蓮ノ空×イナズマイレブン 〜英雄たちのヴィクトリーロード〜   作:松兄

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 ここからしばらくクロニクル編は今までの総集編の様な流れになります。

 過去の話を読んでいない方は是非『〜世界への挑戦〜』、『〜虹の彼方に〜』を、ご覧ください。

龍也復活編辺りのリンク貼ります
https://syosetu.org/novel/208077/1.html


大海龍也復活のヒストリー

 

 

 FFI代表候補が雷門中に集められ、次はチーム分けをして何日か練習。その後選考試合になる。

 

ヴィクトリオ「じゃあいこう」

 

ヴィクトリオは『G』マークを象った時計方のデバイスを弄る。

 

ヴィクトリオ「マインドフュージョンで、大海龍也のヒストリーを体験だ!」

 

 そして、出てきたVRのヘッドデバイスのようなものを頭に装着する。

 

ヴィクトリオ「さあ! "みんなの本気を見せてくれ!"」

 

 

 

― 河川敷―

 

 龍也は6年前の事もあるので「代表になれなくても良いか……」と、練習に参加しなかった。だが、当然真面目にやっている人たちはご立腹だ。

 

鬼道「大海!! やる気がないのか!?」

 

龍也「だって俺が本気出したらアンタらサッカーやるのバカらしくなりますよ?」

 

善子「どういう意味よ!!」

 

龍也「自分で考えてください」

 

 

 

ヴィクトリオ(う〜ん……この頃の龍也さん、尖ってるなぁ……)

 

 心理がシンクロ状態になっているため、龍也の心が分かるヴィクトリオはそんなふうに思って苦笑いしていた

 

 

 

凜「待つにゃ!! 練習中にゃ!!!」

 

風丸「何でアイツが代表候補なんだ?」

 

龍也(俺だって何でここに呼ばれたか知りてぇよ………)

 

ダイヤ「鬼道さん、どう思われますか?」

 

鬼道「分からん。あいつ見てるだけで何もしないからな」

 

 

 

ヴィクトリオ(龍也さんは、練習を見ているだけ……っていうけど、ホントにそれだけで練習になっちゃうんだよな。残念ながら……)

 

 まあ、ロココさんには敵わなかったけども。

 

 

 そしてその後、ブチギレた綺羅ツバサとの勝負。1本目を相手の技を見るためにワザとくれてやる龍也。そして2本目からが本番だった。

 

 そして、

 

 

バシュウウウンッ!!

 

龍也「はい。三本決めた。オレの勝ちだ」

 

 そして龍也がグラウンドから出ようとしたら

 

果南「待って!! まさか……貴方の能力は…………」

 

龍也「響木さんに聞けば答えあわせしてくれるでしょ? 安心してください。選考試合には出ますから、メンバー不足は心配しないでください」

 

 そういい残して龍也はグラウンドから出た。

 

 

 ここで一度マインドフュージョンを解除し、キャラバンに戻るヴィクトリオ。

 

ヴィクトリオ「不器用さんすぎるでしょ龍也さん……」

 

ワンダバ「ああ。だが、そんな彼を救い、のちの歴史に大きく影響を与えた女性。それが先ほどの女性。"松浦果南(まつうらかなん)"だ」

 

ヴィクトリオ「どんな人なの?」

 

ワンダバ「彼女は、大海の過去を聞き、真っ先に過去の鎖から大海を解放するべきだと仲間たちを導いた。その結果、大海は全力で、戦うことを仲間から許され、世界一へと日本を導いたんだ」

 

 この時代で影響力ナンバーワンの女性選手。それが松浦果南だったのだ。

 

ヴィクトリオ「じゃあ、選考試合に行ってみようか」

 

 そしてキャラバンはタイムジャンプ。選考試合の日に飛んだ。

 

 

 

 ―――選考試合の日、龍也は約束通り来てた。

 

ヴィクトリオ「じゃあ、マインドフュージョン・オン!!」

 

 龍也と再びマインドフュージョンするヴィクトリオ

 

 

審判『それではこれよりAチーム vs Bチーム、日本代表選考試合を始めます!!』

 

全員『『宜しくお願いします!!!』』

 

 先ずはAチームのキックオフで試合開始

 

ピィイイイーーーッ!!!

― KICK OFF(試合開始)!!! ―

 

 

 そしてキックオフと同時に攻め込むAチーム。吹雪がシュートを放つが、立向居が止める。

 

鬼道「立向居! カウンターだ!!!」

 

立向居「津島さん!!」

 

 鬼道の指示で、立向居のゴールキックからボールは津島に渡る。

 

善子「ほっ! 果南!!」

 

果南「大海君!!」

 

龍也「!?」

 

 そしてボールは龍也に繋がった。

 

 

ヴィクトリオ(ここで龍也さん!? 果南さん、この段階でここまで信用してるの?何か感じるものがあったのかな……)

 

 ヴィクトリオが心の中で不思議に思う。

 

 

 

果南「大海君!! あなたの過去はもう聞いた!! 私達なら貴方の本気を受け止められる!! だから全力をだして!!」

 

 っ! 簡単にっ……知った様な口をっ…………!!

 

龍也「そんなの無理に決まってるでしょ!? ここにいる誰も、俺の本気を受け止められやしませんよ!!」

 

 龍也がそう叫ぶ。本当は、思い切りサッカーをやりたい。だが、それで辛い思いをするのはもう嫌なんだ。

 

 ――すると、

 

豪炎寺「ふざけるな!! いいか、ここにいるのは"日本中から集められた最強の選手達"。そして代表に選ばれれば、敵は世界だ!! 俺達は世界と戦い、勝つために此処にいるんだ!!」

 

龍也「……………」

 

鬼道「大海…………。此処にはお前の力を妬んだり、邪魔だと感じるヤワな奴は1人もいない」

 

 っ! ………なら、この試合で貴方たちの覚悟を見せて貰う!!

 

龍也「……分かりました、本気でやります。そう言うって事は、勿論覚悟は出来てるんですよね?」

 

 俺は今一度、この人たちの想いを確認する。

 

果南「勿論!! 見せて? 貴方の本当の力を!!!」

 

あんじゅ「隙あり!!」

 

 果南の言葉を聞いた龍也は、あんじゅさんのスライディングをジャンプで避けた。

 

龍也「分かりました、見せてやりますよ。俺の本気を!! (これで駄目なら、その時こそスッパリとサッカーへの想いと未練を断ち切る。それしか残らないしな……)」

 

 着地した俺は、力強く足を踏み込む。

 

 

ヴィクトリオ(そしてこの試合、4ー1でBチームの勝利。龍也さんも、果南さんも、円堂さん含む合計16人のメンバーが選ばれることになるんだ)

 

果南「大海君!! 一緒に頑張ろうね?」

 

龍也「あ、ああ………」

 

 果南が、龍也に、信じる勇気の欠片を与えたから。それを龍也は、自分の手で大きくしていったのだ。

 

 

― つづく ―




大海家の最初の人物。龍也のホントに初期のシーンですね。
書いてて世界編見返しながら書いてて懐かしかったです。


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