蓮ノ空×イナズマイレブン 〜英雄たちのヴィクトリーロード〜 作:松兄
慈先輩がボールを外に弾き、イタリアボールのスローインから試合を再開する。投げるのはカールラだ。
晴也(今までのイタリアの戦い方を見ると、多分アウローラは自分型エゴ。それに対して、
でも―――、
晴也(べリザリオは、さっきイタリアの
そんな事を考えている間にスローインだ。
RESTART!!!
カールラの投げたボールは、上がってきたベルティーナに飛び、そこにハルが止めに入る。
ハル「止める!!」
MATCH UP!!!
円堂 vs ベルティーナ
ハルがベルティーナに対して間合いを取って対応する構え。ベルディーナも少し困っている。
ベルティーナ(間合いの取り方上手いわね……)
――すると、
ブルーノ「こっちだ!」
ブルーノがパスを要求する。
ベルティーナ「っ! 良いところ!!」
ベルティーナからブルーノへのパス。そこへ綴理先輩が止めに入る。
綴理「止めるっ!!」ズザァアアッ!!
綴理先輩のスライディングタックル。だが、ブルーノは軽いワンタッチで上を通し、自身も跳躍して綴理先輩を躱す。
慈「綴理! 突っ込むなアホ! 人数足りてないんだよ!? 私が時間稼ぐ! 空いてる奴ケアして!! これ以上点入れられたら終わりだよ!! 凌ぐよボケぇ!!」
慈先輩の号令(一喝)で周りを見て各自マークにつく日本。
ブルーノ「ボニート!」
ボニート「ビーチェ!」
ビーチェ「カールラ!」
横のラインでパスを回してくるイタリア。左右に振るのが狙いか!
慈「振られちゃダメだよ!! 自分の相手を間違えないで!!」
慈先輩も指示を出す。
晴也(イタリアは、主人公感でいえばアウローラは点を取りたい主人公。それもかなりの感情型。べリザリオは点を取れる時にシュートを撃つけど、どちらかと言うオールラウンド思考。ブルーノは、守備よりの理性型だし、ビーチェはパスを出したい理性型。なら、この流れの中で、1番最適化された
カールラ「べリザリオ!」
カールラからのパスがべリザリオに飛ぶ。
千切「止める!」
千切がダッシュで向かっていく。
MATCH UP!!!
千切 vs べリザリオ
千切はスピードを生かして身体をぶつけて
お互いに
べリザリオ「っ!!」トンッ!
べリザリオは手を払って千切から距離を取る。そこへ、
涼太「ナイス千切!」
兄ちゃんが走ってきた。
千切「涼太!(挟んだ!!)」
そして、前後から挟み撃ちを仕掛ける。
べリザリオ「そこだろ……アウローラ!!」
しかし、べリザリオはやや
アウローラ「完璧………」
慈「なっ!!(ここで
アウローラ「決める!!」
そして、フリーでシュートが放たれる……筈だった。
晴也「っ!!」バシィッ!!
それを、
イタリア『『!?』』
晴也「ここだよな……お前たちの主人公感が交差するシュートポイントは……」
べリザリオ「なっ!(読まれた!?)」
ぬ
晴也(べリザリオが引き付けてパスを出し、それをカモフラージュするためにブルーノとビーチェ含めたMFがシュートレンジまで攻め上がって、本命は撃てる限界のレンジまで下がってフリーで狙う……)
晴也「確かによくできた
俺はドリブルで攻め上がりカウンターを仕掛ける。今相手の選手は大半が日本ゴール前。相手の陣地にはカロージェロとアデリーナしか居ない!
べリザリオ「まずい! カウンターくるぞ! 戻れ!!」
アウローラ「くっ、自由に撃たせなさいよね!」
晴也「っ!」
………自由?
晴也「っ!(そうか……人間は、環境によってもパフォーマンスは変わってくる……! 望む、望まないに関係なく―――、俺みたいに、無数の選択肢の中から自分で決めて自分で方程式を組みたてる、『自由』な環境の方が能力を発揮しやすい『自由』思考の人間と、既に決められたルールや役割の中から、それを忠実にクリアしたりそれを打破しようというエネルギーを生み出したり、『不自由』な環境の方が能力を発揮しやすい『不自由』思考の人間がいる!)」
―――それを『自分型』、『世界型』の軸と組み合わせれば、
◤ー ー ー ー ー ー ー ー ー◥
| 世界・自由型 ∣ 自分・自由型 ∣
| ー ー ー ー + ー ー ー ー∣
| 世界・不自由型 ∣ 自分・不自由型 ∣
◣ー ー ー ー ー ー ー ー ー ◢
の、4通りになる! って事は……、
晴也(アウローラは自分・不自由型、べリザリオは世界・自由型。ビーチェとブルーノは世界・不自由型ってことか………!)
足りなかったピースが次々とハマっていく。
晴也「コレを突き詰めれば………イタリアを喰える!!」
そしてドリブルを仕掛けている間に、カロージェロが止めに来た。
カロージェロ「行かせるかっ!!」
MATCH UP!!!
晴也 vs カロージェロ
晴也「抜くっ!!」
技をパワーアップさせたのは、シュートだけじゃない!!
俺は力強く踏み込み急加速。ドリブルしながらジグザグに走り抜け、方向転換する時に思い切り踏み込んで瞬発力を地面に100%伝えることでより強力な加速力を生み出す。
晴也「[スーパースプリントワープ・G3]!!!」ギュオンッ! ギュオンッ! ギュオンッ!
カロージェロ「っ!!」
実況『大海晴也抜き去ったぁ!! ゴール前フリーだぁっ!!』
アデリーナ「くっ!」
やばいと思ったアデリーナが急いで俺を止めに来る。
晴也「決めろよ!」トッ!
ここで俺はパス。
アデリーナ「っ!?」
ターゲットは―――、
涼太「このままで終われるか! 絶対に決める!!」
実況『抜け出してきたのは大海涼太だあっ!!』
イタリア『なっ!?』
ベルナルド「お前のシュートでは俺は破れない!!」
ベルナルドは迎え撃つ体勢に入る。
涼太「決める!」
兄ちゃんが力強く踏み込んで右足を振り上げる。すると足元に二重の魔法陣、そして足に炎のオーラと漆黒の闇のオーラが纏わりつく。
涼太「今度こそ決める!《
ものすごい熱量とパワーで燃える黄金の剣が飛んでくる。ベルナルドもキャッチの体勢に入る。
ベルナルド「止める!![超・黄金の両腕]!!」ガチィイイイッ!
ベルナルドの最終進化した必殺キャッチがシュートをつかむ。
ベルナルド「負けて…たまるか……!伝統ある欧州サッカーの名にかけて勝つんだ!!」
ベルナルドも必死に堪える。だがどんどん引き摺られていく。
ベルナルド「ぐぅううぅうううあぁあぁあああっ!?!?」
メキメキメキ!!
そして――、受け止めているシュートのあまりのパワーに、止めている両腕から軋む音が。
涼太「いけぇええええっ!!」
バキャアァアァアアアッ!!
ベルナルド「ぐわぁあぁあああぁああっ!?!?」
シュートは、ベルナルドの両腕を弾き飛ばし、ゴールネットに突き刺さった。
涼太「っ!! ……うぉあああぁあぁああっ!!」
GOOOAL!!!!!
日本 3 ー 3 イタリア
実況『ゴォオオォオオオルッ!! 日本、大海涼太の必殺シュートがイタリアゴールに突き刺さった! 3度目の正直! 日本同点!!』
ビーチェ「くっ」
ブルーノ「マジか……」
べリザリオ「……………」
3人は、決定的なパスを出し、イタリアの攻撃を読んだ晴也を見つめていた。
晴也「よし!」
晴也(だいぶエンジンも冷えてきた………そろそろ再点火いいか……?)
俺が鬼道監督を見ると……
鬼道「……………よし、全員、ここからは晴也もプレーに参加する! 気力の勝負で何としても押し切れ!!」
日本『はい!!』
ベルナルド「くっ………(っ! 腕が……っ!!)」
ベルナルドの腕は、途轍もない衝撃を受けたせいで物凄い痺れが起こっている状態だった。
後半:32分
日本 3 ー 3 イタリア
― つづく ―
感想・評価宜しくお願いします!!
ぶっちゃけ本編とNEXT DREAM編どちらの方が面白い?
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本編
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NEXT DREAM
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コラボ回(キャプテン翼サンシャイン)
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コラボ回(二つの世界のサッカー)