蓮ノ空×イナズマイレブン 〜英雄たちのヴィクトリーロード〜   作:松兄

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祝・イナズマイレブン新作発表!
タイトルは『〜烈火の革命〜』……なんかホントに世界編のゲームなのか不安になってきた。
無印2のエイリア編みたいな日本選手強化ルートだったら削除しないといけない話が出てくる。


クロニクル編が何故か分からないけど書く気になれない……。

何とかやる気を振り絞って書きました。

クロニクル編だけなんですよね。なぜか……。まあ、見てやってください(土下座)


幻想世界の歴史

 

 

 幻想世界、嘆きの洞窟に到着したヴィクトリオたち。

 

龍也(高校生)「ここが幻想世界か……」

 

穂乃果(高校生)「物語の世界なんて素敵だね〜」

 

ヴィクトリオ「本人たちはそうも言ってられないんですけどね。あ、いましたよ。始まるところみたいですね」

 

鬼道(高校生)「今回の相手はどんな奴らだ?」

 

ヴィクトリオ「アンドロイドです」

 

果南(高校生)「アンドロイド!?」

 

ヴィクトリオ「今は試合を見ましょう」

 

 

レイ・ルク「それでは準備を始める。〈フィールドメイクモード〉」

 

 レイ・ルクがデバイスを操作すると、大空洞にサッカーフィールドが形成され、案の定またあの実況のおじさんがどこからか拐われてきた。

 

矢島『さぁー!! 雷門にとってのリベンジマッチ、本日はここ、アーサー王物語の世界《嘆きの洞窟フィールド》からお届けするぞーーーっ!!』

 

サカマキ「分かっているなレイ・ルク、ここで必ず奴らを始末しろ!!」

 

P・カスケイド『了解』

 

茜「あっ!!」

 

神童「どうした?」

 

 天馬たちが茜の持つこの物語の本を見ると、最後のページがどんどん色を失い、真っ白になってしまった。

 

神童「必ず勝たなければ、俺たちはこの物語と共に消えるという事か……」

 

天馬「(絶対に負けられない試合なんだ……)神童先輩、俺がキャプテンで、本当に良いんですか?」

 

神童「!? こんな時に何を言ってる!! キャプテンはお前だ!!」

 

天馬「こんな時だから言うんです!! 俺よりも神童先輩の方がキャプテンに……、リーダーにふさわしいんです!!」

 

フェイ(天馬……)

 

神童「キャプテンはお前以外に考えられない!! 取り敢えず試合だ!! 行くぞ!!」

 

 

フォーメーション

 

パーフェクトカスケイド

 

GK         ラウ

 

DF     ドネル リン バド

 

ボランチ ファニ        エミ

 

MF   ダイ    レイ   ケイ

 

FW      グラ    ブル

 

雷門

 

FW     剣城      果北

 

MF  せつ菜  天馬  神童  千夏

 

ボランチ       桐穂

 

DF    トーブ  霧野  黄名子

 

GK         信介

 

 そして両チーム位置につく。

 

レイ・ルク「この試合の重要レベルは最大と判断。よって、〈ハイパーダイブモード〉の使用を適切と判断する」

 

 するとパーフェクトカスケイド全員の眉間辺に黒い線が入ったと思ったら、左右にスライドし、奥から機械質な……って!

 

ワンダバ「そうか!! 奴らはアンドロイドだったんだ!! だから人間離れした連携が可能だったんだ!! 通信で動きのデータをお互いにやり取りしてたんだろう……」

 

理沙「それ卑怯じゃないの!?」

 

レイ・ルク「この〈ハイパーダイブモード〉は、我々の実力を100%開放出来る。つまり我々の正真正銘全力だ」

 

神童「っ!! 皆、絶対に気を抜くなよ!!」

 

雷門『『『おう!!』』』

 

ヴィクトリオ「よし、ボクは松風天馬とマインドフュージョンだ!」

 

 ヴィクトリオがデバイスを装着し、天馬の思考とリンクする。

 

 

ピィイイイーーーッ!!!

― KICK OFF(試合開始)!!! ―

 

 

 そして、試合開始のホイッスルが鳴った。ついに全力の力を開放したエルドラド最強のエージェント、"パーフェクトカスケイド〈ハイパーダイブ〉"との試合が始まる。

 

 しかしそのスピード、パワー、テクニック、どれをとっても恐竜時代の時とはとてもでは無いが比較に成らない位に強い。

 

 ボールをあっと言う間にレイ・ルクに奪われ、そのままレイ・ルクはドリブルで超高速で上がってきてパスをだし、

 

ブル「………」グッ ドンッ!!!

 

 しかしブルも一気に加速しディフェンスを置き去りにしてシュートを放つ。しかし放ったのはノーマルシュートだ。

 

 だが信介は化身アームドを発動して必殺技を放つ。

 

信介(アームド)「[ムゲン・ザ・ハンド・G2]!!」

 

 信介の背後に千手観音の様にオーラの無数の手が出現。それが一斉にシュートに向かい次々とキャッチに掛かる。

 

 しかしただのノーマルシュートで[ムゲン・ザ・ハンド]は砕かれてしまい、シュートはゴールに突き刺った。

 

 

ピィイイイーーーッ!!!

RESTART!!!

 

 

 そして再び雷門ボールで試合再開。しかし今度は新戦力の千夏さんにボールを預ける。

 

千夏「っ、行くよ!!」ドンッ!!

 

 千夏さんの持ち前の瞬発力を活かしたスピードドリブルで駆け上がるが、すぐにディフェンスに入ったMFに捕まってしまう。

 

千夏「負けないであります!! [イナビカリ・ダッシュ・GX]!!」

 

 雷光の如く電光石火のスピードで、パーフェクトカスケイドの1人を抜き去った。

 

サカマキ「………ほう?」

 

 尚もドリブルで上がる。しかし今ので学習したのか、ボランチが3人掛かりでディフェンスに入る。

 

エミ&バド&リン「「「"ディフェンスコマンド21"[無影乱舞]」」」

 

 3人の一見してバラバラの様だが寸分違わず計算され尽くした完璧なディフェンスでボールを奪われる千夏さん。

 

 ボールを奪い、パスを出そうとした瞬間、果北が横から足を伸ばして身体で滑り込み、ボールを奪い返し、そのまま一気にゴールに突っ込むと化身を発動する。

 

果北「はぁああぁああっ!! 【海神の歌姫セイレーン・零式】!! アァアアムドッ!!」

 

 果北ちゃんの化身アームドが成功。まるでポ○モンのミ○カ○スを擬人化したような風貌の鎧姿に変わる。

 

 果北ちゃんがシュート体勢に入ると、辺りが大海原へと変わり、彼方から背びれをのぞかせて巨大な鮫が泳いでくる。

 

果北「[極・シャーク・ザ・ディープ]!!」

 

 荒々しくも強烈なパワーのアームドシュートがパーフェクトカスケイドゴールに襲い掛かる。

 

ラウ「【人工化身プラズマシャドウGK・零式】 "キーパーコマンドK08"[ー シャドウハンド ー]」

 

 そして【プラズマシャドウ】の胸部に空いた穴から突き出た手と共に、ラウは化身シュートを片手で止めてしまった。

 

果北「っ!?」

 

 まさか止められるとは思ってなかったのか果北の顔が驚愕に歪む。

 

ラウ「……レイ」

 

 射出角度を完璧に計算された正確なゴールキックからボールはレイ・ルクに飛ぶ。

 

桐穂「させるかっ!!」バシッ!!

 

 何と比較的軌道の近くにいた桐穂が空中でボールを奪い取る。そしてすぐにせつ菜先輩に渡す。

 

サカマキ(? さっきから何かおかしい……、渡辺千夏と大海果北の選手データはパーフェクトカスケイドの中に入っている筈。突破される訳が無い…それに今の高坂桐穂、データとスピードが全く違った……。何が起こっている?)

 

 せつ菜がドリブルで攻め上がる。しかしそこにドネル、ファニ、リンの3人が止めに入る。

 

ドネル&ファニ&リン「「「"ディフェンスコマンド21"[無影乱舞]」」」

 

 3人の高速連携ディフェンスがせつ菜に襲い掛かる。しかし……、こんな逆境でこそ逆に心ハートが燃え上がるのが、優木せつ菜だ。

 

せつ菜「私達だって練習したんです!! 熱い心ハートの無い機械マシンになんか、絶対に負けません!! [スカーレット・スターダスト・V2]!!」

 

 せつ菜の覚悟に呼応するかのように、[スカーレット・スターダスト]がパワーアップ。

 

 更にスピードを増し、パーフェクトカスケイドのディフェンスを振り切り、せつ菜先輩からマークが外れた剣城と果北にセンタリングが入る。

 

剣城「ぶっつけ本番だ!! 大海妹行くぞ!!」

 

果北「了解!!」

 

 剣城はミキシマックスと化身アームドの両方を、果北は化身アームドを発動する。

 

剣城(沖田Mix&アームド)・果北(アームド)「「[クロスファイア・改]!!」」

 

 剣城の炎の左足、果北の氷の右足のツインボレーで2重属性のシュートが放たれる。

 

 2人共に化身アームド単体以上で撃っているため、そのパワーはとてつもない。これは流石に止められないだろう。

 

ラウ「シュート威力危険度レッドゾーン。【人工化身プラズマシャドウGK・零式】、アームド。 "キーパーコマンド16"[弧月十字拳]」

 

サカマキ「何っ!?」

 

 しかし今度は〈化身アームド〉+必殺技で対処しようとする相手キーパー。

 

 監督のサカマキが驚いている。つまり想定以上の威力が出ており、今のままでは危険だとキーパーが判断したという事になる。

 

 シュートが[弧月十字拳]にぶつかる。するとシュートの勢いは中々収まらない。

 

 しかしラウ・セムは少し技の角度を上にズラしてシュートを弾いた。

 

果北「っ! アレも止めるの!?」

 

剣城「……いや、前回手も足も出なかった奴の本気の状態の化身アームドと必殺技を引きずり出せた。それにあのキーパー少し引きずられてた……もしかしたらもう少し威力があれば点が取れるかもしれない!!」

 

 ラウ・セムの弾いたボールは前線のブル・レクスに渡る。するとブルは〈人工化身〉を発動する。

 

ブル「【人工化身プラズマシャドウSH・零式】 "シュートコマンドK08"[ー シャドウレッグ ー]」

 

 パーフェクトカスケイドの化身シュートが雷門ゴールに迫る。

 

信介「"ミキシトランス:劉備"!! 【護星神タイタニアス・零式】!! アームド!!」

 

 今度はミキシマックスと化身アームドの同時発動でシュートを迎え撃つ信介。

 

 しかしパワーに押され信介ごとシュートはゴールに突き刺さった。

 

神童「くそっ、2点目か……」

 

サカマキ「ふう、このまま行けるな…(しかし……、)」

 

 サカマキが目を向けた先には………、

 

桐穂(後もう少しでイケそうな気がするんだよなぁ……)

 

 パーフェクト・カスケイドのシュートが雷門ゴールに突き刺さり点差は2点に広がる。

 

 ここで千夏がフェイと交代。フェイがフィールドに入る。

 

千夏「フェイくん、お願い……」

 

フェイ「任せて。 まずは1点返して行こう!!」

 

雷門『オォオオォオオーーーッ!!』

 

 

ピィイイイーーーッ!!!

RESTART!!!

 

 

 審判の役目を果たすスフィアデバイスのホイッスル音から試合再開。

 

 ボールは天馬に回る。

 

 

天馬「っ!! (そうだ、キャプテンの俺が何とかしなくちゃ……!!)うぉおおぉおおっ!!」

 

神童「っ!? 待て早まるな天馬!! まずはボールを回して……!?」

 

 焦りで冷静な思考が出来なくなっていたのか、天馬策もなくドリブルで突っ込む。

 

レイ「単調な動き、対処する」

 

天馬「!?」

 

 しかしレイ・ルクを躱そうとしたが動きが読まれており、簡単に奪われてしまう。

 

フェイ「させるかっ!!」

 

 フェイがすぐにフォローに入ってくれたが、パーフェクトカスケイドのフィジカルで弾き飛ばされてしまう。

 

神童「っ!! マズイ!! 高坂、止めてくれ!!」

 

レイ「高坂桐穂、君のデータはインプット済み。止めることは出来ない」

 

 更にスピードを上げる。ここを抜かれたら……!!!

 

桐穂「………」 ユラァッ、シュンッ!!

 

レイ・ルク「……? 高坂桐穂消失……反応探知…後ろか」

 

 何と、一瞬桐穂さんの姿が揺らいだかと思ったら、次の瞬間には既に奪い返してカウンターを仕掛けていた。

 

剣城「何だ今のスピードは……!? ありえない……」

 

サカマキ「データ照合開始……、1件該当データ有り……っ!? 《加速世界(アクセルワールド)》だと!?」

 

桐穂「やった!! 出来た!! お母さんの技!!」

 

フェイ「桐穂さんこっち!! 「フェイくん!!」」

 

 ボールはカウンターでフェイに渡る。

 

フェイ「"ミキシトランス:ビッグ"!!」

 

 フェイはミキシマックスを発動。フェイのシュートがパーフェクトカスケイドに牙を剥く。しかしそれだけでは終わらず、

 

フェイ(ビッグMix)「果北ちゃん!! シュートチェインだ!!」

 

果北「任せて!! 【海神ワダツミの歌姫セイレーン・零式】!! アァアアァアアムドッ!!」

 

 そして果北は化身アームドを発動する。

 

レイ「無駄だ。君達のシュートでは我々のゴールは破れない」

 

果北「ふっ、それは……どうかなっ!! 《属性付与同調(エンチャントリンク)二重(ダブル)(フレイム)〉》!!」

 

 果北はパワー特化させる《属性付与:炎》を同属性で重ね掛けし、威力を更に引き上げる。

 

果北「喰らぇええぇえええっ!!! [極・シャーク・ザ・ディープ《二重炎》]!!」

 

 果北ちゃんのシュートチェインと共に放たれた鮫が炎の様に紅く変色し、炎のリングを身体に纏いながら青い牙のオーラと共にゴールに突っ込む。キーパーのラウ・セムは化身を発動する。

 

ラウ「【人工化身プラズマシャドウ・零式】、アームド。 "キーパーコマンド16"[弧月十字掌]」

 

 ラウはまたしても化身アームドと必殺技を同時に使いシュートを迎え撃つ。

 

 しかし今度は明らかにフェイと果北ちゃんのシュートが押している。そして、

 

ビシ!!

 

サカマキ「!?」

 

 [弧月十字掌]のエネルギー波には次々と亀裂が入っていき、パワーに耐えきれずに遂に砕け散り、シュートはゴールに突き刺さった。

 

神童「フェイ! 果北! 良くやってくれた!!」

 

せつ菜「いける!! いけますよ!!」

 

サカマキ「レイ・ルク!! 予定変更だ!! 雷門を潰せ!! 徹底的にな!!」

 

レイ「了解」

 

 するとパーフェクトカスケイドの11人全員が同時に【プラズマシャドウ】を出し、化身アームドする。

 

天馬「っ!? 化身アームド11人全員同時に相手しないといけないのか!?」

 

レイ・ルク「我々にここまでさせた君たちの実力は完全に想定外。よって、完膚無きまでに叩き潰させて貰う」

 

 そしてパーフェクトカスケイドのキックオフから試合再開。するとただでさえ速かったスピードとパワーが化身アームドの力で更に強化され、しかもそれを11人同時。

 

 あっという間に2点を奪われ、

 

ピッ、ピィイイイーーーッ!!!

― 前半終了!! ―

 

 

 ここで一度マインドフュージョンを解除するヴィクトリオ。

 

ヴィクトリオ「パーフェクトカスケイド強い……」

 

風丸(高校生)「ほんとに大丈夫なのか?」

 

ヴィクトリオ「大丈夫です!」

 

 

 

 パーフェクトカスケイドの圧倒的な力に圧倒されて前半を終えた。このままじゃあ……、

 

アーサー「どうしたんだ松風天馬、何を迷っているんだ?」

 

天馬「だって……俺には皆を上手く引っ張れない。リーダーには向いて無いんです……」

 

愛「……てんてん、愛さんたちは別にてんてんに引っ張ってもらおうとは思ってないよ? 確かにリーダー(・・・・)だったら神童くんの方が向いてるしね」

 

桐穂「愛ちゃんなんてこと言うの!?」

 

愛「けど、てんてんはリーダーじゃなくてキャプテンでしょ?」

 

天馬「え?」

 

神童「天馬、確かに俺は皆に上手く指示を出せる。お前よりもな。だが、お前の役目は全く違うものだろう?」

 

天馬「それってどういう……「答えはフィールドで見つけるしかないな」………」

 

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 

黄名子「このままじゃあ…ウチがフェイを守らないといけないのに……」

 

 すると、フィールド外の地底湖からブクブクと泡が立ち、すごい勢いてマスタードラゴンが飛び出してきた。

 

サカマキ「!?」

 

黄名子「マスタードラゴン!! 良かった!! 元に戻ったやんね!!」

 

 マスタードラゴンは穏やかな瞳で黄名子をジッと見つめている。すると、黄名子とマスタードラゴンが光に包まれる。

 

 

 

ー ー ー ー ー ー ー ー ー

 

 

M・ドラゴン『貴女の深い愛情、私には届いていました。貴女には守りたい物があるのですね……?』

 

黄名子「はい!!」

 

M・ドラゴン『確かに愛情はとても強い力です。しかし、ただ優しいだけでは大切な物を守ることはできません。本当に守るのならば、〈強さ〉と〈賢さ〉を併せ持たねばなりません。貴女の愛に敬意を評し、私の力を預けましょう。〈野獣の獰猛さ〉と、〈賢者の頭脳〉、決して使い方を誤らぬ様に……』

 

 

ー ー ー ー ー ー ー ー

 

 そして光が晴れると、プラチナブロンドの髪色に変化し、穏やかな中にも力強さを感じる姿へと変わった黄名子が立っていた。

 

ワンダバ「き、強制ミキシマックス……」

 

 そして、マスタードラゴンは洞窟の奥へと姿を消した

 

黄名子(ドラゴンMix)「マスタードラゴン……ありがとう!! ウチ、やってみせるやんねっ!!」

 

 そして、ハーフタイムが終了し、後半戦のためにフィールドに出る。

 

 

ピィイイイーーーッ!!!

― 後半開始!!―

 

 

 パーフェクトカスケイドボールで後半戦開始。すると相手は早速全員化身アームドを発動する。

 

レイ「何をしてもムダだ 「行かせないやんねっ!!」」

 

 すぐさま黄名子がディフェンスに入る。

 

黄名子「マスタードラゴン……行くやんねっ!! [きらきらイリュージョン]!!」

 

 黄名子の背後にマスタードラゴンが現れると同時に花火が上がる。

 

 相手が気を取られた瞬間、黄名子はフィジカルを生かして無理やりボールを奪い取った。

 

レイ「っ!!」

 

黄名子(ドラゴンMix)「キャプテン!!」

 

 そしてボールは天馬繋がる。

 

天馬「っ!!」

 

 しかしDFのバドにスライディングで弾かれてしまいボールはサイドラインを割って外に出る。

 

天馬「っ! (やっぱり……)」

 

アーサー「天馬、お前に問おう。リーダーとは何か?」

 

天馬「皆で目的を達成するために皆を纏める人です。」

 

アーサー「キャプテンとは何か?」

 

天馬「それは…リーダーをやる上で必要な……」

 

アーサー「ふむ、お前には何も見えていない様だな……「へ?」皆の声を聞け。そうすれば見えてくる」

 

霧野「天馬、お前にはお前にしか出来ないことがある」

 

信介「そうだよ!! メンバーが悩んでるとき、隣で一緒に悩んでくれて………」

 

せつ菜「仲間の歩幅が遅れたら、一緒に隣を歩いてくれる。それがあなたです!!」

 

天馬「ッツ!!」

 

アーサー「天馬、私はお前の中に〈王〉の器を見た。しかもそれは、私ですら理想とする王の姿。民の苦しみを理解し、我が事の様に悩むことが出来る、そんな王をな」

 

神童「そのとおりだ天馬!! 俺たちのキャプテンは、だからこそそれができる、お前と竜太しか居なかったんだ!!」

 

天馬「っ!? 俺が…王に……」

 

アーサー「円卓の騎士よ!! 私を使え!! そして松風天馬!! お前が勝利へと導くのだ!!」

 

大介「ムッ、松風天馬とアーサー王を、ミキシマックスだ!!」

 

ワンダバ「なっ!! 天馬とか!?」

 

大介「アーサー王が天馬を王の器と認めたのだ!! 絶対に成功する!!」

 

ワンダバ「分かった!! 行くぞ天馬!! ミキシマックス!!」

 

 ミキシマックスガンの光が天馬とアーサー王を包み、それが晴れると、髪が伸びて金髪に変わった、堂々たる王の姿があった。

 

 そして雷門ボールのスローインから試合再開。レイ・ルクがディフェンスに入る。

 

レイ「行かせはしない」

 

天馬(アーサーMix)「負けるもんか!! ウォオオォォォオッ!!」

 

 そして俺が片手を上に掲げるとその手に剣を握り、一刀でディフェンスを切り裂いた。

 

天馬(アーサーMix)「[王の剣]!!」

 

レイ「っ!」

 

 俺はついにレイ・ルクを突破。そしてアウトサイドにパスを出す。

 

桐穂「ナイスパス!!」

 

サカマキ「!? 止めろ!!」

 

 パーフェクトカスケイドのディフェンスが桐穂さんに襲い掛かる。

 

桐穂「行くよ!! 《加速世界》展開!!」

 

 それを発動した瞬間、桐穂の視界は色を無くしてモノクロになる。それと同時に全員のスピードが極端に遅くなる。

 

桐穂「はあっ!!」

 

 ディフェンスを全員抜き去りシュート体勢に入る。

 

桐穂「[プロミネンスドライb……「やらせない」っ!?」

 

 しかし空中で不意にシュートブロックを受けたため反応できずに落下。地面に叩きつけられる。

 

神童「高坂!! ……ダメだ、足に異常をきたしてる腫れ方だ!!」

 

 そんな……こんなことで……「おい!! 諦めんのか!?」!? この声は!!!

 

 俺達全員が声の方を見ると、明らかにこの物語の世界の物ではない。というか俺達の時代のパーカーを着てフードを被った人が立っていた。

 

アーサー「ん? ……ほう?(この肌がひりつくような威圧感、こんな者が居たのか)」

 

 そしてその人はフードを取ると、

 

?「俺にとっては1年ぶりだな。皆……」

 

天馬「っ!! あっ、あぁぁあ〜〜っ……遅いよ!! 竜太!!」

 

果北「全く……いつもいつも……っ!」

 

竜太「悪い、修行が長引いちまった……桐穂、頑張ったじゃねぇか!! 後は任せろ!!!」

 

桐穂「試合終わったらお説教だからね!!」

 

竜太「分かってるよ!!」

 

 そして、雷門にとっては三日前だが、本人にとっては長い間様々な時代で修行してきた雷門のエースが帰還した。

 

フォーメーションチェンジ

 

FW  剣城  竜太  果北

 

MF せつ菜 神童  天馬  フェイ

 

DF トーブ  霧野  黄名子

 

GK      信介

 

 帰還した竜太が桐穂さんと交代でフィールドに入る。そしてパーフェクトカスケイドのスローインから試合再開。

 

 ボールはレイ・ルクに渡るとそのままドリブルで駆け上がる。そこに竜太がディフェンスに入る。

 

レイ「前と同じ結果になるだけだ」

 

 そして竜太を素通り同然に抜いた……って、なんと竜太はすれ違いざまに身体を捻りながらジャンプしてボールを奪い去る。

 

 そして前とは比べ物にならない……それこそ人間なのかを疑うような圧倒的なスピードで駆け上がる。

 

サカマキ「!?」

 

ラウ「来い」

 

 そして竜太がシュート体勢に入る。水の竜巻を纏ってジャンプし、左足で思い切りシュートする。

 

竜太「[超・アクアトルネード]!!」

 

 !? 前にあの技は「自分の技の中で威力が最も低い」って竜太言ってたよね!?

 

ラウ「"キーパーコマンド16"[弧月十字掌]」

 

 相手は十字のエネルギー力場を展開。シュートを迎え撃つ。

 

ラウ「この程度か……っ!?」

 

 しかし渦巻く水の勢いは全く収まらず、そのまま相手のエネルギー場を粉砕してゴールに叩き込まれた。

 

サカマキ「なっ!?」

 

せつ菜「あの威力……今までと全く違います!!」

 

神童「ああ、大きくパワーアップしている!!」

 

 

ピィイイイーーーッ!!!

RESTART!!!

 

 

 パーフェクトカスケイドのキックオフから試合再開。と同時に、竜太は前線へと駆け上がる。

 

ブル「再び突き放すのみ」

 

天馬(アーサーMix)「負けるもんか、この試合絶対に勝つ!! [ワンダートラップ・V4]!!」

 

 天馬は必殺技でボールを奪い去った。

 

天馬「神童先輩!!」

 

 神童先輩がドリブルで駆け上がる。しかしパーフェクトカスケイドは竜太にマークを2人付けてきた。

 

神童「竜太!!」

 

 しかしそれでも神童は竜太にパス。しかしディフェンスの正面。ドネルとリンが取りに行く。しかし、

 

ギュンッ!!

 

ドネル&リン「「!?」」

 

 しかしボールは裏に走っていた竜太めがけて急カーブ。竜太にボールが渡った。

 

ラウ「【人工化身プラズマシャドウGK・零式】、アームド」

 

 しかしラウは化身アームドを発動して対抗する。

 

竜太「ハァアアアッ!! 【海皇竜ブルーヒドラ・零式】!! [ー ハイドロブラスト ー]!!」

 

 しかし竜太はアームドではなく化身シュートを選択する。激しい水流がアームドしたラウに襲い掛かる。

 

ラウ「"キーパーコマンド16 "[弧月十字掌]」

 

 それをラウはアームド必殺技で受け止める。

 

ラウ「!? 警告 警告 威力が許容範囲をオーバー、出力低下……」

 

バギャァアアアンッ!!

 

 そして竜太のシュートはラウを吹きとばし、ゴールネットに突き刺さった。

 

信介「す、凄い……!!」

 

フェイ「とんでもなく強くなってる!!」

 

神童「イケる!! 勝てるぞ!!」

 

天馬「……そうだ!! 剣城、竜太!! 次のシュートチャンスで………」

 

剣城&竜太「「!? 面白そうだな」」ニヤッ

 

 一気に点差を巻き返す雷門。遂に1点差にまで詰め寄り、パーフェクトカスケイドのキックオフから試合再開。

 

レイ「我々は負けるわけにはいかない。"オフェンスコマンド11"[無影走破]」

 

 3人が縦一直線になって突進してくる。しかし竜太が立ち塞がった。

 

天馬「竜太頼む!!」

 

竜太「任せな!! ……せつ菜先輩、先輩って特撮とか好きですよね?」

 

せつ菜「? こんな時に何を……まぁニチアサも見てますけど………」

 

竜太「なら良かった。こんな物語の世界をパラレルワールドとして生み出せるんだから別にそういう事があってもおかしくは無いよな? 時空最強12の力は特にな」

 

せつ菜「!! ……まさか!?」

 

竜太「そのまさかだ!! 行くぜ、〈ミキシトランス:ジオウ〉!!」

 

 何と、竜太のミキシマックスしたものは、○面ラ○ダーシリーズの、1つであり、"時の王"と言われる存在だった。俺もせつ菜先輩に進められてチラッと見たことがある。

 

天馬「"時代の英雄達の力を束ね、己の力とするクロノキングFW"……」

 

せつ菜「言われてみれば、確かにこれ以上相応しい相手はいません!!!」

 

 せつ菜先輩の大好きが爆発してヒートアップしている。

 

 そうしている間にも、パーフェクトカスケイドのオフェンスがどんどん迫ってくる。

 

竜太(ジオウMix)「《オーラミックス:マスタードラゴン》!!」

 

黄名子(ドラゴンMix)「!?」

 

 何と竜太はジオウのオーラの能力でマスタードラゴンのオーラを併せて使用。

 

 ジオウMixで紫色のV字型のメッシュが入った状態から紫が金色に変わる。

 

竜太(ジオウ・ドラゴン)「[きらきらイリュージョン・Gx]!!」

 

雷門『『『!?』』』

 

 何と竜太は黄名子のミキシ技を最終進化状態で使用。アッサリとパーフェクトカスケイドを返り討ちにした。

 

レイ「!?」

 

 するとここでマスタードラゴンのオーラが解除されたのか元の紫色に戻る。

 

 混ぜたオーラは短時間の限定的な使用しかできないのだ。

 

竜太(ジオウMix)「剣城、天馬!! 行くぞ!!」

 

剣城&天馬(アーサーMix)「「おう!!!」」

 

剣城「〈ミキシトランス:沖田〉!!【剣聖ランスロット・零式】アァアアムドッ!!」

 

天馬(アーサーMix)「【魔神ペガサスアーク・零式】!! アームド!!」

 

 俺と剣城が化身アームドとミキシマックスを同時発動して一気にゴール前へと走る。竜太もドリブル追いかけてくる。

 

竜太(ジオウMix)「《オーラミックス:沖田》!!」

 

 すると今度は髪の紫色が更に濃くなり沖田さんのスピードと瞬発力が更にプラスされる。

 

 すぐに俺たちに追いついてくると沖田さんのオーラを解除する。

 

竜太(ジオウMix)「【海皇竜ブルーヒドラ・零式】!! アームドッ!!」

 

 3人は全員ミキシマックスと化身アームドを同時発動状態になる。

 

 そして3人での[ファイアトルネード]を放つ。

 

剣城&天馬&竜太(3人共ミキシ&アームド):「「「[ファイアトルネードTCトリプルクラッシャー]!!」」」

 

 "DD"を超える爆炎の竜巻がパーフェクトカスケイドに襲い掛かる。

 

 ラウは化身アームドを発動。必殺技で対抗する。

 

ラウ「"キーパーコマンド16"[弧月十字掌]」

 

 しかし、オレ一人のシュートも防げなかった程度では、当然止められる筈などなく、轟音と共にゴールに突き刺さった。

 

竜太(ジオウMix)「よっし!! 大介さん!! 今の俺は何ですか!!」

 

大介「コレなら文句は無い!! 時空最強イレブン12の力、"時代の英雄たちの力を束ね己の力とするクロノキングFW"、竜太の得た力こそふさわしい!!」

 

竜太(ジオウMix)「天馬、まだ試合は終わってない!! 油断せずにこのまま行くぞ!!」

 

雷門『『『おう!!』』』

 

果北&理沙&千夏&愛&侑「「「「「いや強くなりすぎでしょうが!!?!?!!??!?」」」」」

 

 控えにいた皆はドン引きしながら突っ込んでいた。

 

 さて、[ファイアトルネードTC]がパーフェクトカスケイドゴールに突き刺さりついに同点に追いつく。

 

 敵の監督であるサカマキは動揺を隠せない様だが、何やら考えている様子が伺えた。

 

 パーフェクトカスケイドボールで試合再開。ボールはグラ・ブルに渡り、ブル・レクスとのパス回しで猛スピードで攻め上がってくる。コチラのディフェンス陣もプレッシャーを掛けるが、抵抗虚しく次々と抜かれていく。

 

グラ「我々に負けは許されない」

 

グラ&ブル「「"シュートコマンド20"[双飛遊星弾]」」

 

 パーフェクトカスケイドの必殺シュートが雷門に襲い掛かる。霧野先輩、トーブ、黄名子はミキシマックスを発動して3人でシュートブロックを試みる。

 

霧野&黄名子&トーブ(3人共ミキシ)「「「[ディープジャングル]!!」」」

 

 3人の周囲がジャングルの奥地に変わり、ターザンロープに捕まりながら3人同時にシュートにアタック!! 少し威力が減衰する。

 

天馬「信介!! 止めて!!」

 

 信介が化身アームドとミキシマックスを同時発動する。しかしこれでもパワーが足りているか分からない。

 

信介(劉備Mix)「うぉおおぉおおっ!! [()・大国謳歌]!!!」

 

 何とこのタイミングで信介の必殺技が進化してパワーアップ。更に威力が上昇し、パーフェクトカスケイドのシュートをついに止めた。

 

グラ&ブル「「!!」」

 

 さすがのアンドロイドたちにも同様の色が見える。しかし俺たちは当然その隙を逃さない。

 

天馬(アーサーMix)「よし、行くぞ!!」

 

 勢いづく雷門に、レイ・ルクがまたしても立ち塞がる。

 

 すると天馬は右手に再び聖剣を握ると、一刀でレイ・ルクを斬り捨てて突破する。

 

リン&バド「「止める」」

 

 そこにDFの2人がディフェンスに入る。

 

天馬(アーサーMix)「(っ!! 竜太に出せないっ……? 竜太? 分かった)果北ちゃん!!」

 

 ここでボールは果北に渡り、果北と俺は一瞬のアイコンタクトで合図する。

 

果北「(やれやれ……)【海神の歌姫セイレーン・零式】!! アームドッ!!」

 

 そして果北は化身アームドを発動。シュート体勢に入る。

 

果北「[サンライズブリッツ・GX]!!」

 

 果北の蹴りの連打でボールにイナズマがチャージされ、それを渾身の力でシュートする。

 

ラウ「無駄だ。君のシュートでは破れない………?」

 

 しかし果北のシュートはサイドから中央に、それも逆方向気味に蹴られていた。そこに、

 

竜太(ジオウMix)「ナイス果北!!」

 

サカマキ「!? まさか自分たちのシュート同士でカウンターシュートを撃つ気か!!」

 

竜太(ジオウMix)「その通りだ!! 行くぞ!!」

 

 竜太がシュート体勢に入り、ボールに時空を揺るがす莫大なエネルギーが集約されていく。

 

竜太(ジオウMix)「[真・クロノディストラクション]!!」

 

 あらゆる時代と場所、時空の全てがこのボール1つに集約された。

 

 時折オレンジ色の光を一部放ちながら、黒いプラズマを纏ったシュートが情け容赦もなくキーパーに向かっていく。

 

ラウ「これを止めなければ我々の敗北、なんとしても止める。【人工化身プラズマシャドウ・零式】アームド」

 

 そしてラウ・セムは化身アームドを発動。必殺技を放つ。

 

ラウ「"キーパーコマンド16"[弧月十字掌]」

 

 ラウは必死に抵抗したが、あまりに膨大なエネルギーに飲み込まれ、黒煙が晴れると、完全に機能停止してゴールにボールごと叩き込まれていた。

 

 

ピッ、ピッ、ピィイイイーーーッ!!

― TIME UP(試合終了)!!―

 

 

そして、ここで試合終了のホイッスルが鳴った。

 

雷門 5 ー 4 パーフェクトカスケイド

 

 

龍也(高校生)「お〜勝った!」

 

果南(高校生)「凄いじゃん!」

 

円堂(高校生)「ああ! すごいぞ天馬たち!!」

 

豪炎寺(高校生)「今すぐ褒めてりたいんだろ?」

 

円堂(高校生)「ああ!」

 

ヴィクトリオ「それは我慢してください。では次、いよいよこの時空の歴史クロノ・ストーンルートのラスト、SSC最強のチーム、『ザ・ラグーン』戦に飛びます!!」

 

― つづく ―




次は『ザ・ラグーン』戦。

いよいよクロノ・ストーンルートも終わりですね……。
もしも本家ヴィクトリーロードの世界大会編のゲームがあんまり遅くなるようだったら、ブルーロックのUー20ワールドカップ編を軸に書いても良い?

もしも本家ヴィクトリーロードの世界大会編のゲームがあんまり遅くなるようだったら、ブルーロックのUー20ワールドカップ編を軸に書いても良い?

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