今回のお話は少なくなります。
理由としては文化祭が日曜からあると言うのが大きいです。普段なら土曜の深夜に全力で書き上げるのですが次の日のために早めに寝ないといけないのでこうなりました。次の話をいっぱい書きたいなぁ。
いつもある誤字報告ニキネキアリガットウ!!アリガットウ!!
太陽が飯田兄の怪我を治した後、飯田の顔は今までよりも晴れやかになっていたそうだ。
勉強会の次の登校日から期末テストが始まった。筆記テスト自体は普通科やサポート科も受けるため先生たちの採点の影響もあってか筆記テストが終わるまではずっと午前中で学校が終わることになっている。
太陽は自前の頭の良さと《トートの詠唱》*1のおかげで間違うことなどありもしない。
期末の筆記テストが全て終わった最終日。今日は午前中で終わらず太陽たちは演習場へと連れて行かれた。演習場に着くと早速相澤先生が話し出す。
「諸君、筆記テストご苦労だった。それじゃあ演習試験を始めて行く。無論、演習試験にも赤点はあるので無様は晒さない様に」
「試験って言ってもロボットだろ!?楽勝じゃん!!」
演習試験。ヒーロー科の期末試験にはこれが付属する。太陽は事前に波動先輩から当時の内容を聞いている。波動先輩の時は対ロボットだったようだ。
しかし、それが今年もあるとは限らないので頭の片隅に入れている程度となっている。同じく先輩から聞いたであろう上鳴や峰田は今年も同じと考えているのかはしゃいでいる。
相澤先生は露骨に呆れた様子になると峰田たちの希望を打ち破る言葉を話す。
「例年ならそうなんだがな。今年からは違う試験にすることにした」
「それは! 教師対生徒による演習さ!」
ヌッと相澤先生のマフラーに隠れていた根津校長*2がそう高らかに宣言する。
根津校長によれば最近
内容は教師1人につき生徒を2人あてがう。演習場を利用して生徒は教師を捕まえるかその演習場からどちらかが脱出すれば勝ち。逆に両方とも教師に捕まれば負けと言うことだそうだ。
そしてこのクラスは21人。2人組を作るとなると必ず1人余る。もしも3人組でも余る。故に、太陽はタイマンでやることになっている。これはペアを決める時の教師たちの会議で1番初めに決まったことである*3。理由を挙げるとすれば1人で索敵移動戦闘回復拘束防御ができるためである。一個体で完結する戦力のためこの試験の本質の弱点を補うと言うことができなくなる。更には、ペアを作るとほぼ確実にペアの相手が空気になってしまう*4。
「と言うわけでペアに分かれてそれぞれの演習場へ行け」
「「はい!」」
「あぁそうだ。夢見、お前は控え室で待機」
「は?」
太陽は支持された控え室へと向かう。そこは初めて戦闘訓練を行った時のところと同じ。入ってみると前方の画面にクラスメイトが試験を行っている様子が映し出されている。全員、先生との相性やペアとの連携で苦戦している様子。特に爆豪・緑谷ペアはオールマイトが相手である。連携で苦戦していると秒でやられてしまうだろう。
太陽は座席の1番よく画面が見える位置に座る。そして、隣に馴れ馴れしく座ってきた背中に翼を生やした男に話しかける。
「なんのようですか?」
「いやあ。根津校長から依頼されちゃってね。君のことを観察しにきたんだよ」
「鳥の手羽先さんに知り合いいないんで誰かな〜って」
「え!?俺のこと知らない人がいたんだ。いやぁ、俺もまだまだだな〜。……俺はホークス、一応ヒーロービルボードチャート3位だよ」
「へぇ〜」
ヒーロービルボードチャート。記憶を辿って思い出そうとする。思い出したのは職業体験時の書類。緑谷が説明していた気がする。名称からしてテレビ番組か雑誌の類の様に聞こえる。しかし、太陽は最近テレビ番組は勿論雑誌すらもあまり読まない。テレビゲームをするためテレビはあるが精々朝に天気予報やニュースを見る程度。雑誌も一度ジャンプの代替品を買ったが内容が面白くなかったため一回買ったきりである。太陽は職業体験ですら適当に決めたため一切と言っていいほどこう言ったランキングの類に興味を持っていない。故に、2位と言われても「へぇ〜」としか感想がないのである。
「ええ!?ヒーロービルボードチャートくらいは聞いたことあるよね!?」
「無いっすね」
「本当にこの世界で生きてる!?」
「それで、そんな3位様がなんの用で」
「そう?それじゃあ、率直に言うけど……公安に興味ない?」
ホークスと言った人は不敵な笑みを浮かべて質問する。この発言的に公安という部署に興味があるのか聞いたのではなく公安に加入するつもりはないかと言うニュアンスで質問したのだろう。太陽の灰色の脳細胞はそう結論を叩き出し、コンマ1秒で結論を決める。それはホークスの度肝を抜く様な言葉であった。
「ないです」
「……………なんで!?公安だよ?公務員だよ?」
「それならヒーローも一応公務員でしょ」
「それはそうだけどさ…本当に興味ないの!?」
「ないって言ってるじゃないですか。そんな胡散臭い組織」
「は?」
「いや、だって。公安って言ったらダルマに名前を書かれた社会に危険な存在を秘匿に暗殺したり、犯罪係数でどんどん変化する銃で戦ったりするところでしょう?いやですよ、めんどくさい」
「うっ………」
ホークスはダルマや犯罪係数などはよくわからないが大半が当たっているため否定しようにもできない。
できることといえば話を逸らす程度である。そう言った仕事ではなくお金という学生ならば殆どが食いつくであろう事柄を出して勧誘する。
「ほら、公安に来てくれたら結構いい給料出るよ。一般ヒーローよりもずっと多いし」
「いや、金なら余るほどあるんで」
「くっ………」
それならばと別の要素を推すように発言を繰り出す。金でもなく公安という見える栄光でもなければ何を推せばいいのかということでもあるが、頭をフル回転させて提案する。
「公安に来たらヒーローだって普通より簡単になれるよ!!だからうち来ない?」
「いえ、ヒーローは趣味でやるつもりですし。そもそも、ヒーローになれないなら他にいいヒーローがいるということなんでいい事じゃないですか」
「確かに……」
「そもそも何で勧誘するんですか。もっと他にもいい個性の人いるじゃないですか」
「そりゃあね。でも、体育祭のやつを見て上が君に興味を持ったんだよ。そのなんでもできる個性をね」
変身、飛行、瞬間移動、霧の創造、炎、その他もろもろ。それを踏まえれば当然かと太陽は考える。面倒なところに目をつけられたものだ。
「面倒だな。消すか」
「おおっと!?それを公安所属の前で言う!?」
「大丈夫ですよ。上司全部を洗脳するか消すかするだけですし」
「それがいけないんだよ!?君、本当にヒーロー志望!?思考が
「
「それとこれは別だよ。そもそも君が
「ということで、勧誘は失敗という事で」
「失敗かは俺が決めるんだけど……まぁ、失敗だね」
2人は画面に視線を移してクラスメイトの戦闘の様子を観察することにした。どの先生もクラスメイトを上回る力で押しており一筋縄ではどうにもならない様子。大変そうと言う野次馬のような思考で太陽はその画面を見ていた。
書くことないのでパス。
一つ言うとすれば例えの一つ目はSPECで二つ目はPSYCHO-PASSです。