蓮ノ空×イナズマイレブン 〜英雄たちのヴィクトリーロード〜 作:松兄
翌日の昼休み、俺達蓮ノ空サッカー部は中庭に集まってボロボロだった初代のユニフォームの写真と今のユニフォームから、初代がどんなユニフォームだったのかを考えていた。
晴也「初代のユニフォームホコリ被ってたけど、たぶん青色ですね。今のユニフォームも色は青ですから、間違いないかと」
吟子「そうだね。昨日大倉庫でユニフォームを広げた時に左胸の辺りに糸のほつれがあったんだよね。感じ的に違う色の糸で何かマークがあったんじゃないかな?」
俺達が「う〜ん……」と考えると、
梢「冷静に考えると、蓮ノ空の校章じゃないかしら」
慈「たしかにそれが可能性高そう。んじゃあ……」
慈先輩が持ってきていたタブレットに2次元イメージのデータを書き込んでいく。
それが人が着ている状態の3D画像に変換され、出力される。
慈「こんなかな?」
姫芽「あ〜そんな感じだと思います〜」
瑠璃乃「あ、あとさ、首から腕にかけてのラインに色が違う線が3本入ってない?」
小鈴「言われてみば。色的に……紺色?」
さやか「それで色の違いが分かるということは、ユニフォームの大部分を占めている青はもっと明るい色なのかもしれません」
慈「オッケー。色合いを弄ってと…」カタカタ
吟子「パンツの部分は白っぽいよね。左足の裾の部分に数字があるから背番号何じゃないかな?数字は……黒だね」
慈「オッケー……」カタカタ
慈先輩が3Dモデルを弄って、終わる。
慈「こんな感じかな?」
見せられたユニフォームは、とても美しい色合いだった。けど、
晴也「なんか、昔の日本代表のユニフォームに似てますね?」
綴理「もしかしたらそれがモチーフなのかも」
さやか「ところどころデザインが少し違うのは規定に抵触するかもしれないからですかね?」
瑠璃乃「たぶん」
慈「よし、じゃあ次は梢のキーパーユニフォーム行ってみよう」
梢「あら、ありがとう慈」
慈「良いってことよ〜」
慈先輩が今度はキーパーのユニフォームの写真から3Dモデルを生成する。
慈「色的には緑系統だよね?」
梢「もしかしたら色はどこかの代表の色に似てるかもしれないわね」
当時で緑のキーパーユニフォーム……、ん?
晴也「ちょっと待ってください。コレひょっとしてカタルーニャじゃないですか? ほら、襟元から脇へ伸びるこのシミ……シミじゃなくて色の違う糸なんじゃ」
梢「あ、なるほど!!」
吟子「てことは、コレも左胸のコレは蓮ノ空の校章か何かの可能性高いですね」
梢「このユニフォームから今のデザインに変わったのは高校サッカーで、ユニフォームデザインに関する規定ができたからかもしれないわね」
来夏「そうですね。その可能性が高いかと」
丈二「ん〜と……後なにかあるか………?」
兵太「フィールドプレイヤーユニフォームの首元なんだけど、コレもしかして赤じゃねぇかな? 赤の絵の具を汚すとこんな感じになりそう」
慈「おっけー」カタカタ
そして、
慈「できた! こんな感じでどう?」
俺達が画面を覗き込む。
蓮ノ空サッカー部創設時、約70年前のユニフォーム。70年前というと、俺たちの時代からいうと1980〜90年くらいか……。
花帆「コレ着て試合したいですね……」
吟子「そんなのあたしだってしたいよ……」
すると、
天馬「あれ、みんなどうしたの?」
晴也「監督……実は……」
俺が監督に相談すると、
天馬「そういうことなら、学校もユニフォームを作成する予算申請通るんじゃないかな?インターハイ終わったあとにでもできたユニフォーム着てやってみる?」
梢「! はい!やりたいです!!」
天馬「分かった。じゃあそっちも相手を探しておくね〜」
初代サッカー部のユニフォームを再現することになった俺達。伝説の蓮ノ空サッカー部の意思は、たしかに今に残っていた。
梢「さて、気分転換にもなったと思うし、今日も授業終わったら練習よ!」
サッカー部『はい!!』
― つづく ―
因みにこの再現ユニフォームを着て、インターハイ優勝後、つまり本編終了後にバシムさんの、キャプテン翼サンシャインのドイツユースとの試合を行なう予定です。
お楽しみに!!
感想・評価よろしくお願いします!!
ぶっちゃけ本編とNEXT DREAM編どちらの方が面白い?
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本編
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NEXT DREAM
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コラボ回(キャプテン翼サンシャイン)
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コラボ回(二つの世界のサッカー)