蓮ノ空×イナズマイレブン 〜英雄たちのヴィクトリーロード〜 作:松兄
高校サッカー編が終わったらクロニクル編に移ろうと思ってますね。
では、始まります!!
ハルが上空からパラシュートでのド派手に登場。会場は、サッカーモンスターの登場に大歓声に包まれていた。
慈「円堂ハル!? 足の怪我は……まさか治ったの!?」
さやか「これは……不味いかもしれませんね」
天馬「……………………」
蓮ノ空が雷門ベンチに目をやる中―――、
ハル「みなさん、遅くなりました…!」
星村「うん……! 遅いよ!」
月影「ハル、足は大丈夫なのか?」
ハル「はい。もう大丈夫です」
ハルの言葉に、元気が戻ってくる雷門イレブン。
ハル「だいぶ押されてますね。ここからやり返しましょう!」
月影「ああ。だが、雷門の動きが完全に読まれてる。どう対処したものかと悩んでいたんだ……」
月影が現在の状況を説明する。以前雷門の不利には変わりない。
ハル「それはもちろん……新必殺ですよ!」
雷門『!!???』
ハルの言葉に、驚く雷門。
ハル「昨日、蓮さんに送って、星村さんとやってもらったメニュー。アレをちゃんとやっていれば、必殺技…[イナズマブレイク]が使えるはずです」
蓮「あのメニューはそういうことだったのか……けど」
星村「ハルくん、気持ち分かるけど…練習もなしにそれは無茶だよ……」
蓮「ああ…練習もなしにぶっつけで試しても、結果は見えてるんじゃないか?」
乗り気でないと月影と星村。練習してない技を本番で試しても失敗は確実だと思っている。
暖冬屋「雷門は、"練習こそ力"だったんやないん? 練習もなしにっていうのは、なんか違うと思うんやけど………」
乗り気じゃない先輩たち。すると、
涼太「お前ら、そんな事でホントに今の蓮ノ空に勝てると思うのか?」
月影「涼太先輩?」
涼太「俺は決勝進出が決まってから、化身アームドを必死で練習していた。そしてこの試合で見せた[ムーンデストロイヤー]は、晴也の[サンブレイク]をイメージしてぶっつけで撃った技だ」
雷門『!!???』
雷門メンバーが驚く。見たことないと思ったら、ぶっつけ本番で撃った技だったのか……。
涼太「そして現に俺の技は、村野の化身には止められたが、それ以外には止められなかった。データが無いからだ」
ハル「そうです。人生だってぶっつけ本番。失敗したら、またやり直せば良いんですよ! カッコ悪くたって、泥臭くたって、何度でも!! 蓮ノ空は強敵です。恐らく、雷門の戦術や、過去のデータ、試合展開は全て計算され尽くしてる。だからこそ、ぶっつけ本番の技こそが、蓮ノ空に対抗する唯一の手段なんです!!」
月影「ハル…………」
ハル「俺は……、淡路島にこもって、動かない足と必死に戦いました。泥臭くて、みっともなくて、かっこ悪いなって思いました……。けど、その絶対に諦めない姿こそが、本当のカッコよさじゃないんですか! 先輩たちはまだ、王者のプライドで戦うんですか!!」
雷門『…………ハル!』
みんなが覚悟を決める。蓮ノ空に勝つ。それだけを思って。
月影「よし、海老原、ハルと交代だ」
海老原「分かった。頼むぞハル!」
ハル「はい!!」
雷門
メンバーチェンジ
GK 暖冬屋
DF 鬼門 時雨 遠野 天宮寺
DMF 星村 赤袖
OMF 月影
FW ハル 嵐 涼太
実況『おーーっと! ここで雷門選手交代! 円堂ハルが、フィールドに戻ってきたぞおっ!!』
― 蓮ノ空ベンチ ―
梢「まさかここで……!?」
セラス「後半、前半以上の点取り合戦になりそうですね……」
晴也「はい。みんな……絶対に勝つぞ!!」
蓮ノ空『おおーーーっ!!』
そして、両チームフィールドに戻る。今度は蓮ノ空ボールからのスタートだ。
泉「晴也、行くよ!」
晴也「おう!!」
審判『後半開始!!』
ピィイイイーーーッ!!!
― 後半開始 ―
蓮ノ空 2 ー 1 雷門
― つづく ―
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