今日はついに待ちに待った雄英高校の、ヒーロー科入試試験の日だ。
俺は仮免を持ってるし、成績もかなりいいからホントは推薦で入れたんだけど、入学試験をしてみたいがために推薦を断って普通に入試を受けて、入ることにした。
『今日は俺のライブにようこそー!エヴィバディセイヘイ!』
シーン...
『こいつぁシヴィーーー!!!受験生のリスナー!!実技試験と概要をサクッと説明するぜ!アーユーレディ!?YEAHH!!』
シーン...
説明会場でボイスヒーローのプレゼントマイクが圧倒的なハイテンションで受験生に説明を始めた。
『入試要項通り!リスナーにはこの後!10分間の『模擬市街地演習』を行ってもらうぜ!!各自持ち込みは自由!プレゼン後は各自指定の演習会場へ向かってくれよな!!OK!?』
『演習場には仮想敵を三種多数配置してあり、それぞれの攻略難易度に応じてポイントを設けてある!!各々なりの“個性”で仮想敵ヴィランを行動不能にし、ポイントを稼ぐのがリスナーの目的だ!!勿論、他人への攻撃等アンチヒーローな行為は御法度だぜ!?』
「質問よろしいでしょうか!?」
誰もが静まり返っていたときに突如ガタっと立ち上がる音が聞こえ、受験生等は音が聞こえて方へ一斉に注目する。
席が遠く見えづらいが、どうやら声を上げたのは真面目そうな眼鏡の子のようだ。
(あれが委員長くんかな)
そう思いながら続く言葉に耳を傾ける。
「プリントには四種の敵ヴィランが記載されております!誤載であれば、日本最高峰たる雄英において恥ずべき痴態!!我々受験者は規範となるヒーローのご指導を求めて、この場に座しているのです!!」
他の受験生に聞こえるようになのかかなり大きめな声だ。
周りの受験生が〝確かに三種類しか聞いてないな...〟などの声がちらほら聞こえてくる。
「ついでにそこの縮毛の君!」
さらに委員長くんは主人公くんの方を指を指す。
「先程からボソボソと…気が散る!!物見遊山のつもりなら即刻ここから去りたまえ!」
「すみません…」
委員長くんに睨みつけられ小声で謝る主人公くん。
主人公の周りの子は、主人公くんのことをクスクスと笑っている。ヒーロー志望の姿か?これが...
そんなことを思ってると、委員長くんの質問への答えが説明される。
『オーケーオーケー、受験番号7111番くん、ナイスなお便りサンキューな!四種目の敵は0ポイント!ソイツは言わばお・邪・魔・虫・!スーパーマリオブラザーズやった事あるか!?レトロゲーの!あれのドッスンみたいなもんさ!各会場に一体、所狭しと大暴れしている『ギミック』よ!倒せない事は無いが、倒しても意味は無い!リスナーには上手く避ける事をオススメするぜ!』
すると委員長くんはしっかりとお辞儀し、「有難う御座います失礼致します!」と言った。
『さて!俺からは以上だ!!最後にリスナーへ我が校“校訓”をプレゼントしよう!かの英雄ナポレオン=ボナパルトは言った!『真の英雄とは人生の不幸を乗り越えて行く者』と!!“Puls Ultra”!!それでは皆!よい受難を!』
プレゼントマイクはそう言い残し話を終えると、別の人が演説台へと上がり発言をする。
『‥はい!それでは演習会場に案内致します!これから会場への番号をお配りしますので、皆さんは指示に従って行動してください!』
案内役の人は演説台から降りると受験生は、ぞろぞろと席を立ち行動し始める。
俺は案内に従い、実技試験の演習会場へ向かった。
演習会場について軽くストレッチをしながら周囲の会話を聞く。
すると突然『ハイ、スタートー!』という言葉が聞こえてきた。
その言葉を聞いてすぐに個性を発動する。
跳躍の神
高く飛び上がり
雷の神
誘導の神
『
により周囲にいたロボットを一気にぶっ壊す。
雷に打たれたロボットたちは電気により内部回路がショートし、機能を停止する。
まさに気分は無双ゲーのそれだ。
そのまま
時間の神
時飛ばし
により雷の神のクールダウンを踏み倒す。
雷の神
雷の神の力により体が雷になる。
そのままの勢いで移動し、ロボットを殴る。
すると、雷の力でショートする。
雷は俺のお気に入りだからな、他の神よりも出力などが高い。
そんな雷からしたらこのロボットたちはいいサンドバッグになる。
そんなふうにロボットをボコしつつ人助けをしていると『残り二分〜!』ということは。
そんな事を考えていると、突然の地響きとどデカく聞こえる機械が軋む音が聞こえてきた。
受験生達は一斉に振り返り全員が上空を見上げた。
ビルを優に超える大きさの巨体。
間違いなくプレゼントマイクが言っていた0Pの『お邪魔虫』、仮想
よしたまには雷以外でやるか
岩の神
炎の神
隕潰落
直後0Pの真上に現れた超巨大な燃える岩が0Pを潰す。
そして少しして『はい!終了〜!!!』
入学試験が終わった。
よし!入試編 完!