蓮ノ空×イナズマイレブン 〜英雄たちのヴィクトリーロード〜   作:松兄

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 原作ヴィクトリーロードには無いであろう、代表戦です。

 インハイ全国から出てくる選手(ブルロキャラ)を何人か出す予定ですね。
 後は音ノ木坂やに函館聖泉などの過去作の学校も。練習相手として浦の星学院も出てきます。


6月3日〜6月18日 世界の壁
第63話:Uー18日本代表招集


 ヤノサさんたちとの時空を超えた出会いと別れから数日が経ち、俺たち蓮ノ空はヤノサさんたちの残してくれたノートを元に、【必殺パス】、【必殺パスカット】、【必殺ワン・ツー】などを自分たちで考案して練習していた。

 

 どの部類も、こちらの世界には概念が存在しなかったため、これを習得できたら大きな武器になる事間違い無しだ。

 

 ――そこで1つ気付いたことがある。

 

晴也「さやか先輩の指示で綴理先輩が蹴る、《無視認早襲供給弾(ノールックアーリークロス)》って、必殺パスになるんじゃ……」

 

 そう。必殺パスはもうすでに一つあったのだ。そこからもヒントを貰い、各自練習に励んでいた。

 

 今のところ形になって来てるのはどれも3人技で、

 

 梢先輩、花帆先輩、吟子の3人の必殺セービング。花帆先輩と吟子が相手がシュートを撃つ瞬間に左右からスライディングタックルを仕掛けて体勢を崩させ、不完全な体勢で撃たせた球を梢先輩が[ゴッドハンド]で止める、[スリーズブーケブロッキング]。

 

 そして、さやか先輩、綴理先輩、小鈴が3人で行うディフェンス技で、2人で連携して相手に徹底してプレッシャーをかけて相手の意識を誘導してパスを出させたところをもう1人がカットする必殺ディフェンスとパスカットを合わせた技、[DOLLCHESTRAゾーン]。

 

 慈先輩、瑠璃乃先輩、姫芽が3人で巧みな連携パスを繋ぎながら攻め上がる3人での必殺ワン・ツー。[みらくらぱーく!コンビネーション]。

 

 の、3つが今のところ形になって来ている。

 そこに更に、さやか先輩と瑠璃乃先輩が個人技の必殺パスカットを身に着けつつある。

 

 俺、ソジ、丈二先輩、来夏先輩も負けていられないな。

 

 

 ――そして、今日の練習終わり頃……天馬監督が慌てて来た。

 

晴也(なんだ………?)

 

 監督がみんなに整列させて話し始める。

 

天馬「えっと、急なんだけど、今から名前を言うメンバーは、至急荷物を纏めてバスに乗って東京のサッカー協会に向かって。運転は頼んである」

 

梢「え!?」

 

 みんな訳が分からない様子。俺も分からないし。

 

 ――すると、

 

天馬「今度、Uー18の、日本とイタリアの国際親善試合が行われるのは知ってるよね?」

 

慈「うん。しってる!リアルタイムで見なくちゃね!」

 

 まさか―――、

 

晴也「監督、まさかその試合の日本代表メンバーに選ばれた人間が蓮ノ空に居るとか?」

 

蓮ノ空『!?』

 

 みんなの顔に衝撃が走る。もしそうなら凄いことだ。この経験は天地がひっくり返っても無駄になることは無い。むしろ大きなプラスになる。

 

天馬「さすが晴也。その通り!それも何人も居るんだよ………」

 

蓮ノ空『!!』

 

 驚くみんな。誰が選ばれたんだろう……。

 

天馬「じゃあ、名前を言うよ。1人目、乙宗梢!」

 

梢「!!はい!」

 

天馬「2人目、夕霧綴理、3人目、藤島慈!」

 

綴理「っ!はい」

 

慈「めぐちゃんが!?よっしゃー!」

 

 喜ぶ3年生たち。さすがだな。

 

天馬「4人目、村野さやか!」

 

さやか「っ!私が……日本代表!!」

 

天馬「そして最後!」

 

 次が最後。みんな祈るような顔をする。選ばれたいよな……

 

天馬「最後……、大海晴也!」

 

晴也「っ!はい!!」

 

天馬「以上の5名は、急いで荷物を纏めて東京に向かって」

 

梢・綴理・慈・さやか・晴也「「「「「はい!!」」」」」

 

 残りのメンバーは……

 

吟子「っ!くそぉっ!!」

 

 悔しさで叫ぶ吟子。

 

小鈴「さすがさやか先輩と綴理大先輩……」

 

姫芽「めぐちゃん先輩さすがです〜!」

 

瑠璃乃「あ〜っ!もう!!悔しい!!」

 

花帆「選ばれない……か」

 

 花帆先輩も、悔しそうだがそりゃそうかと言う様子。

 

晴也(次選ばれるように頑張れ…は、少し違う気もするしな)

 

 

 

 

 ―――そして、生活用の荷物を纏めた俺たち5人は、蓮ノ空のマイクロバスで東京にあるサッカー協会に向かった。

 

―― サッカー協会 ――

 

 着いた頃には、すでに時刻は夜9時過ぎ。中に入ると、案内の人に会議室に通された。他のメンバーはもう来ているらしい。

 

 

受付「こちらになります」

 

 そして中に入ると、

 

涼太「おっ、晴也! この間ぶり」

 

晴也「兄ちゃんもやっぱり選ばれてたか」

 

涼太「まあな。ハルも選ばれた。雷門からは俺たち2人だけだ……けど、蓮ノ空5人はスゴイな……」

 

 円堂ハル……あいつも選ばれたのか。

 

涼太「おっと、今のハルをスプリング杯の時と一緒だと思わない方が良いぞ?」

 

梢「え?」

 

涼太「ハルはスプリング杯で初めて勝てなかったのが心に刺さったみたいでな、あれから急に真面目に練習積み重ねてるんだ。まだ発展途上だが、あの時とは実力は違うはずだぜ?」

 

ふ〜ん……。

 

晴也「初めて勝てなかった……ね」

 

梢「ふざけてるのかしら?」

 

慈「サッカーと真面目に向き合うのなんか大前提の当たり前だっつーの!」

 

 慈先輩が苛ついた態度をとる。

 

梢「慈、でも試合までの間は仲間だからね。ちゃんと切り替えなさい」

 

慈「梢は良い子ちゃんだな〜」

 

綴理「……………」

 

さやか「まあまあ」

 

 ――すると、

 

秋「晴也くん、お久し振りです!」

 

晴也「あっ、函館聖泉の鹿角さん! それと……」

 

冬真(以下:蓮華)「………………」

 

晴也「冬真さん、でしたっけ?」

 

蓮華「そうよ。あなたたちも選ばれてたのね。ていうか、あの小鈴って子、なんで選ばれてないの?」

 

晴也「それは分かりませんけど……」

 

チッ! と舌打ちする蓮華さん。

 

 他のメンバーは、

 

蜂楽「蜂楽廻(ばちらめぐる)! 千葉の波風高校2年。よろしく〜!」

 

乙夜「ちゅーす、愛知の霧隠学院3年、乙夜影太(おとやえいた)。可愛い子いっぱいいんじゃん……」

 

 なんか軽い感じ。こういうの内の女子は嫌いなタイプだろうな……。

 

二子「長野の勿忘草学園1年、二子一揮(にこいっき)です。宜しく」

 

千切「鹿児島の羅古捨実業2年、千切豹馬(ちぎりひょうま)

 

征也「東京、虹ヶ咲学園の中川征也(なかがわせいや)。晴也とは久しぶりだな」

 

晴也「征也! お前も選ばれてたのか……せつ菜さん元気?」

 

征也「奈々な?」

 

 この中川征也という男、父さんの高校のサッカー部の先輩、優木せつ菜さんの息子なんだ。

 

?「ゴールキーパーはあなただね! 私もゴールキーパー。名前は高坂美穂(こうさかみほ)! 音ノ木坂サッカー部2年! よろしく!」

 

梢「音ノ木坂!? 高坂って……!」

 

美穂「うん!高坂穂乃果は私のお婆ちゃん!!」

 

 それぞれ交流する中、残りの1人、

 

?「………………お前が、大海晴也か?」

 

晴也「ああ。お前は? 相当強いことはオーラで分かる」

 

?「へぇ……? ……仁王龍星(におうりゅうせい)。ヴェイク東京ユースの、今年1年だ」

 

晴也「ユースか………」

 

 それで大会で見なかったんだな。

 

 ――すると、監督が入って来た。あの人って!!

 

鬼道「揃ってるな。このチームの監督を務める、鬼道有人だ。長旅のものはご苦労。今日はこの顔合わせだけだから、用意した宿舎でゆっくり休んでくれ。風丸」

 

風丸「ああ。じゃあ宿舎に案内する。ついて来い」

 

 そして風丸さんに連れられて行く俺たち。

 

 ――道中、

 

慈「風丸って、世界一のイナズマジャパンの!?」

 

綴理「すご〜い」

 

乙夜「ねね、ライン交換しよ?」

 

梢「なにあなた? 生憎貴方みたいな軽い男性、一番キライなタイプなの」

 

千切「おい、何のためにここに来たんだよ……」

 

二子「そうですね。イタリア戦のために集められたんです。サッカー以外の行き過ぎた干渉は不要でしょう。コミュニケーションの重要性は認めますが」

 

蜂楽「ま〜ま〜、このメンバーでどんなサッカーできんだろ……」

 

蓮華「試合、アタシが点を取るわ」

 

涼太「オレだって負けねぇよ」

 

美穂「みんなバチバチだね〜」

 

さやか「絶対に試合に出ます!」

 

晴也「俺も、絶対に試合に出てゴール決めてやる!」

 

ハル「………………」

 

 

― イタリア戦まで、後2週間 ―

 

― つづく ―




感想・評価宜しくお願いします!!

ぶっちゃけ本編とNEXT DREAM編どちらの方が面白い?

  • 本編
  • NEXT DREAM
  • コラボ回(キャプテン翼サンシャイン)
  • コラボ回(二つの世界のサッカー)
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