蓮ノ空×イナズマイレブン 〜英雄たちのヴィクトリーロード〜   作:松兄

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こんにちは、松兄です。今回からイナズマイレブン英雄たちのヴィクトリーロードのストーリーと蓮ノ空を掛け合わせたラブライブサッカーを始めます。

どこまで続くかは分かりませんが、晴也の活躍をお楽しみください。

また、後書きにてお知らせもありますので、よろしければ最後までご覧ください。

始まります!!


高校サッカー編:4月26日〜5月1日 出会いと始まりの季節
第1話 吹き抜ける風 新たな芽吹き


 

 こんにちは! 俺の名前は大海晴也(おおみはるや)

 

 26年前、から過去11年間に渡り日本の高校サッカーを支配したサッカー管理組織、[フィフスセクター]を打ち倒し、

 

 200年後の未来が絡んだ、時空を超えた大冒険の末人類の未来を救い……、

 

 ひいては宇宙全土を巻き込んだサッカー大会で優勝、宇宙一になり地球と宇宙をを救った、アースイレブンの伝説のストライカー、大海竜太(おおみりゅうた)の息子。

 

 そして、約46年近く前の"世界一のストライカー"で今も尚有名な大海龍也(おおみりゅうや)の孫だ。

 

 

 

 そして現在。俺は今、東京発の北陸新幹線を降りた金沢駅から、バスでこの春から通う蓮ノ空学院に向かっている。本当は入学式は一週間前だったのだが、親が手続きを手間取ってしまい遅れての編入という扱いになったのだ。

 

 

 

 ――けど、

 

晴也(学校要項に書いてあったけど……蓮ノ空、本当に山の中にあるんだな……)

 

 バスで山の中の道路を進んで30分程経ち――、

 

アナウンス『つぎは、蓮ノ空学院前〜、蓮ノ空学院前〜』

 

晴也「あっ、降ります!」

 

 バスは、ようやく蓮ノ空前の停留所に到着した。

 

 

 ―――ここ、蓮ノ空学院は、創立100年を超え、季節になると蓮の華が咲く湖、蓮ノ湖の畔にありかなり山の中にある。

 

 蓮ノ空は最近の石川県の高校サッカーの名門と言われ、昨年は優勝こそ逃したものの、全国大会の決勝戦にまで進んだ今では全国2位の実力を持つ超強豪だ。

 

晴也(決勝の雷門戦で、兄ちゃんに負けたんだよな……)

 

 

 俺の家族は父、母、姉、兄、俺であり、兄ちゃんは今年高校3年生だ。サッカー選手として偉大な父母と祖父母を持ち、俺たち3姉兄弟(きょうだい)は物心ついた時からサッカーボールに触れ、姉兄弟(きょうだい)でサッカーをしていた過去がある。

 

 

 

 

 話を戻そう。今日からこの蓮ノ空学院に、俺は第104期生として入学し、これから学校生活を送ることになる。

 

晴也「おっし!」

 

 

 俺がバスを降り、期待に胸を膨らませながら校門をくぐり校舎へと向かっていると、道の脇に人が集まって何かを見物していた。何かグラウンドでやっているようだ。

 

晴也「なんだ……?」

 

 俺が気になってそちらの方へ行くと、サッカー部が朝の練習をしていた。

 

晴也「!! 蓮ノ空サッカー部!!」

 

 見ると、ゲーム形式で練習をしているようで、去年のインターハイ決勝戦の中継で映った、うさぎの髪留めをしたオレンジ色のボブヘアーの女の子がシュートを放つところだった。

 

 

?「[サンライズブリッツ・G3]!! でりゃぁあぁああっ!!」ドゴォオオオンッ!!

 

 先輩の太陽のように輝く必殺シュートが、紫色の長髪をサイドテールにしたキーパーの先輩へと向かって行く。

 

晴也「!!」

 

?「甘いわよ花帆(・・)!! [絶・ゴッドハンド]!! はぁあぁあああっ!!」ガシィっ!!

 

 先輩が自身のオーラを具現化した虹色に輝くヴェールを纏った、気合・努力・根性で生み出した巨大な青色(・・)の、右手でシュートに立ち向かい片腕で軽々と止める。

 

晴也(あの人、[ゴッドハンド]が使えるのか……!)

 

 

 去年のテレビ中継でキーパーとして出場していたのを記憶している先輩。実物で見ると、その力強いセービングに思わず笑みがこぼれる。

 

 

花帆「まだダメだったかぁ……」

 

?「あなたの良さがでた良いシュートだったわよ花帆!」

 

晴也(たしかにあのシュートもそんなに甘いシュートじゃなかったからな……)

 

?「木曽路くん!」

 

?「オーライ!」

 

 キーパーの先輩から、ボールは木曽路と言われた男子生徒へ。

 

 しかし――、

 

?「させませんよっ!」ガッ!

 

?「あっ!!」

 

 これも去年のインターハイ決勝の中継で見た青く長い髪をお下げにした先輩。カットされたボールがこちらに転がってきた。

 

 

晴也「つ!」

 

?「まだまだ甘いですよ。すみません! そこの方、ボールとってくれませんか!」

 

晴也(…………………)ニヤッ

 

 俺はバックを放り投げると、ドリブルしながらフィールドに入った。

 

 

サッカー部『!?』

 

?「ちょっ!?」

 

 突然の事に慌てる先輩方。最初はオレンジ髪の先輩を単純なフェイントで躱す。

 

 

?「!! 花帆さんがあんなあっさりと!?」

 

 青いおさげの先輩の声で、他の部員が気づく。

 

?「めぐちゃんたちに挑戦かぁ~? さやかちゃん、ルリちゃん! 行っちゃえ!」

 

さやか「は、はい!」

 

瑠璃乃「奪わせてもらう!!」

 

 

 

 さやか、ルリと呼ばれた先輩が2人で奪いに来るが、シザースからのヒールリフトであっさりと躱す。

 

?「うそ!! ルリちゃん先輩があんなアッサリと!!」

 

?「なんだアイツ? だが、好き放題やらせるか!!」

 

 

 すると、ガラの悪い大柄な先輩が止めに来る。この人、たしかテレビで見た時はフォワードだったな……。

 俺は細かくフェイクを入れるが、体幹が強いのか中々体勢が崩れない。

 

晴也(やるな……なら!)

 

 俺はボールを足の甲に乗せた状態で左に抜こうとする。すると相手も当然同じ方向に切ってくるのですぐに足首を転換して逆方向に抜き去る。

 

?「なにっ!?」

 

?「じょーじまで抜かれた」

 

?「やるね〜あの男の子。慈先輩、綴理先輩、私たちも行きましょう!」

 

 

 

 明るい赤系統の髪をポニーテールにした先輩が、慈、綴理と呼ばれた先輩と3人で向かってくる。

 

晴也「"弾く(チョップ)フェイント"!!」バチッ! ギュン! バチィッ!!

 

 ボールを足で連打で弾いてジグザグに進む鋭角突進(イナズマ)ドリブル。ディフェンスを揺さぶり突破する。

 

慈「なっ!?」

 

?「すごい……」

 

綴理「お〜……」

 

 

 

 そして俺はゴール前まで進むと、ボールを止めて止まる。

 

晴也「フフッ」ニコッ

 

?「っ!! よしっ、来なさい!!」ニヤッ

 

 先輩も意図が伝わったのか、迎え撃つ体勢に入る。

 

 

 ―――俺は必殺シュートの体勢に入る。俺の背後から大型の剣を持った武臣型のマジンが現れ、俺は跳躍。左足を思い切り振り上げる。

 

晴也「[スサノオブレード・GX]!! うらぁあぁああああっ!!」ドゴォオオオンッ!!

 

 俺の蹴りの一振りと共に、マジンが剣の一閃。斬撃を纏ったシュートが飛んでいく。

 

 

 

?「っ!? [絶・ゴッドハンド]!! はぁあぁああっ!!」ガチィイイイッ!!

 

 パワーが激突する。しかし、先輩はみるみる引きずられていき、

 

?「ぐぅうぅうううっ!! キャアっ!!」バチィン!!

 

 シュートは弾かれてゴールに突き刺さった。

 

 それを見ていた他の生徒は騒然となる。

 

 

 

?「誰……あの子」

 

?「1年生では見たことありません」

 

?「2年生にもいませんよ?」

 

?「かと言って3年生でもない……でも蓮ノ空の制服着てるし……」

 

 

 すると、キーパーの先輩が起き上がって近寄ってきた。

 

?「やるわね。あなた」

 

晴也「先輩、ですよね? そちらこそもう少し俺が離れてたら止められてたかも」

 

?「私は乙宗梢。蓮ノ空サッカー部の部長をしているの。あなたは?」

 

晴也「俺は大海晴也って言います。1年生です」

 

梢「晴也くんね……」

 

 すると、他の部員も集まってきた。

 

 

 

?「私は村野さやかと言います。2年生です」

 

?「大沢瑠璃乃! 2年。 よろよろ〜!」

 

?「日野下花帆。2年生だよ! 晴也くんサッカー上手いね!!」

 

?「桜咲丈二。2年だ。お前、やるじゃねぇか」ニヤッ

 

 

 ――すると、

 

さやか「でも、新入生の中には居なかった気が……」

 

 その話か。

 

 

 

晴也「親が入学手続きでごたついたせいで、少し遅れて編入って形になっちゃって。本来なら入試受けて受かってたし入学式から通えたのに……」

 

?「そうだったんだ……」

 

 

 

 見ると、先程3人で止めに来た先輩たち。

 

?「ボクは夕霧綴理3年生。よろしく〜」

 

?「藤島慈。3年生だよ〜。めぐちゃんって呼んでもいいよ?」

 

?「忍原来夏。2年。よろしくね!」

 

晴也「よろしくお願いします!」

 

 

 先輩方と挨拶を交わす。すると―――、

 

 

梢「晴也くんはサッカー部入部希望でいいのよね?」

 

晴也「はい。もとよりそれ以外考えてないです!」

 

梢「そう。良かったわ」

 

?「レギュラー争いが熾烈になりますね」

 

?「徒町頑張るぞ…ちぇすとー!」

 

?「でも、楽しくなるかもね〜」

 

?「ポジションはどこなの?」

 

 

 

 和風な髪飾りをつけた女の子、背の低い若草色の長髪の女の子、ピンクの髪に黄色のグラデーションの入った髪を後ろで結んだ女の子、"元気!"といった感じの男子が声をかけてきた。

 

 

晴也「よろしくお願いします。えっと、1年生?」

 

?「百生吟子です。同じ1年生なのでタメで良いですよ?」

 

?「徒町小鈴、1年生です! よろしくお願いします!」

 

?「安養寺姫芽、同じく1年です〜。よろしくね〜」

 

?「木曽路兵太。気軽にソジって呼んで俺も1年だから!」

 

晴也「よろしく。俺のポジションはFWだよ。じゃあ、俺まずは職員室に来るように言われてるから。また放課後にお願いしますね!!」

 

 

 

 そして俺は道に戻って投げたバッグを拾い、校舎に駆けて行った。

 

さやか「すごく上手い子でしたね……」

 

綴理「ボクたち、相手になってなかった気がする」

 

瑠璃乃「世界はひれぇなぁ〜。自信なくしちゃうぜ〜」

 

花帆「アタシたちも頑張らなきゃですね! 梢先輩!」

 

梢「そうね。花帆」

 

その頃―――、

 

 

 

晴也「いよいよ始まる、俺の蓮ノ空ライフ!!」

 

呑気な晴也だった。

 

ー つづく ー





【挿絵表示】

 ↑
蓮ノ空サッカー部ユニフォーム【フィールドプレイヤー】のイメージです。

【挿絵表示】

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ゴールキーパーはコレ
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