カタカタカタ
ネメシスがシャーレに所属してから3日目
「…?」
仕事をしていると、先生が誰かと話している
(誰と話しているんだ?)
何処かイラッとくる声のした奴と話している先生
(何だろう…何処か青封筒しか出さない奴みたいな声が…)
先生の話し相手はタブレットだった
(ああ、アロナか…なんだ)
(え?何でアロナの声聞こえてるんだ?)
何故かアロナの声が聞こえる
ゲームではアロナの声と姿は先生しか確認出来ないはず
(あれれ~、可笑しいぞ~?)
(まあ、どうでも良いか)←良くない
(でもな~…あのままじゃ、先生がタブレット相手に話し続ける可哀想な人になってしまう)
(…珈琲入れよ)
カチャ
"あ、有難うネメシス"
先生は意外と早い段階で慣れてくれた為今では普通に話してくれている
…先生は
「何ですかこの化け物!?」
(は?)
"アロナー!?聞こえないからって化け物呼ばわりはダメだよー!"
(いや…確かに化け物だしな…)
(…でも何かイラッと来るし驚かしてやるか)
カチャ
アロナと話しているとネメシスが珈琲を持って来てくれた
"あ、有難うネメシス"
そろそろネメシスの事は慣れた
かなり気を使ってくれたりして優しいし、仕事も手伝ってくれる
見た目は目をつぶるとして
ネメシスが入れてくれた珈琲を飲もうとした時
「何ですかこの化け物!?」
"!?"
"アロナー!?聞こえてないからって化け物呼ばわりはダメだよー!"
「す、すみません先生、いきなり見た事の無い人?が来たので」
"確かに見た目は怖いけど凄い優しいん…アロナ?"
アロナがネメシスの方を怯えた様に見ているのでネメシスの方を見た
("あれ…アロナの事じっと見てる…見えてる?")
そんな事ないだろうと考えていると
ガシッ
「ヒィっ!」
"っ!ネメs"
フキフキ(((ロ(・ω・*)
"…?"
スっ
"あ、有難う"
画面を拭いて返してくれた
("びっくした…")
「み、見えてるのかと思いました」
ガサガサ
ネメシスがキッチンからケーキと煮干しを持って来た
私とネメシスの分と思っていたんだけど…ケーキを私に、煮干しをアロナの目の前に置いた
そして、また仕事に戻って行くネメシス
「"・・・・"」
「"やっぱり聞こえてるー!!?"」
"ね、ネメシス!"
「?」
"み、見えてる?"
「コクッ」
"聞こえてる?"
「コクッ」
"…怒ってる?"
「バキッ、ボキッ」
問に答える様に手を鳴らす
"…アロナ"
「すみませんでしたー!」
「コクッコクッ」
"でも、何で私しか見えないはずなのにネメシスも見えるんだろ?"
「そこはさっぱりです」
「ウ~?」
(それは~…知らないとしか言えないんだよな)
「あ、そう言えば先生…救助要請が届いてます」
"救助要請…何処から?"
「アビドス高等学校からです!」
"見せて"
"行ってくる"
「決断が速いですね!」
(これは鱗滝さんもにっこり)
こうして、水や食料等の荷物を持たせて見送った
先生が"こんなに要らないよ"と抜かしてたが無理やり持たせた
後は、仕事を終わらせたら手伝いに行くとジェスチャーで伝えたよ
さ、早く終わらせて本編にドンドン関わるぞー!
次回、アビドス編が始まります
ネメシス君は一体何時登場するんだろうね?