四葉真夜と七草弘一の子供(非公式)ってハードすぎない⁉︎ 番外編 作:例示
本編には全く関係ないので番外編として出します。
原作キャラは一切出てきません。
オリキャラが新たに出てきます。
あとまあまあ閲覧注意です。
2024/10/5追記
それぞれのAIイラストを作成したのであとがきに追加します。
研究所内隔離施設『ラビュリントス』
そこは脱走の危険および外部に見つかると不味い実験体魔法師が隔離されている領域。
出入りは空間魔法でないと出来ないため、現在は私しか開閉できない。
そこそこの頻度で相手をしないと色々と暴発してしまうので、覚悟を決めて扉を開く。
二重扉を丁寧に解除して中に入る。
空間魔法を応用して外の天候と同期した光が差し込み、緑も多いのどかな中庭。
そこには血まみれのナイフを持った少女が血溜まりの中に座り込んでぺろぺろと傷口を舐めていて、反対側の壁際では出るところがしっかり出ている女性が別の少女に絡みつきながら濃厚なキスをしていた。
……状況が地獄すぎる…
「あれ…? お嬢様じゃん。こんなところにどうしたの」
「真昼ちゃん⁉︎ 来てくれたのね〜♡」
「とりあえず二人とも、シャワー浴びて着替えなさい」
一人は血まみれ。
もう一人……二人? は体液まみれ。
そんな状況で話したくないので、全員シャワールームに放り込む。
相変わらず色ボケしている女性…
そんなことをしていると、後ろに気配。
振り向くと、デバイスを構えた夏雲がいた。
「お姉様、約束です」
「ええ。では試合室に…」
「待てません‼︎」
体表面に放電の気配。
咄嗟に情報強化のレベルを引き上げて対処するも、既に頭上にもプラズマ雲が出来ていた。
大量のイオンを浴びる私。
ただし、それらは全て逆電位のイオンで中和され無効化されていた。
それを見た次の瞬間には口を押さえて後ずさる夏雲。
酸素濃度の低い空気は散らされて再びプラズマ弾が複数打ち出される。
「我慢ができない娘はお仕置きが必要です」
大量のプラズマを瞬時に発生させて夏雲の弾丸を散らしながら、空気を分解して別の化合物を生成する。
そこに火種を用意して着火。
爆音と共に衝撃波が飛んでいく。
障壁で塞がれてしまったけれど、それは予想済み。
高圧電場を発生させて複数の雷を落とすと、シールドの切り替えが間に合わなかった夏雲は感電して倒れた。
「がふっ……ふふ、あはははあはははあはああはははは‼︎」
狂ったように笑う夏雲。
うん……まあ……満足してくれたみたいでよかったよ……
しばらくするとすっきりした顔ですっと立ち上がり、一礼して自分の部屋へ帰っていく。
あれでこの中だと安定している方だから、なんていうか……どうしてこうなった? と言いたい。
データで見るとこれでも安定性が増した方の第三型式、その中でも発狂や暴走で死ななかった安定性上位の個体なんだけど……
やっぱりそもそも人間で三倍体作ろうっていうのがダメだよね。
本当になんで誰も止めなかったの?
そしてキレイに洗われた小夜那と
このさい移動中ずっと小夜那に頭を撫でられてるのは許す。
だいぶセーブしてるのはわかってるし…
「お嬢様、今日はどのくらい居るの?」
「仕事も一段落しましたから、数時間はいますよ。最近来てませんでしたから」
「うれしいわ〜〜♡ 真昼ちゃんすべすべ〜」
「体調は平気?」
「平気ですけど、血は渡しませんよ?」
「けち。
「彼は別の意味でしょう…」
また腕に吸いつこうとする恋路を止める。
恋路は実験の過程で怪我をすること・その血を舐めることになんか執着が生まれてしまった娘で、注意してないとさっきみたいに自分で傷をつけて舐めたりしている。
本人自体の戦闘能力が無駄に高く、無理に押さえようとすると返り討ちにあって血を啜られたりするので、治癒魔法でどうにかなる範囲内なら基本的に放置。
ゆっくり常識とかを教え込んで更生させていきたいけど…
「お嬢! 今日こそ俺にトップの座を渡す気になったか⁉︎」
「様をつけなさい。あと貴方に研究所の経営は無理だから」
「そんなのは部下にやらせればいいだろ! 俺は自由に出たいんだ!」
「だから出せないんですよ…」
このやべー奴は詩納斗。
私の
私としては魔法の練習の前に教えることがあっただろと言いたい。
確かに自我がなくてされるがままに小夜那に襲われっぱなしな『和音』シリーズの娘もどうかと思うけど、これは行き過ぎでしょ!
『烏羽』シリーズは自我が強すぎて魔法演算領域操作と相性が悪かったから失敗扱いされてるけど、そんなことしなくても普通に十師族でも上位の能力がある。
そしてほぼ全て破滅的な人格してる。
目立つ上に能力に目をつけられて結婚なんて話になったら、遺伝子を調べられて色々と面倒なことになる。
だから『烏羽』シリーズは研究所で一生を終えてもらう。
時々外に出るのは……まあ性格矯正ができたらいいとは思うけど、外で働いたりは絶対に無理。
実際作った側も扱いかねていたのか、私が実権握った時は全員薬漬けで大人しくさせられて放置されてたし。
それに比べると元気になったけど、なりすぎた気がしてならない。
「他は……まあ寝てるか閉じこもってるかのどっちかですかね?」
「
「すごい泣いてた…」
「またですか……まあ、この中で済むならいいです。後で機嫌を見ておきましょう」
「そんなことより、夏雲とヤッたんだろ⁉︎ 俺ともヤろうぜ‼︎ 勝ったら今度こそトップの座を貰う‼︎」
うーんこの考えなしめ!
相変わらず頭を……いや、だんだん撫でる位置が下がってきていた小夜那を離してまた立ち向かう。
結果は……まあ、言うまでもない。
ぐったりと倒れた詩納斗と血が出なかったことにがっかりし、なぜか私を期待の目で見る恋路を置いて、衣白の部屋に向かう。
「衣白、来ました…」
「お嬢様も私のことなんて弱虫の出来損ないって思ってるんでしょう⁉︎ どうせ、どうせ私なんて……出来損ないの中でも最弱でゴミカスなんです‼︎……ふえぇぇええん‼︎」
……あー、めちゃくちゃめんどくさい……
もー、メンタル不安定過ぎるから面倒なのわかるけど構ってあげてよ……めっちゃ拗ねちゃってるじゃん…
元気な時は逆にうざいぐらいテンション高いのに…
前なんか「私を外の世界に出さないのは世界の損失ですわ‼︎」とか言ってたのに……
「……外にでなさい‼︎」
「ふぇっ⁉︎」
強引に魔法で外に出してまたシャワー室に突っ込む。
あーあ、また爪剥がれてる。
ネイルしたり引っ掻いて剥がしたり忙しいなもう…
「ここの人に優しさなんて期待しても仕方ないのはわかってるでしょう」
「でも、でもぉ……」
「いつもうざいぐらい絡んでるんだからいちいち落ち込まない」
「うざい⁉︎」
「夏雲にキレられて恋路に襲われて詩納斗に締められるのは貴女ぐらい……いや、小夜那もある意味そうですね」
実力もあるけど性格と性癖的に衣白、恋路、小夜那は怪我して部屋に叩き込まれていることが多い。
大体小夜那が誰かれ構わず襲って、それに衣白がキレて、その騒動に夏雲がキレる。
恋路はどこかのタイミングでわざと乱入して怪我してるし、戦いならなんでもいい詩納斗が見つけ次第乱入して大体終わる。
夏雲は途中ですっきりしていつのまにか抜けてるから、怪我はあんまりしない。
結局、最後まで引かない衣白や小夜那が重傷で倒れる。
「夏雲の大人しい時ぐらい安定するようになりましょうね」
「あんなのがお嬢様は良いんですの⁉︎」
「あんなの言わない」
……手のかかる