蓮ノ空×イナズマイレブン 〜英雄たちのヴィクトリーロード〜 作:松兄
よくコラボしたり、してもらっている《キャプテン翼サンシャイン》より、あのキャラたちがお客さんとして来てくれます。
また、今回の描写で少し向こうの作品について踏み込んだ描写があります。作者であるバシムさんに一度見せて許可はもらいましたが、「そこまで言ったらダメじゃね?」と思う方もいるかもしれません
では、1周年記念、始まります!
1周年記念話《1》:(入学〜近江町FC編)〜 再会と出会い 〜
― パーティ会場 クロニクルルーム ―
1周年おめでとう! というわけで…パーティが行われることとなったァー!
今は蓮ノ空のみんなが会場を飾り付けている。
良くある丸い机を何個か用意してクロスを掛けて、その中央に花を飾り、脇に料理や飲み物、グラスを並べる
晴也「作者〜、コレここに貼り付けておけば良いか〜?」
あの紙を重ねて作った花みたいな飾り。梢や慈、小鈴達に作ってもらい壁に張り付けていく。
さやか「はい、食事とかできましたよ〜」
吟子「皆さんのお口に合えば良いですけど……」
松兄「おお、ありがとう、さやかちゃん、吟子ちゃん。もうじきお客さんが来るからな。君たちは会ったことのある人もいるけど初めて会う人もいるから粗相の無いようにな?」
瑠璃乃「分かってるって!」
そんな事を話しながら飾り付けをして準備完了! そろそろ時間だ。
松兄「時間だな。来るぞ!」
すると、クロニクルルームにワームホールが出現! 中からTMキャラバンが姿を現す!そしてキャラバンが着陸。ドアが開くと………
ワンダバ「着いたぞ!」
フェイ「ありがとうワンダバ」
中から青いクマのアンドロイドと、緑の髪の大人の男性が現れる。
天馬「久しぶりフェイ! ワンダバ!」
ワンダバ「おお、天馬くん久しぶりだな!」
フェイ「たまにみんなに会いに来ては居たけども中々時間が取れなかったからね。ほら、みんな、着いたよ?」
虹編で監督や親父がお世話になったフェイさん。無事に大人になり、今回のお客さんをそのほかの世界から連れてきてくれた。
お客さんがキャラバンから降りてくる。
ヤノサ「お久しぶりです皆さん!」
ユヅギ「つづ〜」
綴理「ゆづ〜♪」
ツサノ「ふふっ二人とも嬉しそう……」
再会を喜ぶ俺たち。すると、
シュナイダー「ここがヤノサたちが迷い込んだという世界か………」
日向「おい! あの2人髪の色は違うけどヤノサとユヅギとそっくりだぞ!?」
松山「日向、いきなりは失礼だぞ? 今回は宜しくな!」
翼「うん! こちらの作者が仲良くさせてもらってる人の作品だからね」
違う世界に興味津々のシュナイダーと、コチラのメンバーの容姿に驚くと日向。
それを諌める常識人の松山と翼。
ディアス「オールスターでもテレスたちとか強いプレーヤーが多かったからな。交流は楽しみにしてたぜ!」
松兄「ありがとう。
《アルゼンチンの天才プレーヤー、ファン・ディアスくん》
《日本の産んだ天才、大空翼くん》
《北海の荒鷲、松山光くん》
《猛虎、日向小次郎くん》
《ドイツの皇帝、カール・ハインツ・シュナイダーくん》
それにヤノサさんたち3人を加えた8人がお客さんだ!それでは天馬くん」
作者の言葉に、天馬くんがこっちのみんなに声を掛ける。
天馬「うん。蓮ノ空整列!」
蓮ノ空『はい!』
蓮ノ空のメンバーが一列に並ぶ。
梢「今日は宜しくお願いします!」
蓮ノ空『お願いします!』
一斉に頭を下げる蓮ノ空メンバー。向こうも『宜しく!』と頭を下げて挨拶は終了だ。
そして、各自に飲み物の入ったグラスを配り、作者の私が開始の挨拶をする。
松兄「みんな! 今回は集まってくれてありがとう! また、1周年おめでとう!!」
蓮ノ空&翼たち『『おめでとう!!』』
各自グラスを手に乾杯して挨拶をするみんな。
松兄「さて、では最初に晴也くん。主役からお客様に花を渡してくれ!」
晴也「はい!」
晴也は翼、日向、松山、ディアス、シュナイダー、ヤノサ、ツサノ、ユヅギにそれぞれ歓迎の花束を渡す。
晴也「ところで、ヤノサさんたちが帰った後で聞いた名前を検索したら、皆さんは『キャプテン翼』って言うかなり有名な作品の登場人物なんですね。漫画を観てみたら大迫力なプレーの数々と仲間やライバルとの友情、勝つための特訓シーンがとても心に響きました」
日向「それはオールスターの時に龍也たちから聞いたな」
松山「まさか俺たちが漫画になってるとは思わなかったがな……」
翼「でも、みんなを勇気づけるプレーや行動ができていたなら嬉しいよ!」
晴也「はい! それは間違いないので安心してください! もっと早く知りたかったと後悔したくらいですもん。ヤノサさんたちは……」
松兄(これ以上この方向で話が進むのは不味いな)
松兄「それよりもさっきの続きだ! その花は特殊な加工をしてあるからな。花でありながら枯れることが無い。元の世界に戻っても飾ってくれると嬉しい」
翼「本当かい!? 是非とも飾らせてもらうよ!」
元気で爽やかな笑顔。さすがは向こうの主役であり国民的サッカー作品の主人公。人格が素晴らしい。
松兄「ありがとう! ではこれからこの一年の蓮ノ空の活躍をビデオで再生するからそれを見ながら、さやかちゃんや吟子ちゃんの作ってくれた料理、コチラで用意したドリンクを飲みながら観覧してくれ!」
そして、会場が暗くなり、スクリーンが降りてきて用意されたプロジェクターから映像が映し出される。
4月の後半、晴也が蓮ノ空に来た時の様子が映し出される。
――――――
―――
―――ここ、蓮ノ空学院は、石川県の高校サッカーの名門と言われ、昨年は優勝こそ逃したものの、全国大会決勝に進んだ超強豪だ。
晴也(決勝の雷門戦で、兄ちゃんに負けたんだよな………)
俺が降車ボタンを押すと、バス停で止まるバス。俺が降りると、すでに生徒たちが校門をくぐり登校しているところどった。
晴也「おっし!」
俺が校門をくぐり、校舎へと向かっていると、道の脇に人が集まっていた。何かグラウンドでやっているようだ。
晴也「なんだ……?」
俺がそちらの方へ行くと、サッカー部が朝の練習をしていた。
晴也「!! 蓮ノ空サッカー部!!」
見ると、ゲーム形式で練習をしているようで、うさぎの髪留めをしたオレンジ色のボブヘアーの女の子がシュートを放つところだった。
?「[サンライズブリッツ・G4]!!でりゃあああああっ!!」 ドゴォオオオンッ!!
女の子の太陽のように輝く必殺シュートが、紫色の長髪をサイドテールにしたキーパーの女子へと向かって行く。
?「甘いわよ花帆!![絶・ゴッドハンド!!]はぁあああああっ!!」 ガシィっ!!
キーパーの子(恐らく先輩)が自身のオーラを具現化した青色の巨大な手で、シュートを片腕で軽々と止める。
晴也(あのシュートもそんなに甘いシュートじゃなかったんだけどな……)
?「木曽路くん!」
?「オーライ!」
キーパーの人から、ボールは木曽路と言われた男子生徒へ。
しかし、
?「させませんよっ」ガッ!
?「あっ!!」
青い髪をお下げにした女子生徒にカットされる。ボールがこちらに転がってきた。
?「まだまだ甘いですよ。すみません!そこの方、ボールとってくれませんか!」
晴也「……………」ニヤっ
俺はバックを放り投げると、ドリブルしながらフィールドに入った。
――――――
―――
ここで映像を止める松山
松山「コレがえっと、晴也と蓮ノ空の出会いだったわけか……」
晴也「はい。初っ端から挑戦しました」
花帆「あの時はびっくりしたよね〜」
日向「俺はこういうの好きだぜ? 翼もJrユースの時のブレーメンとの練習試合でイタリアに戦う勝ちなしって舐められた時に飛び入りで挑戦したもんな?」
翼「まぁ、たしかに……」
これはキャプテン翼サンシャインの開始時系列よりもずっと前の話だ。詳しくは漫画やアニメを見てくれ!
ディアス「続き見ようぜ?」
さやかの作った生姜焼きを美味しそうに食べながらリモコンの再生ボタンを推すディアス。
――――――
―――
サッカー部『!?』
?「ちょっ!?」
最初はオレンジ髪の人を単純なフェイントで躱す。
?「!! 花帆さんがあんなあっさりと!?」
それに他の部員が気づく。
?「めぐちゃんたちに挑戦かぁ〜? さやかちゃん、ルリちゃん! 行っちゃえ!」
さやか「は、はい!」
瑠璃乃「奪わせてもらう!!」
ふたりが奪いに来るが、シザースからのヒールリフトであっさりと躱す。
?「うそ!! ルリちゃん先輩があんなアッサリと!!」
?「なんだアイツ? だが、好き放題やらせるか!!」
すると、ガラの悪い大柄な男子生徒が止めに来る。俺は細かくフェイクを入れるが、中々体勢が崩れない。
晴也(やるな………なら!)
俺はボールを足の甲に乗せた状態で左に抜こうとする。すると相手も当然同じ方向に切ってくるので、すぐに足首を転換して逆方向に抜き去る。
?「なにっ!?」
?「じょーじまで抜かれた」
?「ぬっ、慈先輩、綴理先輩、行きますよ!」
明るい赤系統の髪をポニーテールにした女の子が、長い茶髪の女の子と白い髪に赤のインナーカラーを入れたショートの女の子と3人で向かってくる。
チョップ晴也「"弾くフェイント"!!」バチッ!ギュン!バチィッ!!
ボールを足で連打で弾いてジグザグに進む
そして俺はゴール前でボールを止めて止まる。
?「っ!! よしっ、来なさい!!」 ニヤッ
先輩も意図が伝わったのか、迎え撃つ体勢に入る。俺は必殺シュートの体勢に入る。
俺の背後から大型の剣を持った武臣型のマジンが現れ、俺は跳躍。左足を思い切り振り上げる。
晴也「[スサノオブレード・GX]!!うらあああああああっ!!」ドゴォオオオンッ!!
俺の蹴りと共にマジンが剣の一閃。斬撃を纏ったシュートが飛んでいく。
?「っ!?[絶・ゴッドハンド]!!はぁあぁああっ!!」 ガチィイイイッ!!
パワーが激突する。しかし、先輩はみるみる引きずられていき、
梢「ぐぅうぅうううっ!!キャアっ!!」 バチィン!!
シュートは弾かれてゴールに突き刺さった。
ここでディアスがビデオを止めた。
ディアス「なかなかのテクニックだな……。ボールを弾いてるのか……」
翼「俺のプレーにも活かせそうだね……」
真剣に己のプレーと重ねて考察するテクニシャンの2人。会ったことのあるユヅギとツサノは「さすがね!」とか、「はる凄〜い!」とか、褒めてくれる。
晴也「……………あの、頭撫でるのやめてもらって良いですかね?照れる///」
ツサノ「あら、恥ずかしい?」
晴也「少し……」
さやか「……………」
さやか(なんでしょう? 少しイラッときたような……)
なぜさやかがイラッときたのか、それが分かるのは"NEXT DREAM編"なのでそちらを見よう!
松山「続き続き」
松山がじゃがバターを食いながらリモコンを操作する。
――――――
―――
?「やるわね。あなた」
晴也「先輩、ですよね? そちらこそもう少し俺が離れてたら止められてたかも」
?「私は乙宗梢。蓮ノ空サッカー部の部長をしているの。あなたは?」
晴也「俺は大海晴也って言います」
すると、他の部員も集まってきた。
?「私は村野さやかと言います。2年生です」
?「大沢瑠璃乃! 2年。よろよろ〜!」
?「日野下花帆。2年生だよ! 君は何年生?」
?「桜咲丈二。2年だ。お前、やるじゃねぇか」 ニヤッ
晴也「1年生です。親の都合で少し遅れて編入って形になっちゃって。本来なら入学式から通えたのに………」
?「そうだったんだ………」
見ると、先程3人で止めに来た先輩たち。
?「ボクは夕霧綴理3年生。よろしく」
?「藤島慈。3年生だよ〜。めぐちゃんって呼んでもいいよ?」
?「忍原来夏。2年。よろしく」
晴也「よろしくお願いします!」
すると、
梢「晴也くんはサッカー部入部希望でいいのよね?」
晴也「はい。もとよりそれ以外考えてないです!」
梢「そう。良かったわ」
?「レギュラー争いが熾烈になりますね」
?「徒町頑張るぞ〜! ちぇすとー!」
?「でも、楽しくなるかもね〜」
?「ポジションはどこなの?」
和風な髪飾りをつけた女の子、背の低い若草色の長髪の女の子、ピンクの髪に黄色のグラデーションの入った髪を後ろで結んだ女の子、"元気!"といった感じの男子が声をかけてきた。
晴也「よろしくお願いします」
?「百生吟子です。1年生なのでタメで良いですよ?」
?「徒町小鈴です。よろしくお願いします!」
?「安養寺姫芽です〜。よろしくね〜」
?「木曽路兵太。気軽にソジって呼んで」
晴也「よろしく。俺のポジションはFWだよ。じゃあ、俺職員室来るように言われてるから。また放課後にお願いしますね!!」
そして俺は道に戻って投げたバッグを拾い校舎にかけて行った。
さやか「すごく上手い子でしたね………」
綴理「ボクたち、相手になってなかった気がする」
瑠璃乃「世界はひれぇなぁ〜。自信なくしちゃうぜ〜」
花帆「おおみ………」
梢「どうしたの?」
花帆「いや、"おおみ"ってどういう字書くのかな?って。 読みが一緒だから気になって」
梢「ああ、あの伝説のストライカー、大海竜太さんのこと?さすがに血縁じゃないでしょ?」
丈二「血縁者だったらヤバくねぇか?」
花帆「そうだよね…………」
その"ヤバい"血筋の男子は、呑気に職員室で先生の諸注意を聞いていた。
シュナイダー「晴也、お前リュウタの息子なのか?」
晴也「はい。そうです」
翼「じゃあ龍也くんは!」
晴也「じいちゃんですね。やっぱり皆さん知ってるんですね」
松山「ああ。俺たちの方でけっこう出ててな。オールスターでも一緒に戦ったりしたし顔見知りだ」
晴也と相手方が話していると、
花帆「こうしてみると、この頃のあたしたちって弱いんだね………」
瑠璃乃「今とは「誰?」ってレベルで違うね……」
姫芽「まあまあ、それだけ成長したって事ですし〜」
吟子「そうだね。ポジティブに考えよ?」
そして、ディスクの第1幕が終わる。
松兄「では次は、初めての練習試合。晴也が高校初の強敵とぶつかったときと、トドメを刺したシーンだ!」
作者が、チャプター2を選択。再生する。
――初の試合は近江町市場の大人のチーム、近江町FC。そこのセンターバック、魚住に苦戦するシーンだ!
突っ込んできた前田さんを、吟子は優しいワントラップで上を通して置き去り。そのままドリブルで攻め上がる。
葛西「突っ込むなバカ!!」
しかしディフェンダーが直ぐにフォローに来る。
吟子「(捕まる前に!)中!!」ドッ!!
百生さんの左足からの
ボールは緩やかにカーブを描き、ゴールからやや逃げるように中へと入って来る。
ターゲットは忍原先輩だ。
来夏「オッケー!!」
忍原先輩がシュートに反応して跳躍する。が、
魚住「甘いっ!!」バッ!!
それよりも早くボールに反応した魚住さん。クロスボールを忍原先輩よりも早く触り、ヘディングで外に出す。
晴也「っ!? (今の、引いた位置で全部視覚に捉えてたのか………。それで一番の
吟子「ごめんなさい来夏先輩!」
ここでヤノサさんがビデオを止める。
ヤノサ「この魚住さんって人、こっちだったら下手なプロよりもずっと上手いですよ!?」
そう。キャプテン翼の世界は選手の強さが両極端。強いやつはとことん強いし弱い奴はめちゃクチャ弱い。普通の強さの奴が少ないのだ!
ツサノ「再生するよ」
――――――
―――
花帆先輩と夕凪さんの一騎打ち。花帆先輩はフェイントで抜こうとするが、中々抜け出せない。
なら!!
晴也「花帆先輩!!」
夕凪・花帆「「!!」」
俺が花帆先輩の周りを動き回り、相手がパスを出されると嫌な位置を走り回る。
夕凪(やば!! どっち!?)
パスかドリブルかの2択を無理やり押し付ける、俺の
夕凪「やばっ!!」
花帆「ナイス晴也くん!! 行くよ!!」
花帆先輩の必殺シュート。跳躍すると輝く光と共にボールに3段階の蹴りを入れてエネルギーをチャージしてぶっ放す。
花帆「[サンライズブリッツ・G4]!!喰らえぇえぇえええっ!!!」ドガァアァアアアッ!!
フリー状態での花帆先輩の必殺シュートがゴールを襲う。
瑠璃乃「よし、入った!!「甘いぜ!!」っ!?」
しかし、コースを読んでいた魚住さんが足を伸ばしてシュートブロック。
シュートは魚住さんの足を弾いてなおも進むが、威力がかなり弱まってしまい、キーパーの渡さんは落ち着いてキャッチする。
花帆「っ!!」
渡「ナイス魚住さん!!」
魚住「お〜う!」
晴也(あの魚住さんっていう人、視野がめちゃくちゃ広い……。何とか裏をかくか、
蓮ノ空に入りいきなりの強敵を前に、俺はどう相手を崩すかを思考を巡らせていた。
――――――――――――
松山「いや、巧いなこの人!!」
ツサノ「参考になる」メモメモ
ユヅギ「………」ジー
ヤノサ「晴也くんの花帆さんに対するフォローはナイスでしたね!」
翼「うん。ストライカーがシュートを撃ちやすくしてくれてるよ」
シュナイダー「ディフェンスからしたら厄介なことこの上ないな……」
晴也「あざっす!」
ディアス「凄えな…この世界の日本にもこんな奴らが居るのか………」
さて、次はトドメを刺すシーンだ!
試合は後半の、残す時間は15分。蓮ノ空のスローインから試合を再開する。
吟子が逆サイドから来てボールを受け取りスローインの位置につく。
晴也(吟子はロングスローができるみたいだからな。相手の裏で動きながら
晴也は頭の中でそんなことを考えおり、吟子がボールを持って助走を始める。
晴也(っ!!)バッ!!
晴也は動き出しで
吟子(っ! 巧い!!)バッ!!
RESTART!!
吟子の手から放られたボールは大きな山なりの軌道のロングスローで、ピンポイントで晴也の方へと飛ぶ。
しかし、晴也の前には魚住さんと山川さんが2人で連携して立ち塞がる。
山川「俺が行きます! 魚住さんはフォローを!」
魚住「分かった!」
晴也に対して山川さんが向かってくる。魚住さんは一歩引いた位置ですぐにフォローに行ける様に陣取っている。
MATCH UP!!
晴也 vs 山川
晴也(っ!)クンッ!
山川(っ!! ボールが消えた!?)
ボールに注視していた相手からはそう見えるだろう。実際は晴也はヒールリフトでボールを上に上げてそのまま山川さんを抜き去った。
山川(巧い!!)
だが、
魚住「トラップした瞬間をカットしてやる!」
しかしすぐに魚住さんが止めに入る。背後から山なりに落ちてくるボールを晴也がトラップした瞬間カットする気だ。
MATCH UP!!
晴也 VS 魚住
魚住(!! コイツ、ボールを見てない!?)
晴也はボールに視線を全くやらない。これではトラップが上手くできない可能性が高く、できたとしてもディフェンスからしたら次の挙動が読みにくい。
そして、ボールが晴也の足元に落ちてきた瞬間、
晴也(…………………………) チョンッ!
魚住「!?」
晴也は軽いワンタッチで突っ込んてきていた魚住さんの頭上を抜きそのまますれ違いざまに抜き去る。
連続での
それを見ていた皆は………
さやか(いくらなんでも巧すぎます!)
瑠璃乃 (晴也クンぱねぇ!)
綴理(すごい!)
慈(本当に……今度こそ全国優勝できちゃうかも!!)
花帆(世の中には、こんなに上手い人がいるんだ!)
梢(驚きを通り越して呆れるわね………)
姫芽(スゴすぎる………)
吟子(こんな人と同世代なの?私たち………)
小鈴(…………………)ポカーン
丈二(なんて奴だ!!)
全員がそんなことを思った時、相手のキーパーの渡さんは少しでもシュートコースを限定しようと前に出てくる。
渡「これ以上点はやらない!!」バッ!!
渡さんがボールに飛びつくように跳ぶ。それを晴也は、
晴也「…………………………」トンッ!
軽く転がしてゴールに蹴る。ボールは跳躍した渡さんの身体の下を通り抜け、そのままゴールに転がり込んだ。
GOAL!!!
蓮ノ空 7 ー 2 近江町FC
点差は5点に広がり、近江町FCはダメージがデカい。
そして残り時間も、わずかの中、試合を再開した。
そして晴也が映像を止める。
晴也「コレがトドメになったんだよな………」
俺がそう言うと、相手方は、
日向「すげぇな。翼やディアスにも下手すりゃ負けないテクニックだな」
シュナイダー「しかも周りがよく見えている………」
松山「動き方の一つ一つもすごく考えてるな……」
ディアス「晴也と一緒にプレーとかしてみたくなったな……」
晴也「また機会があったらやりましょう」
談笑する俺たち。――そして、
梢「そしてそれから、あの試合があるのよね。私たちの気持ちをより一層強めたあの試合が……」
晴也「光晴館戦ですね」
そしてリモコンを操作し、チャプター3を押す。
《2》につづく
この物語を全編でどのくらいの回数読みましたか?
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最近読んでなくて久しぶりに
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今出てるのは一周しました
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面白くて何周かしてます