私のバディは戦乙女!(なおワールドはデンジャーワールドとする)   作:カゲキヨ

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つい先月にバディファイトノ10周年を祝うイベントがあったことを知り、懐かしくなって描き始めてしまいました。
 個人的には100くらいのパワーバランスが1番良かったと思ってます。この小説を書くために色々調べたら「時を止める」とかいうパワーワードを見たんですけどインフレしすぎじゃない?そんな思いも込めてちょっとコメディチックな作品にしていこうと思います。あとキャラの口調が掴めてなかったりまとまってなかったりしたら申し訳ありません。
それでは本編どうぞー


無印
第1話 来たれ!バディレア!/とりあえず地球へ


 突然だが私は転生者だ。死因はトラック。学校に登校してる時に暴走したトラックが私目掛けて突っ込んできやがった。もしあの運転手に会えたらブッコロス。死ぬ直前だったけど缶ビール持ってんの見えてたからな。

 おっと、つい口が悪くなった。落ち着くんだ私。荒ぶる心を鎮めるんだ。そう、私は清楚系女子。決してバーサーカーなどでは無い! 

 ふぅ、落ち着いた。

 えっと、どこまで話したっけ? そうそう、私が死んだところまで話したね。……自分で自分が死んだ話をするのってなんか変な感じだね……。まあいいや。

 その後いきなり眩しい光が来て何事かと思って目を開けてみたらまあびっくり、赤ちゃんになってたって訳。いや〜あの時は焦ったね。

 

 ところでさ、みんなは『転生』って聞いたら何が思い浮かぶ? 私はオタクだったからやっぱり『異世界転生』が思い浮かんだよ。でも病院の様子を見る限り少しだけ近未来の世界なのかなと少しがっかりもした。

 けれど、この世界は、《フューチャーカードバディファイト》の世界は私の魂を震え上がらせた。

 ぶつかり合うモンスター達、飛び交う呪文、そしてバディと共に戦うバディファイター。

 それらは私の魂に火をつけるには十分すぎた。

 私はバディファイトを初めてこの目で見た日のことを今でも鮮明に覚えている。その後すぐに両親にデッキを買ってもらえたのはすごく嬉しかった。

 そんな私が使うデッキは《デンジャーワールド》。モンスターの一体一体がステータスに優れ、その圧倒的な力で正面から勝ちに行くワールドだ。

 

 そしてデンジャーワールドのデッキを使い始めて早数年、私はある悩みに追われていた。

 

「かわいい! 女の子が! いない!!!」

 

 そう、デンジャーワールドはかわいい女の子のモンスターが少ないのだ。他のワールドはそこそこかわいい女の子のモンスターがいるのに(ドラゴンワールドはそもそもドラゴンだからノーカン)! デンジャーワールドときたらゴツイモンスターか武装したモンスターの二択! すごくかっこいいんだけどね! 

 そしてバディにするならかわいい女の子のモンスターがいい私はまだバディを見つけられずにいたのだった。

 

 

 

 


 

 

 

 唐突ではあるが私は転生者だ。

 私がこの世界に転生したのが今から数百年前。そのこともあって前世の名前や今世を含めた記憶の大半は忘れてしまった。

 だが覚えていることもある。そうこの世界についてだ。

 この世界は《フューチャーカードバディファイト》の世界だ。なぜ分かるのか? それは今世の私の名前が《アーマナイト・ワルキューレ》だからだ。

 私が転生したばかりの頃はまだ前世の記憶が残っていた。過去の私はその中にあったカードゲームの知識から自分自身を《アーマナイト・ワルキューレ》と名付けたようだ。

 

「そういえば200年くらい前に自分宛に何か書き記したような……」

 

 そう言いながらゴソゴソと自分のバッグを漁ってみる。

 

「おっ、あった」

 

 バックの中から一冊のノートを取り出す。この世界で白紙の紙はとても貴重なものだ。過去の私は相当苦労して入手したのだろう。それで肝心のノートは……

『マル秘! バディファイトの道!!』

 

「……は? 何だコレは?」

 

 過去の私はどうやら疲れていたらしい。

 

「まあ、読むだけ読むか……」

 

 熟読中……

 

「なるほど……分からん」

 

 読み書きはギリギリ覚えていたはずだがところどころ何を書いているのかさっぱり分からない。字は読めるが意味が分からない。「インフレ? に気を付けろ!」とはどういう意味だ? 

 

「「とりあえず地球に行こう、私!」と書いてあることだし地球に行ってみるとするか……」

 

 過去の私に半ば呆れながら私は地球へのゲートを開き……そして吸い込まれた。

 

「は?」

 

 どうやら今の私も疲れていたらしい、ゲートを開くのに失敗してしまうとは。

 そう思いながら私はゲートの中を流れていったのだった。

 


 

 カードショップキャッスルにて、ある1人の少女がバディモンスターを求めてパックをこれでもかと開封していた。

 

「お……おい、そろそろやめた方がいいんじゃないか?」

 

 少女の親友、デッキビルダーの大盛 爆が少女の行いをやめさせようとする。

 

「俺もその方がいいと思うぜ。くぐるもそう思うよな?」

「ええ、私も流石にこれ以上はやめた方がいいと思うわ…」

 

 爆に続いてこれまた少女の親友の未門 牙王と宇木 くぐるも少女にパックの開封をやめるように促す。

 

「止めないでみんな! 私はッ、私は今日こそデンジャーワールドのかわいい(ここが重要)バディレアを引き当ててやるんだァァ!!!」

 

 親友たちの抑制を振り切りパックを開封し続けるこの少女こそがこの物語の主人公、神崎 狩奈だ。

 ちなみに今58パック目を開けたところだ。

 

「別に今開けている分は止めるつもりは無いが……どうせ残り2パックからバディレアが出なかったらまた1box買うつもりだろ? それを止めろって言ってるんだよ」

 

 ピクッ

 

「どうやら図星だったみたいね狩奈ちゃん」

「……別に私のお金でしょ」(ボソッ)

「正確に言えば一週間昼飯を抜いて貯めた弁当代の分だろ? もう俺のたこ焼き弁当分けてやらないぞ」

「牙王め、なんて卑怯な真似を!」

「いや全然卑怯じゃないだろ。元々牙王の弁当だ」

「そんなこと言いながら爆だって俺のたこ焼き弁当食べてただろ」

「俺はいいんだよ俺は。ちゃんとデッキを作ってるしな」

「ぐぬぬぬぬ〜!」

「狩奈ちゃん……ここまで来るといっそ哀れね」

「グハッ!」

 

 狩奈はくぐるの「哀れ」発言に思いのほか心にダメージを負ったようで胸を抑えるように這いつくばってしまった。だが彼女はまだ諦めていなかった! 

 

「フッ……こうなってしまっては仕方ない。要はあと2パックからバディレアを引き当てればいいだけの事よ!!」

 

 どうやら狩奈は壊れてしまったらしい。

 

「私のターン!!! ドゥゥロオォォオ!!! 1枚目! アーマナイト・グリフィン! 2枚目! 闘気四方陣! 3枚目! 滅槍・岩抉り! 4枚目! アーマナイト・イーグル!  5枚目ェェ! アーマナイト・デーモン(50枚目)! オールデーモンでデッキ組めってかッ!?」

 

 なんともまぁ悲惨な状況になってしまった。残りパックは1パックのみ。さらに言えばこれ以上追加でパックを買うことを禁じられてしまった。だが彼女は、狩奈はバディレアを諦めることは決して無い!! 

 

「お願いです。贅沢は言いません。せめて可愛くてカッコよくて美しいバディレアさん。私の元に来てくださぁぁい!!」

 

「いや贅沢すぎるだろ(でしょ)ッ!?」

 

 どうやら本音がダダ漏れになった狩奈は先程よりも大きい(決してうるさいとは言ってあげない。それが優しさ)声を上げながらパックを開封する! 

 

「ファイナルッ! ドゥゥロオォォオ!!!!!」

 

 狩奈が天に掲げたカードは確かな輝きを放っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうでしたか?
もしよろしければデンジャーワールドの可愛いカード(できれば1年目に使ってもパワーバランスが崩れないような)を教えて下さい。できるだけ物語に登場させる予定です。
もしかしたら今日クロスオーバーさせるかも知れません(ガード化という意味で)そこだけはご了承ください。

主人公がデンジャーワールド以外を使う。

  • OK かわいいカード使いまくれ
  • NO できればデンジャーで
  • プルーアイズが1番!(参考にはしない)
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