蓮ノ空×イナズマイレブン 〜もしも超次元サッカーの世界に、ガチの現代戦術の概念を持ち込んだら?〜 作:松兄
また飛ばし飛ばしですが、やっていきます!
あれから、ヴィクトリーキャラバンに乗ってその後の天馬の時代に戻ってきたヴィクトリオや龍也たち。
天馬たちが未来での戦いを終えてから2週間が経過。そして今日、世界大会に挑む新生イナズマジャパンの発表が、ホーリーロードスタジアムで行われる。
アナウンサー「さぁ、皆さんお待たせしました!! いよいよ、伝説のイナズマジャパンの優勝から22年ぶりに開かれる、高校サッカー世界大会FFIV2、代表発表が行われます!! 果たして代表の座を勝ち取り、激闘へと身を投じる選手は誰になるのか!! この様子は、全国生中継でお送りします!!」
円堂(高校生)「いよいよか!」
果南(高校生)「ワクワクするね!」
みんな誰が選ばれるか期待が高まる。一方で、
ヴィクトリオ「……………」
鬼道(高校生)「どうした?」
ヴィクトリオ「いえ、この歴史のことを思い返してて」
穂乃果(高校生)「? 世界大会じゃないの?」
ヴィクトリオ「それが、違うんですよね」
龍也(高校生)「え?」
この時代の雷門は、全国から集まった選手たち…。かつて戦った、ゼロやドラゴンリンク、聖堂山や白恋、月山国光や栄斗などとともに、フィールドで発表の時を今か今かと待っていた。
竜太「果北、桐穂、一緒に代表になれたらいいな!!」
果北「うん!! ママとパパたちみたいに絶対に選ばれて世界一になってやるんだ!!」
桐穂「私だって絶対に選ばれてやるよ〜っ!!」
果林「私だって練習してきたのよ? 私のプレーで世界を魅了してあげるわ!!」
彼方「彼方ちゃんも必死に練習してきたんだもん!! 絶対に選ばれてみせるよ〜!!」
すると、スタジアムの演説台に一人の長身の男性が現れた。
龍也&風丸&豪炎寺&円堂&穂乃果&果南『!!???』
鬼道「総帥!?」
驚愕するメンバー。ガルシルドに殺されたと聞いていたからな。
男性「私が、新生イナズマジャパンの監督を務める、「黒岩流星」だ。早速だが、これより、イナズマジャパンのメンバーを発表する!!」
黒岩「松風天馬、大海竜太、剣城京介、神童拓人!!」
よしっ!! 選ばれた!!
黒岩「森村好葉、真名部陣一郎、皆帆和人、鉄角真!!」
? 聞いたことのない名前だな……?
黒岩「瞬木隼人、九坂隆二、伊吹宗正!!
以上11名だ!!」
会場に詰めかけた観衆は聞いたことのない名前にザワついている。俺も正直戸惑ってる。
彼方「そんな……」
愛「落ちた………」
信介「僕も世界の舞台で戦いたかった………」
桐穂「聞いたことのない名前………」
果北「一体どんな選手なんだろう……?」
黒岩「それではこれより、新生イナズマジャパン誕生のエキシビションマッチを行う!! 相手は"帝国学園"だ!!」
帝国か!! コイツらの実力を見極める試合になりそうだな。
そして俺たち11人以外の選手は観客席に上がり、俺たちは試合のためにユニフォームに着替える。
天馬「宜しく!!」
瞬木「こちらこそ」
真名部「僕はディフェンスですか。まぁどこでも同じだと思いますが」
? どういう意味だ?
そして俺たちはポジションにつく。
帝国学園
GK 雅野
DF 五木 大瀧 龍崎 成田
ボランチ 飛鳥寺
MF 蒲田 佐々鬼 洞沢
FW 御門 逸見
新生イナズマジャパン
FW 剣城 瞬木
MF 九坂 天馬 竜太
ボランチ 神童
DF 森村 真名部 皆帆 鉄角
GK 伊吹
黒岩「なお、この試合は地区予選ルールを適用し、化身やそれに類する行為、及び他人の力を借りる行為は禁止とする!!」
天馬「化身アームドやミキシマックスは禁止ってことか……」
そして、大型ビジョンにカウントダウンが表示される。
観客「3、2、1!!」
―
ピィイイイーーーッ!!!
そして試合開始のホイッスルがなり、神童さんにボールが渡ると、そのままドリブルで攻め上がる。
そこに蒲田と佐々鬼がディフェンスに入る。
蒲田&佐々鬼「「[サルガッソー・V2]!!」」
2人の動きから渦潮が発生。神童さんを飲み込み、いきなりボールを奪う。
竜太「ディフェンス!! 行ったぞ!!」
いよいよ彼らの実力が明らかになる。しかし、それは俺たちの予想を覆すものだったんだ。
ボールを受け取った御門がドリブルで攻め上がる。果たして彼らの実力はどれほどのものなのか? 会場中からの視線が集まる。
真名部「ふむ、ぼくの導いた計算は、左です!!」
しかし真名部はアッサリと逆を突かれて抜かれてしまった。
真名部「あれ、おかしいな……」
………は?
?「真名部陣一郎、日本計算超人コンテスト優勝の優れた頭脳を持つ。サッカー
皆帆「僕が行くよ!!」
?「皆帆和人、父親は警視総監賞を貰うほどの名刑事。父親譲りの並外れた洞察力を持つ。サッカー未経験」
何なんだコイツら!? まるで動きが素人、いやそれ以下じゃねぇか!!
御門「逸見!!」
そして逸見にパスが飛ぶ。しかしパスコースに鉄角が割り込む。
天馬「よし、カットだ!!」
すると鉄角はボクシングの様な構えを取ったかと思うと、ボールをパンチに見立てたのか、避けやがった。
?「鉄角真、高校ボクシングのにおいて優秀な成績を持つ。サッカー未経験」
逸見「喰らえ!!」
そして逸見がシュートを放つ。ボールはゴールの隅を的確に狙って飛んでいく。
伊吹「やらせるか!!」バシッ!!
っ!! あのシュートをキャッチした!! マトモなのもいる……はぁ!?
すると伊吹は取ったボールをまるでバスケットボールのドリブルの様に突き始めた。そしてそのままバスケのドリブルで上がる、
ピィイイイーーーッ!!!
するとペナルティエリアから出てしまい、当然ハンドに。
?「伊吹宗正、月山国光高バスケットボール部エース。常人離れした身体能力を持つ。やはりサッカー未経験」
神童「なんだ、何なんだコレは!?」
そしてフリーキックを決められてしまい帝国がリード。そしてイナズマジャパンキックオフ
ピィイイイーーーッ!!!
RESTART!!!
キックからボールは剣城へ。
瞬木「こっちだ!!」
剣城「(!! 速い!!)瞬木!!」
ボールは瞬木に飛ぶが、アッサリとトラップミスしてボールはタッチラインを割る。
瞬木「あちゃ〜……」
?「瞬木隼人、高校陸上界のスプリンター。サッカー未経験」
そして洞沢のスローインからボールは佐々鬼へ。そこから蒲田にボールが渡り、そこに九坂がディフェンスに入る。
蒲田「じゃまだ!!」
九坂「ぐあっ!?」
蒲田「へっ、弱いな」
九坂「っ、弱い…だとぉっ!? おんどりゃぁあぁあああっ!!」
蒲田&佐々鬼&飛鳥寺「「「うわぁああっ!?」」」
何と九坂は3人に対して殴り合いの乱闘を始めてしまった。
天馬「!? 九坂やめろ!!」
剣城「いったいどうなってるんだ?!」
?「九坂隆二、鬼仏のリュウと呼ばれる有名な不良。怒ったときのパワーは他の追随を許さない。サッカー未経験」
九坂にイエローカードが出され、帝国のキックから試合再開。ボールは御門に渡り、森村に突っ込んでいく。
森村「あ、あわわわ……」
御門「どけぇっ!!」
森村「ヒィッ!!」
すると森村は恐怖で縮こまって御門の素通りを簡単に許した。
?「森村好葉、特にスポーツの経験も何かしらの実績もない内向的な少女。当然サッカー未経験」
そしてディフェンスラインを突破した御門はシュート体勢に入る。
御門「[真・皇帝ペンギン7]!!」
御門のキックから、ボールと共に七色のペンギンがアーチを描き飛翔する。ボールは止めに入った伊吹を吹き飛ばしてゴールに突き刺さった。
何で、何でこんな奴らが!!
ピッ、ピィイイイーーーッ!!!
― 前半終了!! ―
そしてここで前半終了。ハーフタイムに入る。
竜太「天馬、神童先輩、剣城、ちょっと来てください」
三人は俺のところに集まる。
竜太「どう思います?」
神童「とてもではないが世界で戦えるようなメンバーじゃない。何でこんな奴らが代表なんだ!!」
剣城「このままだとマズイですね。どうします?」
竜太「仕方ない。シュートは神童先輩が止めてください、ボールは俺と天馬で運びます。剣城がフィニッシュを決めてくれ」
神童「そうだな。この試合、俺たち4人で戦う!!」
何でこんな奴らが代表に選ばれて、彼方や桐穂たちが選ばれなかったんだ!! ふざけるな!
その様子を見ていたこの人たちは、
穂乃果(高校生)「何あれ!? 完全に素人じゃん!!」
果南(高校生)「サッカーバカにしてんの!?」
風丸(高校生)「どう思う?」
鬼道(高校生)「本当にあの人なのだとしたら、なにか考えがあるのは間違いない」
龍也(高校生)「だよなぁ……」
ハーフタイムを終了し0ー2の2点ビハインドで後半戦の開始。
ボールは帝国ボールからのスタートだ。
ピィイイイーーーッ!!!
― 後半開始!! ―
ホイッスルと共に御門からボールは佐々鬼へ渡り、パスを繋いで攻め上がってくる。
そしてボールが洞沢に飛んだ所を、
竜太「貰った!!」
洞沢「なっ!?」
俺がパスをカットし、そのままドリブルで攻め上がる。
そこへ飛鳥寺と龍崎のフィフスの元シード2人が連携してディフェンスを掛けてくる。が、
竜太「悪いがその程度のディフェンスじゃあ今の俺の相手にはならねぇよ!!」
俺は左右に鋭く踏み込み、足にイナズマをチャージ。それを一気に開放して超加速で抜き去った。
竜太「[ライトニングワープ・Gx]!!」ドギュンッ!!
飛鳥寺&龍崎「「何だとっ!? うわぁああっ!!!」」
俺の動きから遅れて突風が吹き荒れ、2人をふっ飛ばす。
そして俺は剣城にセンタリングを上げる。
剣城「ナイスだ大海!! [デスドロップ・Gx]!! 喰らえええっ!!」
剣城のオーバーヘッドキックから、漆黒のエネルギーを纏ったシュートが撃ち落される。
キーパー雅野は必殺技で応戦する。
雅野「[パワースパイク・V2]!!」
ジャンプした雅野が、両手にパワーを集めて上空から急降下し、シュートに上から両拳を叩きつける。
インターハイ予選で戦った時とは明らかにパワーが違い、練習の成果がひと目で分かったが、時空を越えた戦いを乗り越えてきた俺たちの今の実力には到底及ばず、シュートはゴールに吸い込まれた。
アナウンサー『ゴォオオォオオオルッ!! 新生イナズマジャパン1点を返したーーーーっ!!』
天馬「ナイスシュート剣城!!」
剣城「あぁ。だが、問題はディフェンスだ」
剣城の懸念が拭えないままに帝国ボールのキックオフで試合再開。
帝国はまたパスを回して攻め上がってくるが、今度は俺とは逆サイドから展開してくる。
そしてボールは蒲田に渡った。
九坂「っ、どうすれば……」
蒲田「無駄だ!! 佐々鬼!!」
するとボールを上に蹴り上げた蒲田は、寄ってきた佐々鬼と共に飛び上がる。
するとボールの周囲に魔法陣が出現し、それに向かって2人で蹴りを叩き込む。
蒲田&佐々鬼「「[ブリタニアクロス・V3]!!」」
魔法陣を通すことで、2人の蹴りは衝撃波に変わり、地面ごとえぐり取って九坂を吹き飛ばす。そしてボールは御門に渡る。
神童「行かせるか!!」
御門「来たな。逸見!!」
しかし御門は神童先輩をギリギリまで引き付けてから逆サイドの逸見にパスを出す。
そして逸見は必殺シュートの体勢に入る。
逸見が指笛を鳴らすと、ボールに虹の七色のペンギンが飛んできて光り輝く。
逸見「[皇帝ペンギン7・改]!!」
逸見のシュートと共に、7匹のペンギンがアーチを描いてゴールに襲い掛かる。
真名部&皆帆「「っ、うわぁっ!!!」」
当然素人に止められる筈もなく、2人は吹き飛ばされる。しかしキーパーの伊吹が正面から[皇帝ペンギン7]を抑えにかかる。
って言うか、少しだけどあのシュートに耐えてるって時点で、
伊吹のヤツ素人にしては凄いな……。
伊吹「ぐぅうううっ!! ぐぁあぁああぁああっ!!」
しかし当然耐え
竜太「くそったれ……っ!!」
信介達だったら、あの程度止められてたのに!!
そしてイナズマジャパンボールで試合を再開するが、試合は帝国ペースで進み更に2点を奪われ、1ー5になってしまった。
試合終了まで時間はあと僅か。もう逆転できる時間は残ってはいない。
竜太「天馬、神童先輩、剣城、こうなったら4人で一斉に攻撃掛けましょう!! 勝てなくても、1点くらいは悪あがきで取ってやりましょう!!」
神童「そうだな。このまま何もせずに負けるのはゴメンだ!!」
剣城「ああ!! やるぞ!!」
そしてイナズマジャパンボールで試合再開。ボールが神童先輩に渡ると、神童先輩は〈神のタクト〉を発動する。
神童「天馬!! 右サイド!!」
天馬「はいっ!!」バシッ!!
神童「竜太! 中央へ! そのまま持ち込め!!」
天馬「竜太!!」
神童先輩の指示の下、天馬からのパスが俺に繋がり、そのままドリブルで持ち込む。
神童「剣城! ゴール前!! そして天馬にリターン! 天馬、竜太!! 剣城の所へ走れ!!」
竜太「剣城!!」
俺がボールをゴール前に走った剣城に蹴り込むと、すぐさま剣城は指示通りに天馬にリターン。
するとゴール前で俺と天馬、剣城が揃った。
神童「決めろ!!」
竜太「はい!!」
そして、俺たち3人が同時に[ファイアトルネード]を3方向から同時に撃ち込む。すると、とてつもない爆炎がボールを包む。
天馬&剣城&竜太「「「[爆・ファイアトルネードTC]!!」」」
火炎弾のようなシュートがゴールに撃ち落とされる。
雅野は必殺技を使おうとするが、そんな暇も無くシュートはゴールに突き刺さり2ー5。しかし、
ピッ、ピッ、ピィイイイーーーッ!!!
―
アナウンサー「おーーーっと、ここで試合終了のホイッスル!! 何と、イナズマジャパンが帝国学園に敗れたぁっ!! これは、果たして世界大会、どうなってしまうのかぁっ!?」
竜太「クソっ!!」
会場からは大ブーイングが鳴り止まない。こんな奴らでどうやって戦えっていうんだ!!
天馬「ありがとうございました……」
天馬が、うつむいて帝国のキャプテンに手を差し出すと、
御門「ガッカリだな!!」
天馬「っ!!」
言われてしまった。俺たちだってなんでこんなメンバーなのか知りてぇんだよ!!
ー 観客席 ー
信介「何で、何であんな奴らがイナズマジャパンなんだ!!」
果林「あれじゃあ日本のサッカーが世界の笑いものよ!!」
歩夢「私達だって、必死でやってきたのに、なんでっ!!」
愛「納得できないよ、こんなの!!」
せつ菜「ちゃんと動けてるのが、神童くんたち4人だけじゃないですか!! あんな素人集団が、何で私達の代表なんですか!!」
かすみ「こんなの、かすみん耐えられません!!」
しずく「はい。こんな屈辱初めてです………」
栞子「同感です。これは、日本中の、全てのプレイヤーのこれまでの努力を侮辱する行為です!!」
彼方「竜太、皆……」
こうして、新たなイナズマジャパンは、最悪のスタートを切ったのだった………。
ー 続く ー
取り敢えず日本代表結成までです。
このメンバーでどう戦うのか。
もしも本家ヴィクトリーロードの世界大会編のゲームがあんまり遅くなるようだったら、ブルーロックのUー20ワールドカップ編を軸に書いても良い?
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良い
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ダメ