするストライカーよ。私がこの大会中に必ずルビィを越えて日本のエースストライカーに上り詰めてやるわ! 私も千歌と同じで偶発的な物だけどゾーンに入ることができる。そうなったらアタシは止められないわよ!」

 

ルビィ(輝こう)「日本のエースストライカーの座は渡さないよ!!」

 

 バチバチと火花を散らす理亞さんとルビィさん。チーム内でのいいライバル関係だな。

 

 そして理亞さんは獣を彷彿とさせる貪欲なるエゴイスト。得点への執念が凄まじそうだ。

 

 

 

 そして次はいよいよ真打ち登場。サニデイジャパンのエースストライカー、黒澤ルビィさんだ。

 

ルビィ(輝こう)「次はルビィだね。黒澤ルビィ。サニデイジャパンのエースストライカーだよ! お姉ちゃんと同じ炎のシュートが武器だけど、ルビィはパワータイプだね。どんなディフェンスもルビィのシュートでブッ壊すよ!」

 

 

 こんな細い見た目からは想像できなほど破壊力のあるシュートを放つ向こうのルビィさん。そして、この人にはまだ武器があるらしい。

 

ルビィ(輝こう)「あとは【Awaken the Power】っていう力をつかうね!」

 

 

 

蓮ノ空『【Awaken the Power】……?』

 

 聞き慣れない言葉に疑問符を浮かべる蓮ノ空。説明が入る。

 

 

 

ルビィ(輝こう)「元々はルビィが最初に使えた力。発動中はあらゆるステータスが爆発的に上昇するし、発動中しか使えない特別な技も存在する! そしてルビィの最強シュート、[ラストリゾート]は世界大会でも止められたことはほとんど無い、最終奥義に相応しい破壊力だよ!」

 

晴也「それはたしかに特別な力だな……でも、そういうのって大概スタミナ消費激しそうだな。てか、[ラストリゾート]撃てるんだ」

 

ルビィ(輝こう)「そうだね。だから最近は維持時間を伸ばすための基礎体力トレーニングを重点的にやってるよ! 確か竜太くんや龍也くんは[ラストリゾート]使えたもんね。けど、ルビィの[ラストリゾート]はその2人よりも威力は勝ってるよ!」

 

 

瑠璃乃「その【Awaken the Power】っていう能力の影響だろうね………。てかあの二人より凄いってやば……」

 

 

 さて、サニデイジャパンの選手は全員が紹介終了。サニデイジャパンの皆さんの視線が集まる中、蓮ノ空のラストは晴也だ。

 

晴也「じゃあラストは俺ね。大海晴也。蓮ノ空のFWで、平常時はコントロールやテクニック重視のストライカーで、"超越視界(メタビジョン)"を使うな」

 

 

 "平常時は"という言葉に気づいたのと、超越視界という言葉に?を抱くサニデイジャパン。

 

 

果南(輝こう)「"平常時は"?」

 

晴也「はい。今では自由にコントロールできますけど、俺は感情のエネルギー。怒りの感情を自由にコントロールして、キック力を何倍にも引き上げられます。怒りモードの間は、燃える炎のようなオーラが身を包むのですぐに分かりますね」

 

 

理亞(輝こう)「燃える炎のようなオーラ……見た目は【Awaken the Power】に似てそうね」

 

ルビィ(輝こう)「ちょっと比べてみる?」

 

晴也「良いですよ?」

 

 

 そして、会場のステージの上に移動する晴也とルビィ。視線が集まる中、同時に怒りモードと【Awaken the Power】を発動する。

 

晴也&ルビィ「「はぁっ!!」」

 

ボッ! ゴォオオォオオオッ!!

 

 

 両者を燃える炎のオーラが包む。見た目は確かに似ている。だが、

 

 

千歌(輝こう)「見た目は似てるけど、晴也くんからは「感情」、ルビィちゃんからはなんか「威圧感」は感じるけど、感情的なものではないって分かるね」

 

さやか「見た目ホント似てますね………」

 

ルビィ(輝こう)「でも晴也くんからも中々の力を感じる。……やるね」

 

 晴也をロックオンしたのか、少し挑発的な口調を使うルビィさん。向こうの選手は中々に好戦的だと事前情報にあったからな。

 

千歌(輝こう)「で、超越視界って?」

 

晴也「超越視界(メタビジョン)って言うのは、常に頭を動かして周りを見渡しつつ、周辺視野でフィールドの情報を全部捉えつつ俯瞰して脳の並列処理で判断して予見する感じ……ですね。これすると相手の位置取りから次のプレーで一番まずいところが分かってすぐ塞ぎにいけます。逆に相手の位置取りの穴もすぐに見つけられますね」

 

 晴也の発言に固まるサニデイジャパンの皆さん。

 

にこ(輝こう)「え? それやばくない……?」

 

ツバサ(輝こう)「やばいわよね?」

 

ルビィ(輝こう)(ルビィとは違う方向性で強力なストライカーだね。でも、絶対に負けないよ!!)

 

 対決するかは分からんが、闘志をもやすルビィさん。晴也はその視線に冷や汗をかいていた。

 

 

 そしてそれぞれの力の披露が終わり、両者ともにお互いの事が分かっただろう。

 

 

天馬「お互いの事を知れたと思うから、ここからは自由に歓談としようか。気になる人から話を聞きたければ積極的に話しかけに行くといいよ。もう時間もないしね」

 

 

 そして、話を聞くために散らばる両チームメンバー。お互いに興味を引くメンバーはいただろうか……。

 

 

 

― コラボ回(4)5につづく ―




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