蓮ノ空×イナズマイレブン 〜英雄たちのヴィクトリーロード〜 作:松兄
FFI世界大会初戦、日本代表イナズマジャパンvsイギリス代償ナイツ・オブ・クイーン。
会場のライトコット島、ウミヘビスタジアムは超満員の観客でいっぱいだった。
ヴィクトリオ「着いたー!! 南の島だ!!」
ワンダバ「もう時間が迫ってる。行くぞ」
ヴィクトリオ「うん!」
ヴィクトリーキャラバンから出て、スタジアムの中に入る2人。フィールドでは、選手が準備しており、試合開始が近い。
ヴィクトリオ「よし、マインドフュージョンだ!」
ヴィクトリオが"G"マークの入ったデバイスを操作。ゴーグルをかける。
ヴィクトリオ『世界一になるぞ!!』
そして、円堂の精神と同化した。
ピィイイイーーーッ!!!
―
イギリスボールのキックオフで試合が始まった。するとエドガーはいきなり[エクスカリバー]の体勢に………
ヴィクトリオ(ちょっ、いきなり!?)
焦るヴィクトリオ。しかしすぐに警戒するイナズマジャパン。
龍也「来るぞ!!」
聖良「任せて下さい!!!」
――イナズマジャパンは試合開始前、監督からこんな指示が出されていた。
久遠「試合が普通に始まったら今まで通りに闘え。ただし、エドガーがいきなり[エクスカリバー]を撃ってきた場合は、まずは鹿角と円堂で止めて「そう簡単に点はやらない!!」とプレッシャーを与えろ」
エドガーが構えから跳躍、縦に一回転して右足を前方へ大きく振り上げると右足に巨大な剣が出現。そのまま踵落としで右足の剣をボールに降り下ろした。
エドガー「聖なる騎士の剣を受けるが良い![エクスカリバー・改]!!」
ギシャアアアン!! ズドドドドドドド!!!
衝撃波と共に地を這い、フィールドを破壊し。大地を切り裂きながら突き進むシュート。
イギリスサポーターは『『入った!!』』と既に歓声をあげる。
―――だが、
聖良「そう簡単には通しません!! [スノーマウンテン・改]!!」
聖良のブロック。迫り出した雪山がシュートを防ぐ。――だが、
バリィいいんッ!!
聖良「きゃあっ!!」
聖良は吹き飛ばされる。尚も進むシュート。
円堂「止めて見せる!! [怒りの鉄槌]!!」
ドガアアァァアアッッ!!
円堂は背後に金色の魔神を出現させ、魔神と共に拳で[エクスカリバー]を叩き潰し、完璧に防いだ。
その瞬間会場に溢れるイギリスサポーターのため息。そして日本サポーターの歓声。
円堂「渡辺!!」
円堂のゴールキックからボールは曜に飛び、イギリスの女子MF、マリアとの競り合いになる。
MATCH UP!!
曜 vs マリア
曜「ヨーソロォオオオオオッ!!」
マリア「っ!?」
空中での競り合い。曜さんは気合いでマリアを吹き飛ばしボールを確保。
しかし直ぐ様前線から戻ったフィリップがディフェンスに入る。
曜「もう私はあの時とは違う!! [スプリントワァアアアアアプッ・G5]!!」
ビュンッ ビュンッ ビュンッ
代表選考の時とは比べ物にならないくらい技の「速度」、「精度」、「キレ」が格段にアップしており、曜の血の滲むような努力が一目で分かった。
フィリップ「くっ!! 速いっ!?」
相手のディフェンスを抜き去りボールは吹雪に。
吹雪「行くぞ!! [ウルフレジェンドッ・G5]!!」
ワオォォオオオン!!
狼の遠吠えと共に、鋭利な爪の様なシュートがイギリスゴールに迫る。
フレディ「止める!! [真・ガラティーン]!!」
ズバンッ!!
相手キーパーは右手に出現させた光剣を真正面から[ウルフレジェンド]にぶつけてシュートをを叩き斬った。
ヴィクトリオ(つ、強い……!)
ヴィーが唖然とする。化身もミキシマックスも無い。だが、全てのレベルがそれに匹敵している。
フレディ「ランス!!」
相手キーパーのゴールキック。ボールはディフェンスのランスへ。
MATCH UP!!
ことり vs ランス
ことり「行かせない!!」
そこへ南が前線からプレッシャーを掛ける。が……、
ランス「そんなディフェンス!! [ウルトラムーン・V2]!!」
まるで満月のように美しく綺麗な円形を描く前方宙返りで南を躱わしたランス。
ランス「そこっ!」ドッ!!
ランスからの針の穴を通すような鋭く正確なパス。ボールは前線のシシリーへ。
MATCH UP!!
鬼道 vs シシリー
鬼道「行かせるか!!」
そこへ鬼道が止めに入るが、シシリーは必殺技の体勢に。
シシリー「無駄です!! [ホーリー・レイ]!!」
天から神々しい光の帯がディフェンスに入った鬼道に降り注ぎ、鬼道は徐々に体の力を奪われ立っていられなくなり力無くひざまづいてしまった。
シシリー「キャプテン!!」
シシリーからの右足の内回転インサイドスピンセンタリング。ボールはゴールからやや逃げるように中へと入ってきており、エドガーが合わせる。
MATCH UP!!
龍也 vs エドガー
龍也「来い!!」
エドガー「行くぞ!!」
するとエドガーは急にスピードを上げて俺に急接近してからシュート態勢に。
エドガー「[エクスカリバー・改]!!」
ギシャアアアン!!
龍也「(っ!? この距離はダメだ!!) 聖良さん頼みます!!!」
[エクスカリバー]の性質にここで俺も気付いた。この近距離では打ち返すことは出来ない。
聖良「分かりました!! [スノーマウンテン・改]!!」
すかさず聖良さんがシュートブロックに入る。が………
ドガアアァァアアンン!!
聖良「ぐぅうううううううっ!!! キャアアアアアアッ!!?」
必死に堪えたがあまりのパワーに吹き飛ばされる聖良さん。シュートは尚も突き進む。
円堂「鹿角!! [怒りの鉄槌・V2]!!」
ドグシャアア!!
円堂「ぐうぅぅううぅうううっ!!」
円堂も必殺技を発動。魔神と共にシュートを上から叩き潰して応戦する。が………、
ギシャアアアン!!
円堂「ぐわああぁぁあああっ!!」
シュートは円堂も吹き飛ばし、ゴールネットに突き刺さった。
GOOOAL!!!
日本 0 ー 1 イギリス
実況「ゴオォォオオオル!! 先制は「ナイツ・オブ・クィーン」!!」
先制を許したイナズマジャパン。円堂の精神と同化していたヴィーは、
ヴィクトリオ(痛って〜……なんだよあのパワー……ホントに"改"なの!? そこらのシュートの絶とかSよりも全然パワーあるけど!!)
この時代で最強クラスのシュートの1つ。それがエドガーの[エクスカリバー]だ。
一度マインドフュージョンを解除するヴィクトリオ。
ワンダバ「どうだ?」
ヴィクトリオ「めちゃくちゃ痛かった………」
ワンダバ「エドガーは世界でも数本の指に入るストライカーだからな。だが、このシュートを止める事になるんだ」
今度は観客席から見る事にするヴィクトリオ。試合は後半戦に突入。
残り時間も後わずかまで飛ぶ。
龍也「決めろ!!」ドッ!!
龍也は穂乃果に対して優しさの無い挑戦的なパスを出す。穂乃果は反応してシュート体勢に入る。
穂乃果「優しさ無いね!![プロミネンスドライブ・G5]!!」ドゴォオォオォォンッ!!
高坂さんの
ユーリ「ただでは通さないわ!! [真・守護騎士の盾]!!」
シュートブロックに入った相手が技を発動すると相手の手に鋼の盾が出現。その盾で[プロミネンスドライブ]をガードした。
バチィイン!!
穂乃果「だーーーっ! くそっ!!」
[プロミネンスドライブ]は弾かれたが、そのこぼれ球を果南がフリーで押さえた。
マリア「不味いわ!! フリーよ!?」
果南がシュート体勢に入ると、水の竜巻が包んでぐんぐん上昇。空中から膨大な水のエネルギーを纏ったシュートを蹴り落とす。
果南「はあぁぁあああ!! [激流ストーム・G5]!」
ドッガアァァアアアン!!
果南の渾身の[激流ストーム]が、イギリスゴールに撃ち落とされる。
エドガー「やらせない!!」
しかし何と、エドガーは自陣のゴール前まで戻って来ており、[エクスカリバー]の態勢に。
まさか果南の[激流ストーム]を打ち返す気か!?
エドガー「[エクスカリバー・改]!!」
ガカアアアッ!!
エドガー「ぐぅううおぉあぁあああっ!!!」
エドガーの[エクスカリバー]と果南の[激流ストーム]が激突する。パワーはほぼ互角で押し押されを繰り返し、そして………、
ギシャアアアン!!
エドガーは、果南のシュートを打ち返した。
実況「なんと松浦のシュートを打ち返したあぁっ!? 2つのシュートの相乗効果で、凄まじいパワーだ!! これは止められない!!」
途轍もない威力のシュート。しかしここで聖良がブロックに入る。
聖良「やらせない!! [真・スノーマウンテン]!!」
ドガァアァアァアァァアアァッ!!!
聖良「ぐううぅぅぅっ!!!」
すかさず鹿角のシュートブロック。堪えようとするがパワーが凄すぎてあっさり[スノーマウンテン]は粉砕され鹿角は吹き飛ばされる。
ギシャアアアン!!
聖良「キャアアアアアッッ!!!」
円堂「どうすれば………、どうすれば止められる?」
エドガー「君に私のシュートは止められない!! 私の勝ちだ!!」
――その時、円堂はさっきのお爺さんに言われたことを思い出した。
?「止められないなら、止めなければいいのかもしれんな」
――そして、さっき自分で言った、事も。
円堂「どんなシュートも、ゴールにさえ入らなければ得点にはならないんだからな!!」
円堂「そうか!! 止める必要はない、ゴールに入れなければ良いんだ!! どんなシュートも、ゴールにさえ入らなければ得点にはならない!!」
円堂が跳び上がり、拳を地面に叩きつけると衝撃波とオーラが混ざりあい半球体状のドームに変化し、そこにシュートが激突。
シュートはドームを滑る様に上へと流れていき、クロスバーを越えてフィールドの外へと飛んでいった。
エドガー「!? バカな!!」
実況「外した!? いや、外させたと言うべきか!!」
何と円堂はシュートを止めるのではなく、逸らす事でシュートを防いだ。これには龍也もビックリだ。
ヴィクトリオ「あんな手で!?」
ワンダバ「ここで円堂は新たな必殺技、[イジゲン・ザ・ハンド]を生み出すんだ」
ヴィクトリオ「[イジゲン・ザ・ハンド]………」
感心するヴィクトリオ。ボールは円堂から龍也と果南に渡る。
エドガー「!? 止めろぉおおぉおおおぉおおおおっ!!」
息の合ったコンビネーションのパスワークで次々と迫り来るイギリスディフェンスを抜きさっていく龍也と果南。
試合時間は後僅かだ。
龍也「果南!」
果南「龍也!」
龍也と果南が連係シュート体勢に入ると、2人を包み込む様に水の竜巻が発生しぐんぐん上昇。
そして暴力的なまでの破壊力をもった水流エネルギーが龍の姿に変化し、それを2人で思い切り蹴飛ばした。
龍也・果南「「[海龍の咆哮・G2]!!」」
ドゴォオォオォオオオンッ!!!
凄まじい水のエネルギーを纏ったシュートがイギリスゴールに迫る。
フレディ「これだけは絶対に止める!! [真・ガラティーン]!!」
ドガアアアアアアン!!
フレディ「ぐわあぁぁあああっ!!?」
しかし、相手キーパーはそのエネルギーに抗う事も出来ずに押し流され、ボールごとゴールネットに突き刺さった。
GOOOAL!!!
日本 4 ー 3 イギリス
エドガー「くっ!! まだだ!!
」
ピッ、ピッ、ピィイイイーーーーッ!!!
―
実況「ここで試合終了のホイッスル!! 4ー3でイナズマジャパンが、強豪ナイツ・オブ・クィーンを下したーー!!」
円堂「よっしゃ勝ったぞーー!!」
龍也「果南!!」
果南「龍也!!」
パアァァアアン!!
二人で思い切りハイタッチする。イナズマジャパンは、世界の舞台で1勝をもぎ取れたんだ!!
ヴィクトリオ「凄い………!」
ワンダバ「どうだ?」
ヴィクトリオ「凄いよ! こんな戦いそうそう見られないよ!! うわ〜!!」
興奮するヴィクトリオ。だが、今はやるべきことがある。
ヴィクトリオ「よし、今回の事件が片付いたら、もっとサッカーの練習しよう!!」
ワンダバ「おう、応援するぞ。さて、いろいろこの後あるが、次はイタリア戦に飛ぶか」
ヴィクトリオ「オッケー!」
スタジアムを出たヴィクトリオとワンダバは、ヴィクトリーキャラバンに乗り込み、イナズマジャパンvsオルフェウス戦の日に飛んだ。
― つづく ―
この物語を全編でどのくらいの回数読みましたか?
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最近読んでなくて久しぶりに
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今出てるのは一周しました
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面白くて何周かしてます