湖畔に宿る苗木  ~義兄・グンヒルド~   作:灸丘

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え~~アンケート結果により召使の登場です。
流石いいね&リツイート第一位なパパ上。
「このおっぱいでお父様はむりでしょ」×27万?「俺もそう思う」

遅筆×遅筆で大変申し訳あーりません。
なんだ??やっぱバチバチに憎みあってる奴同士での「身体は闘争を求める」が見たかったのか?????俺も好き
それではどうぞ


死闘 死線 死地 vs執行官第四位「召使」前篇

愚人衆、又の名をファデュイ。

テイワットに蔓延る害悪が具現化したようなゴミの肥溜め。氷神こと氷の女皇の威光をあたかも自分の事のように恥もなく振りかざす蠱毒にも似たカスの集まり。人がアビスの形をしていると言ってもなんら遜色ない。

その上位指揮官に当たる11人の執行官

第二位の「博士」を始めとしたゴミ。

聞いた噂によれば何人かは違うらしいが人の口から出るものなんぞ信用ならない。

 

その執行官にして序列第四位の召使という女が槍、いや大鎌を手にして俺の前に立っていた。

フレミネくんの親代わりだという事もあって戦いたくないと言えば戦いたくないが、先に武器を手にしたのはあちらの方だ。悪く思わないでくれよ。いや恨んでくれた方がありがたいか。

 

 

 

召使

「ジェレミア・グンヒルド、君に恨みは無いがどうか此処で殺されてくれ。」

 

ジェレミア

「抜かしたな女?思い上がりも甚だしいとはまさにこの事だ。それに、恨みがないだと?戯言を」

 

「確かに先の言葉には誤りがあったな取り消そう。

 確かに私の子供達を傷つけた君に恨みがないとは言えないか。君は強者の部類に入るのだろうが私には遠く及ばない、故に無駄な争いはせずその首を差し出してくれたまえ」

 

「その言葉、そっくりそのまま返してやろう。」

 

「博士の断片体を葬ってくれたことは感謝しているがそれはそれだ。此処で死んで貰おう」

ああ??何故あのクズの名が今出る?決して一枚岩ではないということか??

 

「それ以上の言葉は無粋だとは思わないのか?フレミネくんの親代わりならもしかしたらもう少しまともな者かと思考したが、、、やはりファデュイいや愚人とあらば致し方なしという事か」

 

「そもそも私は君の事が気に入らない」

 お前もかよ、と言いたくなるのを抑え

「ほぉ?奇遇だな俺もお前の事が心の底から気に入らないと感じるよ、一致するとしたらそれだけだ」られなかった

「武器を抜きたまえ、その程度の時間は「もう良いこれ以上時を使わせるな」

 

そう言い放ち虚空より一振りの槍を喚び出す。

 

璃月出立の前日よりこの身と多くの闘いを共にした蒼白と薄緑をを基調とした薙刀こと冷延鋸。

其の真銘を「風雲偃月刀」

我が師にして偉大なる三眼五顕仙人が一人「留雲借風真君」の御手により鍛え上げられたこの世に二つとない業物。文字通りの天下一品。

 

 

 

「ふぅぅ」

冷延鋸を握り深く息を吸い込み研ぎ澄ませる

 

武器は手に馴染み元素力の循環も上々。

但天蓋は未だ戦闘に活かせるレベルでの実用化は出来ていないならば解除するべきだ

奴の武器も長柄、ならば攻めあるのみ。

 

 

 

「さて、始めようか?」「ああ、お待たせした」

「礼節の類はこの場で何の役にも立たないだろう」抜かせ下郎

「なに安心しろ。この戦いにおいて貴様が地べたにその顔を付けるというのは決定しているのだからなこの程度は言わせて貰おうか?」

「チッ、行くぞ」

「無駄話はいらない 来いッ!」

 

大鎌と冷延鋸、槍と槍、片字槍と薙刀。

使い方は一対一においてほぼ同じだが元素力を纏わせれば話は変わる。

 

片や首を刈り取るギロチンの如き断罪の刃。

 

片や斬りつけるではなく文字通り潰す事が斬撃に結び付く疾風の如し一閃。

 

テイワット屈指の猛者達の一撃が静寂に包まれた砂漠に轟音を立てた。砂という場においても尚両者の動きには普段と微塵の違いも見られない。両者慢心などなく、敵を眼前に見据え数多の重い一撃を繰り出し続ける。

本物の強者は驕りなど持たず、何をするにも相手が何であろうと全身全霊でただ敵を殺す、これだけを思考する。

それが互いの認識として一致していると両者感じるからこそこう思う。

 

 

心の底から気に入らない、と。

 

 

 

「貫こう」「チッ気安く触れんな!」

その言葉と共に両者同じくしてより一段と重い元素力をその身に纏わせる。

 

片や蜘蛛、片や龍、いや蜥蜴を想起させる出立ち。

成程なるほど、そうだろうとも。この2人は血縁故の因縁などという小さき事象に縛られているのではない

 

テイワットに於いてある種の絶対とも言える「星の導き」に運命を定められているのだ。

 

 

炎と水、蜘蛛と蜥蜴に紅蓮の赤月と蒼月の紋章。

此処まで対の言葉が揃うとなると運命は本当に定められている物なのかもしれないとすら思ってしまう。

その間にも戦いは続き 一合、更に一合と斬撃の攻防は止む事を知らない、両者一歩として譲らず互いに攻め手を見出さぬままに膠着している。

 

 

 

戦況の利は此方にあり

 

ジェレミアは脳の片隅で確信、、いや断言する。

水と炎、刺突、殴打、そして斬りつける薙刀と突き、引く或いは殴打による攻めの3種を持つ大鎌

総合的に見て自分が眼前の敵を上回っているのは明白だろう。先程から手傷は多く与えている。

対してこちらは服に掠り傷と僅かの炎症のみ

ならば何故攻めきれないか、答えは明白だ。

 

全力を出し切れない確固たる理由が1つだけある。

フォンテーヌの船着場を出国し半自動的に起動させた天蓋の元素視覚が10数人の愚人衆を捉えた。奴等は疲弊した瞬間に狙ってくるだろう、そうなると満身創痍のこの身では難しい。

 

日頃ならば「知った事か」などと吐き捨て全力を尽くしたくなるが敵が敵だ。

 

 

眼前の女は自分が崇拝する仙人よりは格段に弱い。それは明白だ。魔神戦争の経験者と今の世をのうのうと生きる者達では文字通りの雲泥の差が在る。

 

だが自らをもその「泥」の枠に入れる事を是とするジェレミアからすれば差が明確に存在する。

あの降魔大聖ですらも仙人衆の中では弱者に分類されているのだから溜まったものではない。

いや本当に、、、、

 

 

 

自分はあの仙衆夜叉よりもまだ弱い。

璃月入国時の死線においてウルサの悪血により摩耗し狂乱状態にあった自身をあと一歩で文字通りの鏖殺せしめた仙人を思い浮かべて更に思った

 

俺はまだまだ強くなれる

 

 

ならばどうする、一旦距離を取るか?否、距離を取る事で優位に立てるのは奴の方だ。時間を稼ぐだけ此方は不利になる。こんな事ならクロリンデに止めて貰えば良かったと思わなくもないが後の祭りだ。何せフォンテーヌを出た瞬間から「俺に対して武器を振りかざす輩に対しては手を出すな」などと格好ついた事を言ってしまったのだから。

 

そして何より炎と水で起こる蒸発反応が厄介極まりない。今だけはお前が最大の敵だよ。

此方は速戦即決で押し切り離脱をしたいと言うのに互いの元素力が一線を画しているが故大きく視界を妨げられる。一合一合が中規模の爆撃にも似た衝撃を両者の間に巻き起こす。その隙を付いてアイツは此方から離れる事がも出来るのだからもしコレも組み込まれた上での作戦の立て方と言うのなら見事と言わざるを得ない。クソが。

 

ならばどうするか。

 

天蓋の乱装による部分照射、無理だ。奴がその程度で怯むのなら直ぐにでも方はついている。

 

ならば仙術による突破。

これだな、此処で出し惜しみは無しだ。

手札の全てを出し切ってでもまずはコイツを斃す。

 

「律令よ、湖畔に従え 大虚を旨とし其の一切の邪悪を「させるか」豪炎の大鎌の乱舞が襲う

その一切を絶ちッ! 桃園の誓を成せ」「チッ」今更距離をとってももう遅い

「大虚霊威!停雲ッ!」これでッ!

 

 

 

「弾け飛べ」

その言葉と共に重い外装を纏った化身が背後より並び立ち猛攻を加える。

俺の思い描く完成系にして両の手に斧を構える戦士こと仮の名を王直。

 

名前はまだ無い。

 

「薙ぎ払え王直」 「     」コクン

 

甦兵とでも言うかのような生気を感じさせぬ立ち住まいで、文字通り奴目掛けて跳ぶ。

見た目で侮ることなかれ仙法と元素力の混合術式、それが弱いはずがない

 

よし距離は稼いだ アレを出そう。

切っ先に分一段と分厚き太刃を創成する。

「こんなもんか?」それだそれで良い。

良き感触と心地いい重み。一撃を以てすべてを薙ぎ払え 師の教えだ。

ならばここでそれを再現して見せよう。

 

 

「行くぞ」

 

王直との文字通りのシンクロ状態にあるこれを受けきれられるとは思えない。それ故の一段階上の速度と重さ。 文字通り先ほどまでとは手数が違う。単純に倍だ。

「くっ 」 

先の勢いを凌駕する一刀が

 

 

 

奴の腹を引き裂いた。

 

「グゥッっっ」

「まずは一太刀、次は首だ。その命貰い受ける」

 

手ごたえあり、コレは良いのが入った。良い、良いぞ。いや慢心は良くない。コイツを討ち果たしてこその勝利だ「あ゛あ゛あ゛あ゛ァァァァ!!!」

 

は??成程女郎考えたな。

文字通り傷痕を焼いて止血するとは

 

「ハァッハァッ!フゥゥ」

 

「額に汗が滲んでいるな、そこで終わっておけば醜態を晒さぬものを」

 

「黙れ。まさか   ここまで出来るとは思わなかっただけ さ」

 

「それ以上喋るな、もう息を吸い込む事すら苦しいだろうにここいらで手打ちと、、(嫌だな)ああ俺はここでお前を殺す」 なんだこの   違和感は  いや今は良い

 

「これは使わぬつもりではあったのだがな。」

灰に浸蝕された腕より出でる黒煙

なに?  ああそうか。コイツが持たない筈がない

 

 

 

「邪眼解放」

 

その言葉と共に先の元素力を大きく上回る「力」が文字通り解放された。

 

この言葉を以て戦局は大きく移り変わる

 




モンドを出てからまず【璃月→(海路)スメール→(砂漠経由)フォンテーヌ→(NOWで砂漠経由して南下withダイン)】って順番で入国したのでこん頃のファデュイに対する評価は最低値下回ってますね、主に9割は博士とかいうやつの所為です。残り一割は砂漠で邪魔してきた財布兼敵の雑魚。

あと書きましたがこの二人に共通するとしたら、「博士に対する憎悪を超える殺意」とフレミネくんに対する親愛そして「隊長に対する裏表なしの敬意」くらいです。

まあ簡単に言えばジェレミアからしても召使からしても初見時で「「ああ、コイツとは反りが合わないな」」って感じです。出自的にも色々とあと物事に対する考え方も致命的なところで相反するものが大量にある。
なんでもしも女皇陛下含めた天理ぶっ殺チームやるとすれば自動的にどちらかは外されるか違うチームにさせられます。
戦闘描写の真ん中あたりが行き詰ってるんでお口直しに事後クロジェレ先出すかもです。

旅人
「2人って仲悪いとかそういうのを通り越してるよね??」

ジェレミア「犬畜生にも劣る外道のクズは例外としてあの女とは何があったとしても無理だな」

召使「あの男と轡を並べろと?あの人畜無害を装った殺人鬼と??」
「「寝言は寝て言え」」

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