拾ったコーディネーターと生きる転生C.E. 作:yatagesi
グラナダでのブルーコスモス系のテロから半日、テロリスト共の根城を発見したマイスター社はこれを殲滅すべく出撃した。
「目標は山脈に建設された鉱山、表向きは民間企業の所有だが鉱山そのものはブルーコスモスが運営している」
山脈の中腹辺りに資源搬出用のドッキング施設が3つ、他にも建物が張り付いている。
麓にも道路や施設が存在し、それなりの規模ではある。
「シルヴィ達の任務は」
「ミサイルで持って制圧部隊の進路を開く、鉱山内部の制圧は歩兵の仕事だからな」
制圧部隊はネルソン級戦艦二隻が担当だし、支援にザウート隊がつくからな。
「本艦の初陣ですので、派手に行きましょう」
「ソキウス様は残るのですか?」
「不具合がでないとも限らないので」
「私もソキウスさんがいてくれた方が安心です」
新造艦だからなブランリヴァル、もしもの不具合でもソキウスなら大丈夫だろ。
「だからシルヴィは前に出ずに直援な」
「了解です、マスター」
シルヴィが出撃準備したら、攻撃開始だか
らな。
「前部ミサイル発射管にスレッジハマー装填」
「了解です」
「ゴッドフリート用意」
「了解、ゴッドフリート起動」
『シグー、発進準備完了』
「初撃の後に発進、いいな」
『了解』
時間を確認、後は他が来れば。
「ザウート隊、配置に着いたとの報告」
「制圧部隊も配置に着いたと連絡あったです」
「よし、スレッジハマーてっー!」
24門のミサイル発射管から放たれる対艦ミサイルの雨で、麓の施設郡に一撃、次は。
「ゴッドフリート、てっー!」
ゴッドフリートは中腹のドッキング施設に叩き込む、侵入口は確保出きる。
「シルヴィ、出撃だ!」
『了解、マスター』
後は相手の反撃次第だな。
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シルヴィ SIDE
シルヴィがシグーで出撃する、鉱山の地表施設はザウート隊の砲撃が加えられている。
「迎撃、来る」
鉱山の山腹から隠されていた大砲が、ザウート隊やブランリヴァル目掛け砲撃を始める。
それと同時に、ミストラルが迎撃のために飛んできたが。
「そんな旧式で、MSには勝てない」
ミストラルの武装では、シグーどころかザウートも撃墜するのは難しい。
シルヴィは不用意に接近するミストラルを蹴り飛ばし、更にアサルトライフルで撃墜する。
「ザウート隊は・・・」
ザウート隊は距離を取り、動きながら砲撃を加えているが、砲撃で撃破される機体が出始めていた。
『砲台にミサイルを叩き込む、射線に注意』
「了解、撃ち漏らしは此方で潰します」
中腹の隠し砲台にミサイルが叩き込まれるが、全てを壊す事は出来なかった。
シルヴィは隠し砲台に近づき、シールドのガトリングを叩き込む。
『制圧部隊が来た、シルヴィは後方へ』
「いいのですか?」
『MSじゃ内部制圧出来ないからな』
「了解」
シルヴィは後退する、途中で制圧部隊を乗せたランチとすれ違う。
ブランリヴァルに着くと、艦橋の横に並ぶ。
「マスター、状況は?」
『麓の施設はザウート隊と歩兵が制圧、鉱山内部の制圧が始まった』
「シルヴィ達の仕事は」
『もうないな、ネルソン級もいるから離脱する』
「了解、着艦します」
シルヴィはシグーをブランリヴァルの格納庫に下ろす、この戦いにおけるMSの役割は終わった。
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ブルーコスモス側もなけなしの抵抗をしてたが、質でも数でも負けてたな。
「制圧部隊は?」
「中でテロリストがなりふり構わず抵抗してるようです」
「厳しいか?」
相手は坑道爆破も不意打ちも出来るからな、それでもドッキング施設は制圧したみたいだが。
「ザウート隊がなにか持ってきてますが」
「拡大できるか?」
「お待ちを」
ザウートが持ってるのは・・・メテオブレイカーか。
「あれで坑道ごと埋めるのか」
「どうします?」
「シルヴィも上がって来るだろうし、離脱する」
坑道ごとテロリストを埋めてるところ、シルヴィにもクナにも見せられん。
後の事は制圧部隊に任せる、報復は済ませたんだ。
誤字報告、ありがとうございます。