呪いの王は陰陽師の世界で無双します   作:虚無神

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術式

『頑張れ頑張れぇ〜』

 

神威を煽る様に言う口調は正に両面宿儺だった頃と同じだった。

 

「なら全力で・・いくしかないか・・・全く勘弁しろし・・けど楽しいなぁ・・・ここまで力を解放出来るのは…」

『思う存分本気で掛かって来い・・真正面から崩してやろう…』

 

呪力を全解放する神威、その瞬間空気が一変し少し周囲の空間が淀み出していく、そして優儺は笑みを零し口を開いた。

 

『中々の呪力量だ・・・・本気の十二天将と引けを取らなんなぁ・・・そして地力も高いからフィジカルは上やも知れぬなぁ……』

「そんなに余裕を噛ましてると痛い目見るぞ…」

『遠慮するな・・来い……』

「勘に触る奴だ…!!」

 

神威は全力の力を解放したその状態で急接近し本気の蹴りと拳を優儺にぶつける、しかしその力を良い感じに相殺する様に呪力と黒閃を混合させた打撃技で相殺する。

 

『この程度・・では無いんだろう・・・もっと俺を楽しませろ・・神威!!』

「……!?」《全く勘弁しろし・・陰陽師のくせに陰陽師と何処か掛け離れた存在感・・・そうまるで俺達側にも思えるこの厚さ……》

 

優儺の力を受け、神威は無意識ながらに恐怖を抱いていた、自身の力の全てを持ってしても優儺には遊び感覚でしか無く、神威は優儺が絶対的強者であり、化け物と認識した。

 

それも呪力量やフィジカル面、全てに置いて優儺は神威の更なる次元、異なる次元の強さを秘めていた、その力の前に神威は恐れその場を逃げる様に撤退して行く。

 

『逃げるか・・許そう・・・だが手土産だ・・受け取っていくが良い…』

「断るし!」

 

優儺は自身の術式である、見えない斬撃を放ち神威の片腕片脚を切断させる。

 

「……ッ!?」《斬れた?・・斬撃か?・・・だが何処から斬撃が・・まさか眼では視認出来ない不可視の斬撃・・・此奴何て術を・・》

 

見えない斬撃を喰らった神威は更に加速して優儺から逃げて行く、そして優儺から大分距離を置いた瞬間、犬の様な式神が神威の足に噛み付く、そして足の一部を噛みちぎった、そしてその場からまるで影から現れ消えるかの様に消えていった。

 

『……良くやった・・』《さて・・奴の一部を貰った・・・婆娑羅の力を知る良い鍵になると良いがなぁ……》

 

犬の様な式神の正体は十種影法術で使役している存在であり、式神である。

 

その十種影法術式を使い式神を召喚し神威を襲わせ、婆娑羅の一部を剥ぎ取って謎を解明しようとしていた。

 

『……婆娑羅の一部・・・・これを上手い事利用する事が出来れば奴らの本当の秘密が分かる・・・まぁ根底的に呪霊と似た様な存在だが・・』《だがこれ以上遅くなれば音海繭良が煩く何かを言ってくるだろうしなぁ…》

 

帰って見ると、音海繭良が既に玄関前におり、顔を膨らませ怒っていた。

宿儺のヒロインは誰が良い?

  • 化野紅緒
  • 音海繭良
  • 珠洲
  • 膳所美玖
  • 御幣島すばる
  • 土御門有主
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