蓮ノ空×イナズマイレブン 〜英雄たちのヴィクトリーロード〜   作:松兄

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第64話:紅白戦①

 東京に呼ばれた翌日、今日はイタリア戦に向けてのスタメンを上の人が考えるために実力を見せる8vs8の紅白戦を行う。

 

 ビデオなどで映像は見ていたが、直に見るプレーはやはり違う。しっかりとアピールしないとな………。

 

― 赤チーム ―

 

梢、二子、さやか、仁王、乙夜、蜂楽、ハル、蓮華

 

 

― 白チーム ―

 

美穂、慈、征也、綴理、秋、千切、涼太、晴也

 

 となる。兄ちゃんと同じチームか………。

 

 そして、両チームがポジションにつく。

 

梢「行くわよ!」

 

赤チーム『はい!(オッケー)』

 

涼太「勝ってアピールするぞ!!」

 

白チーム『おう!(分かってる)』

 

 

 

フォーメーション

赤チーム

 

GK        梢

 

DF    二子    さやか

 

DMF      仁王

 

OMF 乙夜        蜂楽

 

FW     ハル  蓮華

 

 

白チーム

FW     晴也  涼太

 

OMF  秋        千切

 

DMF      綴理

 

DF     慈     征也

 

GK       美穂

 

 白チームボールからキックオフだ。

 

ピィイイイーーーッ!!!

KICK OFF!!!

 

 兄ちゃんのキックから俺がボールを戻してボールは綴理先輩へ。そこで秋さんと、千切がダッシュであがる。

 

千切「コッチだ!!」

 

晴也(っ!足早!!)

 

綴理「ひょーま!」ドッ!

 

 綴理先輩からのキレイなパス。初めて一緒にやる人にもドンピシャで合わせた。

 

千切「っ!」

 

千切(上手ぇ!! よし、俺のスピードでぶち抜く!!)

 

 千切がダッシュで攻め上がる。あのスピード、姫芽より早い!?

 

蜂楽「行かせないよ!」

 

 

MATCH UP!!!

千切 vs 蜂楽

 

 

千切(めんどくせぇな……すぐ後ろに仁王が控えてる。無理に抜いたら瞬間で取られる……)

 

涼太「コッチだ!!」

 

 しかし、兄ちゃんがいい位置に走りパスを要求する。

 

千切(いいとこ居んじゃん!!)

 

千切「大海兄!!」パスッ!!

 

 千切のパスが兄ちゃんに通………

 

蓮華「甘いわ!!」バシッ!!

 

 蓮華が戻ってインターセプト。そのまま攻める。

 

千切「やべっ!?」

 

千切(パスが甘かったか……?)

 

綴理「早く戻って!!」

 

 

MATCH UP!!!

綴理 vs 蓮華

 

 

 綴理先輩が蓮華を止めに入る。とにかく時間稼ぎに徹するディフェンスの構え。

 

蓮華「っ!!」

 

 蓮華はダブルタッチからの引導狭足(ドラッグシザース)両足球交換(ラクロケタ)などのテクニックを駆使するが綴理先輩もかろうじて付いていく。

 

 ―――そこへ、

 

涼太「良く粘った!」ガシッ!

 

 兄ちゃんが腕使い(ハンドワーク)を駆使して押さえにかかる。蓮華も抵抗するがやはり手こずる。

 

蓮華(っ!)

 

 そこへ、

 

晴也「いただきっ!!」ガッ!!

 

 隙を突いて俺が掻っ攫う。

 

蓮華「っ!コイツ!」

 

 ドリブルで攻め上がる俺にハルが止めに入る。

 

 

MATCH UP!!!

晴也 vs ハル

 

 

ハル「行かせないよ!」

 

晴也(居るんだろ!)

 

晴也「秋さん!」トッ!

 

秋「晴也くん!」トッ!

 

ハル「!?」

 

 俺たちのワン・ツーで抜き去る。ボールは俺が保持。

 

乙夜「ちゅーす」

 

 しかし、すぐに乙夜が止めに入る。

 

 

MATCH UP!!!

晴也 vs 乙夜

 

 

晴也「[スプリントワープ・GX]!!」ギュンッ!ギュンッ!ギュンッ!!

 

 こちらも負けじと必殺技で対抗。スピードで抜き去る。

 

晴也「よしっ!」

 

 俺がゴール前へと切り込むと、

 

仁王「ストーップ! 行かせねぇよ」

 

晴也「バーカ! 甘ぇよ!!」パスッ!!

 

仁王「あ!?」

 

 俺はサイドへのパスを選択。そこへ千切が走ってくる。

 

千切「良く見てた! もらっ………「そこまでです!!」っ!?」

 

 しかし、パスが千切の方へと飛んでいる最中に、

 

さやか「はっ!」ドンッ!!

 

 さやか先輩はフィールドをフィギュアスケートのように滑り回転ジャンプ。そのまま足を伸ばしてパスをカットした。

 

さやか「[スケーティングカット]!!」

 

全員『『!?』』

 

 コレには試合を見ていた監督や上の人もビックリ。パスをカットするための必殺技など今までのサッカーにはない。

 

晴也「やっぱりやりますね! さやか先輩!」

 

さやか「後輩に負けてばかりでは先輩の面目丸つぶれですからね! 龍星さん!」パス!

 

 ここでボールは仁王へ。

 

仁王「ナ〜イス!! スケート嬢ちゃん! 行くぜ!!」ドッ!!

 

 仁王からのロングパス。ボールは一気に深く侵入して蓮華の方へ。

 

蓮華「ナイス………決める!!」

 

 蓮華は後ろから来たボールをチラッと確認すると、後は位置を調整してトラップ。必殺技の体勢。

 

 蓮華の周りを吹雪が渦巻き、深紅の眼光の獰猛な雪豹が獲物を狙う。

 

蓮華「[パンサーブリザード・Z]!!はあっ!!」

 

ドゴォオオォオオオンッ!!

 

 氷の弾丸シュートと共に、雪豹が襲い掛かる。―――だが、

 

征也「させるかっ!! [極・ザ・ウォール]!!」バチッ!!

 

 征也の気迫溢れる体を張ったディフェンス。少し威力が弱まる。

 

美穂「ナイス!! 止める!!」

 

 すると、美穂は右手にオーラを集約し、サッカーへの情熱が詰まった巨大な"黄色い"[ゴッドハンド]を放ち、ゴールを守る。

 

美穂「[絶・ゴッドハンド]!!」ガシィイイイッ!!

 

 美穂がファインセーブ。最初のシュートは、赤チームだった。

 

美穂「慈さん!」パスッ!

 

 慈先輩にバスが飛ぶ。そこへハルが止めに来る。

 

 

MATCH UP!!!

慈 vs ハル

 

 

ハル「取る!!」

 

 ハルのスライディングタックル。しかし、

 

慈「甘いよ!」

 

 慈先輩はボールを(ヒール)で後ろに回してそのまま回転突破(ルーレット)で躱す。

 

慈「秋ちゃん!」パスッ!

 

 ここでボールは秋さんへと渡る。

 

千切(俺が撃つ!!)

 

 千切は自慢の瞬足でゴール前に走る。それに対して二子が、兄ちゃんに対してさやか先輩がマークに入る。

 

晴也(っ!!)

 

 俺は気づかれないように密集の外側へと斜行突破(ダイアゴナルラン)で走り込む。

 

晴也(こっちだ! 持って来い!)

 

秋(っ!! いい位置!!)

 

秋「行ってください!!」ドッ!!

 

 秋さんからのロングボールのセンタリング。ボールはゴール前の密集の頭上を通り過ぎる。

 

千切「っ!?」

 

涼太「あら!?」

 

さやか「っ!!」

 

さやか(囮にされた!! やっぱり位置取りが上手い!!)

 

梢「っ! 来なさい!!」

 

 梢先輩が構える。飛んできたボールに対して俺は跳躍して直撃蹴弾(ダイレクトシュート)をたたき込む。

 

 必殺シュートの体勢に入った晴也が飛び上がると、背後に武神の様なオーラが出現。

 武神が刀を振り上げると同時に左足を振り上げ、刀を降り下ろすとともに渾身の力で足を振り抜いた。

 

晴也「[スサノオブレード・GX]!!!」ドゴォオオォオオオンッ!!!

 

 晴也()直撃蹴弾(ダイレクトシュート)。ボールが梢先輩に襲い掛かる。

 

梢「止めるっ!!」バッ!!

 

 梢先輩は[ゴッドハンド]を発動し、オーラを右手に集約して硬質化。その手で掴みかかる。

 

梢「[極・ダイヤモンドハンド]!!」ガチィイィイイィイイインッ!!

 

 梢先輩が踏ん張って必死に耐える。―――だが、

 

梢「っ!!」

 

梢(だ、ダメ……!)

 

バチィイィイィイイインッ!!

 

梢「きゃあっ!?」

 

 シュートは、ゴールに突き刺さった。

 

 

GOAL!!!

赤 0 ー 1 白

 

 

晴也「っしゃおらぁあぁああっ!!」

 

千切「くっそ……」

 

千切(俺を囮にしやがった………)

 

涼太(相変わらず位置取り上手いんだよな………)

 

蜂楽「スッゲ!」

 

乙夜「やるじゃん……」

 

蓮華「っ!!」

 

蓮華(アタシが…最初のゴール決めるつもりだったのに!!ギリぃッ!

 

 蓮華は、眼が狂気でギラついていた

 

征也「さっすが……!」

 

慈「相手の攻撃凌ぐよ!!」

 

美穂・征也「「はい!」」

 

仁王「ふ〜ん……予想以上だな」

 

梢「次は止める!! (晴也くん、入部当初から"空間認識能力"は高かったけど、それが短い間にどんどん研ぎ澄まされていってる……)」

 

さやか「(凄まじいですね……)連携して止めましょう」

 

二子「そうですね。動きを頭に叩き込みます」

 

ハル「…………………」

 

 

 

 

試合時間残り20分

 

赤 0 ー 1 白

 

 

― つづく ―




スケーティングカット:使用者 村野さやか

風属性 TP36 必殺パスカット

さやかのフィギュアスケートの経験を活かした必殺パスカット。スケートでのバネを活かした回転ジャンプから足を伸ばして跳躍。パスをカットする。


感想・評価宜しくお願いします!!

ぶっちゃけ本編とNEXT DREAM編どちらの方が面白い?

  • 本編
  • NEXT DREAM
  • コラボ回(キャプテン翼サンシャイン)
  • コラボ回(二つの世界のサッカー)
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