英理佳達が戦闘地域へ向かうと既にイランドとグランチャー達が海上を飛び交っていた。その中にブレンパワード隊が入り込む。先陣を切るのはラッセ・ブレンとナンガ・ブレン、その後方をヒメ・ブレンと英理佳のブレンがフォローする形の陣形を組んでいる。
「民間人だってのに、こうも簡単に順応されると、こっちもちょっと驚いちゃうよなぁ」
ラッセは即席戦力として加入した少女のブレンパワードを尻目に相方のナンガに話しかける。当初はブレチャイルド達と共にノヴィス・ノアに連れていくつもりだったのだが、英理佳が一緒に戦うことを提案した。比瑪やコモドも彼女の戦いぶりを見ており、十分な戦力になりうるとして、その提案は承認されてチームに加わることになったのだ。
「なんにせよ比瑪と連携できたんだ。それなりの実力は持っている筈だ……来るぞ!」
イランドを退けたグランチャー達は新たな敵を求めてブレンパワード達に迫りくる。チャクラ光が飛び交い、戦いの火ぶたが切って落とされた。射撃を繰り返しながら突っ込んでくるジョナサン・グランチャー。各員はそれを迎撃しようとするも、左右に展開していた他のグランチャー達が妨害を仕掛けてくる。
「どこから来たし!?」
たちまち四人のブレンパワードは散り散りになり分断されてしまった。ジョナサンはナンガ・ブレンを執拗に着け狙っているようだ。しかしラッセ、比瑪。英理佳の三人は目の前の敵の相手で精一杯。とても援護ができる状態ではない。
「このグランチャー達、アーミーとは動きが違う……アンチボディ戦慣れしている!?」
英理佳の乗るブレンにグランチャーがバイタル・ジャンプで接近してくる。その右腕にはブレードヒルトが展開されており、既に振り上げられている。後は対象めがけて振り下ろせば、スポンジケーキのように真っ二つだ。
「こんなのー!!」
振り下ろされたチャクラの刃は、装備したソードエクステンションとチャクラシールドで受け止めた。バチバチと鋭い音が鳴り響き、閃光が舞い踊る。お互い譲らないこの状況では時間を浪費するばかりだ。それに気づいた英理佳はブレンに蹴りを入れさせた。それはちょうど敵のコクピットに命中。その振動でパイロットは気絶したのか、グランチャーは沈黙する。
「やった? みんなと合流が先!」
知らぬ間に孤立していた事に気づいた英理佳は戦闘の光を頼りに比瑪達の元へ急ぐ。最初に見つけたのはヒメ・ブレンで二人の敵に襲われているようだった。すぐさま助太刀に入ろうとするが、辿り着いたときには既に一人を撃退しており、二対一の有利が生まれていた。これを見て英理佳は伊達に比瑪はパイロットをやってる訳じゃないんだと知ることになる。
「比瑪!」
「敵が逃げた! 英理佳なの?」
二人が合流したのを確認したグランチャーは後方へと引き下がっていった。それでもヒメ・ブレンと英理佳のブレンはお互い背中合わせにして周囲の警戒は怠らない。
「ナンガとラッセは一緒じゃないの?」
「どっかではぐれったぽい~。急いで合流した方がいーんじゃない? コモドさんの戦闘機も見当たらないし」
そうして比瑪と英理佳は戦闘空域を進んでいると、崖に座り込んでいるナンガ・ブレンを発見する。だがブレンバーが折られており、ハッチが空きっぱなしではないか。その様を見た英理佳は顔を青ざめさせる。と同時に冷や汗が体中からわき出したのを感じた。
ヒメ・ブレンは様子を確認するためにナンガ・ブレンへと近づく。モニターの最大望遠でも人の姿は映らず、ナンガの姿は霧のように消えている。
「ナンガ! ナンガさんがいない?」
先ほどまで普通に話していた人がこうもあっさり消えてしまう。初めての戦いでは感じもしなかった恐怖を英理佳は心に刻み込まれた。アンチボディ戦は生身の戦闘とは違い、敵はコクピットに映し出される画面越しにしか感じられない。これは英理佳が普段やっているようなゲームと似ているのだ。そのため彼女は最初のアーミー・グランチャーとの戦いに抵抗感も無く、敵を墜とすのにも躊躇が無かった。
しかし今、こうやって自分がやっていることが、どういうことなのかを改めて理解する。少なくとも彼女は一人のグランチャーを完全に撃墜した。それは確実に一人の人間を殺しているということ。その事実に英理佳は悪寒に体を震わせることしかできなかった。
そんなことには気づかず比瑪はナンガを探していると、グランチャーが直上から奇襲を仕掛けてくる。辛うじて攻撃を受け止めるも、突然の出来事に悲鳴を上げる。それを聞いて現れたのはラッセ・ブレン。すかさずグランチャーの両足を斬りつけて戦闘不能に追い込んだ。
「ありがとラッセ!」
「数が減らないんだ、ナンガは?」
「コクピットにはいなかった」
「海に落ちたか……」
二人の会話を阻むようにして、またしても直上からグランチャーはブレードヒルトによう攻撃を繰り出す。ラッセと比瑪は散開して刃を避けて反撃する──前にヒギンズのブレンチャイルドが体当たりを敢行したのだ。しかし、それだけでは敵は退かず、射撃を繰り出すためにソードエクステンションを構える。標的がヒギンズ・ブレンだと気づいた、後ろからついてきた勇。すかさずブレンバーでそれを阻止する。
「当たった? ヒギンズ、そのブレンを叱れ。武器を使うことを言い聞かせろ。それがパイロットの仕事だ」
勇とヒギンズがやり取りをしている間に、消えたナンガを捜索するラッセ。彼の予想通り海に落ちたならばそう長くは沈んではいない筈。
「気絶していたら話は変わってくるが……そっちは大丈夫か!」
ラッセは未だ微動だにしない英理佳のブレンへと近寄る。さっきまで勢いよく動き回っていたのに、この豹変ぶりはおかしいと思い、様子を確認するためにコクピットハッチを開けた。
「英理佳ちゃん、大丈夫か? ブレン、ハッチを開けてくれないか?」
ラッセが外に出たのを見たブレンは彼の望み通り、コクピットハッチとシャッターを開いた。彼の目に映ったのは恐怖で委縮して縮こまっている英理佳だった。やはり民間人の子供か、そう思い少しカウンセリングしてあげようと英理佳のブレンに乗り移った。
「戦うってのはこういうことなんだ。今度から軽い気持ちで"戦う"なんて言っちゃダメだからな」
「私……人を……。ナンガさんは……」
「ナンガなら大丈夫だ。見ただろ、あの屈強な姿。そう簡単に死ぬ奴じゃない」
「でも……私はグランチャーを……」
英理佳の脳内で、グランチャーとの戦いがフラッシュバックする。射撃で確実に敵を仕留め、煙を上げながら、重力に引かれ落ちていく姿。その間、コクピットの人間は何を思い、叫んでいるのか。死にたくない、そんな純粋な願いか。それとも罵詈雑言、恨み言か。
目を背けたくなる現実。しかし両手で目を覆ってもその光景や、やってきた行為が消えることはない。
「君は何故、戦うことを決めた?」
ラッセが質問するが、英理佳は言葉に詰まる。成り行きでブレンパワードに乗り、その場のノリで戦闘を繰り広げた彼女。はじめは鬱屈とした人生が鮮やかになると信じていた。だが戦うということは戦士になるということ。戦士には覚悟が必要だ。英理佳にはその覚悟は持ち合わせていない。だから敵を討つことの意味を理解できず、本能的に戦うことしかできなかった。
「楽しむため?」
それに対し、英理佳は首を横に振る。そうじゃない、最初から戦う意味なんて考えていなかった。自分なら、どうにかできる全能感に浸っていたのだ。全てブレンパワードの力だというのに。
だとしても誰かの為になるのだとしたら、自分の持てる力は振るうべきだと思った。今まで誰かに必要とされたことなんて一度もなかったから。だからアメリカでブレンに出会い、必要とされたことはすごく嬉しかった。その喜びを知ってしまったのだ。
「ブレンや比瑪を助けるため……」
英理佳が質問の答えを出すと、ラッセは微笑んで目の前の頭にポンと手を置いた。
「そうか、君は誰かの為に戦った──それでいいじゃないか。別に戦いを楽しんだ訳じゃない。比瑪を助けてくれてありがとうな」
その言葉と同時に頭に置かれた手は優しく往復される。そうすると英理佳の震えは止まり、蔓延る寒気も吹き飛んでいき、彼女の心は晴れやかになっていった。
「敵であれ犠牲になった命を悼めるのはいいとこだ。その良さを絶対に無くすなよ」
そう言ってラッセは自身のブレンへと戻っていった。英理佳は髪に残るぬくもりや、なでられた感触の余韻を感じる。
「俺は援護に行ってくる。ここで隠れながらナンガを待つんだ、いいな?」
「わた……ウチも行く! 今度こそ、覚悟きめる。ブレン、付き合ってくれる?」
英理佳が気合を込めるために来ていたジャケットを腰に巻いた。ブレンも同じ気持ちのようで、今までよりも強く瞳を輝かせる。
「心配無用、のようだな」
ラッセは先行して比瑪達の元へと向かっていく。その後をついていくように、英理佳のブレンも飛び上がっていった。
***
英理佳とラッセが戦闘空域へと戻るとアンチボディ戦はまだ続いていた。勇やブレンチャイルド達が加わったとはいえ、依然として戦力の差はリクレイマー側が有利だ。
「まだ後方から来るぞ!」
「奥から!?」
英理佳のブレンが振り返ったと同時に、奥から飛んできた黒いグランチャーは彼女らを追い越していく。その狙いは空中で的になっているカナン・ブレンだ。危ない、という警告が喉で詰まる出来事が起こる。敵がブレンチャイルドではなく、その手にある武器を斬りつけたのだ。手加減をしているのか、将又作戦の内なのか。
「グランチャー乗りという奴は、生まれたばかりのものにまで、闘争心を植え付ける!」
勇には新手の黒いグランチャーがリバイバルしたての赤ん坊だと分かっていた。恐らくブレンチャイルド同様、回収されたプレートの中から生まれたのだろう。しかしあのパイロットはカナンやヒギンズとは違い、アンチボディを粗雑に扱っている。力のコントロールが上手くいっておらず、振り回されているのだ。その証拠に黒いグランチャーは悪鬼の如く、たった一人でブレン達を圧倒している。
「エッガ! リバイバルさせたものをすぐに戦場に投入するな! 混乱する!」
「ナメてもらっちゃ困りますぜ、ジョナサン・グレーン。こいつはとってもよく、俺の言うことをきく」
味方であるジョナサンですらその暴れように困惑しており、戒めの言葉を送る。だが聞く耳を持たないエッガ・ブランカン。新たなる力を誇るかのように、グランチャーのブレードヒルトを長距離まで伸ばして見せた。それはジョナサン・グランチャーやユウ・ブレンの間を縫いながら進み、海中にまで到達する。敵味方問わず、一同はその強大な力に息を吞むことしかできない。
「どけよ! ジョナサン! 裏切り者などこれで串刺しにしてやる! 覚悟、勇ぅ!」
発破をかけるような言葉と共に展開した、爪のようなブレードヒルトはユウ・ブレンへは向かわず、何故か味方のグランチャーを切り裂いた。その様子を見て誰もが、エッガがグランチャーを制御しきれていないと確信する。
「チャクラ・ブレードの直撃だと? あのグランチャー、何だ!」
「どーみてもキメてるようにしか思えないけど!」
様子のおかしいグランチャーに対してラッセと英理佳は驚きつつも、いったん冷静に距離を置く。その選択は最良のようで、エッガ・グランチャーはチャクラ光の爪をいたずらにぶんぶん振り回し始めた。まさに敵も味方も皆殺しといった様だ。
「あいつ、持つのか!?」
「エッガ、しっかりとコントロールしろ! 敵はブレンパワードだ!」
こんな混沌とした状況で、もはや戦闘どころではなくエッガ・グランチャーからの攻撃を避けるので精一杯。
「裏切り者がぁ! 親を裏切るガキなどは、親不孝以下だろぉぉ!!」
その言葉を耳にした英理佳は聞き捨てならんと前に出る。近くにいたラッセが止めようとするが、時すでに遅し。英理佳のブレンはエッガ・グランチャーの巨大ブレードヒルトを武器で受け止めていた。
「裏切りたくなるような親に生まれた子供の気持ちが! あんたに理解できんのかよ!」
「お前も親不孝者なら、死んじまえよォ!!」
流石に力の差がありすぎるのか、チャクラを受け止めていたソードエクステンションは砕け散ってしまう。同時にオーガニック・エナジーの波動で英理佳はブレン共々吹き飛ばされた。
「英理佳! 大丈夫!?」
「比瑪? ウチは大丈夫だけど……あれ、マジでどうすんのさ」
「この子達なら、できるかも。ヒギンズ!」
カナンには策があるようで、兄弟の片割れに乗るヒギンズへと呼びかける。そうして二人のブレンは横に並んでブレンバーを構えだした。双方、ブレンバーにチャクラを集め出す。これは勇と比瑪がやった『チャクラ・エクステンション』と配置が同じだ。だがその間もエッガ・グランチャーは光の爪を蛇のようにうねらせている。
「ふはへへへ!! 死ねよ! 壊れちまえよ! 裏切り者なんぞ、いなくなっちまぇー!」
コクピットのエッガはおぞましいほどに歪んだ笑顔を浮かべ、完全に我を失っている。もはや誰の声すら届かず、味方のリクレイマー達にとっても害でしかない。それを締めくくったのはブレンチャイルドのチャクラ・エクステンション。エッガ・グランチャーは背後から撃ち抜かれて爆散し、煙となって消滅していった。
「あんな現象なんて! ジョナサン!」
「勇!?」
ユウ・ブレンはジョナサン・グランチャーに組み付いて一切の動きを封じる。その隙に勇は溢れんばかりの感情を込めながら、言葉を残すことにした。
「ジョナサン・グレーン! 姉さんと親父とお袋に伝えるんだ! オルファンに従う事は絶対に正義じゃない。オルファンで人類を抹殺する事も、地球を死の星にする事も、絶対にさせない!!」
「勇ぅぅ!!」
そのメッセージと同時に放たれたユウ・ブレンの拳は、ジョナサン・グランチャーの顔面にクリーンヒットする。その勢いは凄まじく、コクピットのジョナサンもが衝撃に震えるほどだった。
「今言った事を伝えるんだ! 行け!!」
「うわぁぁぁああ! ゆ、勇めぇ!」
「伝えろ! そのために狙撃はしない!」
ユウ・ブレンは吹き飛んでいくグランチャーに向かって、戒めるようにして指を差すと下がっていった。その戒めを守るかのようにしてグランチャー達は海中へて引き下がっていく。戦いの幕が下り、海原に平穏が戻った。
「比瑪! あそこ!」
「どこ?」
英理佳はブレンを使ってその方向を指さした。そこにはコモドを連れながら海を泳ぐナンガの姿があるではないか。比瑪も驚いてすぐに二人の元へと向かっていく。
「ナンガ! よかった!」
ヒメ・ブレンはナンガとコモドを海から救い上げる。その後方ではナンガ・ブレンをロープで牽引するラッセ・ブレンとユウ・ブレン。その姿を見た英理佳は一言呟く。
「ウチ、あの人たちと一緒に戦えるのかなぁ……」
その言葉にブレンは何も返さなかった……。
****
リクレイマー達を退けた後、英理佳は隙を見てブレンパワード隊から抜け出した。理由は明白。戦う覚悟はできても、自信が無かったのだ。今まで彼女は群れることはあっても、集団で何かをやり遂げたことは一度もなかった。だからこそ、上手くやっていけるビジョンを彼女は抱けない。だがそれ以上にブレンを戦わせる事に抵抗があった。ただ純粋に、生まれ故郷に帰りたがっただけのアンチボディにすることではない。
英理佳はブレンと共に愛鷹山の頂上付近へとやってきた。丁度アメリカでブレンが見せてくれた富士山の景色と重なる場所。ここが故郷なのだ。
「ほら、ここがあんたの生まれた場所だよ」
そう言うとすぐ傍の大きな足を撫でてあげる英理佳。だがその表情や伝わる体温をブレンは読み取ったのか、素直に喜んではいない様子。そう言った些細な人間の変化を感じ取れるのがアンチボディ──ブレンパワードなのかもしれない。
「寂しくなるけどね。あんたなら、上手くやっていけると思う」
お前は一緒にいないのか、と言いたげなブレンは今までとは違う声色で鳴く。対して英理佳は、そんなこと言われても、と思いつつ言葉を紡いだ。
「ウチは……あんたとは居られないよ。…………私は、君を戦いの道具にする。だから──」
「あ、こんなとこに居た! 探したのよ、もう!」
放たれた声をかき消しながらやってきたのは、比瑪とそのブレンパワードだった。突然の来訪者に開いた口がふさがらない英理佳。何故ここにいることが分かったのか、彼女はそれを問う。
「どうやって来たの!?」
「私ってばエスパーなのよね」
比瑪はぺろりと舌を出していたずらな顔をして見せる。それを見たブレン含めた一同は思わず吹き出してしまった。ひとしきり笑った後、静寂が舞い戻る。茜色に照らされた二人の少女とブレンパワード達。比瑪は少し息を吸い込んだ後に口を開いた。
「ノヴィスに行かないならそれでいいわ。ブレンを扱えたっていっても、あなたは民間人だものね」
ラッセから色々と訊いたようで、比瑪は目の前の少女を勧誘することに少しばかり抵抗があるようだ。
「ウチ、この子を故郷の日本に返すために、一緒に乗ってきたの。そしてここまで来れた。ウチの役目はこれで終わりなの。もう誰も乗せず、戦わず、静かに生きていくんだよ」
「あなたはそれでいいの?」
その言葉を聞いた比瑪がブレンに顔を向けて尋ねる。そうするといつものような声で返事をした。答えはただ一つ。
「あなたと一緒に居たいって。英理佳」
「こんなウチを、あんたは認めてくれるの?」
ブレンは英理佳の元へ手を近づけると、人差し指だけで少女の不器用に頭を撫でる。ラッセがやっていたのを真似たつもりだろうが、まだまだ下手だが、それでも英理佳は嬉しかった。誰かに必要とされて、認められて。
「決まりね、エリカ・ブレン! 英理佳と一緒に居られるよ!」
「エリカ・ブレン……ウチのブレンってこと? ……比瑪! ウチ、ノヴィス・ノアに行くよ。ブレンもいいっしょ?」
エリカ・ブレンは、イエス、と答えるかのように強く、瞳を緑色に光らせる。こうしてノヴィス・ノアにまた一人、乗員が増えることになった。自称ギャルの上水流英理佳とそのブレンパワード、エリカ・ブレンである。
二人のブレンパワードは茜色の空へと飛び立ち、現代のノアの箱舟が待つ海原へと旅立った。
これからアニメ本編をなぞる形で話を構成していきたいと思います