蓮ノ空×イナズマイレブン 〜英雄たちのヴィクトリーロード〜   作:松兄

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インターハイ全国準々決勝 浦の星戦

 

 

 音ノ木坂戦から再びタイムトラベルした過去のメンバーたち。今度は全国大会準々決勝の雷門vs浦の星。

 

 ヴィクトリオは、この全国大会から導入されたロシアンルーレットスタジアム。

 そして雷門がこれまで試合したサイクロンスタジアムやスノーランドスタジアム、ウォーターワールドスタジアムについて話した。

 

円堂(高校生)「なんだそのスタジアム!?」

 

風丸(高校生)「そんなフィールドでサッカーを………」

 

鬼道(高校生)「ふむ。俺ならどう攻略するか……」

 

 それをすぐさま考えるあたり、鬼道の戦術家としての性が出ている。

 

 

ヴィクトリオ「そして今回のスタジアムは、ピンボールスタジアムです!」

 

 そしてスタジアムに入り、観客席に座るヴィクトリオたち。フィールドのでは雷門と浦の星がアップしていた。

 

果南(高校生)「ダイヤが浦の星の監督なんだね」

 

ヴィクトリオ「そうですね。ダイヤさんが監督です」

 

 

 そして、いよいよ試合開始時刻となる。

 

 

 

フォーメーション

 

 

 

浦の星

 

GK       津島

 

DF 国木田 永井  川瀬  小原

 

ボランチ   黒澤(サ)  桜内

 

MF  黒澤(ル) 高海   渡辺

 

FW       大海(北)

 

雷門

 

FW   剣城   高咲   朝香

 

MF 宮下  神童    松風  桜坂

 

DF   天城   大海(竜)  西園 

 

GK        三国

 

 そして審判が左手を挙げ、

 

 

ピィイイイーーーッ!!!

KICK OFF(試合開始)!!―

 

 

 試合開始のホイッスルが鳴り、雷門ボール試合開始。ボールはまず神童に渡り、そこに果北とルリがプレスを掛ける。

 

神童:「宮下!!」

 

 神童は二人を引き付けてから愛さんにパスアウト。それをルリと果北は追い掛け、更に追加でサファも加わり、三人がかりで奪いにかかる。

 

 すると愛さんはボールだけを地面に残してジャンプ。三人は一瞬呆気にとられるがすぐにボールを奪いに行く。しかし三人が近づいた瞬間ボール下の地面が盛り上がりボールをくわえて赤い竜が飛翔。三人を吹き飛ばして愛さんの元へ。

 

愛:「[昇り龍]!! 剣城くん!!」

 

 ボールは剣城に渡り、剣城はシュート体勢に入る。剣城の背に翼の様な漆黒のオーラが現れ、それを全てボールに注ぎ込み渾身のボレーシュートを放つ。

 

剣城:「[デビルバァァアアアストッ]!!」

 

 剣城のシュートが浦の星ゴールに迫る。しかし羽丸がブロックに入る。が、

 

羽丸:「[旋風じ……ドゴォオオオッ!!! ずらぁあああああっ!?!?」

 

 羽丸の背後のフィールドに描かれているマークからピンボールのボールを飛ばすフリッパーが出現。羽丸諸ともボールを弾き返し、羽丸は背中から強打し地面に倒れこむ。

 

竜太・美歌:「「羽丸(ちゃん)!!!」」

 

 弾かれたボールは千夏が拾ったが千夏はボールを外に出してプレーを切り羽丸の元へと向かう。

 

美歌:「羽丸ちゃん大丈夫!?」

 

羽丸:「い……痛かったずら………」

 

竜太:「このフィールドひょっとして両方の左右のゴール前にあるこのマークは今羽丸がかかった反射バーで、あの円柱は当たった物を弾いて、あそこの矢印は上を通った物のスピードを矢印の方向に上げるんじゃあ………」

 

果北:「どうやらそう考えるのが妥当みたいだね」

 

 仕掛けの有効範囲の外でボールを繋がなきゃいけないのか………かなり制限されるな。

 

審判:「試合を再開します」

 

神童:「大海、今は試合だ」

 

竜太:「はい………」

 

竜太・果北:((このフィールド、一歩間違えればお互いに怪我をする。ここで俺(私)たちを同時に潰す気みたいだな(ね)))

 

 

 

 それを見ていた円堂たちは

 

円堂(高校生)「なんだよこのスタジアム!!」

 

風丸(高校生)「マトモなサッカーできないぞこれじゃあ………」

 

鬼道(高校生)「…………いや」

 

穂乃果(高校生)「なにか気づいた?」

 

鬼道(高校生)「このフィールド、もしかすると……」

 

 

 雷門のスローインから試合再開。その後両者ピンボールスタジアムのギミックに翻弄されながらも、雷門のゲームメイカー、神童がスタジアムのギミックを使いこなし始めた。

 

 浦の星は竜太の妹、果北が[激流ストーム]を放つも、三国が[無頼ハンド]でキャッチ。

 

 そこから今度は雷門のカウンター。ボールは神童に飛び、ボールを受け取った神童はドリブルで攻め上がる。

 

神童:「剣城!! 右斜め前20度へ10m!!」

 

 キャプテンは剣城に指示を出すと近くの反射柱にボールをあてる。すると勢いよく反射したボールは浦の星ディフェンスの合間を縫い、剣城に繋がった。

 

千夏(っ!! 神童さん、このフィールドを使いこなし始めてる!!)

 

 そしてボールを受け取った剣城とキャプテンはシュート体勢に入る。二人が空中で交互に次々ボールを蹴りあげエネルギーをチャージし、止めの二人のツインキックで蹴り落とした。

 

剣城・神童:「「[ジョーカーレインズ]!!」」

 

善美:「止める!!!」

 

 善美が左手を頭上上段、右手を腰の辺りに構えると、善美の身体の周りを金色のオーラの渦、赤色のオーラの渦、そして黒のオーラの渦の3色のオーラが渦巻く。そして心臓からオーラが右手に集まり、右手を思い切り上に向けてその力を解放する。

 

 ――と、金色と赤色のオーラの渦が色ごとに左右に分かれ、黒のオーラは善美の背後に移動。それぞれ威圧感と迫力、威厳のある金色のマジンと赤のマジン、黒のマジンが現れる。

 

善美「[風神雷神ゴースト・・・・・G2]!!」ドォオォオオンッ!ドォオォオオンッ!!ドォオォオオォオンッ!!!

 

 善美が三体のマジンを呼び出しキャッチを試みる。しかしパワーに圧され、ボールはゴールに吸い込まれた。

 

 

GOOOOAL!!!

雷門 1 ー 0 浦の星

 

 

 

 浦の星のキックから試合再開。だが、その後は点が入らずに前半は終了。

 

 そして後半開始し、剣城がシュートを打とうとしたところをフリッパーに殴打され、剣城とボールは吹っ飛んだ。

 

 こぼれ球は………、フリーだったルリに飛んでしまう。

 

天城:「しまっ!?」

 

ルリ:「ラッキーですわ!!」

 

 天城先輩は咄嗟にルリの方向へ身体を向け、急いで追う。しかし、

 

ビキィッ!!!

 

天城:(!?)

 

 天城先輩は足が縺れ、ルリを後ろから巻き込み転倒してしまう。

 

竜太:「天城先輩!?」

 

天城:「ぐっ、う··うぅ、あぁあアアあアあ~~っッ!!!!」

 

愛:「不味いよ。肉離れ起こしてる!!」

 

 すると審判が近寄ってきて懐に手を伸ばす。しかし、無情にも出されたのは……

 

審判:「3番!! バックチャージ!!!」

 

 サッカー選手の誰もが見たくない赤いカード。天城先輩の一発退場だった。

 

しずく:「どうするんですか? しかもここペナルティエリア内……つまりPKですよ!?」

 

円堂:「朝香!! 近江と交代だ!! フォーメーションを

 

    FW 剣城 高咲

 

    MF 宮下 神童 松風 桜坂

 

    DF 近江 大海 西園

 

    GK 三国

 

            に変更!!」

 

MEMBER CHANGE

果林 out → in 彼方

 

そして、浦の星のPKキッカーは勿論………

 

竜太:(やっぱり果北か………)

 

果北:「…………」

 

 そして審判の笛と同時に蹴られたボールは、ゴールの隅に突き刺さり同点になった。

 

 

GOOOOAL!!!

雷門 1 ー 1 浦の星

 

 

ヴィクトリオ「今回の審判かなり厳しめですね……」

 

豪炎寺(高校生)「たしかに……」

 

果南(高校生)「明らかに故意じゃないって分かるよねアレ……」

 

 

 

 雷門のキックから試合再開。すると、天城の思いを無駄にしないと、雷門は更に勢いを増す。

 

 シュートチャンスだ!!

 

千夏:「不味いよ! 早く戻って!!!」

 

神童:「遅い! 行くぞ2人共!!」

 

 剣城とキャプテンが跳び上がり[ジョーカーレインズ]を真下に落とす。そしてそれを天馬がダイレクトで[マッハウィンド]で併せる。

 

天馬・剣城・神童:「「「[エボリューション]!!!」」」

 

 合同合宿の時の雷門からは考えられない威力のシュートが浦の星ゴールに襲いかかる。

 

善美:「絶対に止めてやるわ!!」

 

 善美が左手を頭上上段、右手を腰の辺りに構える。すると、善美の身体の周りを金色のオーラの渦、赤色のオーラの渦、そして黒のオーラの渦の3色のオーラが渦巻き、心臓からオーラが右手に集まる。

 

 ―――そして、右手を思い切り上に向けてその力を解放する。と、金色と赤色のオーラの渦が色ごとに左右に分かれ、黒のオーラは善美の背後に移動。それぞれ威圧感と迫力、威厳のある金色のマジンと赤のマジン、黒のマジンが現れる。

 

善美「[風神雷神ゴースト・G2]!!」ドォオォオオンッ!ドォオォオオンッ!!ドォオォオオォオンッ!!!

 

 善美は3体のマジンと共に両手を前に突き出してシュートを止めにかかる。

 

 善美の必殺技と天馬たちのシュートが激突する。善美は必死に抗うが、[ジョーカーレインズ]を止められなかったのでは当然[エボリューション]など尚更無理で、シュートはゴールに突き刺さった。

 

 

GOOOOAL!!!

雷門 2 ー 1 浦の星

 

 

 

 そして浦の星ボールから再開するが、そこからは一進一退の攻防が繰り広げられる。どちらも一歩たりとも引かない好ゲームに、観客の熱気は天井知らずに高まる。

 

ダイヤ(残り時間は……後4分。勝負を掛けるしかありませんわね)

 

ダイヤ「皆さん!! ディフェンスはもういいです!! キーパーの善美さんも全員上がって総攻撃をかけます!!」

 

浦の星:『『『はいっ!!!』』』

 

 そして浦の星はキーパーも全員上がっての攻撃を掛けてきた。

 

 くそっ、此方は10人で体力的にも数的にもギリギリなのに!!!

 

梨菜:「千夏ちゃん!!!」

 

 ボールは千夏に渡り、ディフェンスが来る前にパスを回す。数的有利を生かして、数の有利とコンビネーションであっという間にゴール前でボールは果北に。

 

彼方:「行かせないよ~!!! [スリーピィサンクチュアリ]!!!!」

 

 彼方の広域ディフェンス技が発動される。中に居た浦の星選手は全員ひどい眠気に襲われてよろける。

 

竜太:「今だ!!」

 

 彼方が相手の動きを止めている隙にボールを奪う竜太。善美は彼方が技を発動した瞬間にこの事態を察知し、既に自陣ゴールへと走っている。

 

竜太:「甘い!! 《属性付与(エンチャント)(ライト)》!! [スプリントワープ《光》・Gx]!!」

 

 スプリントワープが人間の目ではとても追いきれない光の様な速さにスピードアップ。二人を一瞬で抜き去った。

 

竜太:「行くぜ善美!!」

 

 竜太はボールに極大のオーラを纏わせてオーバーヘッドで下に落として左の足払いで回転を強化。オーラを練り上げる(その間3.4秒)そしてそれを左足ボレーでボールの真後ろから、練習通りに蹴り飛ばした。

 

竜太:「[ラストリゾート]!!!」

 

ドガァアァアアァアアアンッ!!

 

ドガァアアァアアアァァアアアンッ!!!

 

ドガアァアアァァアアアァァアアアアンッッ!!!!

 

 ボールは勢いを増しながらフィールドを破壊して進み、善美を襲う。

 

善美:「絶対に止めてやる!!!」

 

 善美が左手を頭上上段、右手を腰の辺りに構えると、善美の身体の周りを金色のオーラの渦、赤色のオーラの渦、そして黒のオーラの渦の3色のオーラが渦巻く。

 

 そして心臓からオーラが右手に集まり、右手を思い切り上に向けてその力を解放する。

 

 すると金色と赤色のオーラの渦が色ごとに左右に分かれ、黒のオーラは善美の背後に移動。それぞれ威圧感と迫力、威厳のある金色のマジンと赤のマジン、黒のマジンが現れる。

 

善美「[風神雷神ゴースト・G3]!!」ドォオォオオンッ! ドォオォオオンッ!! ドォオォオオォオンッ!!!

 

 善美の3体のマジンと、[ラストリゾート]が激突する。しかしマジン3体がかりでも[ラストリゾート]を抑えきる事は出来ずに、シュートはゴールに突き刺さった。

 

 

GOOOOAL!!!

雷門 3 ー 1 浦の星

 

 

 ここで、

 

ピッ、ピッ、ピィイイイーーーッ!!!

― TIME UP(試合終了)!!!―

 

 

 試合終了のホイッスルが鳴った。

 

果南(高校生)「浦の星負けたか〜……」

 

豪炎寺(高校生)「着々と実力をつけているな……」

 

龍也(高校生)「この調子で革命を成功させてほしいけどな……」

 

 そしてスタジアムを後にするヴィクトリオたち。

 

ヴィクトリオ「じゃあ松風天馬、大海竜太の物語の第一章の終わり、全国大会決勝に飛びますよ!!」

 

 

― つづく ―




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