蓮ノ空×イナズマイレブン 〜英雄たちのヴィクトリーロード〜   作:松兄

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第32話:城壁

 翌日、蓮ノ空は試合があるためフットボールフロンティアスタジアムにやって来た。

 昨日行われた雷門対北陽の第1試合。そして今日、1回戦の第2試合から第4試合までが行われてベスト4が出揃うことになる。

 

ー 蓮ノ空控室 ー

 

晴也「……………」

 

花帆「ふ〜……」

 

さやか「綴理先輩、トイレは行ってきましたか?」

 

綴理「ボクなんなの……。行ってきた」

 

慈「るりちゃん、姫芽ちゃん、楽しまなきゃ損だからね!」

 

瑠璃乃「うん!」

 

姫芽「は〜い」

 

梢「締まらないわね……まぁ、変に気負うよりは良いかしら」

 

 そして、時間が近づく。

 

天馬「よし、行くよみんな!」

 

蓮ノ空『おおーーーっ!!』

 

 そして選手が入場すると、観客席には大観衆が詰めかけている。吟子や小鈴、姫芽は少しのまれかけていた。

 

晴也「3人とも、大丈夫。練習を信じろ」

 

吟子・小鈴・姫芽「「「! うん!」」」

 

 よし………。

 

 そして、スターティングメンバーが発表された。

 

神戸国際総合

(左サイドから)

GK ギド・リュディガー

DF ゼノ・リック

   三橋由佳

   二ノ原拓人

   エヴァン・ラーゼン

MF 龍崎蒼(ボランチ)

   ライアン・シュー

  ☆松本聡士

   ミカ・ラノア

FW エドマリス・シュナウザー

   ヒナ・石原

 

蓮ノ空

(右サイドから)

GK☆乙宗梢

DF 安養寺姫芽

   藤島慈

   村野さやか

MF 夕霧綴理(ボランチ)

   大沢瑠璃乃

   日野下花帆

   百生吟子

FW 忍原来夏

   桜咲丈二

   大海晴也

 

 の、それぞれ11名だ。そして整列し挨拶。選手はポジションに就き、神戸国際総合のキックオフから試合開始だ。

 

神戸国際総合

 

GK         ギド

 

DF ゼノ   三橋   ニノ原  エヴァン

 

DMF        龍崎

 

OMF  ライアン  松本   ミカ

 

FW    エドマリス   ヒナ

 

蓮ノ空

 

FW   晴也  桜咲  忍原

 

OMF 吟子   花帆   瑠璃乃

 

DMF      夕霧

 

DF   さやか  慈  姫芽

 

GK        梢

 

 

チームレベル

蓮ノ空    36

神戸国際総合 31

 

 

 

梢「絶対にこの間みたいな慢心はしちゃダメよ!最後まで全力で戦いましょう!」

 

蓮ノ空『おう!』

 

松本「絶対先制点取って、突き放して勝つぞ!」

 

神戸国際総合『おう!(OK)!!』

 

 そして、審判の笛が鳴った。

 

ピィイイイイーーーッ!!!!

KICK OFF!!

 

 試合がはじまり、ボールはキャプテンの松本へ。FWのエドマリスとヒナは一気に前線へと走る。

 

松本「行けっ!!」

 

 松本の前線へのロングパス。ボールはヒナへと飛ぶ。

 

姫芽「盗るっ!!」バッ!

 

ヒナ「っ!」バッ!

 

 二人が跳躍して競り合う(スクランブル)。だが、

 

姫芽(っ!この子、高い!!)

 

 ヒナの跳躍力が高く、一気に最高到達点に到達する。そのままヘディングでエドマリスへとボールを回される。

 

梢「みんな!作戦通りに!」

 

慈「さやかちゃん!」

 

さやか「慈先輩!」

 

 二人が梢の所に集まる。そして、

 

梢・慈・さやか「「「タクティクス!〈炎の城壁〉!!」」」

 

実況『タクティクス発動!ジオグリフ、戦術の地上絵だ!』

 

 タクティクスの効果と、練習で会得した炎の守りを得た味方2人との合わせ技で、梢に追加される力が飛躍的に上昇する。

 だが、そんなものは知らないのか、シュートを放ってくるエドマリス。

 

実況『さあ、攻め込まれたぞ!キーパー、止められるかあっ!?』

 

 エドマリスのがボールを踏み付けて反動で上へと跳ね上げる。するとボールが水晶のように輝き、それに連続で蹴りを加えるエドマリス。

 ボールにはエネルギーが蓄積されていき、金色に輝いた。

 

エドマリス「[ヴァリアブルブレイク・Z]!!」ドゴォオオオンッ!!

 

実況『凄まじい破壊力!必殺シュートだあっ!』

 

 エドマリスの必殺技。それを梢先輩が迎え撃つ。

 

梢「行くわよ! [爆・ダイヤモンドハンド]!! ハァアァアアアッ!!」ガシィイイイッ!!

 

シュルルルル

 

 しかし、属性効果とタクティクス、特殊効果を併用したパワーアップで梢先輩は[ヴァリアブルブレイク]をアッサリと止めた。

 

実況『止めたぁっ! 安定した守り!』

 

エドマリス「何っ!?」

 

梢「今度はこっちの番よ! 瑠璃乃さん!」

 

 ボールはゴールキックから瑠璃乃先輩へ。ボールを受け取った瑠璃乃先輩はドリブルで駆け上がる。

 

瑠璃乃「オッケー!」ドギュンッ!!

 

ミカ「早っ!?」

 

エヴァン「俺が行く!!」

 

 しかし、ディフェンスがすぐに止めに入る。

 

ミカ「エヴァン! 少し稼いで!」

 

 ラーゼンが止めている間に、急いでラノアが戻る。

 

瑠璃乃「時間はかけないよ!」ダッ!

 

 瑠璃乃先輩は、細かいフェイクから踵でボールを逆方向に弾き、相手を降ってその隙に突破した。

 

瑠璃乃「鋭角突進(イナズマ)ドリブル!!」

 

 蓮ノ空攻撃陣がゴール前になだれ込むが、

 

瑠璃乃「ここは……花帆ちゃん!」パスッ!

 

 ここでボールを花帆先輩に預ける。

 

天馬「花帆ちゃん! 新しく習得したあのシュートを!」

 

花帆「はい!」

 

 花帆先輩がシュート体勢に入ると、花帆先輩の身体が分身。そして分身はオーラに還元されてボールに宿る。

 

花帆「[インビジブルリンク]!!」ドッ!

 

実況『必殺シュートだぁっ! ゴールを狙うか!?』

 

 花帆先輩の必殺シュート。だが、

 

二ノ原「なんだ? こんなシュート、簡単に止めてやる!」

 

 ディフェンスの二ノ原が立ち塞がるが、それより早く来夏先輩がボールに触りシュートチェイン。

 

 来夏先輩は直撃蹴弾(ダイレクトシュート)でボールに横回転の旋風を掛けて走り込んだ丈二先輩へとキラーパス。

 ボールは凄まじいスピンで旋回するように急上昇。それに跳躍した丈二先輩が紫電をまとったボレーシュート。

 

丈二・来夏「「[春雷・改]!!」」ドゴォオオオンッ!!

 

実況『逆を突かれた! シュートチェインだあっ!!』

 

ギド「こんなもの!!………?」

 

 だが、異変に気づくリュディガー。試合前に確認したデータよりも、遥かに[春雷]のパワーが高いのだ。

 いくらシュートチェインしたといっても、これだけの違いはあり得ない。

 

天馬「花帆ちゃんに覚えてもらった[インビジブルリンク]は、チェインされた時、そのシュートの威力を格段に跳ね上げる特殊効果がある………」

 

 そう。データとの威力の差違はそのためだ。

 

ギド「くっ! [絶・ワールドエンド]!!」

 

 ギドの周囲が宇宙空間に変わり、ギドは両手に鋭い刃物のようなオーラを纏う。

 すると、ギドの背後に地球が現れ、シュートボールと地球が向かい合い、2つが重なった瞬間交差するように切り裂く。

 

 幻の地球が粉々に砕け散り大爆発を起こす。本来なら重なっていたボールも切り裂かれて止まるのだろうが、

 

ドガァアッ!!

 

ギド「ぐわあっ!?」

 

 ボールは、神戸国際総合のゴールに突き刺さった。

 

 

GOAL!!!

 

蓮ノ空 1 ー 0 神戸国際総合

 

 

 

実況『ゴーーーール!! 蓮ノ空先制!!』

 

 観客席から大歓声が上がる。だが、相手の監督は焦っている。

 

神戸監督「あ、あり得ん! どうなってるんだ!?」

 

 

 

来夏「よしっ!」

 

丈二「ナイスアシスト日野下! どんどん行こうぜ!」

 

花帆「うん!」

 

梢「よし! 後はディフェンスね。今度こそ、ぜったいに気を抜かずに守り切る!」

 

 梢は、教訓を胸にキャプテンマークを握り締めた。

 

 

 

 

前半10分

 

蓮ノ空 1 ー 0 神戸国際総合

 

ー つづく ー




感想・評価よろしくお願いします!!

ぶっちゃけ本編とNEXT DREAM編どちらの方が面白い?

  • 本編
  • NEXT DREAM
  • コラボ回(キャプテン翼サンシャイン)
  • コラボ回(二つの世界のサッカー)
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