蓮ノ空×イナズマイレブン 〜英雄たちのヴィクトリーロード〜   作:松兄

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第48話:2nd HALF

ピィイイイーーーーッ!!!

後半開始!!!

 

 審判の笛とともに、蓮ノ空ボールで後半開始。ボールは綴理先輩に渡ると、そこから瑠璃乃先輩にパスを出す。

 

瑠璃乃「よっと! 行くぜぇ〜!!」

 

 瑠璃乃先輩がドリブルで攻め上がる。すると鹿角さんが止めに来る。

 

秋「止める!!」

 

MATCH UP!!!

瑠璃乃 vs 鹿角

 

 瑠璃乃先輩はシザースからのダブルダッチなど、様々なフェイクをかけて鹿角さんを揺さぶる。

 

 しかし――、鹿角さんもなんとか食らいつく。

 

瑠璃乃(〜んと、これ以上時間かけるの良くないし、なら!)

 

 瑠璃乃先輩は一気に切り込んで抜きにかかる。

 

秋「っ!そこっ!!」

 

 しかし、できた隙を突こうと鹿角さんが足を伸ばす。

 

瑠璃乃「釣かったね! "空中突進回転(エアラッシュターン)"!!」

 

 瑠璃乃先輩はボールの上に半玉乗り状態になり、そのままターンして逆側から鹿角さんを抜き去った。

 

秋(っ! 蓮ノ空、テクニックやばい!!)

 

瑠璃乃「ぎゃお♪」

 

 鹿角さんを抜いてまだドリブルで進軍する瑠璃乃先輩。ここで中野さんが止めに来る。

 

 

MATCH UP!!

瑠璃乃 vs 中野

 

 

中野「止めるてやる!!」

 

瑠璃乃(おっと)ピタッ!

 

 一時停止する瑠璃乃先輩。中を見るがみんなまだ態勢が整っていない。

 

小山「ナイスです桜先輩! 2対1で行きますよ!!」

 

瑠璃乃(うわ、来たよ……でもね)

 

瑠璃乃「頼んだよ!」トンッ!

 

 ここで瑠璃乃先輩はバックパス。走ってきたのは、

 

姫芽「るりちゃんせんぱいナイスです! 行きますよ!!」

 

 姫芽がオーバーラップしてきており、ボールを受け取って攻め上がる。

 

中野「っ! このっ!!」

 

 中野が急いで止めに入る。腕使い(ハンドワーク)で抑え込もうと手を伸ばすが、

 

姫芽「るりちゃんせんぱいからのパス、絶対に渡さない! [ダッシュストーム]!!」

 

中野「っ!きゃあぁああぁあぁああっ!?」キランッ☆

 

ビュバァアァアアッ!!!

 

 姫芽はクロニクルルームでの練習で獲得した爆発的なスプリント力を使い、追い風を受け嵐を巻き起こしながら突進。

 突風に吹き飛ばされた相手は空の星となった。

 

実況『あーーっと! 蓮ノ空のディフェンダー、安養寺姫芽が突破! 蓮ノ空攻撃陣がゴール前に雪崩込む!!』

 

姫芽(ゴール前、密集してるなぁ……自分で撃つ? いや、この位置取り(ポジショニング)とアタシのシュート技術(テクニック)だと止められそう……ん?)

 

 見ると、一歩引いた位置から気付かれないように1人走ってきていた。

 

姫芽(いい位置!!)

 

姫芽「頼みます!!」トッ!!

 

姫芽はやや、マイナス気味にパスを出す。

 

 

実況『パスを出した! 1人フリーだ!!』

 

綴理「いいよ、ひめ! 貰う!!」

 

冬真「させないよ……」

 

ドガッ!!

 

 冬真は腕使い(ハンドワーク)とフィジカルを使い、綴理先輩を抑え込んだ。

 

綴理「っ!?(この子なに……!! 1番ヤバいと思ったポイントを読んで最速で潰しに来た!?)」

 

冬真「逆襲のターンよ……」

 

ドンッ!!

 

 冬真は一気にドリブルでカウンターを仕掛ける。こっちのディフェンスは今手薄。不味い!!

 

さやか「っ!綴理先輩、皆さん戻ってください! 慈先輩、わたしが時間を稼ぎます!! フォローお願いします!!」

 

慈「分かった!!」

 

 そしてさやか先輩が向かって行き対峙する。

 

 

MATCH UP!!!

さやか vs 冬真

 

 

 2人のマッチアップ。さやか先輩は奪うのではなく、とにかく抜かれないこと。

 時間稼ぎに徹したプレスを掛ける。

 

冬真(っ!)

 

慈「いいよさやかちゃん! みんな!早く戻って!!」

 

姫芽「は、はい!!」

 

吟子「分かりました!!」

 

綴理「さや! もう着く!!」

 

瑠璃乃「今行くよ!!」

 

 続々と蓮ノ空ディフェンスの態勢が整い始める。すると――、

 

朝倉「蓮華!!」

 

冬真「っ!」トッ!

 

 冬真さんは朝倉さんにパスを出すと、自身はゴール前に走る。

 

朝倉(そこでしょ!!)ドッ!!

 

 朝倉さんからのパス。ボールはゴール前に飛んでくる。

 

冬真「貰う……!」

 

慈「させるかあっ!!」

 

ガッ!!

 

 慈先輩が足を伸ばしてブロック。だが接触して2人とも倒れる。

 

 

ピィイー!!!

 

 ここで審判の笛が鳴る。ファールか………。

 

 位置はペナルティエリアの少し外だが、十分ゴールを狙える距離だ。

 

 

実況『ここで函館聖泉、フリーキックです!!』

 

慈「っ、ごめん……」

 

晴也「いや、カードがでなかっただけ良いですよ。やばいと思いましたもん……」

 

梢「そうね。壁お願いね」

 

蓮ノ空『はい!!』

 

 そして、シュートコース上に丈二先輩、俺、綴理先輩、姫芽、慈先輩が壁になり、他のメンバーはパスを警戒する。

 

梢「壁もう少し右に寄って!」

 

 梢先輩の見やすいように少し壁の位置を調節する。

 

 

 函館聖泉のキッカーには、冬真さんと朝倉さんが立つ。

 

冬真「あたしが取ったフリーキックよ。あたしが蹴る」

 

朝倉「……蓮華、あなたにはそれがベストなの?」

 

冬真「……どういう意味?」

 

朝倉「それがあなたにとって、ゴールを奪うための最善手かって聞いてるの」

 

冬真「……………」

 

朝倉「あなたのシュートを撃ちたい地点(ポイント)と、現実的に可能な範囲の交差するギリギリを狙いなさい。あたしがパスを出してあげる」

 

冬真「……できるの?」

 

朝倉「何年アンタと一緒にやってると思ってんの? 言わなくても分かるでしょ?」

 

冬真「………………」

 

 そして、審判が笛を吹く。

 

ピッ!!

 

 冬真が助走をつけて走って来る。蹴るのは冬真か?

 

 と思ったら、冬真はスルーして左サイドの方へと走る。

 

さやか「そう来ると思いましたよ!!」

 

 それを見た瞬間、さやか先輩が後を追って走る。

 

朝倉「そこっ!!」

 

ドッ!!!!

 

 朝倉さんの蹴ったボールはサイドへと走った冬真さんの下へも一直線。だがさやか先輩もカットに向かっている。

 

さやか(ダイビングヘッドで飛び込めば!!)バッ!!

 

 さやか先輩がダイビングで、飛び込む。

 

スカッ!!

 

さやか(っ! 届かない!!)

 

冬真「一点照準(ピンズド)……やるじゃない――遥!!」

 

 冬真は来たボールを見ないまま跳躍反転。ピンポイントで飛んできたボールにボレーシュートを叩き込む。

 

冬真「直撃直下弾(ダイレクトドライブ)!!!」

 

ドゴォオォオオォオオオンッ!!!

 

 冬真のダイレクトでのボレードライブシュート。ボールは一直線にゴールへ向かい急降下する。

 

梢「っ!(何よっ……!それっ!!)」バッ!!

 

 梢先輩は跳躍して手を伸ばすが、ボールは手の先を通り抜け、ゴール内側のサイドネットに突き刺さった。

 

 

GOAL!!!!!

 

蓮ノ空 2 ー 2 函館聖泉

 

 

実況『ゴォオォオオォオオルッ!! 函館聖泉、冬真蓮華"ひっさつ"のスーパーゴラッソで同点ーーーっ!!』

 

冬真「っ、しゃぁあぁああぁあああっ!!!」

 

 冬真の渾身のガッツポーズ。函館聖泉のメンバーが良くやったと集まってくる。

 

朝倉「蓮華、ナイスシュート……」

 

冬真「……ふん、アンタこそ!!」

 

パァンっ!!

 

 2人のハイタッチ。

 

 一方蓮ノ空は――、

 

来夏「マジか……」〜っ、ハァ

 

さやか「あんなの普通決めますか………」ハァハァ…

 

慈「あんなプレー、高校生ができるの……?」クッ……ハァ

 

梢「みんな、気持ちを切り替えましょう。まだ同点。終わったわけじゃないわ」

 

晴也「まだ後半の時間はたっぷりあります。絶対に点を取ります!!」

 

瑠璃乃「ルリたちもチャンスがあればゴール狙うよ!!」

 

吟子「はい!」

 

晴也「よし、行きましょう!」

 

蓮ノ空『おう!!』

 

 

 

 

後半:8分

 

蓮ノ空 2 ー 2 函館聖泉

 

― つづく ―




感想・評価宜しくお願いします!!

ぶっちゃけ本編とNEXT DREAM編どちらの方が面白い?

  • 本編
  • NEXT DREAM
  • コラボ回(キャプテン翼サンシャイン)
  • コラボ回(二つの世界のサッカー)
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