蓮ノ空×イナズマイレブン 〜英雄たちのヴィクトリーロード〜   作:松兄

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第139話:まさかの展開

 

 

 ハルが蓮ノ空に来た翌日、ミーティングルームに集まった蓮ノ空サッカー部。

 決勝戦についてのミーティングが行われる。

 

 別ブロックの準決勝は、石川光晴館高校vs新潟県の佐渡市立金山高校。

 

 蓮ノ空の撫子祭の時、「インターハイで覚えてろ!」と、言って去った石川光晴館。恐らく勝ち上がってきた……と、誰もが思うだろう。

 

 ―――と、言っても………

 

晴也「光晴館、負けたんですよね?」

 

 蓮ノ空のインターハイ出場を賭けたライバルと言われる石川光晴館高校。

 俺が入学してから2度戦ったが、別ブロックの準決勝で新潟の佐渡・金山高校に敗れてしまったらしい。

 

天馬「さて、決勝の相手は新潟の佐渡島の高校なんだけど……データが少なすぎるんだよね。全然聞かない高校だし」

 

梢「私も聞いたことがありませんね………」

 

 

 どう戦うかを悩むみんな。すると、

 

かすみ「その高校、佐渡市立金山高校の監督さんからビデオメッセージが届いてるんですよね……」

 

晴也「ビデオ?」

 

 みんながざわつく。

 

慈「めぐちゃんたちを挑発しようってか〜?」

 

瑠璃乃「そうと決まったわけじゃあ……」

 

セラス「これは宣戦布告だよ!」

 

品乃「まあまあセラスちゃん……」

 

天馬「映像を再生してくれる?」

 

かすみ「はい」

 

 監督に言われて、かすみコーチが映像を再生する。すると、40代くらいの男性が映る。

 

監督『えーっと、映ってるかな? 映ってる? オッケー。蓮ノ空の皆さん、突然のご連絡をまずはお詫びします』

 

花帆「挑発って感じじゃなさそうだけど……」

 

姫芽「分かりませんよ〜?」

 

 みんなが身構える。

 

監督『スンマセン! 決勝の日と、うちの村の海祭りの日が被っちゃって! 当日会場に行けません!』

 

晴也「は?」

 

 呆気にとられるみんな。

 

監督『いやね、うちの村ではこの祭りを欠席するのは人間を辞めるのと同じくらいの重大ごとなんですよ。だから決勝は棄権って事でお願いします! 蓮ノ空の全国での活躍を祈ってます!』

 

選手『頑張れよ蓮ノ空ーー!』

 

選手『応援してるわよーー!』

 

 そこで―――、映像は途切れた。

 

 

梢「え………、終わり?」

 

さやか「と、言うことは……」

 

吟子「全国大会進出……」

 

小鈴「確定……?」

 

天馬「確定……しちゃったね……」

 

 

蓮ノ空『えーーーーーっ!!???

 

 みんなの絶叫が、ミーティングルームに響き渡った。

 

 

 そして後日、大会の運営から正式に中部・北陸地区代表の承認がされた。

 

 肩透かしを食らった俺たちだが、気持ちを新たに決勝大会の間の宿舎になる……かつての天馬さんや親父が地球代表として地球での銀河辺境予選の間を過ごした場所。

 

 東京の、『お台場サッカーガーデン』へと向かった。

 

 

― つづく ―




いよいよ次回から、全国大会開幕!!

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