蓮ノ空×イナズマイレブン 〜英雄たちのヴィクトリーロード〜 作:松兄
ここはポルトガルのポルトの街。そしてその街にあるFCポルトの本拠地スタジアム。今日はここでチャンピオンズリーグの試合、地元ポルトガルのチーム、"FCポルト"と、イングランドの強豪チーム。"FCアーセナリ"の試合が行われる。
所属している選手のレベル的に、前評判はアーセナリ優勢だが、低得点差で進んだ場合、あとになるほどポルトに有利になるという展開が予想されていた。
― アーセナリベンチ ―
監督「いいな? とにかく前半のうちにリードを取れるだけ奪い逃げ切る。それがこの試合の戦い方だ!」
アーセナリ『はい!』
綴理(……そう上手くいくかな)
ユーゴー「ツヅリ、整列だ」
綴理「うん」
― ポルトベンチ ―
マウリーニョ「とにかく序盤は守備を固めて粘り、相手を走らせて体力を奪え。試合が進めば進むほど、体力の差でこちらが有利になる。後半終了が近づいたら、攻勢をかけて一気に逆転するぞ!」
ポルト『はい!!』
デニス「行くぞ!!」
アナウンス『それではこれより、チャンピオンズリーグ。FCアーセナリvsFCポルトの試合を始めます』
審判「両チーム礼!」
ポルト&アーセナリ『『お願いします!!』』
STARTING MEMBER!!
アーセナリ
GK ベルナルド
DF アノス アダム カロージェロ
DMF 綴理 ビーチェ
OMF アラン ユーゴー
FW ケリー オーバーン ロビー
ポルト
FW レッド フェデリックス クラスラーjr.
OMF 吟子 デニス オリベイラ
DMF ウッズ コフィ
DF 木曽路 卜部
GK 島津
ポジションにつく両チーム。アーセナリボールから試合開始だ。
綴理(………………ぎん、へーた)
吟子(綴理先輩、負けんよ………)
兵太(勝つ!)
審判「試合開始!!」
ピィイイイーーーッ!!!
―
審判の笛とともに試合開始。アーセナリはボールをユーゴーに預けた。
ユーゴー「……………」ダッ!
ユーゴーはドリブルしながら辺りを見回し、周辺視野で状況把握。すると、
ユーゴー「………」バッ!
ユーゴーが右手を前に突きだした。それと同時に、アーセナリ
コフィ「させないよっ!」
ロビー「…………」
兵太「止める!」
オーバーン「…………」
各自マークに付くポルト。だが――、
吟子「?」
吟子(何か変……静かすぎる。他に何か狙いが………?)
吟子は違和感を覚え、冷静に辺りを見回す。すると、攻撃陣の陰に紛れて、綴理が侵入してきていた。
吟子(っ! まさか!)ダッ!
ユーゴー「想定内の動き…」ドッ!!
ユーゴーからのパス。ボールは山なりの軌道で前線へ。
卜部「えっ!?」
兵太「そんなところ誰が…、…っ!?」
綴理「1点貰うよ……」
綴理が走り込んできていた。他のメンバーがヤバいと思うが、もう遅い。
デニス「不味っ!」
綴理「撃つ!」
綴理の足が振り下ろされた……瞬間!
吟子「させないっ!」
ガッ!!
アーセナリ『!?』
吟子の間一髪、ブロックが間に合いボールはこぼれ球に。これにはアーセナリもビックリだ。
ユーゴー「へえ……?」
綴理「視えてたんだ……」
吟子「危うく気づかないところでしたよ。ヒントを与えすぎましたね……」
綴理「?」
吟子のヒントという言葉に頭に"?"を浮かべる綴理。
綴理(ヒントなんかあげてないはずなんだけどな……)
吟子「
ボールに殺到する両チーム。抑えたのはソジだ。
ソジ「っし! 行くぜ!!」
ソジのオーバーラップ。サイドラインを駆け上がる。
ケリー「行かせるか!」
MATCH UP!!
兵太 vs ケリー
両者マッチアップ。睨み合う。
実況『この試合最初のマッチアップ! 木曽路兵太とケリー・イーグルスの対戦です!!』
兵太「抜くっ!」
ビュンビュンビュンッ!!
ケリー「なにっ!?」
ソジの俊敏な連続ステップ。ケリーを抜き去る。
兵太「っし、吟子!」パス!
ソジから吟子へのパスが飛ぶ。
吟子「ナイスパス!」トンッ
アラン「行かせるかっ!」
トラップする吟子。だが、アラン・バーンズが吟子の侵攻ルートと思われる位置に陣取る。――が、
吟子「甘いっ!」ギュンッ!
アラン「っ!?」
一気に
綴理「ボクが行く!」
MATCH UP!!
吟子 vs 綴理
今度は吟子と綴理のマッチアップ。綴理は必殺技を発動する。
綴理「[ボルケイノカット・A]!!」
綴理の足から衝撃波が放たれ、地面から炎が噴き出す。吟子は飲み込まれる。
綴理「ぼーる……? ……!!」
吟子「ぐっ!」
しかし、吟子は紫電を纏った八俣の剣で炎を受け止めていた。そして綴理の背後に巨大な大蛇が現れる。
綴理「っ!」
吟子「[天叢雲剣・GX]!!」ズバァアァアアッ!!
綴理「うわっ!?」
綴理を切り裂き、突破した吟子。アーセナリに動揺が走る。
アノス「ツヅリが、抜かれた!?」
カロージェロ「止めるぞ!!」
急いで止めに入るアーセナリディフェンス陣。だが、
吟子「そこ。空いたね」パス!
吟子はサイドにパス。走り込んできたのは、
クラスラーjr.「よく見てた吟子! くらえぇっ!!」
ドゴォオオオッ!!
クラスラーjr.の[テクニカルコンパクトシュート]。ゴールに迫る。
――だが、
ユーゴー「想定内……」バシッ
しかし、突如どこからか現れたユーゴーがシュートブロック。カットされてしまう。
クラスラーjr.「なっ!?」
吟子「どっから湧いたの!?」
綴理「こっち!」タッ!
そして、ユーゴーが取った時にはもう既に綴理は走り出していた。
ユーゴー「ばびゅん…っ」ドッ
ユーゴーから綴理へのロングパス。綴理につながる。
卜部「っ、止めるぞ木曽路!」
兵太「分かってる!」
急いで綴理に向かっていく2人。
MATCH UP!!
兵太&卜部 vs 綴理
トラップしたところを2人に囲まれる綴理。綴理はボールをキープしながらも油断なく見渡し、
綴理「…………そこ」
ドッ!!
兵太「なっ!?」
綴理からのパスはペナルティエリア内ゴール前へ。ハイボールだ!
オーバーン「決める!!」ダンッ!!
オーバーンは渾身の力で跳躍。自慢の長身から、高角度のヘディングを打ち落とした。
オーバーン「[高角度ヘディングシュート・S]!!」ドゴォオォオオオッ!!
ゴールに迫るアーセナリのシュート。ポルトのキーパー、島津が迎え撃つ。
島津「キェエエエーーッ!!」
ガコォンッ!!
島津はゴールポストを両足で蹴り、空手の演武の要領で三角跳び。シュートを両手でガッチリとキャッチした。
オーバーン「っ! やるな」
島津「そう簡単に点はやらないぞ!!」
前半:14分
FCポルト 0 ー 0 FCアーセナリ
― つづく ―
三角跳びは本来は反則ですが、タグにキャプテン翼とあるので許してください。
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今出てるのは一周しました
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面白くて何周かしてます