蓮ノ空×イナズマイレブン 〜英雄たちのヴィクトリーロード〜 作:松兄
瑠璃乃ちゃんの必殺シュートがゴールに突き刺さり3ー3の同点まで追い上げられたアムステルダム。
アムステルダムのキックから試合再開。
凛(くそ……あの女……! 俺のゴールを邪魔された上に、味方にハイエナされるとか………どんな屈辱だよ!!)
花帆(とにかく、チーム全体で連動して
各自の思惑を胸に、あたしとクライフォートくんがセンターサークルに入る。
クライフォート「カホ……残り16分、死ぬ気で行くぞ!」
花帆「うん!」
ピィイイイーーーッ!!!
RESTART!!!
アムステルダムのキックから試合再開。ボールをマウリッツくんへと戻す。
―――そこへ、
烏「大沢! ダブルプレス掛けるぞ!」
瑠璃乃「おっけー! 合わせてよ!!」
MATCH UP!!
マウリッツ vs 烏&瑠璃乃
2人が同時にプレスをかける。ヤバい――、捕まったら!!
花帆「マウリッツくん!」
あたしが慌てて声を掛けると、
ハンセン「マウリッツ! こっちだ!!」
DFのハンセンさんが上がってきてボールを要求する。
マウリッツ「! ハンセンさん!!」
ハンセンさんにパスアウト。フリー状態でボールを渡す。
ハンセン「よし、行けぇ!!」ドッ!!
ハンセンさんからの前線へのロングフィード。ボールはクライフォートくんへ。
クライフォート「よし……「させるかっ!!」つ!」
ここでデュシャンがクライフォートくんと
花帆(この配置、ボールが行く可能性が高いのは!!)ダッ!
あたしは万が一ボールを奪われた場合、1番ボールが行く確率が高い選手へのコースをふさぎに行く。
デュシャン「邪魔だっ!!」ドガッ
クライフォート「ぐっ!」
クライフォートくんを弾き飛ばすデュシャン。ヘディングでボールをパスする。
デュシャン「シャルル!!」
シャルル「あ〜い」
ボールを受け取るシャルル……
花帆「ここだっ!!」バシィ!!
それを寸前でカットするあたし。
デュシャン「なにっ!?」
シャルル「何なんだよお前一体!!」
気持ちよくプレーさせてもらえず声を荒げるシャルル。あたしはドリブルで攻め上がる。
クライフォート「つ!」ダッ!!
クライフォートくんも体勢を立て直して走る。相手はオチャドが止めに来た。
MATCH UP!!
花帆 vs オチャド
オチャド「させるかっ!!」
花帆「!!」
クライフォート「!」ダッ!!
クライフォートくんがあたしの周りを走り回ってパスの選択肢になり相手にパスかドリブルの2択を押し付ける。だが、あたしは中々
オチャド(? 何で次のプレーしないんだコイツ……。時間ばっかかけても無駄だし……取りに行くか!)
ここでオチャドが動き奪いに掛かる。
花帆(来た!)トンッ!
オチャド「! ここでバックパス!?」
オチャド(引っ張りだされた!!)
実況『ここでボールはクリスマンへ!!』
花帆「よし、行くよクライフォートくん!」
クライフォート「ああ!」
ここでアタシとクライフォートくんはゴール前へと
オチャド「っ、まだだ! 俺が取れば!!」
MATCH UP!!
クリスマン vs オチャド
オチャドが突っ込む。―――だが、
ルート「抜く![トップスピードドリブル・S]!!」ドギュンッ!!
一気に加速し、オチャドを抜き去る。
実況『あーーっと!! クリスマン、オチャドを抜き去った!!アムステルダムがゴール前へと攻め込む!』
花帆(ナイスクリスマンくん! ここからは、アタシのエゴに従う!!)バッ!!
ここでアタシはクライフォートくんと別れて別の
ミゲル「ここで別々の動き!? 訳の分からねぇ、コンビだな!! 2人で止めるぞピエール!」
ピエール「ああ!!」
ルート「そこだ……」ドッ!!
ボールはサイドに向けて振られる。ボールの落ちた先は……
ゲルト「来た!」
実況『ここでボールはゲルト・カイザーへ!!』
ピエール「くっ!!」ダッ!!
ボールをトラップしたカイザーくんはシュートを放つ。
ゲルト「決める!!」ドゴォオォオオッ!!
カイザーくんのコントロールシュート。ボールは正確にゴールの隅を捉える。
ミゲル「ぬああっ!!」ドガアッ!!
ミゲルの身体を張ったブロック。ボールはピエールの顔面に当たって弾かれる。
ゲルト「くっそ! 邪魔!!」
弾かれた
ヨハン「まだ、俺がいる!!」ドゴォオォオオッ!!
ヨハンくんがこぼれ球に
ラッジ「まだだ![爆・スティンガー]!!」
ラッジのネイルガンのような、衝撃が連撃で加わる鋭いパンチングが突き刺さる。
バチぃっ!
ラッジ「ぐわっ!?」
しかし止めきれずに尻もちをつくラッジ。ボールはクロスバーに直撃して跳ね返る。
跳ね返ったボールは………
瑠璃乃「来た!」
瑠璃乃ちゃんの方へと飛ぶ。
瑠璃乃「よっと!」
瑠璃乃ちゃんがトラップ。反転して攻め上がる。
瑠璃乃「よし、速k ……「させるかっ!!」!?」
ここまでオーバーラップしてきたレオンくんがスライディングタックル。ボールを奪い返す。
瑠璃乃「マジ!?」
レオン「カホ! 決めろ!!」
ここでボールはアタシへ。
花帆「レオンくんナイス! ……決める!!」
アタシは足を振り上げ、渾身のシュートを放つ。
花帆「はぁあああっ!!」ドゴォオォオオッ
アタシのシュートが、ゴールに迫る。
ピエール「させるかっ!」バチぃっ!!
ピエールのスライディングブロック。ボールは弾かれる。
花帆「つ! 邪魔!!」
再び弾かれたボールは……
ルート「来た!」
クリスマンくんがボールを持ち必殺シュート。ボールに対して精密なキックをたたき込む。
ルート「[コントロールシュート・S]!!」
クリスマンくんの精密なコントロールキックから繰り出されたシュートが、
ミゲル「ぬぁあああっ!!」がッ!
しかし、ミゲルのダイビングヘッドブロック。再びこぼれ球になる。
そのボールに、クライフォートくんが詰めてきた。
クライフォート「もらったぁ!![超・ブレイクショット]!!」ドゴォオォオォォオォオオンッッ!!
クライフォートくんの
空気摩擦で紅く燃えながら相手ゴールに襲いかかる。キーパーはまだ体勢を崩している。
花帆「よし入った!!」
みんながゴールを確信した、瞬間……!
ロキ「[ブレイクショット]
ロキの
その理不尽なまでの早さで、シュートボールに追い付いてブロックされてしまう。
クライフォート「なっ!?」
アムステルダム『はぁ!?』
驚愕するアムステルダムメンバー。だがロキは驚く暇も与えないと言わんばかりに、間髪入れずにパスを出す。
ロキ「シャルル!」
シャルル「オッケー」
ボールはシャルルに渡る。
花帆「!! ヤバいカウンター来る!戻っ……ドギュンッ!! ……!?」
あたしが叫んだ瞬間にはもう走り出し、ハーフライン近くまで進入したロキ。
マウリッツくんが急いでシャルルを止めに入る。
マウリッツ「行かせねぇ!!」
シャルル「アンタじゃ止められないよっ!!」ドッ!
マウリッツくんが少し足止めするが、ホントに少し。すぐにパスを出され、その次の瞬間にはロキはもうゴール前に。
ロキ「バァン♪」ドゴォオォオォォオォオオォオオオッッ!!
ロキの右足の振りから放たれるシュート。ボールは凄まじい早さでゴールを襲い、ハンスくんが反応する暇もなくゴールに突き刺さった。
GOOOOAL!!!
アジャジャックス・アムステルダム 3 ー 4 P・X・G
実況『ゴォオォオォオオォオオオルッ!! この時間帯で
解説『コレ不味いですね……良くて引き分けでしょうか……』
会場が沈む。アムステルダムの選手たちは愕然とした表情を浮かべる。
花帆「くっそ!」
花帆(なんなのあのスピード! 普通シュートしたボールに人間が追いつける!? あんな理不尽な早さにどうやって対抗すれば!!)
花帆は"天才"の壁を痛感する。
花帆(あんなの、常人じゃあ一生かかっても届かない……。天才……)
クライフォート「どれだけ不公平なんだ神は……!!」
花帆「え?」
クライフォートの言葉に、花帆は違和感を覚えた。
花帆(何言って……クライフォートくん、あなただってどう考えても天才側……あ!!)
花帆はチームメイトになって2年経った今になってようやく気づく。クライフォートの力は、全て努力の末に手に入れた物ばかり。説明できる能力しか無いことに。
花帆(もしかしてクライフォートくん、アタシと同じ秀才側?)
花帆は、高校時代に晴也に言われたことを思い出す。晴也は、
同時に、秀才が天才に勝つ方法も。この試合で既にメンバーが実践していた。
―――で、あれば。
花帆「クライフォートくん」
クライフォート「カホ?」
花帆「ロキを倒すのに、力を貸して?」
クライフォート「!!」
2人の秀才が、1人の圧倒的な天才に挑む。
後半:35分
アジャジャックス・アムステルダム 3 ー 4 P・X・G
― つづく ―
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最近読んでなくて久しぶりに
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今出てるのは一周しました
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面白くて何周かしてます