湖畔に宿る苗木  ~義兄・グンヒルド~   作:灸丘

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ド級のシスコンで七星秘書の狂信者で、、大マッハマシンセノのジョーク決闘者で、フォンテーヌ最高審判官の唯一私兵眷属で、執行官筆頭たる隊長の直弟子でスネージナヤの重要指名手配犯な男の話。


を書きたい。書いてはいるんです!ただ、、、メインよりサブストーリーの方が8倍くらい進みが早いです。文字通りぐだぐだ書くつもりの処女作、、初投稿です。
今回はド級のシスコン部分だけです。


開幕 起 種子は植えられた

自由の国、モンド 風神の旅立った国

湖に囲まれた城壁の中の王のいない国、その中の二大組織西風騎士団と西風教会。

後にそれぞれの上役として知られる

赤楊騎士、フレデリカ・グンヒルドと払暁の枢機卿 サイモン・ペッチ。

結婚して数年、フレデリカの妊娠が発覚したのだ

一年後に生まれるのが皆さんご存じテイワット三大ワーカーホリックのひとりである。

彼女は少女のように飛び跳ね全身でその喜びを表現する、対して夫のサイモンは「落ち着いて」とそれを押さえつけるように手と体を動かすが彼の口元からもその喜び具合が透けて見える。お互いに落ち着いたところでゆっくりとどちらからともなく抱擁を交わす、この一年はあっという間だろうことは語るまでもない。

 

そして一年がたち、一人の女の子が生まれた。名を、ジン・グンヒルド。後の蒲公英騎士と称される彼女もこの時は唯泣いて笑ってもう一度泣いて寝る小さな小さな生命に過ぎなかった。

ゆりかごの中で眠る彼らの第一子、それを上から見守る三つの命があった。彼女の両親ともうひとり父親に抱えられた男の子である。ジンは第一子である、なぜか。それは十月ほど時を巻き戻す。

 

 

私、サイモンがいつも通り起床しお抱えの執事に入れられたハーブティーを飲みながら昨日の信仰を見直し朝会の内容を記憶していると突然、「どぁぁぁぁぁぁぁl」と朝に似つかわしくない妻の悲鳴が聞こえた。  

急いで伴兵を連れ部屋に行くと彼女が言うには

「風神様のお告げを聞いた」そうだ、なんと羨ましきことか、、いや羨ましいなおいとても羨ましいが宣告された内容は

「今日の深夜、浜辺の浅瀬にて1人で来ること、そこにはモンドの希望が運ばれる。その者を立派に育て上げること、、それはいずれ世界に大きな変革をもたらす」

とのなんとも大それた予言でグンヒルド家の養子に迎えられたのがいま私の腕の中で娘に手を伸ばそうとする、長男ジェレミアである。彼ももうすぐ家に来て一年を迎え一歳になろうとしている。

 

「いやあ、大変だったけど無事生まれたわね」

「ああ、フレデリカのおかげだ」

「それを言うならあなたが手を握ってくれたお陰よ。あの時は本当にありがとう」

「お互い様だ、さて私はそろそろ出てくるよ」

「そうよね、いつまでも休むわけにはいかないものね、行ってらっしゃい」

「ああいってくるよ三人ともすぐ帰ってくるからな。ほいジェレミアをよろしく」

と最愛の妻に息子を「ちょっと、待って、、ふーーー、はぁーーーヨシバッチ来い」

「はあ、フレデリカ?そんな緊張しなくても、ただ腰と背中に手を添えれば大丈夫だから、このやり取りももう10回はやったよ」まあ、気持ちは分からなくもないというのが本音ではあるが、

「っしょ しょうがないじゃない血はつながっていなくとも家族に迎え入れたことに変わりないし、、それに普段使いの剣よりずっと軽いのよ!この子達」

「そりゃあそうだろう。私としては普段使いの法器と変わらないから持ちやすいよ」

「むっちゃ羨ましいわ」そんな会話をしながら食事をしたり昼寝をしたり、事務をしたりとあっという間にまた月日は流れ

 

 

 

五年後

「3人目?」「そう」「そっか」ギシギシズぼぼぼピュッピュッ 「うおっあっあーーーうう………ぅお゛っ!っ゛あぁ♡…♡っっ♡っあ♡っぁあ!っ♡…♡っっあああ♡ぁ!っ………あ♡っー♡゛ー♡…♡……゛ー♡゛」テンてけてーん

といった感じで後の次女バーバラの妊娠が確定した。ジェレミアは6歳、ジンは5歳の時だった。

 

 

 私は今仕事を終え夕食を食べ終えた二人に古代モンド英傑に関する本を読み聞かせていた。

「こうして英雄ヴァネッサ様はモンドに平和を取り戻しましたとさ。おしまい」

「パチパチぱちぱち」「んんん、おにいちゃ、ナデナデしてじんねむい」

その言葉とともに流れるようなナデナデよしよしポンポンブランケットファサー と、つかの間に行われた息子の洗練された行動に違和感を覚えざるを得なかった。

 

「なあジェレミア、その包容力いったいどこで身に着けたんだ?」

と聞いてみると「ほうよう??」と先ほどの手際の良さを忘れさせるような言葉が返ってくる。

「ああすまない、その今ジンに対してやってあげただろう、撫でて背中をポンポンの後にお布団をかけるという流れるような仕草を」

「え?もしかしてそのほうようというのはわるいことだったの、これからはきをつけます」

「いや、悪いわけはないさ。ぜんぜん悪くなんかないぞむしろいい事だ。で、それはどこで教わったんだ?」

「おままごと」「ん?え??」「おままごとだよディルックちゃんとかガイアとの」

「ほうほう、どんなことをやるんだ?」

「さいしょにジンがいつも疲れて眠っちゃうからジンを古いおやしきにすむ大富豪ってことにして寝ているジンが起きないように3人でジンの周りにそれぞれ置いてきたものを盗んでそれをまずしいむらのひとにくばるひーろーのやく」

「偉く綿密なストーリーだね、それで??」末は司教か名誉騎士かな「前にジンが起きちゃってそれでおきたときにちょうどまわりにだれもいなくて泣いちゃったんだ、だからもう泣かせないようにジンがずっと寝る方法をアインさんに聞いたの」ああなるほど「そしたら色々試して背中をいっていのかんかくで優しくたたくのがジンにはきくってのがわかったんだ」「ほーう、成程なお父さんにも教えてくれるか」「うんまずはね   

 

 

 

 

 

難しい、、難しいぞこれ、、何故だ、何故この感覚でたたくだけの作業がここまで難しいんだ、、

「思っていたより難しいな、これ」

「そうかなこうなんていえばいいかわからないけど波??を読んでさそれに合わせてぽんって」

「そうか、もしかしたらそれはジェレミアの神の目の特徴なのかもしれないな」と言っておれの首にかかる目の形をした青い石を指す。

 

神の目、この世界の神に見初められた人が手にするもの。おれはお守りみたいに考えてる。

おれにこの神の目?を与えてくれたかみさまはとおいくににいるらしい

 

「ふしぎだね、なんできゅうにこれがでてくるんだろなにもないところから」

「さあねえ、なんでかなまた明日起きたら考えようかジン歩けるかな」

「スースー」「寝てるね」「ああ、それじゃあ今日は3人で寝ようか」

「うんおやすみなさい。」

「ああおやすみなさい」(待て待てディルックちゃん???クリプスさんの子供達どっちも男の子じゃなかったか??明日ジェレミアに言おうか)なお寝て起きたら忘れた枢機卿

「みずよー」

 

3年後、ジェレミア9歳 ジン8歳 バーバラ1歳半

えー、ジェレミアです、最近父様と母様の仲がとても険悪で怖いです、朝ごはんすらも時間を分けています。早く仲直りしてほしいです。昔はあんなに仲良くて夜も二人だけで組み手をするくらい仲良かったのにどうして。やっぱり母様も負けてばかりでくやしかったんでしょうか。最近はジンとバーバラを連れて書庫に隠れています。何故ってそりゃあ教育に悪いからね。

ジンは今にも泣きそうなのに二人の前では我慢してるから兄として「泣いていいんだよ、おいで」と言って腕を開ければ僕のシャツを濡らしまくって涙の跡、「涙痕」というらしい人体の現象ができるので一回泣かせた後に水元素の応用で簡易洗面台を作ってスッキリさせています。

それが終わったら母様からの課題を終わらせます、グンヒルドの家に伝わる箇条や「モンドを守る」というグンヒルドの伝統の為にもこのくらいの年ごろから学ぶべきものらしい。

自分の分が終われば自由にしていいと母様は言うが、今まで居間でやっていた事を離れて書庫でやっているのだからそんなことはできない、てかバーバラもいるしそんな無責任な事は無理だ。

それにジンも僕と同じことを勉強している。ジンのは僕が前に終わらせた課程だから分からなければ僕に聞けるし教えることで僕自身の復習にもなり一石二鳥というやつだ。

さて今日は何を読もうかなと思いながら本棚へ近づくために席を離れようとするとグィっと背後から服を掴まれる。

 

「兄さん?」

 

「どうしたのジン」振り返ると一時間ほど前に泣き止んだはずの顔にまた涙が伝っていた。Oh「ジン、一旦置いておいで」手を引いて部屋の隅っこにおいてある大人用の貴族椅子に飛び込む。

「ほら」と手を広げると「うっ、うんいつもごめんなさい」ガバッ と言って飛び込んでくる「言ってるでしょこういう時は?」

「ズズッ、あっ、ありがとう」ギュっ   俺の妹が可愛すぎる、、、、、、、

 

「そうそう俺はお兄ちゃんだからねいつでも、何があってもジンの味方だからさ。

 怖いか?今のお母さまとお父様」

「凄く怖い。でも兄さんがいるから大丈夫」と言って笑顔になるなんだこの妹、天使か?もしくは天空の島から降りてきた美を司る神なんじゃないか、我が妹ながらあれだな、これは昔貴族の当主たちがそろって一人の女性を奥方に迎えようとしてある一族が内乱で滅びた本に書いてあったな確か、傾国?の女性??だっけな、まあ絶対にそんなのより可愛いからいっか!

 

「でもな、ジン?

 俺もいつか傍を離れるかもしれないんだ(多分ないが)そんな時はどうするんだ」「いや」

「ん?」

「嫌!ずっと一緒にいる!わあん」

「ちょっジン、ジン「ヴぁぁぁぁぁぁああぁぁぁ」

「おお神よ、アインさん、バーバラの下お願いします、一回外出るんで。」

(選択を誤ったか、、、)籠を持ったメイド、アインさんが飛んでくる

「かしこまりました、30分以内にはお戻り下さいね、気分転換の為にどうぞ水筒とサンドイッチにクッキーです。水分補給はこまめにお願いしますね」

「分かりましたありがとうアインさん。行こうジン」 「あっ、ありがとうアイン」

「はい、いってらっしゃいませ」ドタバタバタ

「ジェレミア様、、なぜ敬語を外してくださらないのか、、もう10年の付き合いになりますのに、さてバーバラ様、失礼しますね」

 

(あれ?出ていないではないですか、あっ、また一本取られましたね。全くあの子は、、、

 ですがあの子の事です。ジン様を思っての行動でしょうから不問としましょう)

この男、幼き日よりその他とは一線を画す頭脳をシスコンにフル稼働させるために生きている片鱗を見せたはなしが多々存在する。

因みに何故家族も同然のアインに敬語を外さないかというと貴族の集まりにて婦人のエスコート時に母より即席で英才教育を色々叩き込まれて「年上の女性には敬語を使う」という認識が染みついてしまった為である。

 

 

 

 

 

 

 

 

外出

いつものようにジンの麦わら帽子を手に取って外に出ると視界に広がるモンド城下の見慣れた町、、閉まり切った書庫から出てきたせいか空気もいつもより美味しく感じる。

「兄さま、待って」とドア越しに聞こえるジンの声、、いつまでも待つぞ。

「大丈夫だからゆっくりおいで」

そういって可愛い服に身を包んだ我が妹が家から出てきた。

まじで天使でしょヴァネッサ様、バルバトス様、親族の神様、ありがとうございます。貴方様の導きにより俺は生きているというのを改めて実感します。

「うっっっ」「兄さま?どうしたの?」

「おっと大丈夫だ、あまりにも可憐で煌々たる姿に少し目が眩んでしまった、行こうか」

「く、くらんだって、それ危ないんじゃないの?」と心配するジン、優しい

「ジンの思ってるのは多分立ち眩みだな、今のはそれと違うから心配いらない」

 

「難しい言葉を知ってるなあ、ジェの児それにジン嬢」「あっ、ファルカさんこんちは」

「こんにちは」「こんにちは、今日はどうした?またサボりか?それともどっかに逃避行か?」

 

「どっちも違うでしょ、それに逃避行って、俺にそんな場所ないよ」

「あーすまん気を悪くさせたんなら謝る」

「いいよ気にすることでもないし、それより付き添いしてくれない?」

「あれか、ピクニックか?」「まあそんな感じ、ちょっと足りないから鹿狩り寄ろうか」

「応よそうすっか」騎士団の大団長とグンヒルド家の子供達、後の騎士団3TOP。

 

 誰が言ったかカルガモの親子の行進

「にっ兄さま良いの?こんな事勝手に頼んで」

「イーノイーノ、ファルカさんの実力ならとっくに任務終わらして書類仕事から逃げてるだけだろうし」多分後者だろうけど

「おまえは何でも知ってるのな、そうだよ任務も終わってるし鹿狩り行った後で書類を上に迫られるギリギリで出して呑みに行こうかと思ったらお前らが家の前で漫才やってたんだよ」

漫才か?アレは「漫才か?アレは?」

「ま、まんざい?」

「ファルカさんから見て俺は吟遊詩人を目指してるって思われてるんだ」

「兄さま、詩人になってどこか遠くに行っちゃうの?」「行かないよ。」

「そっか、へへへ」ギュッ    や♡ぁぁぁ゛!ヴッッッ゛ぁ…♡っい…ぃ…っ♡!っ♡゛って、゛!日っ……にっぃ♡゛っ!日…っに゛死…♡♡…゛!にっい!近♡♡っ♡っづうぅぅうぅ!いいぃ♡ぃ゛て……♡゛い♡っ゛っる♡う♡…気っ♡っ…!が

(日に日に死に近づいている気がするヴぅぅぅぅぅ!!!!)

 

 

「 お前さあ、、いつになったらそれ(シスコン)は治るんだ?」

「僕からすれば最早不治の病だよ」

「で、何頼む?」

「鶏肉のフラワー漬け焼きを2つお願いしますあと適当に果物も」「へーいへい」

「ほらジン、泉にお祈りしに行くよ」「はっ、はい」

階段を降りると大きな噴水がある、料理店「鹿狩り」をここにオープンした人は先見の明があったんだろうなと常々思う。

 

「「風神の加護があらんことを」」

 

(ジンとバーバラが幸せになれますように、二人が早く仲直りしてジンが泣かなくていいように。)

それぞれの祈りごとを済ませ戻るとファルカさんが袋を持って待っていた。

「応ご苦労さん、できたし行くか」「ん、行こうか」「はい」

 

 

城門前にて

「いつものだ」「了解です、いってらっしゃい。気を付けて下さいね」

「はい、いってくる」「いってきます」

馴染みの見張り兵さんたち、名を何と言ったか、、まあいい、いつもありがとうございます。

「いつもどおり西風の木の下までお願い、」「はいよ、ところで一ついいか」「どうぞ」

「なんかあったか?」

「まあ、聞かれるよね」この人大雑把に見えて時折鋭いんだよな

「そりゃそうだろいつもならアインさんとか警護兵も連れてくるじゃねえかそれなのに2人ってどうしたんだ」なんて言おうかこれ、、、、

「簡単に言えば家庭の問題かなあ、教育方針?ってやつ?」

「あー成程ねくっろうするなジェの児」

「まあ、大したことじゃないでしょもし離婚したとしても家族な事には変わりないんだし」

「お前、、ほんとに9歳かよ普通泣きわめくもんじゃねーのかこういう時は」

「ファルカさんに強姦されそうになりましたって???

「前言撤回させろこの馬鹿野郎、あと俺はノーマルだよ、俺が口を挟めることじゃないがマジでグンヒルド家の教育はどうなってんだ」

「俺が知識を深堀すんのが好きなだけだから気にしないで、前に父様の部屋でそういう本を見つけたってだけ」

「やっぱ男ってのは変わらねえな」

「さっきの俺は弱冠9歳にして強姦未遂を人に擦り付けようとするモンド貴族の長男か、、」

「字面にするとより犯罪臭が増すな」「止めよっかこの話」

「そうだな。んありゃワイナリーの荷車じゃねえか「ディルック!」

「あっ兄さままって」

 

「おーいディルック!」

「ああ、ジェレミア君ジンちゃんこんにちは」後ろから顔を出すクリプスさん。

ラグウィンド家の当主でありワイナリーのオーナー、おっとりとした未亡人のような人だ。

なお男である。

「こんにちはクリプスさん、今日二人はいないんですか?」

「そうだね、生憎今日は二人ともアカツキワイナリーの家で勉強してるかな、またいつでも遊びにおいで。ただし絶対に酒蔵には入らないこと」

「もうしませんよ、それにあの時はたまたまですって偶々入れたんですよ。」

「ほほう、あの念密な計画書を発案して二人と計画に移したのはどこのジェレミア君だったかな??」

「すみませんでしたぁぁぁっぁぁぁ」

 

 

「ヨシ、、またね二人とも。騎士団の方も気を付けて」

「「「はい、ありがとうございます」」」

うーん、あの人には一生勝てる気がしねーな、俺の失敗リストのぶっちぎりの一位である、あの後母様には二人と一緒にこってり絞られたな、バーバラが生まれる前だから、、もう2年位前??

「クリプス・ラグウィンドさんか、思っていたよりも気さくな方だな、、もうちょい近寄りがたいもんだと思ってた」

「クリプスさんは昔騎士団に入りたかったらしいから騎士団の人達を尊敬してるんだって」

「おい、それどこ情報だよ」「母さん。」「フレデリカさんッ!」

赤楊騎士フレデリカグンヒルド、彼女もまた家では普通に酔っぱらうしケラケラ笑う。

もっとも少し前までの話だが、、、

「にしてもおまえがあんな態度をとるとは、、なんかしたのか?」

「ワイナリーの跡取りたちと一緒に酒蔵からワイン盗む計画を立てた」呆れた顔してこっちを見るファルカさんの顔、、レアだな

 

「兄さまーはーやくー」「はえええ、早いよジン」

「ふっ、一本。」「ん?」

「いただきます」「はいいただきます」

「はい、サンドイッチ」「ありがと」

「ほいファルカさんも、先にいくつか取っちゃって」

「わりーな、ん、うんめ、相っ変わらず良いパンに良い食材使ってんな」

「(´~`)モグモグ」

「ほらジンこっち向いて「んー」あー可愛、麦わら帽子もいい味出してる、ほっぺについた卵もいい感じだ

「はい、いいよ「ありがと兄さま」

「オイジェの児」「ん?」「俺のも」「、、、5歩下がって、、いや、あと二歩だ」

「ん、「ホイ」言葉と同時に発射される水元素の塊、最近はこれの応用で高圧水流で歯を磨いてたら母様にすごい目で見られた

ビシャッっっ「おまえなあ、この後書類仕事もあんのに、一回帰らねえとな」

「いいじゃん別に、帰ったら時間過ぎてるから酒場直行でしょ??」

「まあいいか、それよりお前、もう神の目で色々できるようになってんだな」

「うん、まあ言っても俺もいつからあったかすら知らないものだけどね、その分ほかの人より馴染んで使いやすいと思うよ」

神の目、、神に見られたものが後天的に得ることができる魔力器官、天空の島へ上ることができるとか出来ないとかいう謎の片道切符でもある、原神に、、、七神ねえ

「でもやっぱものにまとわせるって難しいよ今までも何度かやってみたけど成功したのもほんの数回だもんなあ」

「数回出来てるならいいじゃねえか、入団してるわけでもない、気楽にやれ」

「入団かあ」そうなんだよなあ西風騎士団、モンドの護り手 初代騎士団長ヴァネッサが発足して以来モンドを災厄から守り続けた者達の名声と栄光の象徴。

 

で、俺が2年後には見習いとして入団することになる巣窟。どんな感じなんだろうか、西風騎士団っていうくらいだから風元素の神の目持った人たちがヒエラルキー高いとかあるんだろうか

「俺は風神に認められたけどおまえは??」みたいなのは、、、流石にないか

「どんな感じなんですか」

「ん?騎士団か?そうだな、まあツええ奴は結構いるよ。俺もまだまだってのを実感できるくらいにはな。」「おー「ただ、まあなんだ絵に描いたように腐った役人みたいなのも割と定期的にいたし俺の後輩もそんなん」

「最悪じゃねーか」「まあ何かに所属するってのはそういうこった、清濁あわせてなんちゃらら」

「清濁併せ吞むかな??     ならファルカさんが大団長になるべきじゃね??」 

割と心の底からそう思ってしまう

「いやあ、俺は今の位がちょうどいいだろ」

「そうかな、結構似合ってると思うけど。

 ファルカさんみたいに背中で皆を引っ張ってくれるタイプは割と俺の考える理想の上司像の完成形だと思うし」

「良い事言ってくれるな考えておくよ」

 

戯言は現実となる

 

 

半刻後

「んじゃ帰るぞ」「あいよージン、起きて起きて」

「んんー」「お前バブ味がすごいな」

「??なにそれ」「簡単に言えば年上のお姉さんの発する超絶パワー」

「俺、男なんだけど」

「偶に男にも宿るらしい」こっわなんじゃそれ「こっわ、なんじゃそれ」

 

 

 

 

 

グンヒルド家前にて 怒気を隠すことなく放出する人がいた。あれが帝君記に記されていた能面の怪物、、般若ってやつですか、、、

メイドのアインである。

「やっべえ、30分って言ったの忘れてた、どうしよ」

「バッカ野郎このまま帰ったら俺までフレデリカさんにしばかれんぞどうする」

クリプスさんを巻き込めば、、やめとここれ以上なんかやったら流石に限度を超える。

「この前窓から外出たせいで窓は使えないし上から入るにも中から開けなきゃだし、、、詰んだな受け入れよう」

「ジェの児ぃぃ、お前が諦めたら終わりじゃねえかああ、大人の世界には連帯責任という恐ろしいものが存在してだな??」「知ってる、炎スライムみんなで触れば熱くないでしょ」

「アホ、みんなで触っても熱いのは一緒だ、ろ、、おい、名案が浮かんだぞ。」

「おっ、良いねえ何々??」「お前が爆睡できればいいんだ」

「え??んんんん???詳しく」

「お前とジン嬢がどっちも寝ちまえば時間がわからなかったってことで見逃してもらえるんじゃねえのか??」おお、あまり期待してなかったが良案も良案である、、この男本当に理想の上司なのではないだろうかと考えた。

「でもさ、問題が一つあるんだ」「なんだ?」

「俺ぜんっぜん眠くない」

「なら終わりだまた明日な明日。」

「ウソウソウソウソ!、頑張って寝るからさあ!連帯責任だろ」「寝ろ」

「ぐーぐー」「お前イビキかくのか」

「知らない」「スースーにしとけ」

「すーすー」「、、、よし行くぞ」

 

「アインさんお連れしましたよ」と少し運搬職のあんちゃんのような台詞になってしまったな

「あらファルカこんにちはあらこれはこれは」と馴染みのアインさん、顔は笑っているが心の中が透けて見えるような禍々しい気が背後に見える、幻覚か??

「実はですねかくかくしかじか、ラクラク駄獣で寝てしまい、、、」

「ふむふむなるほどそうでしたか」

「というわけで運んで帰ってきました」

「これはありがとうございました。いつもいつも苦労を掛けるね」

「大丈夫ですよ任務も終わってますしね」

書類は??」「あー、いえそのですね」

「なるほど変わりなくて何よりです」

「いやあ。」敵わんなこの人にも

ほめていませんよ」「はい、取り敢えずこの二人を、、」

「はい、ジン様は深いので起きないでしょうね。」

 

「さてジェレミア様?」ビクッ「スースーすーすー」

「あらあら不思議ですねぇいかに眠りが浅いといいましてもこの程度で起きることはないのですが」ゴクリ

「それでは、俺はこのあたりで「はい、後日また御話ししましょうね」オワッタ

「はっはい」ファルカダッシュ

「さて、ジェレミア様。「んーどうしたのアイン、僕まだ「ん?」

「約束破ってごめんなさい」ひえっこっわ

「違いますよ」「え?」「帰ってきたら?」「あっ、ただいま」

「はい、おかえりなさい」

 

これは、、、、、、、、、、もしや

「それはそれ、これはこれです」

「ですよね」

とことん追求されました。

 

 

 

こんな感じでなあなあと楽しい日々がずっと続くと思っていた半年後だった。

両親が離婚した。

 

俺とジンは父さまとバーバラが屋敷を出ていくのをただ立って送ることしかできなかった。母様が言うにはジンはグンヒルドの当主として、俺はもしジンに何かあった時の代理当主との事だ。

バーバラはまだ3歳にもなっていなかったのに、なんでバーバラが出て行かなくちゃいけないんだ、未だにあの日の事は夢に出る。どうしてグンヒルドの血筋ではない自分が家に残ってバーバラは出て行かないといけなかったのか。

この後俺は多少人間不信を拗らせた、ジンには見せない形で。ジンだけにはこんな顔見せられない。俺はすべてを母さんに聞いた、その結果俺はすべてを知った。

 予言、ジンの護衛という名目の許嫁、言い出したらきりがない、、あの頃は思い出したくないものほどどんどん考えを深くすることができた。最悪だ。

しかも離婚の原因が俺にとってクソにも劣る理由でもあった事がそれに拍車をかけた。教育方針の違いって、、、何だよそれ

しかし残酷なことに月日は流れ西風騎士団に入団しなくてはならなくなった。

後日ディルックから聞いた話によるとあの頃の俺は目が死んでいたらしい、気力はなくただ剣を振り合格点を貰って帰りそれを棒読みで母さんへ報告、そんな日常が続いたある日のことだった。

 

       

 

     見知らぬ詩人に道を示された

 

「ねえ、そんな時の刻み方して楽しいの??」

と大樹のうえからフワフワという擬音が似合い開口一番に捉え方によっては人の事を煽ってくる酒カスに出会ったのは、、、

 

 

「誰だ??」「誰って、まあウェンティとでも呼んでよ」

「偽名かよ」胡散臭いな

「本名は僕も知らないよ、親なんていないもの」

「そっか、それは悪いことを言った。で、こんなところで何してんの?」

「じゃあさきに僕の質問に答えてもらおうか、今、座っていて生を謳歌してると思うかい?」

「生を謳歌してることの認識は人それぞれだから何とも言えない、心臓の鼓動を感じるって意味なら何とか辛うじて」

「あのねえ、そんな謳歌の仕方があるわけないでしょ、楽しめてる?人生、いや、人生??」

なんだコイツ

「誰に頼まれた?」

「別に誰にも??、唯敬愛なる信徒たちの声に耳を傾けるのもまた一興かと思ってね」

「ははは、神気取りの呑兵衛かそれで一本詩が作れるだろ」

「はあ、お父上と妹さんにそれ言ったらブチぎれてお説教喰らうところだよ」は??まさかの本物か、いや、モンド市民なら8割がた知ってることだ、そんなわけない

「マジで何もんだよお前、冗談でも風神バルバトス様とか言わねえだろうな」

「まあそれでもいいよ、大事なのは人からどう思われるかだからね。そうでしょ予言の子」

「ッ、、、まさかとは思うけどこれ夢じゃないよな呑兵衛」

「君はお酒に逃げたりしないしそんな個人の夢に干渉するみたいな権能は僕にないからね、せいぜい夢枕に立つくらいで。だからこれはまごうことなき現実さ」

「十分すごいと思うが。じゃあ、予言について聞かせてくれ」

「オッ良いね良いね目に光が戻ったよ「茶化さないでくれ、、お願いだ何か、俺に目的を、、

「モンドの大崩壊」

 

「は???」「この後何かがこのモンドを崩壊へと誘う、必ずねこれは避けられない未来なんだ」

「酒盛りの席の冗談ってわけじゃないんだよな?」

「残念ながらね。そしてその何かと戦う最前線には何故か君がいなくてはならない」

「俺がそこにいればモンドは、ジンは生きられるのか?」

「さあね、それは分からない、でも君は必ずやり遂げる。君はそういう生き物でしょ」という言葉とともにどこからともなく酒瓶を手に取り一口グビグビっと音を鳴らしおっさんのようにケラケラと笑う。さっきまでの威厳は、、、、

「そっか、そうだなそうだよな」「活路は見出せそうかい?」

「分からない」「ありゃ??」

でも最後まで例えどれだけみっともなくても足掻いてやるって、今決めた。

      

 俺の心の底からの誓いに首の神の目が震えた気がした。

「ふふっ良いよ良いよキミ、さすがは僕の国の人間だ」「何て呼べばいい」「え?」

「名前だよ名前」

「めんどくさいから何でもいいよウェンティでも、バルバトス様でも酒カスでも呑兵衛詩人は、、もう呼ばれたことあるね」

「じゃあ、酒カスで」「む~せめてウェンティじゃないの?」

「アンタがだれであれ酒カスなことに変わりはないよじゃあな、また今度なんか奢るよ」

ありがとうウェンティ絶対に未来を掴んでやるからな。

 

翌朝の早朝グンヒルド邸にて

「母様、おはようございます、お話があるのですがお時間いただいていいですか」

ここで言わなきゃ進歩もクソもあったもんじゃない。

「ああ、どうしたの」

久しぶりに正面からちゃんと見る母さんの顔は相も変わらずまっすぐに俺の方を向いている。

「俺は英雄になります。」「急にどうしたのさ」

「俺決めました、目標を。俺は西風の鷹を継承して見せます」

「無理だ、ヴァネッサ様以降その名を踏襲したのは一人としていない。四風守護の名を継げるのは実質三人までだ。知らないとは言わないだろうね」

「だから俺がそれになってやると言ってるんです」今日初めて母様の驚く顔を見たかもしれない。

「分かった、なら期限を決めなさい、いつまでにそれを継ぐ?継いだ後は?」

「18までに必ずそのあとは、、まだわかりません」

「、、、そうか、ならやり遂げなさいグンヒルド家の長男として」

 

「はい」やってやる、やってやるよ

 

 

 

開幕 起  了




前書きにも書きましたが初投稿のどこかのサイトに乗せるという意味でも処女作です。
誤字脱字などなどたくさんありそうです。
喘ぎ声ジェネレーター、、、、これがAIってやつですか??、すげええええええ!!
誤字が!脱字が!多すぎる!

誤字改修 11/08 編集20250616

何文字くらいが読みやすい?

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