蓮ノ空×イナズマイレブン 〜英雄たちのヴィクトリーロード〜 作:松兄
第51話:監督の戦友と
函館聖泉との試合の後、俺たち蓮ノ空は決勝の相手を決める準決勝第2試合、『雷門vs浦の星学院』の試合を見るため観客席に移動していた。
梢・綴理・慈「「「………………」」」
ただならぬ様子の3人。すると、
小鈴「先輩方、どうしました?」
丈二「あ~、小鈴……今話しかけるな。3人とも、去年自分を打ち負かした相手に闘争心燃えたぎってんだ。今日の試合観戦でなんとかプレーの傾向を掴もうとしてんだろ」
小鈴「こ、これは大変失礼しました!!」
1年生に笑いが漏れる。
晴也「あっ、始まるぞ……」
梢(大海涼太、今度こそ止める!!)ゴゴゴ!!
綴理(月影蓮……もう負けない!!)メラメラ!!
慈(アンタの《
――そして、試合が始まった。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
試合後、宿に帰るバスの中で……
吟子「なんか……凄かったね」
小鈴「うん……」
姫芽「浦の星も強いチームなのに、4ー0って……」
晴也(…………………)
バスの窓から、過ぎていく景色を眺めている俺。
晴也(兄ちゃん、ちょっと前とは見違えるくらい上手くなってた……。今の俺たちで勝てるのか……?)
蓮ノ空『…………………』
すると、
小鈴「でも、浦の星のディフェンダーのえっと……渡辺さん。晴也くんのお兄ちゃんを何回か止めてたよね!!」
晴也「ん、ああ……でも、あれは状況的にオフェンスがキツかったし……」
小鈴「うん。でもそれって、状況をそう言う風に持っていければ雷門相手でも止められるってことだよね?」
蓮ノ空『!!』
小鈴の言葉に、皆がハッと気づく。
晴也「言われてみれば、点差にばかり目がいってたけど……浦の星のプレーは通用はしてた……」
梢「《
吟子「相手の基本的な技術も、たしかに上手かったけど、なんとかついていけそうだった……」
慈「戦い方を考えれば、戦えるくない?」
俺たちの空気が、少し明るくなる。
天馬「徒町さんの言う通りだよ。雷門はたしかに強いチームだ。けど、みんなの実力なら、その時のシチュエーション次第で止められる。それだけの実力を、みんなはもう持ってる!」
蓮ノ空『……………』
――そうだよな。俺たちだって練習してきたんだ。
天馬『試合は3日後。過去のビデオまで観て、徹底的に分析するよ!小鈴、君の力が……必要だ!』
小鈴「っ! はい!!」
――そして、宿に着き、今日はご飯を食べて風呂に入って就寝。
――翌日。皆は午前中の練習を行うため、貸し出しのグラウンドに来ていた。
天馬「みんな、今日、俺の他に臨時コーチが来てくれた。今日と明日の午前中で、それぞれ別の人たちだけど、来てくれた。今日はこの人たちだよ!」
そして、1人の男性が入って来る。
剣城「剣城京介だ。よろしくたのむ……」
丈二「っ! 本物の剣城さん!?」
来夏「凄い……!」
剣城「後はもう1人いる。入ってください……」
後から入って来たのは……
晴也「母さん!?」
彼方「ふふっ。大海彼方だよ〜。一昨日ぶりかな?」
慈「マジ? この人たちに教えてもらえんの?」
天馬「2人とも、今日はありがとう。彼方先輩もありがとうございます!」
彼方「良いって良いって。晴也も彼方ちゃんの子供だし、天馬くんの頼みだしね〜」
剣城「俺も天馬が監督を務めるチームに興味があったからな。プロを引退して最近つまらなかったから久しぶりにサッカーに携われて嬉しいさ」
天馬「2人とも……じゃあ皆、挨拶!!」
梢「宜しくお願いします!!」
蓮ノ空『宜しくします!!!!』
そして、午前中みっちりと練習し……2人からディフェンスの基本戦術や、オフェンス時に意識すること、攻守の素早い切り替えのコツなどを教えてもらった。
――2人いわく、ディフェンダーも含めたフィールドプレーヤー全員が『私が決める!!』と言うゴールに対する明確意識を持っているのはとても好ましいそうだ。
サッカーという競技をする上で、日本人はその国民性から、与えられたポジションの役割りを全うすることだけを考えがち。
ディフェンダーなら守り、フォワードなら攻撃のみ考えている者がプロでも多いらしい。
――だが、そもそもサッカーと言う競技はそれでは駄目なのだという。
剣城「サッカーは点を取るスポーツだ。全員、そのゴールへの意識は絶対に失うなよ?」
蓮ノ空『はい!』
梢「ありがとうございました!」
蓮ノ空『ありがとうございました!!』
そして2人は帰っていき、宿にて昼飯後、ビデオでのスカウティングとなった。
― つづく ―
感想・評価宜しくお願いします!!
ぶっちゃけ本編とNEXT DREAM編どちらの方が面白い?
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本編
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NEXT DREAM
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コラボ回(キャプテン翼サンシャイン)
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コラボ回(二つの世界のサッカー)