蓮ノ空×イナズマイレブン 〜英雄たちのヴィクトリーロード〜   作:松兄

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第4話:蓮ノ空の監督

 

 

 ――翌日の蓮ノ空。

 

 昨日の予報通り雨が降っており、学校の施設である室内のトレーニングルームで筋力・フィジカルアップの基礎トレーニング、ランニングマシンなどで走力、スタミナアップの練習などを行っていた。

 

 そして、今日の練習もそろそろ終わりという時に梢先輩がみんなを部室に集めた。

 

ー サッカー部室 ー

 

梢「みんな、集まったわね」

 

来夏「なんでしょうか? 梢先輩……」

 

 みんなの注目が梢先輩に集まる。

 

梢「実はね、今度の日曜日に近江町市場のお店の人達がやってるサッカーチーム、近江町FCと練習試合を行うことになったからその連絡ね」

 

 ほう、練習試合か……。

 

吟子「市場の人ってことは相手は大人ですか?」

 

綴理「そうだよ。蓮ノ空のサッカー部は何年も前からけっこう相手してもらってるんだ〜」

 

晴也(へぇ、蓮ノ空のサッカー部は地域との繋がりのある部活動でもあるんだな……)

 

 

 蓮ノ空サッカー部の知らなかった一面。しかし、いい習慣だなと。感心する晴也。

 

 

さやか「地域の草サッカーチームと思ってると痛い目を見ますよ? そういうチームの大会で全国に出たこともあるチームですからね」

 

徒町「!! と、言うことはすごく強いってこと……」

 

姫芽「いやいや、敵は強いほうが燃えるっしょ〜」

 

兵太「姫芽さん、さすがのゲーマー思考……」

 

 だが、相手が強いほうが燃えるというのはそのとおりだ。試合に出られるか楽しみだな。

 

 すると―――、

 

梢「因みにこの試合は1年生がどれだけやれるかを見る試合だから1年生をメインに使っていくわよ。だから2、3年生はお休みになる人が出てくるかもしれないけど、何かの事故で途中交代になる事もあるから準備はしておいてね?」

 

2、3年生『『はい!(おう)』』

 

梢「では、解散とします。さやかさんと、晴也くんは残ってくれるかしら?」

 

さやか「はい」

 

晴也「分かりました」

 

梢「では、これで今日の部活は終了とします。お疲れ様」

 

サッカー部『『『お疲れ様でした!』』』

 

 そしてみんな帰っていく中、俺と梢先輩、さやか先輩が残る。

 

梢「じゃあね、これから試合のポジション決めをしたいのだけれど……」

 

晴也「そんな重要なことに1年生で新入りの俺が良いんですか?」

 

 俺がそう聞くと、梢先輩とさやか先輩は頷く。

 

さやか「キーパーは梢先輩ですよね? 他にできる人いないですし」

 

梢「そうね。それは私がやるわ」

 

さやか「ディフェンダーは私が抜けて木曽路くん、姫芽さん、小鈴さんですかね……」

 

晴也「ボランチに綴理先輩入れると火力が出すぎる気もしますけどね」

 

梢「そうね。いっその事さやかさんを1列上げてボランチに置きましょうか」

 

さやか「私ですか?」

 

梢「ダメかしら?」

 

さやか「いえ、分かりました」

 

 よし、順当に決まってってるな。なら……

 

晴也「左サイドハーフは百生さん、右が瑠璃乃先輩でトップ下に花帆先輩ですかね?」

 

梢「そうね。1年生をメインで使う以上、脇を固めるのは2年生を使うべきでしょうね……」

 

さやか「ではフォワードは……」

 

晴也「丈二先輩、来夏先輩、俺ですかね?」

 

梢「そうね。丈二くんと来夏さんには[春雷]は禁止してもらって……晴也くんはセンターフォワードで大丈夫かしら?」

 

晴也「俺は構いませんよ?」

 

 センターフォワードか。いつもやる気はあるけどこのポジションは特に気合が入るな……。

 

 父さんやじいちゃん、兄ちゃんと同じポジションだからな……。

 

晴也「それで、試合で何か俺が気をつける事とかありますかね?」

 

 俺が聞くと梢先輩は……

 

梢「そうねぇ……なら、シュートの際には必殺技を禁止してもらおうかしら。オフェンスやディフェンスの時は良いけど、シュートの時だけね?」

 

晴也「分かりました」

 

 まぁ、点が入りすぎてもアレだしな……。

 

梢「ポジションはこんな感じで良いかしらね……。慈を宥めるのが大変だわ……」

 

晴也「? 慈先輩が何かあるんですか?」

 

 すると梢先輩は苦笑し、

 

梢「慈はね、凄く目立ちたがりやなのよ。たぶんこの試合も試合にはスタメンで出れるだろうって思ってるんじゃないかしら。それが違うと知ったら……はぁ」

 

さやか「あはは……ご苦労さまです」

 

晴也「でも、さっき1年生をメインで使うって言ってたから大丈夫じゃないですか?」

 

梢「だといいけど……」

 

 どんな人なんだよ……。

 

梢「あっ、それとウチの監督が3月に辞めて新しい監督を探してたんだけどね? 見つかったって学校から報告があったわ。試合の日に会場に直接来るらしいからその時に顔合わせになるわね」

 

さやか「そうですか! それは良かったです」

 

晴也「監督か……どんな人なんだろ?」

 

 

 

 

 ―――そのやり取りから3日後。ついに日曜日になり、蓮ノ空サッカー部専用のマイクロバスに乗り、試合会場となる近江町グラウンドにやって来た。

 

 みんなが試合に備えてアップしていると、向こうのチームのキャプテンである人が挨拶に来た。

 この人はれいかさんというらしい。

 

れいか「梢ちゃん、今日はよろしくね?」

 

梢「はい。こちらこそよろしくお願いします」

 

れいか「所で、そっちの監督は……?」

 

梢「それが、まだ来てないんです……」

 

 そんなやり取りがされている頃、俺はトイレで用を足していた。

 

 みんなが監督が来ないと思っていると、グラウンドにジャージを来た男の人が駆け込んできた。

 

?「ま、間に合った……」

 

さやか「? 誰でしょうか?」

 

梢「? すいません、関係者以外立ち入りは……」

 

?「あっ、ごめん。自己紹介してなかったね。今日から、蓮ノ空学院サッカー部の監督になった松風天馬です。よろしくね」

 

梢「え"っ!?」

 

蓮ノ空サッカー部『『『えぇえぇええぇえええっ!!?!?!?!?』』』

 

 そしてみんなが驚いている所に、

 

晴也「ふ〜、スッキリ……って、え!? 天馬さん!? なんでここに?」

 

天馬「おっ、晴也久しぶり。俺が今日から蓮ノ空の監督なんだよ」

 

晴也「マジで!?」

 

 サッカー界のレジェンドの登場に、蓮ノ空サッカー部はもちろん、近江町FCの人たちも唖然としていた。

 

天馬「まぁ、色々聞きたいこともあると思うけど、まずは試合しよう。みんなで思いっきり、" サッカーやろうぜ!!"」

 

梢「は、はい……!! か、監督!!」

 

花帆「す、凄い!!」

 

慈「いや、凄すぎるって!! 学校どうやって話つけたの!?」

 

さやか「地球を救ったアースイレブンのキャプテン。監督としての力も期待が乗りますね!」

 

 

 なぜ、天馬さんが蓮ノ空の監督になったのか? そして監督としてのその実力は?

 

 

ー つづく ー




感想・評価よろしくお願いします!!

ぶっちゃけ本編とNEXT DREAM編どちらの方が面白い?

  • 本編
  • NEXT DREAM
  • コラボ回(キャプテン翼サンシャイン)
  • コラボ回(二つの世界のサッカー)
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